12月27日(水)、今年も残りわずかとなりました。
日置に出かけ実家掃除などすませ、砂山の恵比須さんに手を合わせました。
寒さが続く吹上浜日置海岸 (以下の画像は12月27日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b7/2eff1c8408173206dbce3c89896e7f29.jpg)
実家に行くと毎回ここから観察撮影しています。撮影データに撮影時刻、シャッター速度、絞りなどが表示されるので記録性があります。
砂山からの南側風景 日差しはあるが風が冷たい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/94/248c9c3fc2387faf7714c80a906241d7.jpg)
同じく北側の風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e8/a249559dff171cc9438ac3fe45f66cca.jpg)
遠くに野間岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/44/34fd397bf55f3a3b33084122e28bff04.jpg)
11月下旬に近所のHさんが急逝し、一緒に浜を眺めキス釣りをする人が少なくなり寂しいことです。兄弟同様に育ち、退職後に再び子供の頃に戻ったような付き合いをしていましたので残念です。
浜に広がる砂紋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/23/f0a5909f4c32c68b742e061ecebff87a.jpg)
浸食が進んだ砂山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fd/3985130774e7a595e60b22d3558078e4.jpg)
海から吹き上げる砂が堆積すれば浸食された砂山が回復するのでしょうが、相当な年数が必要でしょう。砂浜と波打ち際の高低差は1m程度でしょうか、大潮時には砂山に波が迫っています。
冬場は北西の季節風が続き、海岸線に対して斜めに波が砕けるため砂山が直接波に浸食されることは少ないです。風が強いほど波頭が砕けるため高波が砂山まで駆け上がることはまずありません。
砂山を侵食するのは台風による大きなウネリや高潮です。来年はさらに砂山の浸食が進むのではと危惧しています。
恵比須さんが祭られた砂山へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/44/f383a8fea385c7779f8aedb4a54d6110.jpg)
昭和後期までは兼業の漁師さん数名が、ここから船外機付きの小型漁船で出漁していました。砂山の浸食で発動機による船の引き揚げができなくなり船揚場は廃止されました。小船をつなぐロープの丸柱一本だけが今も残っています。
風化が進んだ恵比須さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3a/ad5d2a8a741dcb81186e4592057bd1ca.jpg)
地引網漁が盛んだった昭和20年代後半に寄進された恵比須さんです。ここ数年で風化が進み、にこやかな表情が次第に失われてきました。背後にはきれいな松林がありましたが今は枯れてしまいました。
東シナ海を見守る恵比須さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/8d96eca7d9f59693f6d4746c770cfe02.jpg)
今年はキスが殆ど釣れず、キス網漁船をほとんど見かけませんでした。日置海岸で遊び程度にキス釣りをする私の感想ですが、海岸に近づく群が特に少なかったのでしょう。
吹上浜は南北に長いので場所によって釣果に違いがあります。また、熱心な遠投派釣師はかなり好調だったとも聞きました。農作業に疲れて浜に行かなかった日に釣れたのかも知れません。
北側先端にいちき串木野市の羽島地区が見えます。日置海岸から川内原発までは直線距離で30㎞程度、福島のような恐ろしいことが起こりませんように。来年は今年よりもキスが釣れますように、米、塩、焼酎をお供えして祈願しました。
雲が作り出す風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3a/56274ebcb25feb6130b3f26f4d904cfc.jpg)
身近な風景ですが冬場は特に海上の雲の変化が面白く、印象的な写真が写せます。気象条件を選んでじっくり粘れば面白いところですが、冬場はとにかく寒いです。
この日は海上の雲が少なめでしたが、雲が多い日には雲間から海面を照らす光(薄明光線)がきれいです。天使の梯子などと言われる現象です。風が強いほど砂浜にはきれいな砂紋が広がり、穏やかな日には海鵜、カモメなど海鳥の群が見られます。
日置に出かけ実家掃除などすませ、砂山の恵比須さんに手を合わせました。
寒さが続く吹上浜日置海岸 (以下の画像は12月27日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b7/2eff1c8408173206dbce3c89896e7f29.jpg)
実家に行くと毎回ここから観察撮影しています。撮影データに撮影時刻、シャッター速度、絞りなどが表示されるので記録性があります。
砂山からの南側風景 日差しはあるが風が冷たい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/94/248c9c3fc2387faf7714c80a906241d7.jpg)
同じく北側の風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e8/a249559dff171cc9438ac3fe45f66cca.jpg)
遠くに野間岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/44/34fd397bf55f3a3b33084122e28bff04.jpg)
11月下旬に近所のHさんが急逝し、一緒に浜を眺めキス釣りをする人が少なくなり寂しいことです。兄弟同様に育ち、退職後に再び子供の頃に戻ったような付き合いをしていましたので残念です。
浜に広がる砂紋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/23/f0a5909f4c32c68b742e061ecebff87a.jpg)
浸食が進んだ砂山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fd/3985130774e7a595e60b22d3558078e4.jpg)
海から吹き上げる砂が堆積すれば浸食された砂山が回復するのでしょうが、相当な年数が必要でしょう。砂浜と波打ち際の高低差は1m程度でしょうか、大潮時には砂山に波が迫っています。
冬場は北西の季節風が続き、海岸線に対して斜めに波が砕けるため砂山が直接波に浸食されることは少ないです。風が強いほど波頭が砕けるため高波が砂山まで駆け上がることはまずありません。
砂山を侵食するのは台風による大きなウネリや高潮です。来年はさらに砂山の浸食が進むのではと危惧しています。
恵比須さんが祭られた砂山へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/44/f383a8fea385c7779f8aedb4a54d6110.jpg)
昭和後期までは兼業の漁師さん数名が、ここから船外機付きの小型漁船で出漁していました。砂山の浸食で発動機による船の引き揚げができなくなり船揚場は廃止されました。小船をつなぐロープの丸柱一本だけが今も残っています。
風化が進んだ恵比須さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3a/ad5d2a8a741dcb81186e4592057bd1ca.jpg)
地引網漁が盛んだった昭和20年代後半に寄進された恵比須さんです。ここ数年で風化が進み、にこやかな表情が次第に失われてきました。背後にはきれいな松林がありましたが今は枯れてしまいました。
東シナ海を見守る恵比須さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/8d96eca7d9f59693f6d4746c770cfe02.jpg)
今年はキスが殆ど釣れず、キス網漁船をほとんど見かけませんでした。日置海岸で遊び程度にキス釣りをする私の感想ですが、海岸に近づく群が特に少なかったのでしょう。
吹上浜は南北に長いので場所によって釣果に違いがあります。また、熱心な遠投派釣師はかなり好調だったとも聞きました。農作業に疲れて浜に行かなかった日に釣れたのかも知れません。
北側先端にいちき串木野市の羽島地区が見えます。日置海岸から川内原発までは直線距離で30㎞程度、福島のような恐ろしいことが起こりませんように。来年は今年よりもキスが釣れますように、米、塩、焼酎をお供えして祈願しました。
雲が作り出す風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3a/56274ebcb25feb6130b3f26f4d904cfc.jpg)
身近な風景ですが冬場は特に海上の雲の変化が面白く、印象的な写真が写せます。気象条件を選んでじっくり粘れば面白いところですが、冬場はとにかく寒いです。
この日は海上の雲が少なめでしたが、雲が多い日には雲間から海面を照らす光(薄明光線)がきれいです。天使の梯子などと言われる現象です。風が強いほど砂浜にはきれいな砂紋が広がり、穏やかな日には海鵜、カモメなど海鳥の群が見られます。