花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

曇りのち雨 唐芋などを収穫 2018/11/26 (鹿児島)

2018-11-27 17:09:12 | 野菜作り
11月26日(月)天気は下り坂、今季最後の唐芋などを収穫しました。
今年も残りわずかとなり平野部にも初霜が近づいています。

2025大阪万博 決定 11月26日テレビ朝日モーニングショー


1975年に続いて大阪での万博開催が決定しました。東京オリンピックに並ぶ一大イベントです。元気で再び大阪万博に足を運びたいものです。

10時14分 吹上浜日置海岸は波静か 以下の画像は11月26日に撮影


弱い東寄りの風で海は穏やかでした。沖合にはバッチ網の船団が4組ほど操業していました。何か魚が湧きそうでしたが海面に変化はなく釣人の姿はありませんでした。

最後の唐芋(サツマイモ)は安納芋が2列のみ


西側に植えた紫山芋の葉が黄色くなってきました。真夏を過ぎるころから茎葉が生い茂り苦瓜棚を完全に占拠しています。

紫山芋の一番小さいものを試しに収穫


ひげ根が大量に出て唐芋よりもはるかに広い範囲に伸びていました。山芋は思いの外成長していて、浅めに掘りすぎて先端部が少し切れています。

おたふく豆(ソラマメ)は発芽遅れ


唐芋の東隣に種蒔きしましたが3本ほど発芽しただけです。画像左側のえんどう豆は順調に伸びています。

もらった予備のおたふく豆が順調


Sさんからもらった数年前の残り種ですが6個全部が発芽しそうです。乾燥した薄い種でしたが意外にもしっかり発芽してくれました。時期を見て植え付ける予定です。

一部はアナグマに食われたがまずまずの収穫


安納芋の8株程度は食われていました。おそらくアナグマが掘り返して食べてしまったようです。竹藪周辺や道沿いのあちこちに15センチ程度の野球ボールが入るような穴を掘っています。ミミズが好みで探しているのでしょうか。あと10日ほども残して置くと全部食われたかも知れません。

えんどう豆に仮の支柱を添える


2月頃までは成長が遅く茎が伸びるのに合わせて大きめの支柱を追加します。野鳥の食害がひどいので12月末までには支柱を含めて全体を漁網で覆う予定です。15時頃から小雨が降り出し急いで唐芋などを車に積み込みました。

大根は良く茂っています


奥は10月3日に種蒔き、手前は10月21日に種蒔きしたものです。干し大根用の品種も植えたので、年明け以降も食べきれないほどの豊作になりそうです。試しに収穫したついでに最後の追肥と土寄せをしました。

まずまずの大きさ 種蒔きから55日目


畑の小菊が花盛り


花が重くなり倒れ込んでいますが今が花盛りです。手前は今年挿木したもので花に勢いがあるようです。後ろの方は昨年の挿木で育てて放置したため今ひとつですが、畑を彩っています。

紫山芋、大根の収穫を進めながら畑を耕し、周囲の竹藪を少しでも開墾できたらと考えています。草木灰が残っている場所では唐芋の生育が良かったので風の弱いに日に少しずつ野焼きができれば幸いです。
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カメラ散歩 八重山の夕暮れ 2018/11/23 (鹿児島)

2018-11-23 23:18:43 | 自然観察
11月23日(金)勤労感謝の日、夕暮れの八重山に出かけました。
今朝の最低気温は鹿児島市で6.7度、伊佐市大口ではマイナス0.5度と今季一番の冷え込みでした。日中はよく晴れたので夕焼けを期待して鹿児島市郡山町の八重山公園に向かいました。

ツワブキとシロヨメナ


ヤツデの花


17時3分 たちまち夕暮が近づく


八重山公園は鹿児島市から郡山市街地を経て国道328号入来峠のすぐ西側です。桜島、鹿児島市街地、錦江湾の眺望が良くコテージ、キャンプ場などがあります。

鹿児島市の日の入りは17時16分、方位は246.5度。
月の出は17時34分、方位は70.7度、月齢15.5満月。

公園に着いたのは17時前、夕日はすでに木陰に隠れていました。

17時18分 八重棚田から見た桜島


八重山公園から西側へ八重棚田まで移動しました。見晴らしはいまひとつで、東空は少し色付いただけでした。桜島からは緩やかに噴煙が出続けていました。すぐに道を引き返し八重山の反対側(北西側)にあるゴルフ場方向へ再び移動、日没方向を探りに行きました。

17時45分 ゴルフ場の西側 日没の方向はよく判らず


移動に20分近くもかかり日の入り時刻からすでに30分ほど過ぎました。残念、夕日がどのあたりに沈んだのか見当がつきません。撮影時には気づきませんでしたが、左側の方がかなり明るいようです。

17時51分 東の空に月が出た


国立天文台VERA入来観測局の右手には満月が上がっていました。せっかくここまで来たのでもう一度八重山公園に戻り少し夜景を撮影しました。

16時53分 夕暮時の桜島 左側に少しだけ見えるのが国道328号


17時ちょうど 桜島の遠望 右下は国道328号


19時2分 同じ場所からの夜景


18時38分 鹿児島市上空の光跡はゆっくり移動


屋外でテントを張り夕食準備中の家族連れを5組ほど見かけました。まだ慣れない寒さに震える中でも、若者たちの元気さは頼もしいことでした。国道を走る車の光跡が目立ちましたが、改めて画像を見るとほんの一部に過ぎませんでした。

夕景色では木や山の表情、空の雲など様々な条件が整うことは難しいものです。一番大事なのは見晴らしを遮るような立木や山影がないことです。日没の方位は少しずつ変わるので、何度も通って良い撮影ポイントを発見したいものです。
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苔で描く 明治維新ロード 2018/11/22 (鹿児島)

2018-11-22 21:05:38 | 日記
11月22日(木)いい夫婦の日、苔画の道を再訪しました。
平成最後の大河ドラマ「西郷どん」を盛り上げる肖像画が増えていました。

鹿児島市小山田町古園集落 道沿いの苔画


西郷、大久保の両雄が登場


昨夜の雨上がりで苔が濡れてしっとり落ち着いた絵柄です。キャンバスの石垣やコンクリート壁が乾いてくると、コントラストがはっきりしそうです。

桜島と西郷どん 今年よく見た西郷どんのジャンプ姿


案内の人は あべちゃん?


ドラマにちなんだ篤姫も


北川景子さんの篤姫も描かれていました。

こちらはドラマ出演者を模したような苔画


小山田小学校周辺の苔画案内板


今年も干柿作り

チェスト館で買い求めた渋柿


古園集落を後に南へ道なりに進むと県道206号の新村バス停に出ました。ここで左折、日置市伊集院都市農村交流施設「チェスト館」に向かいました。新鮮な農産物を中心に地元産品が多数販売されています。

昨年から作り始めた干柿用に、愛媛産の愛宕柿を買い求めました。段ボール一箱に特大サイス31個入りで税込み1,800円と手頃な価格でした。早速ピーラーで皮をむき、カビが発生しないよう一個ずつ5秒程度熱湯につけます。一個当たり320gほどもあり、一本の紐に2~5個吊るしました。

重いものは針金ハンガーを曲げて吊るす


鹿児島の干柿作りには火山灰と、暖かい雨が大敵。室内に取り込みやすいように針金ハンガーを利用しました。一週間ほどして完全に乾き、中が柔らかくなり始めたら軽くもみほぐします。2週間程度で食べ頃になります。

室内保存はカビの発生が心配なので冷蔵庫に取り込んでいます。好みにもよりますが、長期間干し過ぎると固くなり食べにくいと思います。
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晴天の天狗鼻海軍望楼台 2018/11/20 (鹿児島)

2018-11-21 16:41:14 | 史跡巡り
11月20日(火)鹿児島は晴天に恵まれ、まだ秋が続いています。
いちき串木野市羽島を経由、薩摩川内市の天狗鼻海軍望楼台を訪ねました。

入口にある案内板 以下の画像は11月20日撮影


案内板の記述は次の通りです。

薩摩川内市指定文化財 天狗鼻海軍望楼台(てんぐばなかいぐんぼうろうだい) 昭和60年3月27日指定

ここ天狗鼻は、北は天草、南は野間岬、西は甑島が望める見晴らしの良い場所で、江戸時代にも見張り台が置かれていたと言われています。

 明治28年(1895)の日清戦争終了後に日本海軍は国内の要所に沿岸防備のために望楼台を設けました。ここ天狗鼻に設置されたのもそのひとつで 日露戦争時には海軍兵が常駐し、ロシアのバルチック艦隊の北上を監視していました。

 鹿児島県内にはここ天狗鼻(常設)、下甑島の釣掛崎(仮設)、佐多岬(常設)の3か所設置され、現存するのはこの天狗鼻のみです。また、国内で現存するのは、北海道宗谷岬の大岬旧海軍望楼台とここ天狗鼻海軍望楼台の2か所のみです。

  天狗鼻海軍望楼台の概要
竣  工 明治33年(1900)3月30日
運用開始 明治33年(1900)8月20日
業務廃止 明治38年10月19日 日露戦争終結による
種  別 常設海軍望楼台(佐世保鎮守府所属)
設  備 無線通信(艦船との交信設備)
任  務 海上監視、通信、気象観測
配置人員 望楼手ほか計4人(戦時中、適宜増員)
   平成22年2月  薩摩川内市教育委員会

ここから薄暗い山道を500m歩く 南側から撮影


県道43号川内串木野線から左折、海側へ2kmほど狭い道を走るとこの案内板があります。ここだけ見るときれいな道路ですが前回訪れた時よりも道が荒れており、軽トラックを利用した方が良いような状態でした。車体を枯枝や草がこすり、車の底に石が当たります。斜面からの落石で道が狭くなり走れる幅が狭いところもあり、車を少しでも傷つけたくない人には無理な道です。

川内川の河口南側に位置する天狗鼻


行きは南側の串木野羽島から左折で入り、帰りは北側に走りました。北側の方が落石が多く道は走りにくい状態でした。おそらく釣人がたまに通る程度でしょう。離合できる場所はほとんど見当たらず、クラクションを鳴らしながら慎重に進みます。県道から歩いていくには遠いし、誰にでもおススメできる場所ではありません。台風や大雨後は倒木、落石で通行できないと思われます。

望楼までの歩道には岩や木の根が多い


前回訪れた時よりも道が判りやすくなり、岩や木の根に赤いペンキで目印が付けられ一部にはロープも張ってありました。山道の勾配はわずかですが,周囲の木が茂り薄暗いので足元には注意が必要です。

思ったよりも小規模な建物


案内板の建物図


南側の展望 小さな島は羽島の沖ノ島


西側の甑島は見えず


PM2.5の影響でしょうか甑島は右奥に輪郭がかすかに判る程度で、画像には写っていません。

南側から見た望楼


望楼の隙間から目立たないよう海を監視していたのでしょうか。100年以上も前の建物ですがコンクリート、レンガが今もしっかり残っています。

営舎跡地と思われる場所


望楼から少し東側に山林斜面を切り開いたような狭い平坦地があります。明治の日本にとってロシアは最大の脅威。人里離れたこの場所に詰めて警戒に当たっていた先人の苦労がしのばれます。

南方系と思われるような木が地表にもたくましく根を張り出し、今もこの地をしっかり見守っているように感じられました。

崖の上に息づく秋グミ


斜面に咲き誇るツワブキ


急斜面にツワブキが花盛りでした。ツワブキを励ますように木漏れ日が届いていました。
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早くも紅葉が見頃 冠嶽神社 2018/11/16 (鹿児島)

2018-11-17 21:48:16 | 自然観察
11月16日(金)雨の冠嶽神社周囲は紅葉が見頃でした。
冠嶽神社はいちき串木野市北東部の山間部にあります。鹿児島市郡山町から県道36号を北西に進み、藤本小学校の先で左折、上牛鼻を経て野下小学校の先を左折、県道39号を串木野市街地方向へ進みます。

県道36号沿いで見かけたイチョウ


藤本小学校から左折した先では柿が豊作


いずれも雨に濡れて美しさが際立っていました。冠嶽神社方面へ走るときには普段から気を付けている撮影ポイントです。素晴らしい景色、珍しいものなどに目が行ったら、安全なところに車を止めて足を運ぶことを心掛けています。一期一会の場面に出会うこともあります。

冠嶽神社参道の橋


鳥居のイチョウが色付き始め、参道周辺では紅葉が始まっていました。雨降りの金曜日、福祉施設等の車が3台止まっていましたが、見かけた人は数人だけでした。雨に濡れて紅葉が一段と引き立って見えました。

晴天の日差しに透ける紅葉は見事ですが、それにも増して雨に濡れた雰囲気は素晴らしいものでした。花川沿いに植えられた小さな木は色付きが進み、大師堂側の紅葉は今が盛りのようでした。花川上流側の木は一部が色付いた程度でした。

かんむり嶽参りのポスター


毎年11月23日に冠岳花川砂防公園一帯で開催される「かんむり嶽参り」は、かんむりだけ山市物産展、冠嶽山柴燈護摩供養、冠嶽神社大祭で構成される秋のお祭りです。

ツワブキと石段


雨に濡れたサザンカ


花川斜面の紅葉


しょぼ降りの雨


花川の紅葉 画面外右手は冠嶽神社


花川にかかる装飾石橋 左側は大師堂の石塔


強い雨ではありませんが止むことなく、左手で傘を差しての撮影でした。上向きにレンズを向けられず撮影しにくいのは残念でしたが、普段の3割増しほどに紅葉が美しく感じられました。23日のお祭りは多くの人で賑わいそうです。
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カメラ散歩 常盤の五輪塔群 2018/11/16 (鹿児島)

2018-11-17 17:44:17 | 史跡巡り
11月16日(金)冠嶽神社に向かう途中で郡山町上常盤(かみときわ)に立ち寄りました。小学校跡地ではイチョウの落葉がきれいでした。

常盤小学校跡地 校庭への坂道


閉校記念石碑


鹿児島市郡山町の中心部から県道36号川内郡山線を西に進んだ上常盤地区にあります。閉校記念石碑には創立明治23年10月1日、閉校昭和46年3月31日と刻まれていました。

南側の広域農道横にはごく小さな公園があり、石橋と水車が設置されていますが気付きにくい感じです。彼岸花の多い静かな山間農村地帯です。

イチョウは半分ほどが落葉


クモの糸にぶら下がった落葉が揺れていました。面白そうでしたが左手に傘を持ち右手だけの不安定な姿勢で数カットだけ写しました。

鹿児島市指定史跡 常盤五輪塔群


校庭を挟んで学校への階段とは対角線上の竹林内に五輪塔群があります。

史跡の案内板


昭和56年縁のある人々の協力で、付近に埋没していたものを百余基の五輪塔・宝塔・層塔などに復元したと書かれています。大きな石塔などには花が飾られていましたが、一部では石が外れ落ちたもの、傾いたものもありました。



黄色に色付く楓はまだ緑葉でした。周囲の孟宗竹の倒れが目立ち、次第に管理が行き届かなくなっているのかもしれません。雨が降っていて苔むした石塔が落ち着きを感じさせました。

ツワブキと石塔群


野菊


一般的な野菊よりも白い花でシロヨメナのようです。
この日は主にツワブキと野菊を撮影予定でしたが、あまり見かけませんでした。そこで紅葉の進み具合を見るため、いちき串木野市の冠嶽神社に向かいました。
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桜島の噴煙は北へ 朝焼けは雨 2018/11/16 (鹿児島)

2018-11-17 13:54:24 | 桜島
11月16日(金)天気は下り坂の予報、鹿児島市緑ヶ丘町から桜島を撮影しました。鹿児島市の日の出は6時46分、方位はおよそ112度。東南東方向に桜島が見えます。

6時29分 北にたなびく噴煙


車の通りが増え、バス待ちの人を見かける時間帯、周辺を散歩する人の姿もありました。桜島の南岳(右側)から少し噴煙が出て姶良市方向へ流れていました。

6時34分 ゆるやかに出続ける噴煙


6時43分 薄い火山灰の帯 牟礼岡


鹿児島市北部の吉田町牟礼岡には風力発電機が立ち並んでいます。光の当たり具合なのか雲は少し朝焼けしていますが、火山灰の帯は灰色に見えています。

6時50分 東の空が明るさを増す


日の出から4分、東側の空がまぶしくなってきました。朝日は桜島よりも北側の吉野台地に上がります。

6時55分 わずかに朝焼けする火山灰


朝日に照らされて火山灰の帯も朝焼けのような色合いになってきました。

6時57分 空に雲は少なめ


空全体では雲は少なめで期待したほど色濃い朝焼けも出ませんでした。

7時4分 朝日に照らされる噴煙


下から強烈な朝日に照らされ火山灰の帯が不気味に輝いています。雲と違って火山灰のためでしょうか異様な色合いですが、火山灰としては薄いものです。

7時19分 火山灰に半分ほど隠れた朝日


通常は朝日がある程度上ると撮影を切り上げていますが、火山灰の帯に日差しが途切れるかどうか様子を見ていました。太陽の形はそのままですが日差しが少しさえぎられた感じです。

望遠レンズを通して太陽を撮影するときにはフアィンダーでまともに太陽を見てはいけません。目を傷めてしばらくの間、車の運転などに支障が出ることもあります。太陽の近くを飛ぶ鶴をアップで写すときなど特に注意が必要です。

7時24分 西空からうろこ雲が広がる


小学生と見送りのお母さんたちが集まり始めました。子供の足なら15分ほどかかりそうですが、8時までには登校するそうです。

西空から急にうろこ雲が広がってきました。これが30分ほど早ければもっと印象的な夜明けになったことでしょう。天候は徐々に悪くなり10時前から雨が降り出しました。やはり、朝焼けは雨を呼ぶようです。
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アナグマの好物 紅はるか 2018/11/14 (鹿児島)

2018-11-15 14:21:55 | 野菜作り
11月14日(水)天候が回復し唐芋(サツマイモ)を収穫しました。

吹上浜日置海岸 茶色に変わった砂山 以下の画像は11月14日に撮影


草の色が緑から茶色に変わり海は弱い北風、沖ではチリメン漁のバッチ網が3組ほど操業していました。

発芽したエンドウ豆


11月1日に一か所3粒ずつ種蒔きし、その後2回雨が降り少しずつ発芽しています。冬場の成長はゆっくりで、3月に入ると急激に成長します、

大根は順調に生育


10月3日に種蒔きし、2回間引きして土寄せ、追肥効果が出て生育は順調です。10月21日に2回目の種蒔きした大根はその後雨が少なく、初回分に比べるとかなり成長が遅れています。

紅はるかはアナグマに殆ど食われた


他の芋よりもはるかに美味しいことから「紅はるか」と名付けられたとか。蔓を切り払ってみるとマルチシートが大きく破かれていました。ごく一部を除いて大小にかかわらず芋が食われていて残念。

今季は紅はるか、黄金千貫、安納芋、なると金時の4種類を植えました。

なると金時は前に書いたとおり植付後の猛暑で半分以上が枯れてしまい、残りも芋は殆ど成長せずひげ根だけで完全な不作でした。
紅はるかは5月に植付けて生育も順調でしたが想定以上のアナグマ食害でした。

黄金千貫、安納芋には食害が見当たらないので、アナグマは紅はるかがお気に入りだったようです。近くの草藪に獣道ができていたので数匹が集まったのか、毎日のように来たのでしょう。

糖度が高くて美味しかったのか、彼らも食感を大事にするのか聞いてみたいものですが・・・・・来季は植える場所を畑の中ほどに変えて、早めに収穫することを考えています。

安納芋は順調 左に茂るのはコメリの紫山芋


安納芋は土との相性が良いのか例年良好な出来です。表面を虫に食われた芋が目立ったので来年は土の消毒をする予定です。
黄金千貫は本来は焼酎やデンプン原料となるため、一般の焼芋用に出回ることは少ない品種です。今年もまずまずの収穫でした。

焼酎原料用として黄金千貫などから改良された品種の一つにサツママサリがあるようです。それらしきサツマイモを試食すると糖度が低めで食感はホクホク感よりも粉っぽさがありました。乾燥していたせいでしょうか、水分が失われないうちに食べると美味しいかもしれません。

唐芋も残りは2列だけとなりました。紫山芋は2種類を植えています。一つは昨年もらい育てたもので、もう一つは今年コメリで買ったものです。コメリの紫山芋は想像以上に生い茂り苦瓜棚を覆い尽くしています。葉が枯れ始めたら収穫予定です。葉の色や生育状況が違うので食味も異なりそうです。

芙蓉の花も終盤


八重咲の芙蓉です。遅咲きで色濃い花が美しく、枝を分けてもらい挿木で育てました。今年ようやく本来の花を咲かせました。一重の芙蓉は殆どが花が終わり種ができ始めています。芙蓉は全般に生長が早く茂りすぎるため冬場には根元近くから枝をすべて切っています。

小菊が咲きそろう


昨年挿木で育てた小菊です。放置状態でしたがきれいな花が咲いてきました。開花が進むと茎が全体に倒れ込むため厄介ですが、このまま眺めて楽しむことにしました。

ツワブキも花盛り


暑さ寒さ、乾燥に強く季節を忘れず晩秋から初冬に花を咲かせます。ここにも小菊が残っていて花を咲かせています。野菊ではないため母が昔植えたものかもしれません。
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西郷どん ゆかりの地 城山 2018/11/11 (鹿児島)

2018-11-12 16:59:21 | 史跡巡り
11月11日(日)久しぶりに城山遊歩道を歩きました。
この日は黎明館に所用があり早めに着いたので、城山展望台(107m)まで足を伸ばしました。

黎明館内に展示された西郷銅像タペストリー


鹿児島県歴史資料センター黎明館に壁掛け展示されていました。左側の上野西郷銅像は2階から掛けてあり見上げる形、鹿児島の西郷銅像は一階床面に合わせてあり横に並んで記念撮影ができます。

見え方の違う二つを横に並べてみました。上野の西郷さんは浴衣姿で愛犬と散歩しているように見えます。鹿児島のものは天皇警護の厳めしい軍服姿です。

上野の銅像除幕で夫人が「うちの人はこんな人ではなかった」と言ったと伝えられています。大河ドラマ西郷どんも終盤、ドラマの最後に登場するのは上野の銅像か、鹿児島の銅像でしょうか。親しみと実直さ、両方とも西郷どんらしさを感じます。

城山遊歩道 案内看板の一部を表示


右側の薩摩義士碑から城山遊歩道を上がりました。一部の道は階段になっていますが、全般に緩やかな坂道でゆっくり歩いても20分ほどで展望台まで行けます。舗装工事が進められていました。

薩摩義士碑


鹿児島県観光サイトから引用して紹介します。

1753年、徳川幕府は薩摩藩に木曽川・揖斐川・長良川(岐阜県)の改修工事を命じました。この宝暦治水は非常な難工事であり、約1,000人を動員し工費40万両を費やした末、1年3ヶ月かけてやっと完成しました。 その間、幕吏や地域住民との対立、 悪疫の流行などで88名の犠牲者をだし、その供養墓塔として薩摩義士碑が大正9年(1920年)に建立されました。藩の出費の責任をとって自刃した治水総奉行・家老平田靱負の碑を頂上に、将棋の駒を並べたような碑です。(引用終わり)

城山道路開鑿記念碑


明治時代の記念碑でしょうか、陸軍大臣の筆になる文字が刻まれています。道路設置記念碑として大切にされているようです。

こちらは日露戦争戦没者慰霊碑


薩摩藩の藩校「造士館」出身者の日露戦争戦没者慰霊碑です。明治44年に建立されており、石碑横には砲弾らしきものが置かれています。

遊歩道を歩く親子連れ


木の実を探しながら歩いていました。自然に保たれ生い茂った照葉樹林から木漏れ日が差しています。

お馴染みの展望台からの桜島


城山展望台からは市街地を一望でき、鹿児島湾(錦江湾)を挟んで目の前に桜島がそびえています。天気は下り坂で弱い南風に乗って噴煙が緩やかに霧島市方面に流れています。

団体客を中心に次々と観光客が訪れ、優美な姿をカメラに収めていました。西側に林が茂っていて日差しが届きにくく桜島背景で撮影すると顔が暗くなります。人物もきれいに写すためには発光機能があるカメラが便利です。

ボランティアのガイドさん2人が活躍していました。団体バスのガイドさんは、桜島を中心に、市役所、水族館、山形屋、県庁などを案内していました。きれいな筋雲が広がるのを期待して粘りましたがダメでした。

国旗掲揚台 城山礼賛の言葉


礎石に城山の素晴らしさをたたえる言葉が刻まれています。

宝の山
高からず 低からず 遠からず 近からず
40万鹿児島市民の排気ガスを緑の600余種の自生の森林が
さわやかに清めてくれる 身も心も私は魅せられて
雨の日も 雪の朝も 40年を 登りつづけてきた
健康のみなもと わが城山 感謝の心を
島津斉彬公の創られた日の丸の旗に託して高く掲げん
 永久に国のいや栄とともに!!
昭和49年秋 一老医(77才)建之

帰りは照国神社側に下りる 上の案内板では左側の白い道


展望台から下りてお土産品店を過ぎ、一般車両駐車場の北側から照国神社に通じる道があります。ここは利用者が少なく、中央に手摺はありますが道幅が狭く階段面は下がり気味でした。勾配が強く転倒の危険性もあるので高齢者には不向きです。体育会系の若者が足腰を鍛えるには手頃かもしれません。

半世紀ほども昔、祖父が城山ホテルから照国神社へは近道があると言うので一緒に下りました。今思えば85歳くらいの老人がよく歩けたものです。80歳までは畳職人を続け足腰は丈夫でしたが、何度も休憩しながら照国神社にたどり着くと座り込んでしまった思い出があります。

水路の落葉


照国神社横の水路に色付いた落葉がありました。かつてはネオンきらめくホテルがありましたが、今は立派なマンションが建っています。

城山を下りたら筋雲が出てきた


照国神社境内には七五三参りの家族連れを見かけました。あと30分早く雲が広がっていたら桜島とうまく組み合わせて印象的な風景が撮れたかもしれません。なかなか思い通りに行かないのが風景写真ですが、久しぶりの城山散策に満足しました。
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紅葉進む 立冬の霧島連山 2018/11/07 (鹿児島)

2018-11-08 17:58:27 | 霧島連山
11月7日(水)紅葉が気になり霧島に向かいました。
7日は立冬なのに鹿児島市の最高気温は25.2度。今年も暖冬でしょうか、季節が一か月ほど逆戻りしたような一日でした。

公園の立木も色付く 9時


朝の日差しに色付いた葉が輝き、小休止のつもりが30分ほども足を引き留められていました。

新燃岳 火口縁から上がる白煙 10時過ぎ


新湯地区から写した新燃岳の西側斜面です。火口の西側からあふれ出た溶岩が見えます。火口の縁からは少し白煙が上がる程度です。昨年は南西側斜面の数か所でも白煙が上がっていましたが、今回は全く見られませんでした。

えびの高原 硫黄山から上がる白煙 11時過ぎ


右側は硫黄山から上がる白煙です。韓国岳北峰の小さな池の西側付近のようです。左側の白煙は生駒高原に通じる県道沿いから立ち上がっています。

煙の色が灰色に変わると噴火ということでしょうか。想定した範囲よりも西側の県道沿いで噴火したことは驚きでした。国立公園内の道路なので簡単に道を付け替えるわけにもいかないでしょう。小林方面への通行止めで観光面で大きな影響が続いています。

つつじヶ丘 ススキの穂がきれい


ススキの穂が日差しに輝いていました。以前はよく見かけた野生鹿は全くいませんでした。食害対策で駆除が進んだのか火山活動で個体数が減ったのか、いずれにしても寂しさを感じます。

黄葉とススキ 12時25分


見た目にはきれいでしたがススキの銀色、木立の黒、黄葉の組み合わせが思ったようにうまくできませんでした。近くの広場からは大浪池休憩所建設用の機材がヘリで運搬されていました。大変な騒音とプロペラが巻き起こす強風の中、真剣な作業が10分おきほどで続いていました。

白鳥神社の大もみじ 13時8分


えびの高原からえびの市街地方向へ下りていく道路左手にあるひときわ大きなもみじです。例年より5日ほど早く真っ赤に色付いていました。東側の杉木立が茂り、数年来日当たりが少ないように感じます。この木はすぐに散るため、今季の紅葉ピークを見られたのは幸いでした。

白鳥温泉下湯公園の紅葉






15時頃になり日差しの当たる範囲が少しずつ狭まる中、真上を見上げるような姿勢で撮影しました。立冬とは思えない力強い日差しに色付いた葉が透き通り、いくら写してもきりのないような状態でした。

丸尾の滝 橋のたもとの紅葉 16時18分


まだ日差しが残っていて小人数の観光客が立ち寄っていました。下流側のバイパスができて通過車両が減少し、滝見には好都合となりました。

霧島の道沿いの紅葉は例年よりも早めの感じです。霧島神宮は立ち寄りませんでしたが、例年では11月中旬が紅葉見頃です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。