花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

もう春? 畑仕事を進める 2020/01/28(鹿児島) 

2020-01-29 18:31:59 | 日記
1月28日(火)、嵐の後が気になり日置へ向かいました。

低気圧が過ぎ天候は回復 28日朝のNHK気象情報


今年の立春は2月4日ですが、早くも春の嵐が吹き荒れました。27日朝方は桜島フェリーが一時運休になるほどの強風、鹿児島市の最大瞬間風速は22.8mでした。夕方には大分で1時間雨量117.5ミリを記録しました。

砂山からの足跡が雨と強風で浮き上がる 以下の画像は1月28日に撮影


砂山のジギング待機所 ここには釣り人の姿なし


浜を歩く常連さん 帆の港~神之川(往復で約8km)


26日(日)は多くの釣人が訪れ、東風でナブラが立ちブリの他にサゴシも上がったとのこと。27日16時頃から風向きが西寄りに変わり、28日の吹上浜は波立っていましたが遠くには数名の釣人がいました。

釣の様子を記録しようとするYouTuberらしき人を見かけたとも聞きました。運不運はありますが、好釣果の情報拡散により釣人は増加の一方のようです。

ヤブツバキ メジロのさえずりが聞こえた


沈丁花が開花 かすかに芳香


ツワブキの綿帽子 タンポポのように種は風に飛ばされる


畑の梅 開花が進みメジロを見かけた


春の嵐に負けずに梅の開花が進み、サワーポメロは半分ほど落果していました。おたふく豆(ソラマメ)はまだ丈が低いので影響は少ないようでした。

近所ではえんどう豆に早くも花が咲き始めたとのこと。私の所は3回目の種蒔きでようやく発芽しましたが、暖冬のため例年よりも成長が進んでいます。強風で倒れた竹や折れた小枝などを片付け、熊手で道路を掃除、その後農作業に着手しました。

ジャガイモの植付場所を確保


土と雑草などをふるい分ける予定


小菊を植えて3年ほど放置していたので雑草も入り込み荒れていました。今年はここを耕してジャガイモを栽培する予定です。少しずつ鍬を入れて雑草を取り除くよりも作業がしやすいように表土を一か所にまとめました。

相撲の仕切りのような姿勢を続けて雑草を取り除くのは腰に負担が大きくて無理。小さな台車を尻に敷いて腰を下ろしての作業も可能ですが、竹藪開墾の時と同様にプラカゴ(魚箱)を使って土と雑草などをふるい分けることにしました。

この場所以外でも野菜作りの場所に周囲から雑草が入り込んでいる個所があり、早めの草取り作業が課題です。不要になった竹の支柱や枯れ草も焼く予定です。

28日には出水の鶴が北へ帰り始めました。春本番は近く、暖かさで雑草がぐんぐん伸びます。のんびりとしてはいられません。
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Wi-Fi 撮影を知る 吉野公園 2020/01/21(鹿児島)

2020-01-22 15:12:27 | 日記
1月21日(火)朝方の冷え込みは弱く夕方まで雲一つない青空が続きました。

吉野公園 イベント案内版 以下の画像は1月21日に撮影


平日ながら好天に誘われるように園内をゆっくり散策するシニアカップルが目につきました。

皇帝ダリア まだ花が残っていた


梅があちこちで開花


甘い香りを放つ水仙


前回訪れたのは1月11日でした。その後も強い冷え込みはなく梅が少しずつ開花していました。水仙も前回よりも花が増えていましたが、これから先花芽が上がるものもあり当分は楽しめそうです。

河津桜が開花したとの情報もありましたが、数輪程度らしく探した範囲では目につきませんでした。メジロが集まる河津桜は例年カメラマンにも大人気。満開時期では混雑を避けて早朝がおススメです。

煙ゆるやかな桜島


北側の姶良市から霧島市方面


青空ですが視界は少し悪く、霧島連山も霞んでいます。快晴の下で贅沢な思いですが、空に浮雲など期待しましたが全く雲は出ないまま夕暮れとなりました。

カメラのリモート撮影


空模様は期待通りに行きませんでしたが、思いがけずも写友に声を掛けられ驚きました。普段この辺りに撮影に来ることはなかろうと思っていた人でした。撮影時の話など詳しく教えていただきありがとうございました。

コンパクトデジカメと物干竿のような長大一脚を駆使したリモート撮影の様子を実際に見せてもらいました。数メートルに伸ばした一脚の先にあるカメラのレンズがとらえている画像をカメラ背後のモニターではなく手元のスマホ画面で確認調整し、スマホ画面上のシャッターボタンを押して撮影するというものでした。

カメラと離れた手元モニターとの間をケーブルでつなぐことなく、スマホのWi-Fi(ワイファイ)機能を利用していました。通常とは異なる7mほどの高い位置や地面すれすれ、時にはこの防水カメラを水に入れての撮影もできると聞いて、さらにビックリ。ニコンの一部のカメラでも同様のWi-Fi機能を使えることが判りました。所有するD500、D7500ともに使えるようです。

詳細をネット検索するとカメラで写した画像はスマホに自動転送され、ネット上のインスタグラムへの投稿が簡単とのこと。リモート撮影に関してはピント合わせがしにくいと書かれていました。

便利な機能を取り入れた方が撮影の楽しみも増えるというもの・・・・・スマホ活用策が見つかったので重い腰を上げる時が・・・・・インスタグラムも面白そう。今さらながら我が身の時代遅れを痛感させられました。
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大寒 野菜棚を片付ける 2020/01/20(鹿児島)

2020-01-22 13:47:59 | 野菜作り
1月20日(月)大寒、一年で一番寒い時期です。

10時28分 視界の悪い吹上浜日置海岸 以下の画像は1月20日撮影


上空には雲だけでなく中国大陸から大気汚染物質が飛来、北側は江口付近、南側は吉利付近までしか見えません。波があり引潮時で釣り人はいませんでした。

PM2.5のせいではないでしょうが、この日はアレルギー性鼻炎でクシャミと鼻水に悩まされました。何が原因か判りませんが花粉症ではなさそうです。夜風邪薬を飲んで寝たら翌朝は何事もなく回復しました。

梅の花が目立ち始めた


紫山芋 一株から多くの収穫


支柱が傾き壊れた野菜棚


太い柱は殆どが浜に漂着した流木です。周囲の大名竹を格子状に組み合わせています。山芋が茂り過ぎて野菜ネットに負担がかかり、風で傾きました。

竹も数年使い続けているので割れて一部は折れていました。山芋の枯れた蔓が2か所のネットに絡みつき、取り外しに2時間ほども手間取りました。ネット自体はまだ使えるので短気を起こさないよう少しずつの作業でした。

Sさんからチヌをもらう


ブリ狙いのジギングでチヌが釣れたとのこと。ありがたく頂き、小さな包丁でどうにか捌きました。小アジやキス程度を捌く包丁のためウロコ取りだけでも手ごわく、骨がうまく切れず大変でした。本格的な厚みのある出刃包丁が必要です。

支柱や竹などを撤去


野菜ネットの取り外しと並行して棚を取り壊したので手間取りました。この後は乾燥した穏やかな日に野焼きして灰は畑に混ぜ込む予定です。

16時36分 今日もジギングの釣人が集まる


潮時に合わせて午後は釣人が増えていました。潮が大分下げた時間帯、親子連れの釣人の先を海鳥が連なって北に移動していました。Sさんの話ではこの日はブリが2本上がったとのこと。

暖冬傾向は今後も続き、菜種梅雨のような天候になるとの予報がありました。ブリ狙いには丁度良い、カタクチイワシ(ザコ)の回遊で吹上浜のジギング人気が続きそうです。ただし、一つのナブラに釣り人が集中するので運不運があり、トラブルも懸念されます。マイペースで釣りを楽しむ雰囲気ではありません。
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吹上浜 良型ブリ ヒット! 2020/01/17(鹿児島)

2020-01-18 16:50:29 | 吹上浜
1月17日(金)小潮、曇り空の吹上浜にナブラが立ちブリがヒットしました。

1月17日の天気図 NHK九州沖縄の天気


17日、鹿児島に朝まで雨を降らせた低気圧は東へ遠ざかり、九州南部の天気は回復方向です。気圧配置は弱い冬型、等圧線は斜めで弱い北風が吹いています。

10時32分 打ち上げられたカタクチイワシ 以下の画像は1月17日に撮影


昨日(16日)は曇りのち午後から雨、広範囲でカタクチイワシが打ち上げられています。この付近だけでブリが10本ほど上がったそうです。

中ほどの波跡は昨日の満潮線で、この日はまだ小魚は打ち上げられていません。17日は小潮、日置海岸に近い戸崎の満潮は12時18分、潮位233cmです。

10時39分 南の沖合に鳥の群が見える 釣人は2人


砂山で待機中の釣具 後にブリがヒット


17日も朝からジギングの釣人がチャンスを待っていました。沖合に見えた鳥の塊はやがて北側の下原海岸付近まで移動していきました。ブリが来てナブラが立てばジグの良否とは関係なくヒットすると話していました。

時々ナブラは見えるが遠すぎてダメ。若者2人は朝から来ているとのこと。冬の浜で見かける釣人は装備万端な若者たちと、時間と体力に余裕十分なシニア層に大別できるようでした。

畑の道でメリケントキンソウを駆除


表土ごと剥ぎ取る


開花後にごく小さなイガグリのような実が付き、固いトゲが手足に刺さる危険植物です。花が咲き実をつける前に早期駆除したいところです。今は昨年落ちた種から次々に発芽している状態です。

12時27分 砂山から見ていたら突然ナブラが出現 すぐ目の前


12時28分 ナブラの少し北側でブリがヒット


12時38分 背中に刺さって上がってきたブリ


畑作業に一区切り、昼食前に浜へ出てみました。満潮が近づき南北とも釣人が少し増えていました。突如すぐ近くにナブラが出現。砂山から道具をつかんで渚に掛け下りる釣人。

ナブラは広範囲でバチャバチャと音を立て、どれほど大量の魚がいるのでしょうか。目の前にジグを投げ込む幸運な釣人は4人・・・・・ナブラは5分ほど続き2本のブリが上がりました。

そこには明暗が・・・・・ヒットしたがすぐに外れた人、針を伸ばされて外した人。幸運なのは口元ではなく背中に刺さった針で釣り上げた人。魚の抵抗が大きく竿は10分間ほど弓なり状態で今にも折れそうな勢いでした。この後も海は静かでしたが、潮位が下がりブリの回遊はなかったようです。

畑の雑草などの片付け


小菊の中に成長し始めた小さなユリと、日陰の支柱に挿していたマサキの枝が発根していたので隅の方へ移植。縦横に地下茎を伸ばしたシダとヤブラン、柿の枯枝や木に絡んだ蔓を取り除き、一輪車で4回ほどゴミ捨場まで運びました。

吐く息が白く見えるほどに寒い日でしたが、ジギングの興奮を目にすることができました。荒れ放題で雑草に侵入されている耕作地回復が少しずつ進んで幸いでした。
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吹上浜 大物狙いのアングラー 2020/01/13(鹿児島)

2020-01-14 16:25:44 | 吹上浜
1月13日(月)成人の日、冬の海に立ち向かう釣り人を見かけました。

10時38分 吹上浜日置海岸 以下の画像は1月13日に撮影


3連休で釣り人が多いようでした。画像を拡大して見ると南側の大川川口にかけて10人ほど。北側にも1人と砂山から海面を観察する数人が見えました。

北側の砂山から 浜の様子


海面は波立っていますが、この日も一時ナブラが出たとのこと。最近では釣人が増え、一つのナブラに多数の釣人が集中・競合するとのこと。仕掛けの絡み、魚の取込みでのトラブルが起きたこともあるようです。

浜の川に入り込む潮水


北西の風が続く


普段より少し波があり中潮で満潮を少し過ぎた時間帯です。時折、川に潮水が入り込んでいました。弱い北西風が吹き続け、キス釣りならば最初から釣りをあきらめるほどの波です。

風に向かって投げにくいでしょうが、こまめに場所を移動しながら釣り歩いていました。年明けも穏やかな日はナブラが立ち、ブリが時々上がるようです。港の堤防よりも釣場が広く、自由に動き回れることが吹上浜でのジギング人気の一端かも知れません。

魚が釣れる時しか浜に行かない私には、大物を狙って寒い冬の海に立つ人こそは夢のある釣人と感じられます。昔は魚は食べるために釣るもので釣具などは必要最低限度でした。10万円以上もの高価な釣具を目にすると、その熱意に圧倒されます。

畑の雑草を取り除く


耕耘機やトラクターがあれば簡単な作業でしょうが、鍬を使っての作業は適度な運動になります。家に閉じこもっていると足腰が弱るのを感じますので、無理のない範囲で体を動かすことにしています。えんどう豆とおたふく豆(ソラマメ)周囲の雑草を抜き、土寄せをしました。

梅の枝に焼芋 開花間近


小さな芋は5センチ程度に切って畑の梅の枝に挿しています。小鳥が好んで食べてくれます。

色付いたコクテンキの葉


潮風の吹き付ける砂山と林の間に自生しています。山の紅葉のような美しさではありませんが、緑の葉が所々濃い赤から朱色に色付きます。

17時01分 雲間から差し込む夕日 右手前海面に水鳥30羽ほど


畑作業を切り上げて浜に出ると夕日が少し見えました。この日の日没は17時35分です。一番短かった先月上旬は17時15分、日足が20分伸びています。

予報では明日は一時雨。暖冬傾向が続いていますが、まだ大寒前です。もうしばらくは冬らしい天候が続きそうです。畑には雑草の緑が目立ち始め、畦道には危険植物のメリケントキンソウを見かけました。早めに除草剤を散布予定です。
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白煙 吉野台地からの桜島 2020/01/11(鹿児島)

2020-01-12 16:42:12 | 桜島
1月11日(土)午後、鹿児島市北東部の吉野方面に出かけました。
磯山遊園地は閉園中で入れず、上之原地区、寺山、吉野公園を巡りました。

寺山に向かう上之原地区 突然右に見える桜島 以下の画像は1月11日撮影


吉野酪農開拓記念碑と右は馬頭観世音


上之原バス停近く 背後の緑にマッチした政党看板


原五社神社 上之原振興会館西隣にある


神社横の道路から見える桜島 意外な桜島撮影ポイント


江戸時代の安永年間(1779年)に桜島で大噴火があり、桜島の黒神の人たちは、吉野へ移住しました。故郷をなつかしんで建てたのが原五社神社で、祭神は黒神の神社(腹五社神社)から勧請したものです。黒神埋没鳥居の奥には今も腹五社神社があります。

吉野公園から寺山公園に向かう道は普段ほとんど通りません。開拓記念碑前に車を止めて周辺を歩くと素晴らしい桜島の景観がありました。移住から242年、苦難の歴史と郷愁の念がこもった場所です。通行量は少ないですが、道が狭く見通しが悪いので道路上での撮影には注意が必要です。

寺山展望台 ジオパーク推進協議会の案内板


北側 姶良市から霧島市の遠望 画面中ほど奥が霧島連山


南側 右手に国道10号の一部が見える


展望台には広角レンズで桜島をインターバル撮影する人がいました。一定間隔で1時間半撮影した静止画が45秒の動画に合成されるそうです。ここからは北に姶良市、霧島市方面が見渡せます。南は視界が良ければ開聞岳も見えますが、この日は視界がやや不良で見えませんでした。

桜島は106年前の大正3年(1914年)1月12日に大噴火をしています。11日は防災避難訓練が実施されました。西側では山体中ほどの引ノ平(565m)から大量に溶岩を流出しています。

東側では同じく鍋山(359m)からの溶岩が瀬戸海峡(距離最大400m、最深部100m)を塞いで桜島は大隅半島と陸続きになりました。山頂からの大噴火ではなく、このことは今後の大噴火災害対策に重要な事柄だと思います。桜島の噴火と言えば南岳山頂火口をイメージしますが、大規模噴火では居住地域の近くに火口が開く可能性もあります。

寺山の展望は素晴らしいのですが駐車場近くの小さなトイレは古く、手洗い用の水道もなく鹿児島市民としても恥ずかしいことです。周辺には南西島弧地震火山観測所以外に建物などない場所で水道設備の設置は難しいのでしょう。

正月モードが残る吉野公園 入口両側には門松がありました


すぐそこに見える桜島 桜島まで直線で約3km


雲が広がった桜島上空


2019年の桜島噴火回数は393回でした。昭和火口の活動が激しかった2011年は1355回ですから、3分の1以下で大人しい状態です。噴火活動は南岳山頂火口に移り、夜間の火山雷を伴う激しい爆発現象の撮影は難しい状況です。

なごみの庭 水仙が3~5分咲き 甘い香りがしました


河津桜はまだ蕾が固く、梅はごく一部で咲き始めていました。展望台近くの桜はかなり成長しており花見時期は賑わいそうです。ヤブツバキは下枝が整理され、まだ花が少なくて撮影には不向きでした。日足は日ごとに伸びており、これから早春の花が楽しみです。
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強風止む 雑草から畑を守る 2020/01/09(鹿児島)

2020-01-10 21:13:54 | 日記
1月9日(木)、前日は寒冷前線通過で春の嵐でした。

吹上浜日置海岸 波打際のカモメたち 以下の画像は1月9日に撮影


砂浜に浮きが漂着


絡み合った漁具


冬場は北西の季節風が吹く吹上浜ですが、暖冬傾向で強風は8日のうちに収まっています。カモメの休憩を邪魔しないよう近づかずに撮影。軽石に混じって磯釣り用の小さな浮きを見つけました。

川の近くにはロープが多く絡んだ漁具が漂着しており、手頃な太さのロープです。ケガしないよう慎重に白いロープを取り外し、しばらく雨風にさらしてから解くことにしました。

まずは道路の掃除から


強風で落葉が散乱していたので熊手で掃除。前月は草刈りもしましたが早くも雑草がぽつぽつ。完全な草道になってしまうと回復させるのはかなり困難です。

畑にはカヤが侵入


枯れた小菊


夏の間は緑に覆われて目立たなかった所も、鍬を入れてみるとカヤが地下茎を伸ばして侵入していました。他にも表面は枯れても根が残る様々な雑草に覆われていました。

小菊を植えていた区画も2年以上放置していたので一部にカヤが入り込んでいます。この場所を耕して来月下旬にはジャガイモを植えたいと思っています。

鍬で表土を剥ぎ取るだけでは雑草が取り除けません。面倒でも魚籠などを使って土をふるいにかけて雑草の根を完全に取り除くことが大切です。中途半端にしていると気温上昇とともに雑草が芽吹きます。

えんどう豆、おたふく豆(ソラマメ)は順調




おたふく豆は昨年同期よりも脇芽の伸びが早いようです。先々は倒伏防止のため支柱を立て、両脇からロープで茎を支えます。これには浜で見つけたロープが役立つはずです。

紫山芋を一株収穫


まだ大きなものが5株ほど残っています。小さなムカゴから育てた別な種類の紫山芋も10株以上残っています。地上部は数回の霜で完全に枯れて葉が落ちました。地温も低下しているでしょうが、地中の芋は腐っていないようです。

少し減ってきた千両の実


実家の庭先に母が植えたと思われる千両が数本あります。5か所ほどあるので、種が分散して殖えたのでしょう。寒さが厳しくなるころには野鳥が啄んでしまいますが、今年はまだ多く残っているようです。

冬場は夏のように大汗をかくこともなく、農作業をするほどに体が温まります。雑草が目覚めない今のうちに少しでも耕作区画を取り戻しておかなければなりません。
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元気で楽しみたい 2020年 2020/01/04(鹿児島)

2020-01-05 14:21:43 | 日記
1月4日(土)好天に恵まれ日置に出かけて庭先等を片付けました。
鹿児島市郊外に居住し、吹上浜日置海岸近くの実家へ週1~3回通っています。わずかな野菜を作りながら、浜歩き、魚釣り、写真撮影などを楽しんでいます。

砂浜まで100mほど 快晴だが視界やや不良 以下の画像は1月4日に撮影


前日の雲が抜けて晴れ渡り、少し北西の風が吹いています。いちき串木野市方面は霞んでおり、南側の野間岳は全く見えませんでした。

海と川のせめぎ合いを残す砂の段差 砂に吸い込まれる水


子供のころから慣れ親しんだ近くの小川です。昔からの名前があるのでしょうが単に浜の川(はまんかわ)と呼んでいます。祖母は「したむっの川」と言い、近所の人から「おいぐっの川」と聞いたこともあります。

長さ900mほどの川とも呼べないほどの小さな水の流れですが、かつては南側に水田が続いていました。下流域は後に養魚場となりましたが今は使われておらず荒れています。

真相は不明ですが、吸い込まれた水は少し沖合に湧き出し、そこに魚が集まるのだとか。流水はゴミだけでなく栄養分も運ぶので魚が近寄りそうな気はします。

風で吹き上げられた砂


測量点を示す小さな標柱が砂に隠れ始めています。吹上浜の名の通り冬場は特に海砂が風で飛ばされてきます。台風後、わが家の屋根にうっすら砂粒が積もっていたこともあります。

風が作るきれいな砂模様


台風は雨を伴うのできれいな砂模様は出ません。冬の季節風は雨が少ないので美しい砂模様が現れます。正月で人の足跡が目立ちましたが一部ではまだきれいな模様が残っていました。小さなものは犬、もっと小さいのは猫でしょうか。

元旦の冷え込みで山芋の葉が枯れた


元日の最低気温は日置市東市来でマイナス3.3度でした。年末には黄色かった山芋の葉が全て茶褐色に枯れていました。凍結防止のため山芋の根元に使用済みマルチシートを重ねて置きました。

3年ほど放置していた小菊の区画を耕す予定でしたが、実家庭先の小菊、ショウガ、ランタナなどの片づけに手間取りこの日は着手できませんでした。

国道270号を南下するツーリングバイク


ここに道路が通じておよそ50年、道路工事中の事故で作業員の同級生(17歳ほど)が亡くなった悲しい記憶があります。海岸近くを南北に貫く道路です。今年は長期休暇のためか車が多め。この後も畑にいると、何度かバイク集団の走行音が聞こえてきました。

白い椿


鉢植から地植えにして10年ほどでしょうか、今では屋根に届く高さになりました。自生のヤブツバキも花が増え始めました。

昔はメジロを飼うことが流行り、中学生くらいになるとメジロ取りをするものでした。長い竹竿の先に椿の枝を挿して下の方に鳥もちを巻いておきます。

おとり用の籠入りのメジロを鳴かせておびき寄せ、鳥もちの付いた枝に止まるのをじっと待つのです。メジロの鳴き声の良さを競うものでした。

こちらは小鳥用の餌 小さな焼芋


私はメジロ取りをしたことはありませんが、小鳥のために梅の枝に焼芋を挿しています。食用にならない小さな芋や端切れ部分を焼芋にして梅の枝に挿しておくとメジロなどの小鳥がやってきます。

焼けて固い表面は削り落としますが小鳥の大きさに比べるとかなりの量です。最後にはメジロよりも大きなツクシやヒヨドリが持ち去るようです。

野菜作りは天候次第、常に週間天気予報を見て作業予定を立てています。この先も暖冬傾向のようですが、昨季よりは寒い朝もあります。えんどう豆、おたふく豆を管理しながら雑草に攻め込まれた耕作地回復が当面の課題です。
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令和2年 穏やかな新春 2020/01/02(鹿児島)

2020-01-03 18:00:36 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
今年も鹿児島の祭りや花景色、吹上浜の話題、野菜つくりなどを掲載していきますので、よろしくお願いいたします。

1月2日 MBCテレビ年賀CM 湧水町の雲海


MBCテレビの企業CMです。ドローン撮影による湧水町の雲海です。鹿児島の年賀映像では桜島の日の出、出水の鶴、梅などが目立つ中で目新しく感じました。

年末のお騒がせ男 1月2日 NHK朝のニュース


保釈保証金15億円が没収されそうですが、レバノンから強制送還されることはまずないでしょう。わが国の司法制度、出入国管理体制が問われるのはもとより、日本国が笑いものにされたようで不快な出来事です。

まだ少し花が残る南方系朝顔 以下の画像は1月2日に撮影


年明けから好天に恵まれ、鹿児島市の最低気温は元日0.9度、2日3.1度。最高気温は元日13.9度、2日15.6度でした。昨年ほどではないものの暖冬傾向で、桜島の冠雪はまだ観測されていません。

快晴の照国(てるくに)神社境内 14時30分




好天と初商いで人出が分散されたのか参拝者の列は昨年よりも短め。15分ほどで参拝できました。

照国神社の御札


おみくじを結ぶ人たち


こちらは献酒銘柄標


普段はじっくりと見ることもない銘柄標にはそれぞれ個性があり、味わい深いものです。全国的に有名な高額焼酎も神前に献酒されていました。

桜島は煙かすか


鹿児島銀行のビルが建ち上がり桜島南岳は見えにくくなりました。12月24日を最後に桜島の噴火は観測されず大人しくなりました。一方、霧島では2日夜に新燃岳の噴火警戒レベルが再び2に引き上げられています。

西本願寺鹿児島別院 今月の法語


「失敗はむしろ 自分を知るために 必要な材料である」
失敗を恐れず何事にも取り組み、反省をして次の行動の糧にすることが大切と受け止めました。

本堂の生け花


珍しい仏手柑


合掌する両手に見立てて仏手柑(ぶっしゅかん)と呼ばれています。身は殆どなく生食には向かず、一般的に砂糖漬けの菓子、乾燥させて漢方薬として利用されるそうです。

混雑は解消 15時46分


山形屋の初商いでは開店前に約8000人が列を作り、15分早めの9時45分に開店したと報道されています。午後になり人通りも減っていました。

鹿児島のお菓子店老舗 明石屋


普段よりお客さんが多く、店の前にも車が止まっていました。帰省からUターンの人たちが土産物を買い求めているようでした。

大きな日除け暖簾には庚子(かのえ・ね)と記されています。父親は全くアルコールが飲めない体質で仕事上でも苦労しました。

お茶と菓子は好物でしたので、鹿児島に出かけるといつも明石屋の菓子を買ってくるものでした。この日は初商いで、記念の菓子をもらいうれしいことでした。

眩しい日差し 16時20分


地下駐車場の地上部は広い公園になっています。西に傾いた日差しはまぶしく芝生広場で遊ぶ親子連れも多く、正月とは思えない光景でした。

鹿児島の冬は短いものです。1月下旬には梅と緋寒桜が咲き始めます。2月までは寒いですが早咲きの桜、河津桜と伊豆の踊子が開花します。2月下旬にはジャガイモの植付け、3月にはさつま芋の苗床、ソラマメの管理など忙しくなります。

昨年は一時的に体調が悪化したものの、通院治療で短期間に回復。元気で新年を迎えられたことに感謝しています。今年は無理のない範囲で魚釣りも再開し、野菜つくり、花や祭りの撮影などを楽しみたいものです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。