霧島連山は鹿児島県と宮崎県境に広がる火山地帯です。
最高峰の韓国岳(1,700 m)と、霊峰高千穂峰(1,574 m)の間には、獅子戸岳、新燃岳、中岳、お鉢などの山々と、大浪池、御池、不動池などの火口湖があります。
有史以降も噴火を繰り返しており、特に新燃岳と、えびの高原の硫黄山では活発な火山活動が続いています。四季を通じて風光明媚な観光スポットであり、登山者が多く初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉時期には多くの人が訪れます。
噴火前後の新燃岳 気象庁が6月30日に発表した火山活動解説資料から引用



先月から噴火活動が継続している新燃岳について、気象庁の火山の状況に関する解説情報を見て行きます。
6月27日 宮崎県高原町から新燃岳が噴火したようだと通報があり、気象台が確認
(2018年6月以来の噴火)
7月7日 6月27日10時25分に発生した噴火は7月7日17時17分に停止
( 20時30分に再び噴火)
7月10日 7月7日20時30分に発生した噴火は7月10日15時00分に停止
桜島の噴火に比べて特異なことは、噴火活動が長期間継続していること、視界が悪く活動状況を確認しにくいこと、火山灰粒子が細かいことです。
風下側に大量の火山灰を降らせ、霧島市牧園町丸尾では道路の白線が見えなくなるほど火山灰が積もりました。
雨で流れた大量の火山灰は河川に流れ込み、お茶の葉に火山灰がこびりつく被害も出ています。
霧島市溝辺町の鹿児島空港では火山灰の影響で航空便の欠航が相次ぎました。
7月の調査で火山灰に含まれる新たなマグマに由来する物質が、これまでより増えていることが分かりました。水蒸気噴火から今後は本格的なマグマ噴火に移行する可能性もあると言われています。
警戒範囲など 新燃岳を中心に北側と南側

現在の立ち入り規制範囲は新燃岳から3km、北側の韓国岳は3.5kmほどの距離にあり、現在も登山可能で新燃岳の噴火風景などがSNSに投稿されています。
えびの高原の硫黄山周辺は現在も立入ができません。大浪池では池の東側登山道が通行止めとなっています。

高千穂河原までは行けますが、駐車場には火山灰が一杯積もっています。高千穂峰への登山は可能ですが中岳や鹿ケ原、竜王山方面へは通行止めです。
民営国民宿舎 霧島新燃荘は3kmぎりぎりの位置にあり、あの辺りは2011年の新燃岳噴火を撮影した思い出の場所です。
警戒レベル4

本格的なマグマ噴火に移行すると広い範囲で溶岩流、火砕流の恐れがあります。
えびの岳の地下にあるとされる大きなマグマだまりから、直接マグマが噴き出せば大規模災害を引き起こすことでしょう。
2025/05/31 新燃荘入口付近からの新燃岳

この先も噴火活動が続くのか、ある程度で収まるのか全く先が見えませんが、一日も早い終息を願うばかりです。
最高峰の韓国岳(1,700 m)と、霊峰高千穂峰(1,574 m)の間には、獅子戸岳、新燃岳、中岳、お鉢などの山々と、大浪池、御池、不動池などの火口湖があります。
有史以降も噴火を繰り返しており、特に新燃岳と、えびの高原の硫黄山では活発な火山活動が続いています。四季を通じて風光明媚な観光スポットであり、登山者が多く初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉時期には多くの人が訪れます。
噴火前後の新燃岳 気象庁が6月30日に発表した火山活動解説資料から引用



先月から噴火活動が継続している新燃岳について、気象庁の火山の状況に関する解説情報を見て行きます。
6月27日 宮崎県高原町から新燃岳が噴火したようだと通報があり、気象台が確認
(2018年6月以来の噴火)
7月7日 6月27日10時25分に発生した噴火は7月7日17時17分に停止
( 20時30分に再び噴火)
7月10日 7月7日20時30分に発生した噴火は7月10日15時00分に停止
桜島の噴火に比べて特異なことは、噴火活動が長期間継続していること、視界が悪く活動状況を確認しにくいこと、火山灰粒子が細かいことです。
風下側に大量の火山灰を降らせ、霧島市牧園町丸尾では道路の白線が見えなくなるほど火山灰が積もりました。
雨で流れた大量の火山灰は河川に流れ込み、お茶の葉に火山灰がこびりつく被害も出ています。
霧島市溝辺町の鹿児島空港では火山灰の影響で航空便の欠航が相次ぎました。
7月の調査で火山灰に含まれる新たなマグマに由来する物質が、これまでより増えていることが分かりました。水蒸気噴火から今後は本格的なマグマ噴火に移行する可能性もあると言われています。
警戒範囲など 新燃岳を中心に北側と南側

現在の立ち入り規制範囲は新燃岳から3km、北側の韓国岳は3.5kmほどの距離にあり、現在も登山可能で新燃岳の噴火風景などがSNSに投稿されています。
えびの高原の硫黄山周辺は現在も立入ができません。大浪池では池の東側登山道が通行止めとなっています。

高千穂河原までは行けますが、駐車場には火山灰が一杯積もっています。高千穂峰への登山は可能ですが中岳や鹿ケ原、竜王山方面へは通行止めです。
民営国民宿舎 霧島新燃荘は3kmぎりぎりの位置にあり、あの辺りは2011年の新燃岳噴火を撮影した思い出の場所です。
警戒レベル4

本格的なマグマ噴火に移行すると広い範囲で溶岩流、火砕流の恐れがあります。
えびの岳の地下にあるとされる大きなマグマだまりから、直接マグマが噴き出せば大規模災害を引き起こすことでしょう。
2025/05/31 新燃荘入口付近からの新燃岳

この先も噴火活動が続くのか、ある程度で収まるのか全く先が見えませんが、一日も早い終息を願うばかりです。