5月31日(土)高千穂河原からの帰り道、新湯温泉入り口に立ち寄りました。
15時56分 高千穂河原 駐車場横の退避壕 一部を除き画像は5月31日撮影

噴火活動が懸念される新燃岳に近く、退避壕が設置されています。2011年の大噴火を思い出し新燃岳の見える場所へ移動することにしました。
15時58分 さすがに駐車場の車が減った

今朝8時過ぎでは入場待ちしましたが、夕方が近づき空きが半分ほどでした。昼間にはかなりの入場待ちだったようです。
ここは24時間出入り可能で、料金は乗用車で24時間につき500円です。
16時21分 新湯温泉入り口から見る新燃岳

温泉に向かう道の右手に少し広い場所があり、短時間の風景撮影は可能です。
松の木の左側奥に見えているのが新燃岳(1421m)、その右側が中岳(1350m)、右側の三角形は高千穂峰(1574m)の山頂部です。
少し南側からの風景 左手に獅子戸岳(1429m)、新燃岳、中岳

2011年1月27日2時 新燃岳大噴火の様子

前の画像とほぼ同じポイントから撮影したものです。北西の風が強く気温は零度近くの寒い夜でした。
桜島の日常的な噴火とは違って、1時間ほども噴火が継続し火山雷も光っていました。大きな水道管が破裂して水が吹き上げ続けるようなイメージです。
風向きは火口から中岳~高千穂峰方向だったため、ここに火山礫が降ってくることはありませんでした。
新燃岳北西側 火口縁からあふれ出した溶岩

溶岩流が霧島川に達した場合は、大規模土石流発生が懸念されましたが、斜面の途中で流出は止まりました。
斜面中ほど溝のような地形は、1959年(昭和34年)に中規模噴火した個所で、周囲の林野が焼失しました。
2011年の大噴火前には登山路沿いに高さ数メートルのツツジ群落トンネルがありましたが、すべて焼失して残念です。緑が回復しツツジが咲くのはかなり先のことでしょう。
南側斜面 中ほどは通称「ウサギの耳」

風下の中岳には大量の火山礫が降り注ぎ、林は完全な焼け野原になりました。新燃岳火口中心から半径2km以内は今も立入禁止です。
撮影している道路下は噴気地帯

霧島連山は全体が火山地帯です。2011年の新燃岳噴火に続いて、2018年にはえびの高原の硫黄山が噴火、登山路規制が拡大して霧島連山から足が遠のきました。
新湯温泉入り口の道路下も噴気地帯で、風向きによっては有毒ガスが吹き上がってくるので長居は危険です。
16時57分 丸尾の滝

新湯から下りて丸尾交差点を左折、すぐ近くの丸尾の滝に立ち寄りました。
まだ明るいし、日の差し具合はどうなのか様子見です。付近の道路が直線化されて、ここは脇道になり駐車場が利用しやすくなりました。
小ぶりだがきれいな滝

高さ23m、幅16mの簾状に流れ落ちる滝は美しく、上流の温泉水が集まっているため、滝つぼが薄青く見えています。
季節や時間帯によっては虹が出ることもあるようです。駐車場の前には展望台もあり手軽な滝見場所です。
見ていると涼やか

これから真夏にかけて清涼感あふれる場所です。シャッター速度を変えながら写すと流れに変化があり楽しいものです。
小人数の観光客らしい人々が次々にやって来てスマホを向け、滝を背景に記念撮影をしていました。
橋の上から見る下流側

ここは紅葉がきれいなところで、午後の光が差し込む時間帯は特にきれいです。時季を見て訪れたいものです。
今日は高千穂河原から鹿ケ原、矢岳川上流部の沢を歩き、竜王山近くの炭化木の沢まで存分に楽しみました。
すでに17時を回っていますが、天気が良いので帰り道で姶良市の寺師花菖蒲園に立ち寄りました。
15時56分 高千穂河原 駐車場横の退避壕 一部を除き画像は5月31日撮影

噴火活動が懸念される新燃岳に近く、退避壕が設置されています。2011年の大噴火を思い出し新燃岳の見える場所へ移動することにしました。
15時58分 さすがに駐車場の車が減った

今朝8時過ぎでは入場待ちしましたが、夕方が近づき空きが半分ほどでした。昼間にはかなりの入場待ちだったようです。
ここは24時間出入り可能で、料金は乗用車で24時間につき500円です。
16時21分 新湯温泉入り口から見る新燃岳

温泉に向かう道の右手に少し広い場所があり、短時間の風景撮影は可能です。
松の木の左側奥に見えているのが新燃岳(1421m)、その右側が中岳(1350m)、右側の三角形は高千穂峰(1574m)の山頂部です。
少し南側からの風景 左手に獅子戸岳(1429m)、新燃岳、中岳

2011年1月27日2時 新燃岳大噴火の様子

前の画像とほぼ同じポイントから撮影したものです。北西の風が強く気温は零度近くの寒い夜でした。
桜島の日常的な噴火とは違って、1時間ほども噴火が継続し火山雷も光っていました。大きな水道管が破裂して水が吹き上げ続けるようなイメージです。
風向きは火口から中岳~高千穂峰方向だったため、ここに火山礫が降ってくることはありませんでした。
新燃岳北西側 火口縁からあふれ出した溶岩

溶岩流が霧島川に達した場合は、大規模土石流発生が懸念されましたが、斜面の途中で流出は止まりました。
斜面中ほど溝のような地形は、1959年(昭和34年)に中規模噴火した個所で、周囲の林野が焼失しました。
2011年の大噴火前には登山路沿いに高さ数メートルのツツジ群落トンネルがありましたが、すべて焼失して残念です。緑が回復しツツジが咲くのはかなり先のことでしょう。
南側斜面 中ほどは通称「ウサギの耳」

風下の中岳には大量の火山礫が降り注ぎ、林は完全な焼け野原になりました。新燃岳火口中心から半径2km以内は今も立入禁止です。
撮影している道路下は噴気地帯

霧島連山は全体が火山地帯です。2011年の新燃岳噴火に続いて、2018年にはえびの高原の硫黄山が噴火、登山路規制が拡大して霧島連山から足が遠のきました。
新湯温泉入り口の道路下も噴気地帯で、風向きによっては有毒ガスが吹き上がってくるので長居は危険です。
16時57分 丸尾の滝

新湯から下りて丸尾交差点を左折、すぐ近くの丸尾の滝に立ち寄りました。
まだ明るいし、日の差し具合はどうなのか様子見です。付近の道路が直線化されて、ここは脇道になり駐車場が利用しやすくなりました。
小ぶりだがきれいな滝

高さ23m、幅16mの簾状に流れ落ちる滝は美しく、上流の温泉水が集まっているため、滝つぼが薄青く見えています。
季節や時間帯によっては虹が出ることもあるようです。駐車場の前には展望台もあり手軽な滝見場所です。
見ていると涼やか

これから真夏にかけて清涼感あふれる場所です。シャッター速度を変えながら写すと流れに変化があり楽しいものです。
小人数の観光客らしい人々が次々にやって来てスマホを向け、滝を背景に記念撮影をしていました。
橋の上から見る下流側

ここは紅葉がきれいなところで、午後の光が差し込む時間帯は特にきれいです。時季を見て訪れたいものです。
今日は高千穂河原から鹿ケ原、矢岳川上流部の沢を歩き、竜王山近くの炭化木の沢まで存分に楽しみました。
すでに17時を回っていますが、天気が良いので帰り道で姶良市の寺師花菖蒲園に立ち寄りました。