花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

久しぶりのキス釣り 吹上浜日置海岸 2016/09/24 (鹿児島)

2016-09-25 18:14:09 | 吹上浜
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、いまだに暑さが続いています。
台風16号は9月20日午前0時過ぎに佐多岬付近を通過、吹上浜では東から北寄りの風が吹きました。薩摩半島南部から大隅半島中南部にかけて記録的な大雨となりました。

台風接近の吹上浜 9月19日


台風通過後 9月21日


吹上浜日置海岸で影響が強いのは南西からの大きなウネリです。海からの風が強くなれば波が崩れるため、想像するほどに高波にはなりません。

今回は北東から北風のため吹上浜北部では高波になりませんでした。19日と21日の画像を比較すると大きな砂浜の変化は少なく、草むらに吹き上げられた砂が目立つ程度でした。

穏やかな吹上浜 9月24日 (以下の画像は9月24日撮影)


前日もキス釣りに出ましたが昼前から海風が強くなり、ライントラブルを起こして2時間ほど中断。PEラインを40m程度切り捨てて、新しい力糸を結びました。昔買ったルアー釣りの本に出ていた方法で結んでみましたが・・・・・すっぽ抜け、引っ張ると切れる、結び目が短い、継ぎ目が大きすぎ、糸の端がうまく切れないなど・・・・・何度もやり直すダメさ加減に自分でも笑ってしまうほど。

最初に釣具店で結んでもらったようには頑丈でないものの、ラインテストを兼ねて再び浜に出ました。浜までは歩いて3~4分、釣果は20匹で晩のおかずには十分でした。

24日(土)は小潮、干潮から潮が動き始めた10時過ぎに釣り人がいました。同じ集落の先輩Mさんでした。20m程度のチョイ投げで2連3連の好調。海は静かでモーターグライダーが飛んできました。

海風は強くならず 13時半頃


前日ほどに風は強くならず、キスの当たりは2~3投に一回程度。それでも海藻の影響がなくなりフグもいないので釣りやすかったです。ただし、コチの幼魚(ゴッババ)が時々かかりました。

1年ギス程度の大きさで針を外そうとすればエラの棘が刺さり、粘液が指先にヌルついてどうにも厄介。漁師サンダルで押さえつけて外すのが手間でした。

釣果は35匹 


午後になり空腹には勝てずに引き上げました。程良い釣果で型も大きめでした。キス網が操業を再開したので、今後は釣果変動が予想されます。

夏を引きずる小さな朝顔 ルコウソウ


猛暑が和らぎ花盛りのランタナ


このブログを書いている9月25日の日置市東市来の最高気温は33度。今年は例年になく夏が長引いていますので日置海岸のキス釣りシーズンは10月一杯まで続きそうです。

10月に入ると次第に午後の海風が強くなりますが・・・・・天気予報で東風の日は、海風(西~北西風)が吹いても海岸近くだけで海は荒れません。台風のウネリが来なければキス釣りができると思います。錘のオレンジ色が見える5m程度の極端な近場でもキスが食い付いてきます。

キスが群れている所、いない所の差が極端になります。場所を移動しながら良いポイントを探すと好釣果につながります。風が弱く暖かい日は吹上浜南部では12月頃まで釣れるようですが、一般的にはお勧めしません。
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夏が残り夕焼けがきれいな吹上浜 2016/09/16 (鹿児島)

2016-09-17 18:15:47 | 吹上浜
暑さ寒さも彼岸までと言われていますが、鹿児島はまだ夏の空気が勝っています。
9月16日(金)は吹上浜で夕方まで遊んでいました。(画像は全て9月16日撮影)

11時前 浜からサゴシを狙う


スキップバニーと弓角


砂山から見ていると100mほど沖合にサゴシが湧いて移動しています。近くでも海面に変化が見えました。20分ほど後で浜に出ると、海面の変化は消失していました。

大潮で干潮は13時半頃です。短時間で潮位が下がり、サゴシは沖に移動したようです。30分ほど投げるものの不発。夕方の満ち潮時に期待して引き上げました。

13時過ぎの南側海岸 中央奥は野間岳


台湾南部に暴風をもたらした台風14号の名残でしょうか、わずかにウネリがあります。波乗りの人が一人だけいました。

潮が満ちてくるまでは時間があるので、13時過ぎから砂浜を北側へ2kmほど歩きビーチコーミング(漂着物の観察)をしました。今年は海が静かで漂着物は少ない方です。

砂に消える小川の流水


中国製ライター


ライター裏面の文字を検索すると中国浙江省寧波市の鎮海区で生産されたもののようです。日本にも格安ライターの商品情報が出ていました。

瓶詰の中国食品


蓋の腐食が進んでいますが水が入らず海を漂ってきたものです。中身は腐敗しているようなので触れませんでした。

咳止めらしい薬袋


裏面の文字など


中国以南でも使われているのでしょうか。裏には漢字だけでなくアルファベット、よくわからない文字もあり、咳止めらしきことが書いてありました。表側の模様はムカデ?

日本でも昔の置薬には鬼の絵がありました。強い効き目があるという意味でしょうか。好みの違いもありますが、私はムカデは嫌です。咬まれて何度も痛い思いをしました。

潟山のシラス崖


この地点から北側の神之川までは漂着物の学術調査地区なのでここで引き返しました。崖下に川が流れており、すぐ上流には小正醸造の焼酎熟成貯蔵所があります。右側に見えるのは金峰山(きんぽうざん 標高636m)です。

こちらは海上安全のお守り


ネット検索すると熊本県上天草市の上八幡宮(かみはちまんぐう)の守護札のようです。海上安全、大漁満足と書かれています。お札の漂着物は珍しいです。

夕方のサゴシ狙いも不調


潮が3割ほど満ちた16時過ぎから浜に出ました。ごくたまにサゴシが湧くものの遠すぎて仕掛けが届かず、手前に飛ぶのはボラだけでした。

一時間ほど投げて釣りをあきらめ、天気が良いので夕焼けを撮影することにしました。
18時23分、甑島のすぐ南側に夕日が沈みました。

野間岳の夕暮れ


左側は南さつま市笠沙町の野間岳(のまだけ 標高591m)です。薩摩半島の南西端にあたり、この付近は北西に突き出しており野間半島と呼ばれています。

この日は東風のため、大気汚染が解消して見晴らしは良い方でした。右奥には夏雲があり上空には筋雲が漂っています。

日没後の東シナ海


水平線の向こうも雲が少ないのでしょう、残照が明るい夕空です。

南西側の筋雲が目立ってきた


色濃くなった夕焼け


夕焼けを映しこむ南西側海面 右の小島は久多島(ふたしま)


すっかり暗くなった北側 江口方面


思いがけず日没後に夕焼けが色濃くなりました。東側の空はピンク色に染まり、やがて丸い月が昇ってきました。南西の空に広がる筋雲が印象的でした。

北側の江口方面は暗くなり肉眼では殆ど見えませんが、高感度撮影(ISO3200)で海岸線が写っています。海岸沿いを走る車のライトが目立っていました。昼前から夕方までよく遊んだ一日でした。日置市東市来では気温が32度近くまで上がりました。昼と夕方の釣りは空振り、午後の一番暑い時間帯に砂浜を2時間半ほども歩き、大いに疲れました。何よりも健康に感謝です。

台風16号は沖縄の先島諸島付近を通過後、18日には次第に針路を東寄りに変えて20日には九州に接近、上陸も予測されています。海が荒れることで海藻の影響も解消しそうですが、前回の台風12号よりも勢力が強いため被害が心配です。
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秋の気配も漂う 日置市日吉町 2016/09/13 (鹿児島)

2016-09-14 15:41:30 | 日記
例年になく台風の発生が遅れていましたが、8月には連続して発生。東北、北海道地方に接近・上陸し大きな被害が出ています。

9月4日、台風12号が甑島の西側を北上通過しました。小型のため大きな影響はなく恵みの雨となりました。普通作の稲田では稲穂が色づき始め、鹿児島市郡山町では稲刈りが済んだところも見かけました。以下の画像は全て9月13日に撮影したものです。

日吉町の小さな棚田


近くに咲いていた彼岸花


住吉小学校の南東側、旧住吉鉄橋の南側山手にある小さな棚田です。農家の方が丁寧に管理され、稲穂が垂れていました。1984年(昭和59年)に廃止された南薩線(鹿児島交通枕崎線)の線路跡付近です。

実家庭先の黄色い彼岸花


一般的に彼岸花と呼んでいますが、ショウキスイセンです。赤の彼岸花よりも花期が長く花びらが厚く、葉も広くて厚めです。有害な球根植物のため生命力が強く、他の草に隠れて日陰になっても生育に影響を受けません。

バンジロウの果実


氏神様近くのバンジロウに実が付いていました。昨年の台風後に竹藪を片づけ、日当たりが良くなったのでしょう。亜熱帯植物のため本来の生育地ほどの勢いはなく、果実も小さくて酸味が強く美味しくありません。

相変わらず元気なランタナ


猛暑と雨不足の影響が全く見られません。9月初旬の雨で花が増え、周辺部にも種が運ばれて確実に増殖しています。

海藻の影響が続く吹上浜 見慣れた赤い旗竿が消失


茶色の実が目立ち始めたハマゴウ


台風12号は勢力を弱めてゆっくり北上したため、吹上浜は荒れませんでした。高波で海藻が打ち上げられることはなく、河川からの濁水も加わりキス釣りには適さない状態です。キス網は全く操業しておらず、釣り人の姿も少ないままです。

海藻の影響が少ない場所で遠投し、良いポイントに当たれば好釣果?・・・・・秋雨模様ですが、まだ蒸し暑く、照れば日差しも強いため1か月以上キス釣りをしていません。

台風16号は沖縄の西を北上、18日には東シナ海で向きを北東に変えて九州に接近するとの予想。ウネリが届けば波乗りには良いでしょうが、吹上浜沿岸部にはかなりの影響が出そうです。

野山で生い茂る葛 鹿児島市郡山町雪元


彼岸花よりも少し早い時期から花を付けます。山間部だけでなく道路沿いの斜面や空地などにも旺盛に繁殖しています。人の手が及ばなくなった過疎地を象徴するような風景です。農家の話ではイノシシ、鹿、タヌキ類の被害が続いているそうです。
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