花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

春は順調 ジャガイモの芽かき 2019/03/26 (鹿児島)

2019-03-27 14:10:35 | 野菜作り
3月26日(火)雨上がりの日置に向かいました。

伊集院の山桜 以下の画像は3月26日撮影


遠目にも目立つ、山間水田横の山桜が満開です。毎年のように撮影していますが、早くも花びらが散り始める強い風でした。

天気回復 小さな白波が立つ吹上浜日置海岸


砂山にはコウボウムギの穂が目立ってきました。強めの風が吹き続けて、午後は視界も悪くなり串木野方面は見えなくなりました。さすがに釣り人の姿はなく、南側では子供連れの5人ほどが波打ち際で遊んでいました。

ジャガイモの芽かき


一つの種芋から多いものでは6本ほど芽が伸びていました。勢いがあり隣と重ならないような枝2本を残して、他を抜き取りました。マルチシートをかぶせた部分も生育に大きな差はなく順調です。

軽く追肥と土寄せ


今年は例年よりも早めに発芽生育しています。化成肥料を軽めに振り掛けて根元に土寄せをしました。成長に合わせて再度追肥をした後は、順次土寄せを行います。こまめな管理作業が増収につながるようです。出来た芋に日差しが当たらないよう特に気を付けています。

咲き始めた花桃


梅よりも大きめの実が付き、畑の周りなどで発芽自生しています。虫がつきやすいのが難点ですが、色濃い八重咲の花です。

ヤマツツジの花


実家に昔から残るヤマツツジです。砂地のため大きく成長することもなく夏の乾燥にも耐えて生き残っています。ツツジは酸性の火山灰土壌にも強く、霧島連山のミヤマキリシマツツジは特に美しい花を咲かせます。

えんどう豆の開花が続く


枝が分岐成長して次々に開花しています。例年より2週間ほども早く、30サヤほどを初収穫しました。

おたふく豆(ソラマメ)も花盛り


一般的なソラマメよりも丈が低く、枝が増えすぎることもなく管理が楽です。花は一杯咲きますが実際にサヤができるのは多くても1/4程度です。サヤができ始めたら追肥、土寄せをして水を切らさないように管理します。

竹藪開墾を続ける


開墾と言ってもわずか数平方メートルです。土の表面から15センチ程度まで、落葉と生い茂った雑草(シダや野イチゴなど)が絡まり合っていました。地中には茅の根、竹の地下茎が複雑に絡まっています。風は冷たいものの日差しが強く、山鍬を振るうと汗が流れました。

鍬で土をすくい取りながらの作業は楽ですが、固い地下茎に当たると刃こぼれを起こしますので主に山鍬を使います。山鍬も竹の株に食い込んで動かなくなることがしばしば。無理にこじると柄が折れるので用心しながらの作業です。掘り進んだ土をスコップで脇に取り除き少しずつ作業を進めます。

まだ数日の作業になりそう


来月下旬には夏野菜の苗を植付けます。雑草も伸び始めているのでこまめに草刈作業も必要です。わずかな野菜園ですがあれこれと作業しながら季節の花を眺め撮影し、休憩時には浜の様子見に行く気ままな暮らしはありがたいことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇り空 吉田町倉谷などの花 2019/03/25 (鹿児島)

2019-03-25 20:45:14 | 
3月25日(月)天気は下り坂、近場の吉田町を巡りました。

牟礼岡から流れ出る清流 以下の画像は3月25日に撮影


鹿児島市北部の吉田町倉谷を牟礼岡風力発電所方向へ狭い道をたどりました。新日本科学の駐車場横を山手に上り詰めると島津興業林業部があり、その先は島津ゴルフ倶楽部、白銀坂太陽光発電所でした。

開花が少し進んだ研修センターの桜 


林の中をさらに進むと道は下り坂になり、所々に民家や福祉施設があり青少年研修センター入口に通じていました。

せっかくなので前回と同じ山桜を見てきました。前回22日よりも開花が進み5分咲き程度でしたが、あいにくの曇り空。桜島の煙は北東方向へ流れ、天気は下り坂です。

大島桜


ソメイヨシノが咲き始め、大島桜は花びらが色濃くなり見頃でした。肌寒さもあり、お花見は一組数人だけでした。

鹿児島市吉田町倉谷の水源地付近


研修センターから引き返し倉谷の清流沿いを下りました。新緑が広がり始める中を歩く元気な人の姿がありました。かなりの坂道ですが、昼休みの運動には最適な環境です。

アオモジ


マムシグサ ムサシアブミよりも背が高くて不気味


流れにとどまるヤブツバキ


上流部は水源地となっており、小さな滝もあるようですが道沿いからは場所が判りませんでした。道も狭く大雨時は落石の心配もありますが、殆ど手つかずの渓流は小人数の水遊びには格好の場でしょう。

道沿いの土筆 吉田の田園地帯


ヤツデの実も終わり


ジゴクノカマブタ(地獄の窯蓋) 別名キランソウ


菜の花と大根の花


田の神様 鹿児島市岡之原町 大久保


田圃の蓮華草


今が盛りの山桜


きょうは鹿児島でもソメイヨシノの開花が観測されました。都内の上野公園、目黒川、千鳥ヶ淵など桜の名所が連日テレビで紹介されています。鹿児島も各地に桜の名所があり、混雑もなくゆっくりとお花見を楽しめます。

満開は4月初旬でしょうか、小学校の入学式頃までは見頃が続きそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渓谷苑と青少年研修センター 2019/03/22 (鹿児島)

2019-03-23 19:09:35 | 
3月22日(金)日が西に傾き始めた中、春景色を楽しみました。

吉田の渓谷苑 女山滝(めやまたき)へ 以下の画像は3月22日に撮影


渓谷苑のホームページから施設などを紹介します。
鹿児島市中心部から車で30分の鹿児島県姶良市、自然豊かな渓谷を流れる本名川沿いにある天然温泉かけ流し温泉施設です。

温泉ソムリエも認める上質のかけ流し温泉、夏はバーベキューやそうめん流しがたのしめる食事処、また敷地には滝壺に落下した水が純白な水けむりを巻き上げる女山滝(めやまたき)やクレソン(学名オランダガラシ)の自生する湧き水、子供たちに大人気の渓流つり場、無料の足湯など一日ゆっくり過ごせるスポットです。ホッと癒される天然温泉かけ流しの温泉、料理、レジャー、宿泊、スポーツ合宿などをお楽しみください。(引用終わり)

15時24分 女山滝 きれいな水流


地質はよく判りませんが、岩場と言うよりも固めのシラス崖の上から細い水の筋が流れ落ちる感じが珍しいです。水量が多ければたちまち周辺の岩を削り落としそうですが、文字通りの女性的な滝です。

岩ツツジとソメイヨシノ


岩ツツジは鹿児島県北部の民家庭先などでよく見かける紫色のツツジです。ソメイヨシノも5分咲き程度で色合いの対比がきれいでした。

早くもビワが色付く


大きなビワの木に沢山の実が付いていて、ごく一部は黄色く色づいていました。これも暖冬の影響でしょうか、一般に収穫時期は5月頃なのに驚きです。

今が花盛りの椿


温泉施設入口近くにあり、品種は「大虹」と思われます。今が花盛りで、樹下には落花も多く目を引きました。渓谷苑のホームページを見て少し驚いたのが、この場所は姶良市であったということ。

一般的には「吉田の渓谷苑」と呼ばれていますが、地図で見ると本名川が鹿児島市と姶良市の境界になっており、右岸(東側)は姶良市でした。

16時6分 鹿児島市吉田町 鹿児島県青少年研修センターの山桜


今年こそと満開の山桜と桜島の組み合わせを期待しましたが、まだ咲き始めでした。左奥は牟礼岡の風力発電機です。

研修センターは標高約380mの台地にあり、遠く開聞岳、金峰山も見渡せます。年度末ですが小人数での新入社員研修らしき人たちが、17時過ぎには広場の国旗降下などをしていました。

大島桜は開花


若いお母さんたちが子供たちも含めて10人ほどで花見をしていました。ここではソメイヨシノは開花していませんでした。桜の時期は一般にも開放されています。センターは設立後、40年以上経過しており、桜の多くはソメイヨシノの老木です。幼木もありますが、桜園は全体として衰退傾向で惜しいところです。

見頃となった大島桜


レンギョウ 花は少なめで若葉も美しい


ツツジの中から伸びる若葉


ツツジの開花後は剪定作業で刈り込まれてしまう雑木の新芽が伸びていました。春の訪れに心は弾みますが、撮影の集中力は長くは続きません。この日は2時間程度の花巡りで、期待外れもありましたが様々な出会いを楽しめました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姶良の春 住吉池の山桜 2019/03/20 (鹿児島)

2019-03-21 16:08:06 | 
3月20日(水)姶良市でお寺参りの後、近くの住吉池を訪れました。

曾祖父、叔父、叔母などがお世話になっている新照寺(しんしょうじ)


明治26年(1893)に建てられた浄土真宗本願寺派のお寺です。鹿児島では珍しい石造りの本堂は国登録有形文化財です。

お寺西側の菜園


ここから1kmほどの山手に住吉池があります。水田には蓮華草が咲き、冬野菜は終わりが近づき草の緑が目立ち始めています。

住吉池(すみよしいけ)は火口湖


下流域を潤す大事な農業用水源地ですが、意外にも住吉池は火口湖です。
Wikipediaの記事を引用して紹介します。

住吉池は鹿児島県姶良市にある直径550メートル、周囲3.2キロメートル、面積0.15平方キロメートル、ほぼ円形の火口湖である。水面の標高は38メートル、最大水深は52メートル、蒲生町側の池畔には公園とキャンプ場がある。



約8200年前に起きたマグマ水蒸気爆発で形成された火口(マール)の跡に水がたまったものである。爆発当時は縄文海進の時期にあたり、この地域は海岸だったために水蒸気爆発につながった。

2003年(平成15年)、ランクCの活火山に指定された。池の約1.5キロメートル北西には青敷火山、約3キロメートル西には住吉池と同時期に爆発を起こした米丸と呼ばれる噴火口跡がある。なお、両火山の間に青敷火山がありこの活動年代は 約10万年前。

池の水は、付近の山から流れ下るもの、池の底から湧き出るもの、寺師川から人工的に引いた用水路によるものがある。(引用終わり)

排水路横の山桜


落葉とスミレ


花も新芽も美しい山桜


17時54分 夕暮れ迫る 姶良市加治木町市街地と桜島 高岡公園から


姶良市加治木町の高岡公園は市街地から北へおよそ2km、標高155mの台地は桜島を見渡す景勝地です。ここからの桜島は鹿児島市城山から見るのとは異なり、三角形に近い台形状です。桜島の西側(右側)へ長く溶岩が流出していることが判ります。

鹿児島市城山から見る桜島 西側溶岩原の広さが判りにくい 2019/03/15


風に揺れる楓の新緑


桜の開花が待たれる


山桜、ソメイヨシノともに開花していませんでした。公園入口の遊具は子供たちに人気があります。ソメイヨシノが多く植えられ園内散策、夜桜見物でも賑わいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は進む 野菜園の手入れ 2019/03/18 (鹿児島)

2019-03-19 16:37:48 | 野菜作り
3月18日(月)彼岸の入り、先に日置のお寺と墓参りをしました。
殆ど風もなく、午後からは曇り空ながらも穏やかな日でした。

古里のお寺に咲く利休梅


境内はいつも掃除が行き届き季節の花がきれいです。利休梅が見頃となり楓の新緑が広がり始めていました。

引潮時 沖に向かう弱い風


夕方の満ち潮にかけて釣り人の姿が散見されましたが、小魚が湧く様子はなく、今月は特に不調のようでジギング熱は冷めつつあるようです。沖合のバッチ網漁も見かけませんでした。

ジャガイモは順調に発芽


順調に新芽が出そろっています。15センチほどまで伸びたら芽欠きと追肥の予定です。実えんどうは開花が進み、一部でサヤができています。おたふく豆の枝も伸びました。一雨降ればさらに生育が進むことでしょう。

まだ食用に影響のない大根


大物に成長しています。伸び始めていた花茎を取り除いたので「ス」が入っていません。まだしばらくは美味しく食べられそうですが市販品の3倍ほどの体積があり、なかなか食べきれる量ではありません。

珍しい植物の苗をもらう


フォックスフェースと呼ばれる黄色い実が付くナスの一種です。角ナスとも言われ、実の形が狐の顔に似ているので和製英語でフォックスフェース。高さ2mほどにも成長しますが毒性があり鑑賞用として生け花などに使われます。まだ発芽して日も浅く1センチ程度ですが20本ほどあります。別なケースに移植し、ある程度伸びてから定植する予定です。

野菜園周囲の竹や雑草を野焼き


残っていた竹や雑草を野焼きしました。周囲の竹林の枯れた竹を燃料に燃やすので火力が強く、生の雑草も良く燃えました。燃カスや固い炭を取り除き草木灰として畑に混ぜ込んで耕す予定です。野菜の収穫の都度、少しずつ土が失われていましたので回復に役立てそうです。

昨夏の猛暑で手つかずだったサキシマフヨウは軟弱枝が絡まる状態でした。適期ではありませんが枝の大半を切り詰めました。同じく紫陽花も枝先を切り詰めました。自然に任せるままでは毎年きれいな花を咲かせることはできません。

柿、ミカンの根元に粒状の鶏糞肥料を施しました。雑草の勢いは強いので肥料分を先に奪われそうですが、何もしないよりはましだろうと自らに言い聞かせるような作業でした。

散り始めた山桜


自然樹形に任せる


物置に覆いかぶさるように枝を広げています。やがて倒れると物置の屋根が傷みそうですが、元気さでは山桜の方が私よりも強そうなのでしばらくは問題ないでしょう。

若葉が開き始めたコクテンキ


昨季の色付いた葉が残り若葉との対比がきれいです。自生種は人の手を加えない方が良く育つ感じがします。

咲き始めたマツバギク


5年ほど前の梅雨時に砂浜に打ち上がっていたものが発根して殖えました。塩水に浸かっていながらも根付いた強健な植物です。耐寒性があり多肉植物で地を這うように茎を伸ばします。花色が鮮やかで太い緑葉との対比が目立ちます。

夕方まで雨が降り出すことなく予定の作業が完了しありがたいことでした。今後、竹藪開墾箇所を50センチほど掘って耕す予定です。夏野菜を植えるまでに何度か作業できればと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメラ散歩 城山展望台へ 2019/03/15 (鹿児島)

2019-03-16 18:20:01 | 日記
3月15日(金)、午後から桜島の風景撮影に出かけました。

NHK朝のニュース おはよう九州沖縄 気象情報


寒の戻りでやや風が冷たくなっています。日中の風向きは西寄りと判断し、午後から桜島の噴火撮影のため城山展望台に向かいました。

14時12分 鹿児島県民交流センター 岩ツツジ 以下の画像は3月15日に撮影


込み入った迷路のような地下駐車場に戸惑いながら、車を地下2階へ止めました。入口横の岩ツツジは7分咲き程度でした。広場を歩く人は少ないですが、館内にはぽつぽつと利用者が訪れていました。

同じく 1階の鹿児島方言の紹介カード


全国的に知られるような単語よりも少し詳しい言葉が紹介されていました。おそらくの鹿児島の子供たちにも半分以上は判らないことでしょうが、年配者にとっては味わいのある言葉が並んでいます。

カードの裏表で方言と共通語が表示されているようです。「ばったいならん」は「どうにもならない、お手上げだ」というような意味です。鹿児島出身の方には懐かしい言葉があると思います。

14時39分 同じく 6階から鶴丸城御楼門工事の様子 右側石垣


2020年3月の完成を目指して工事が本格化しています。鶴丸城御楼門、建設工事進捗ウェブサイトでは工事の様子がライブカメラで公開されています。

城山に残る西南の役戦跡 城山ドン広場近く


正午の時報を告げる「午砲(どん)」が昭和12年まであった場所ですが、簡単な遊具があるだけで案内板以外に昔をしのぶものはありません。少し小高い林の中に薩軍本営跡の記念碑が立っていました。

15時14分 ようやくたどり着いた城山展望台


桜島の噴火 3月14日~15日


15時17分 視界が悪い鹿児島市街地の南東方向


西風が吹くと想定したものの上空の風は東寄りでしょうか、桜島の噴煙が鹿児島市街地にも届いています。展望台を訪れるのは8割方は外国人観光客で、大半は中国、韓国の人たちのようでした。遠来の観光客の邪魔をしないよう後ろの方でひたすら撮影チャンスを待ちました。

16時59分 ようやく見晴らしが回復 右奥に開聞岳の三角形が見える


17時44分 入港するフェリー十島 手前はプリンセスわかさ


17時48分 こちらはフェリー屋久島2 左側手前は工事が進む鹿児島銀行


待つ間には、城山登山を日課にしている元気な方、宝島へボランティアで向かう予定の人と話をすることができました。桜島は期待したような噴火はなく撮影は空振りでしたが、夕方の入船・出船の汽笛、お寺の鐘の音も動画で記録できて幸いでした。

帰り道にもう一つの想定外がありました。城山展望台からの帰り道、普段とは逆方向の南側3号線の新照院町の新上橋(しんかんばし)交差点を目指したのが大間違い。

わずか数百メートルの道が渋滞して交差点通過まで25分ほどかかりました。狭く急カーブの下り坂で引き返すこともできず、これほど渋滞するとは驚きました。まさに「ばったいならん」状態、近道のようで実は大変な道でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農作業の合間 春の花を楽しむ 2019/03/13 (鹿児島)

2019-03-14 18:42:15 | 
3月13日(水)、サツマイモの苗床設置と草刈の合間に春の花を楽しみました。

新芽が美しい 椨(たぶ)


竹林と雑木に囲まれて木漏れ日が差し込んでいます。新芽が美し色合いで伸び出しています。

残り少ない万両の実を採取


野鳥が大半を食べ尽くしたので、残り少ない実も採取しました。小さいものは外側の果肉が食べられて残った種の部分です。今年はしっかり管理して種蒔きしたいと思います。

馬酔木(あせび)


雪柳


いずれも他の木に囲まれて日当たりが悪く花数が年々少なくなっています。周囲にはハクモクレン、ビワ、ヒラドツツジなどが茂り、背伸び状態です。

木瓜(ぼけ)


葉も広がり始めて数輪開花していました。枝先が曲がりくねって管理しにくいため、伸び過ぎた枝の先端を切る程度で自然に任せています。

蔓日々草(つるにちにちそう)


他の蔓性植物に混じって放置状態ですが、葉の模様が美しくこの時期は紫色の花がきれいです。成長は比較的遅く、夏場には他の草に隠れがちです。

桜桃(ゆすらうめ)


満開状態でした。幸い海からの強風が当たらずまだ散らずに残っていました。細枝にびっしり花を付ける健気さが好きです。

紫陽花(あじさい)


紫陽花は品種によって強健なものと軟弱な品種もあります。この紫陽花は勢いが強くて他のものより先に開花し花の期間も長いのが特徴です。

山桜


新芽が伸びだして今が満開状態でした。海からの強風に揺すられて一部では花茎が吹きちぎられていました。ゆっくり撮影したいと思いながら畑作業と草刈で一日が過ぎ、すでに西日も当たらない時間帯になりました。上空にはかすかな三日月が見えました。

寒の戻りで海からの強い風でしたが動くほどに体が温もり、たいして汗も流さず畑の作業を済ませ、草刈もできて充実した一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒の戻り 唐芋の苗床を作る 2019/03/13 (鹿児島)

2019-03-14 17:50:19 | 野菜作り
3月13日(水)風が強く肌寒い中、唐芋(サツマイモ)苗床を設置しました。
その後、草刈をして休憩の合間に花を写すなど充実の一日でした。

10時15分 吹上浜日置海岸 帽子が飛ばされそうな強風


種芋を並べてみる


すでに発芽している安納芋


安納芋というよりは紅系芋の一種でしょう。私の野菜園では市場に流通している安納芋よりも大きくなり過ぎます。一株あたりに付く芋の個数を増やす植え方をするか、早めに収穫すれば適度な焼芋サイズになるのかも知れません。

ビニルシートで温室に


例年より1週間ほど早く苗床を設置しました。今年は安納芋、黄金千貫、白系芋の3種類です。白系芋は品種名は不明ですが焼酎の原料として品種改良されたもののようです。食味は粉っぽくて甘みが少ないので食用には流通していません。

ねっとりした焼芋に慣れているとサツマイモとは思えないほどですが、あっさりしていて私は好きです。黄金千貫も焼酎原料芋なのでスーパーなどではほとんど見かけません。

ジャガイモが発芽


マルチ栽培の箇所


2月23日に植え付けたもので、例年より1週間ほど早めの発芽です。マルチ栽培の所も発芽しており、シートを破ると黄色がかった新芽がありました。先端部は熱で焼けたようになっていました。マルチシートがかぶっている分発芽が早かったのに、放置していたことになります。

午後には草刈り


暖冬の影響で例年よりも雑草の伸びが早いため今季初めての草刈をしました。ナイロンコードカッターを利用するため顔面防護をしての作業です。真夏は暑くてたまらないですが、強風で防護面が何度かずれて困りました。

雑草が伸びだす前に先手を打つ作業ですが、夏場には草刈りが追い付かず手に負えません。草丈が伸びないうちに定期的に刈り取ることが大事なのですが、体力を消耗するので現実には難しいです。

隣の畑に伸びる麦のような緑肥植物


昨年、サツマイモ大規模生産地の一部で焼酎などの原料用芋が広範囲で腐る被害が発生しました。対策の一つとしてこのような緑肥植物を植えることが奨励され、所によって広い麦畑のような風景が出現しています。間もなく土に混ぜ込まれるのでしょうが、風に揺れてきれいな景色でした。

17時47分 夕方の浜 砂模様


夕日に照らされて砂山の模様がくっきり浮き上っていました。まだ風が強く体が冷え込んで日没まで待ちきれず、10分ほどで浜から引き上げました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹上浜の春 畑作業を進める 2019/03/09 (鹿児島)

2019-03-10 14:25:22 | 野菜作り
3月9日(土)明日は雨予報のため日置に出かけ少し畑作業をしました。

海は穏やか 釣り人の姿あり


吹上浜に流れ込む名もない小さな川です。ちゃんとした名前があったのでしょうが、子供の頃から「浜の川」と呼んでいます。雨の季節だけは海まで流れ込み、水量が少ないときは砂にしみ込んで川口は小さな池になります。

風紋 海からの強風が砂模様を作る


コウボウムギの新芽と穂 モグラの跡も


土曜日で釣り人の姿が見られましたが、小魚はおらずジギング釣果はなかったようです。昨年は今の時期にブリがかなり釣れました。

カタバミの一種


ボケが咲き始める


山桜も開花


春の花は沈丁花が終わり、ハクモクレンも大半が散りました。山桜はまだ一部開花しただけで満開は数日後でしょう。ソメイヨシノと違って花が咲くときに若葉も広がり、私が好きな桜です。

ユスラウメ


ホトケノザ


野鳥が啄んで少なくなった万両 


ビワの実が膨らみ始める


ムサシアブミ


若葉の上にヤブツバキが乗っていました。ムサシアブミはサトイモ科テンナンショー属の多年草。吹上浜沿岸部の林の下など半日陰に育ち花の形が異様です。

秋にはトウモロコシを小さくしたような形で多くの赤い実が付きます。幼い頃赤い実を触って痒みに襲われ、半日ほども泣き叫んだ思い出のある怖い野草です。

えんどう豆の茎がネット外にも伸びる


追肥効果でますます枝が伸びてきました。ネットの外にも茎が伸びていたので全体を軽く押さえるように細いロープを張りました。おたふく豆(ソラマメ)も少し茎が伸びていたので支えのロープを少しだけ引き上げました。

ジャガイモは一部で発芽しています。まだ5ミリ程度ですが、他にも表面の地割れもあり順調に発芽しそうです。唐芋(さつま芋)の苗床準備をしました。1.2×1.6m程度の範囲に鶏糞肥料と芋用の化成肥料を入れて耕しました。来週は種芋を伏せ込む予定です。

竹藪の片づけは表面から深さ20センチ程度辺りまで草の根、竹の地下茎を除去しました。花を撮影し、浜を眺める休憩を挟んでの農作業は気楽なものです。畦道の雑草が目立ち始めたので草刈も始めたいところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春本番 竹藪の開墾を続ける 2019/03/05 (鹿児島)

2019-03-07 17:27:00 | 野菜作り
3月5日(火)、雨上がりに畑北側の竹藪開墾作業を続けました。

3日続いた雨で排水が砂浜に届く 以下の画像は3月5日に撮影


今年初めて排水溝の水が砂浜に流れ出していました。南の暖気が勢いづき、一雨ごとに雨量が増えています。

浜はウネリがあって引潮時


引潮時ながらも釣り人の姿がありました。鹿児島から来たと言う二人連れは、ウネリがあって今日はダメとガッカリの様子。このところ釣果が聞かれず釣り人は少なめです。

不思議な漂着物


丸い半球体は電灯のような感じです。蓋が外れた化粧品容器みたいですがひねっても上下に分離できません。製品番号が付いており漁業用小型ライトのようでもありますが、電池部分らしきところは下の方が小さくなっています。

見慣れない漂着物には興味をひかれますが、危険物の可能性も捨てきれません。無理に分解するのは危ないので画像を撮影するだけにしました。画像をネットにアップして検索すると皮革製品が表示されるだけで類似のものは発見できませんでした。

おたふく豆(ソラマメ)とエンドウ豆


雨が多くなり成長が進んでいます。おたふく豆の茎が伸びてきたので四隅に支柱を張りロープで支えました。成長に合わせてロープを引き上げていきます。エンドウ豆は開花が進み、一部でサヤができていました。

竹藪の開墾 着手前


竹を切って切株を除去


表面のシダや雑草などを鍬で除去


西側から見たところ


竹の地下茎は深さ60センチほどまでの所を縦横に伸びています。樹木と違って竹は地表部を切っても地下茎だけで生き残ります。太いひげ根を伸ばして成長し、所々にタケノコが出現して厄介そのもの。

まずは竹を切り、次に深さ15センチ程度までを山鍬で除去しました。地表部にはシダが縦横に根を伸ばしていますので、雑草とともに鍬で除去します。下の方には竹、木の根があるため力任せの作業では鍬の刃がこぼれ、柄が折れることもあります。

山鍬を振り上げての作業に疲れて今日はここまでとしました。次の作業としてシダや草の根を土とふるい分けて除去します。その後、深さ60センチ程度までをスコップ、山鍬で掘り進み竹と木の根を除去することになります。最初に竹藪を開墾し家を建て、耕作地を広げていった先人の苦労がしのばれます。

大根収穫も最終盤


10月中旬に種蒔きした大根に花茎が伸びてきたので切り取りました。放置すると開花して大根にスが入り食味が落ちます。暖冬で最近は雨が多いこともあり一段と太くなっていますが、残りわずかです。

シンビジウムのような花


放置状態で真夏に時々水をやる程度ですが今年も開花しました。花好きの父が育てていたもので30年以上経過しており、生命力の強さには驚かされます。同様のバラ、フジも放置していますが今も花を咲かせます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。