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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 黎明館周辺と鴨池新町 2025/05/28(鹿児島)

2025-05-29 17:23:30 | 
5月28日(水)雨は降らないものの、今日も曇り空が続きました。

西郷銅像 以下の画像は5月28日の午後撮影


鹿児島市城山町にあるおなじみの銅像です。上野公園のものと違ってこちらはいかめしい軍服姿です。

今日はすぐ手前にカラスが止まっていました。

鹿児島市立美術館の中庭


竹を使ったモニュメント制作中でした。丸屋根のようですが、どんなものが出来上がるのでしょうか。

持明院様の石像


手前に白い花のサツキがあって薄暗い中で目立っていました。

国道10号沿い 歩道脇の水路


ゆったりと錦鯉が泳いでいました。広い歩道では、ジョギングに励む外国人観光客らしき人達を見かけました。

黎明館の堀(鶴丸城跡) 中ほど奥は鹿児島県民交流センター


水草の勢いが強くてハスの新芽はあまり目に付かないほどでした。

北側の堀


こちらは殆ど水草が覆い尽くし、ハスの生育が阻害されています。花は開花期後半に少し咲く程度です。

ここ数年の様子を見ていると、元の状態に戻すほどの管理作業がされていないようです。

西側 城山側の庭園横にある田の神様像


レプリカが4体あり、現物よりもはるかに田の神様らしく親しみの持てる表情です。

黎明館の西側山手で、ここを訪れる人が殆どいないのは惜しいことです。

黎明館駐車場入口 所々で目に付いたサツキ


サツキはツツジに比べると全般に花付きが少なめで、時期的にも春のツツジほど注目されないようです。

こちらは鴨池新町


1972年(昭和47年)まで鹿児島空港があった場所で、鴨池ニュータウンとして住宅団地が整備され、鴨池港と鹿児島県庁があります。

本通りから少し入った道沿いの生垣には、色合いの違う2種類のサツキが咲き競って特にきれいでした。

桜島 どうか静かなままで


山体膨張により5月15日から23日まで、連続噴火や多数の爆発が続きました。24日以降はごく小さな噴火はあるものの活動がおさまり不気味です。

夏場は東寄りの風向きが多く、桜島が噴火すると火山灰はまともに鹿児島市街地に降ってきます。

雨の日は火山灰交じりの灰雨になり、歩行者はもとより車の運転も大変です。どうかこのまま大人しくと願うばかりです。
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米価は下がるか 小泉流の速度 2025/05/27(鹿児島)

2025-05-27 20:47:01 | 日記
5月27日(火)今日も雨が降らないだけで、鹿児島は梅雨空です。

桜島では5月15日から23日までに76回の爆発が観測されましたが、24日以降は噴火も爆発もなく不気味です。

今日はコメの値段について思うところを書いてみました。

5月27日 朝のNHKニュース項目


コメは買ったことがない、支持者から沢山もらって「売るほどある」という江藤農林水産大臣の放言にはあきれました。

実質更迭で5月21日に引き継いだ小泉氏は、自らをコメ担当大臣と称し急ピッチで米価引き下げ問題に対応しています。

TBS THE TIME,


これまでの競争入札方式をやめて、随意契約で売り渡すことを発表しました。大臣就任は5月21日、まだ1週間もたたずに次々と具体策を実行に移して世間を驚かせています。

お父さんの小泉純一郎さんと同様の固い意志と決断力、行動力に石破総理が期待したのでしょうが、諸刃の剣のような気もします。

フジテレビ めざましテレビ


今後のコメは3段階の価格帯で出回りそうです。備蓄米を無制限に出すと言っても、全体の流通量に比べればわずかな量です。

備蓄米は安さが一番ですが、古いコメであり安さだけで消費者を納得させられるのか疑問です。

値段は高くてもブランド米を食べたい消費者も多いはずですが、高い高いと煽るのがマスコミです。

限られた時間の中では興味本位な表面的報道が先行し、全体的な視点での報道が少ない気がします。主にCM放送で成り立っている民間会社では、それもやむなしです。

同じく 随意契約


今朝は一部の大手スーパーなどが随意契約に応募するというニュースも流れました。扱う量は少なくても話題性があり、集客力アップが期待できそうです。

同じく 備蓄米の販売


画面に表示されているように、古米であり中には古古古米もあり、味の面では外れもありそうです。

来週中には店頭に並ぶのか


民放の一部マスコミは政府批判が得意な感じがします。報道に対する責任を負うことは殆どなく、悪く言えば言いたい放題です。

木を見て森を見ず的な、国民の関心を集めやすいことをあおり気味に報道しているように、私には思えます。

備蓄米の早期販売に懸命な苦労をされている関係者には頭が下がります。まさに天手古舞、大忙しの日々でしょうが・・・古米・古古古米であり・・・味の劣化で消費者が泣くことがないよう祈っています。

米の生産量と輸入量(農林水産省)


2000年代に入っても生産量は少しずつ減少していますが、一方でコメ離れもあり需給バランスは保てていたようです。

平成5年(1993年)は鹿児島で大雨が降り全国的な凶作となり、翌年にかけて輸入米でどうにかしのぎました。

殆どなじみのない長粒米に異常気象と凶作を思い知らされましたが、助けてくれたタイなどには今も感謝しています。

米の需要推移(農林水産省)


長期的にはコメ離れが進んでいます。昭和時代は3食ともコメが殆どでした。30年代は量を確保するため、コメの他に唐芋(サツマイモ)や麦など混ぜて焚いていました。

かまどに羽釜を乗せて薪で焚く時代で、火加減や水加減でうまく炊けないこともありましたが辛抱するものでした。

当時もコメは安いものではなく、手作業が殆どの厳しい中で2期作をしたこともあります。お腹を空かせた昔を思えば現在は恵まれていると感じます。

昭和35年からのコメの全体需給(農林水産省)


長期間グラフのため数値が小さくて読み取れませんが、生産量が消費量を大きく上回ったことでコメの減反政策が始まりました。

ここ20年ほどは政府の備蓄米は、年間100万トン程度の一定量で推移しています。

減反政策の方針転換も今後検討されそうですが、すでに田植えが進んでおり、今年の植付面積拡大は無理でしょう。

フジテレビ サン!シャイン 農家としては


青田買いよりも早い時期に、一部ではコメ取引が始まっているようです。農家の立場からすればようやく生産原価が確保できるようになったところでしょう。

備蓄米は安値で流通してもごく一部であり、全体としてはコメの値段は少し下がる程度で推移すると思います。

米農家の高齢化と生産者減少は確実に進みます。若い農家さんが安心して米作りができる環境づくりが一番大事でしょう。

高い安いと言う前に、国としては確実な量が確保できることが一番大事です。何よりも今年のコメが豊作になることを願っています。
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後悔先に立たず ジャガイモ被害 2025/05/25(鹿児島)

2025-05-26 17:27:07 | 野菜作り
5月25日(日)前日は強風と大雨、野菜園の様子見に出かけました。

9時8分 吹上浜日置海岸 以下の画像は5月25日撮影


昨日24日は薩摩半島を中心に大雨となり、昼前後には強い風が吹き荒れました。

24日の雨量は鹿児島で95ミリ、日置市東市来では91ミリでした。

11時45分 浜の丸 砂山に迫る川の浸食


南西の風が強く川口に入り込んだ高波と流れ込む水の勢いが重なって、砂地の浸食が進んでいました。

浸食範囲は北側に広がり、釣人が車を止めて浜に下りる通路に迫っています。放置すると次の大雨で通路まで浸食が進みそうな勢いです。

砂山のウチワサボテンが開花


黄色い花が咲き始めました。可愛い花ですがサボテン特有のトゲがあり子供が近づくと大変危険です。

長いトゲが手の甲に刺さり、折れた先端部が皮膚下に残り病院へ駆け込んだことがあります。

指の付け根付近に入り込んだトゲの位置をレントゲン撮影で探っても、金属ではないため場所が不明。

肌の上からピンセットで押さえても位置が特定できず、痛みの程度を探りながら1時間半ほど後にようやく取り出してもらいました。

9時42分 ジャガイモに異変


茎が引き抜かれたように倒れ込み、芋が散乱。防風ネットに直径20センチほどの穴が2か所開いていました。

収穫はもう少し先と思っていたのに、まさかやられるとはガッカリ・・・まだ地面の水分が多かったので、片付け作業は後回しに・・・。

午前中は庭先に伸びていた竹を取り除き、電線に届きそうになっていた雑木の枝を切り払いました。

雨と気温上昇で様相が一変するほど草木が茂るので、藪払いは欠かせません。

午後は野菜棚に天井格子設置


ナスには前回カメムシのようなものがいましたが、大雨の影響もあったのか今日は全く見かけませんでした。

見た目は悪いが 蔓は拡がりそう


軽い枯れた竹を東西方向に渡し、南北方向には生の細い竹を組み合わせました。準備していた漁業用の細いロープを使って四辺の竹と結び付けています。

16時14分 土が少し乾いてきた


昨日の大雨で一面の水溜りになったようで、入り込んだ動物の足跡らしきものは全く残っていませんでした。

ジャガイモの茎を引き抜き、浅い場所のジャガイモをかじった感じです。おそらく猫ぐらいの大きさのアナグマの仕業でしょう。

イノシシであればもっと深く掘り込んで芋を食いつくすはずですが・・・Sさんは油断をせずイノシシを想定した対策が必要だと言っていました。

唐芋(サツマイモ)は新芽だけが残る


植えこんでいた唐芋の苗採取用の種芋は食われたようで見当たりません。残された新芽には根が出ていたので別な苗床に移植しました。

唐芋苗床に現れたアナグマを一度目にしたことがあります。その時と状況が一緒で、新芽を引きちぎり種芋だけを狙ったようです。

今年は東西方向に植えた 一つの畝に2列 2畝で計4列


先に北側の畝を掘ってみると、地中の芋は殆ど無傷でした。南側の畝に並べてみると例年の7割程度。

南側の畝は切り分けた種芋が2月の寒さで傷んだこともあり、発芽不良で生育も悪いままでした。

北側畝に比べると収量は3分の1程度でした。切り分けた種芋はすべて南側畝に植えこんでいたので想定の範囲内です。

収穫は20キロ近く? 自家用には十分


今朝気付いた時はショックでしたが、掘ってみると意外にも被害は軽いものでした。

想像するにジャガイモは唐芋に比べると糖度が低く、アナグマの好みではなかったのでしょう。アナグマの個体数も少なく、雨が続いたこともあり被害拡大がなかった感じです。

今回の教訓として
1 ジャガイモの収穫時期は少し早い方がアナグマの被害を防げそう

2 切り分けた種芋は寒さに弱く、腐りそうなものは植え付けても無駄

3 イノシシの被害であればもっと深刻なものになりそう

4 無理せず栽培範囲を狭めて確実な獣害対策が必要

  これまでは種芋3kgを使っていたが2kgに減らした方が良さそう
 
 防護柵で囲むことで植え付け後の追肥、土寄せ作業がしにくい

 一つの畝に千鳥植えとしたが防護柵側では鍬を動かしにくかった

 防風ネットは破られやすいので漁網を被せるなどの対策強化が必要

5 電気柵設置が効果的だろうが・・・K君の話では5万円ほどかかった
 
費用対効果の問題と、除草対策など電気柵の管理作業負担が発生

予報よりも晴れ間が広がる時間帯は短く、海からの風があり暑くはならず作業に軽く汗ばむ程度でした。

様子見程度のつもりが、藪払いと野菜棚の整備、ジャガイモの収穫まで作業が進みました。久しぶりの夕焼けを見ながら帰途に就きました。
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スイレン咲く 観音ケ池市民の森 2025/05/22(鹿児島) 

2025-05-24 17:07:24 | 
5月22日(木)一之宮神社の次は洗川アジサイ園に立ち寄りました。

10時50分 洗川(あれご)アジサイ園 以下の画像は5月22日撮影


西回り高速道路の南側にあり、まだ一部で咲き始め程度。立ち寄った人も様子見の感じでした。

山手の斜面も草刈りがされていた


例年になく早い梅雨入りで雨の多い中、園内掃除など大変なことと思います。天候回復により、来週後半には開花が進みそうで楽しみです。

11時32分 いちき串木野市大里 金鐘寺跡


観音ケ池市民の森へ向かう途中に立ち寄りました。道沿いの墓地の一部に古い石塔や墓石のようなものが残っていました。

こちらは竹藪の中 石仏


青面金剛でしょうか、かなり風化しています。上の画像よりも150mほど南側の位置で、竹藪に埋もれないよう管理されていました。

11時57分 ようやく到着 観音ケ池市民の森 スイレン池


あちこち立ち寄るうちに、いつもながらに遅くなってしまいました。

岩の上に亀の姿


小さなカメを3匹見かけました。雨上がりの日差しを浴びている感じで動きは鈍いものでした。

葉が茂り水面が隠れるほど


スイレンの成長は順調で池一面に葉が広がり始めていました。

穏やかな観音様


楓の緑が濃くなり、日差しが差し込み始めて良い雰囲気でした。

カモ 今日はゆっくりしたい?


普段ではスイレン池にもやって来て餌をさがしています。きょうは池のほとりでのんびりしていて、近づいても飛び立つことはありませんでした。

12時52分 青空に白い雲


梅雨入りが早く長いこと日差しを見なかった気がします。照れば暑いこの季節、22日の鹿児島は最高気温29.8度でした。

雨の日のスイレンも趣が良いものです。天候を見ながら梅雨の季節を楽しみたいものです。

桜島は噴火が続いていますが、風向きが南西から西のため、鹿児島市街地への降灰は免れています。
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仁王像とナギ 一之宮神社 2025/05/22(鹿児島)

2025-05-24 14:34:38 | 史跡巡り
5月22日(木)遠見番山を下り、高速道市来IC近くの一之宮神社を訪ねました。

10時27分 一之宮神社の鳥居 以下の画像は5月22日撮影


鳥居手間の両側には大きな仁王像が立っています。仁王像はお寺のイメージがあり、神社には珍しいと感じました。

グーグルマップによると、ここはいちき串木野市大里1274番地です。

洗川(あれご)アジサイ園の近くですが途中の道は狭く、神社近くでは離合しにくいのでご注意ください。鳥居前に数台の駐車スペースがあります。

右側に残る 小さな仁王像


頭部のない小さな仁王像が一対残り、大きな仁王像は昭和63年に再建されたようです。

仏像や墓石などの破壊は、明治初年の廃仏毀釈が影響していると思われます。鹿児島県内多くの所にすさまじい破壊の後が今も残されています。

この辺りがお寺跡だったのか、近くからこの場所に移されたのかもしれません。

ユーモラスな顔つきの仁王像


左右でだいぶ顔つきが違っていて、怖いようでどこかユーモラスな仁王像です。お腹にも鬼の面が彫り込まれています。

こちらも怖い顔


破壊された仁王像はあちこちで見かけますが、新たな仁王像が再建されている例は鹿児島では少ないと思われます。

無人の社殿 


こじんまりとした無人の村社です。御朱印については連絡をくださいとの案内紙が貼ってありました。

比較的新しい社殿


天候が回復して日差しが出てきました。高速道路を走る車の音が少し聞こえる程度で、境内は静かです。

きれいに祀られている


小まめに管理されているようで、ナギの枝も供えられていました。

ナギ


ナギ=凪(穏やかな海)と解し、海運の安全や受験の合格を祈願する御神木とされています。

境内には大きなナギの木があり、平成27年には地元の方が60本を境内に植樹しています。

ヤブミョウガでしょうか


木陰に葉を伸ばし花が咲き始めていました。

掃除が行き届いて気持ちが良い境内


殆どの村社では正月や特別な行事がある時以外は、なかなか手入れが届かないのが現状です。

近所の方が小まめに管理されているようで、箒などの他に水を引き込む長いホースもありました。

雨上がりの仁王さんに心が安らぎました。ありがとうございます。

昨年5月24日にこの地を訪れた時は、洗川アジサイ園はすでに見頃でした。今年はまだ咲き始めで遠目には緑一色でした。
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東市来の遠見番山 雨上がり風景 2025/05/22(鹿児島)

2025-05-23 21:16:50 | 自然観察
5月22日(木)雨上がり、日置市東市来町の遠見番山に立ち寄りました。

9時49分 遠見番山 ひお吉号の停留所


「ひお吉号」は、停留所と停留所の間を乗り合いで送迎するサービスです。

日置市の7エリアを、エリアごとの決められた曜日に、専用車両が運行します。ここは月、水、金、日に運行される東市来北部エリアです。

遠見番山森づくり(眺望改善)


昨年は周辺地権者の協力も得て見晴らしが良くなるよう、竹や木などを伐採し、椅子と展望柵の整備が行われました。

山頂に向かう階段道


駐車場から山頂部の展望の良いポイントまでは歩いて5分程度。雨上がりのため足元に注意して階段道を登りました。

9時52分 西側から天候は回復


見晴らしの良い場所で江戸時代には不審船の監視所だったところです。右手から中ほどにかけては江口港です。

江口川の左手は江口浜海浜公園です。江口蓬莱館は画面の左端ですが、木に隠れて見えません。

長く続く吹上浜 画面奥は南さつま市の北西部 野間半島


大きく湾曲した吹上浜の右側には、雲が巻き付いた野間岳がボンヤリと見えています。

野間岳の右側海上にある久多島(ふたしま)は、海上の霧で殆ど見えていません。

吹上浜北部の様子


画面手前で少し海に突き出した黒い部分は神之川の川口護岸です。画面中央部の少し上には大川の川口護岸がありますが、霞んでいてよく判りません。

江口川と江口の街並み


中学1年の頃だったか、土曜日午後に吹上浜の北側を目指して江口川を越える地点まで往復で15kmほど歩いたことがあります。

元気一杯の頃でどこまで歩いて行けるのか、吹上浜の北側はどんなところなのか興味本位での行動でした。

神之川では一番下流の橋を渡り、さらに北側を目指しました。江口の港を過ぎた先は岩場で、そこで砂浜は終わっていました。

今度は帰りが大変、夕暮れの砂浜を歩き続けて19時過ぎに帰宅。何も告げずに出かけたもので大変な怒られようでした。

古い古い思い出です。一緒に歩いた同級生は20年ほど前、海の事故で亡くなりました。

江口川沿いの水田地帯


6月の田植えを前に水田が耕され、水を張ったところも多くなってきました。

さらに東に目を転じると


西回りの高速道路が一部見えています。

南側が少しだけ見える桜島


山頂部を東に進むと桜島が良く見える地点があるようですが、今日は途中までしか行きませんでした。

江戸時代に不審船を見かけると、数か所をのろしで伝達して鹿児島城下に通報していたようです。

見晴らしの良い日に再訪したいものです。昨年5月24日にこの地を訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。
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カメラ散歩 日置市の遠見番山 2024/05/24(鹿児島)

2025-05-23 21:16:30 | 自然観察
5月24日(金)見晴らしの良い、吹上浜ビューポイントに立ち寄りました。

遠見番山(とおみばんざん) 案内板 以下の画像は5月24日に撮影




日置市東市来町湯田にあり、南から西方向に円弧状の吹上浜と東シナ海が一望できます。

公共事業が盛んだった頃に、自然公園として整備されました。国道3号線の消防学校交差点を南側へ、車で3分ほどです。

駐車場とトイレが整備されている


公園の遊具はすでに撤去され、所々にベンチが残る程度です。

地元有志が見晴らしを良くするため、一部で立木伐採作業を進めているとの報道がありました。

駐車場から東側へ登る階段道


急勾配ではありませんが雨の後は滑りやすく、足元が不安な方は無理に上がらない方が良いと思います。

駐車場のすぐ前からも、南側の眺望が確保されています。

山頂部から見る北側 すぐ下の総合運動公園が見える


東側の立木が伐採されると桜島も見えそうです。木製の柵などが一部置かれていたので、今後も整備が続くのかもしれません。

山頂部の大岩


大岩に上がってみましたが、すぐ下に竹林があり見晴らしは今一つ。ケガの心配をしただけで・・・無駄なことでした。

吹上浜は・・・視界不良


条件が良ければ砂浜が円弧状に見え、その先には野間岳もはっきり見えます。

手前の立木がかなり伐採され視界が確保されていましたが、すぐ手前の竹が新芽を伸ばして視界を邪魔し始めていました。

江口浜海浜公園 その左手にある江口蓬莱館はここからは見えない


半農半漁の昭和30年代を知る身にとっては、驚くほどの発展を遂げた地域です。

当時の漁船は川に繋がれ、大きな船はコンクリート斜面に引き上げられていて、このような港は想像もつきませんでした。

地元出身の衆議院議員宇田国栄氏(1903 - 1988)の力が大きく働き、他に先んじて発展したと噂されていました。

江口漁港


先にできたのが左側、その後右側へも拡大されチリメン加工場もできました。

左側が漁協建物


中学校同級生の漁師が海上での漁船事故で亡くなり、30年近くが過ぎました。

元気な頑張り屋で、当時の日置郡日吉町から川辺郡知覧町の薩南工業高校までバイク通学していました。

自分の好きな地質工学分野を勉強したいと、片道1時間半ほどもかけての通学でした。

東京で就職、数年後に父親が病気のため仕事をやめて帰郷、漁師になってからも研究熱心でした。

良い人ほど早死にするとも言われますが・・・良いことばかりでもない男でしたが・・・江口に来ると彼を思い出します。

天候の良い日や、逆に荒れ模様の日など特別な風景が写せそうな場所です。

海浜公園や物産館の江口蓬莱館から少し足を伸ばして、遠見番山からの景色も楽しんでみてください。
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梅雨空と桜島 噴火は収まらず 2025/05/20(鹿児島)

2025-05-20 18:42:21 | 桜島
5月20日(火)梅雨空の下で、今日も桜島の噴火活動が続いています。

2025年 初日の出と桜島 7時33分 かごしま健康の森公園から


今年の桜島は元旦から元気で、初日が噴煙に隠れるほどでした。

5月20日 今日は梅雨空で殆ど山体が見えない


国土交通省が桜島の南東側、垂水市海潟に設置している監視カメラ画像です。

5月20日 気になる風向き NHK 九州沖縄の気象情報


南のち南東の風が予想されていて、桜島の噴煙は風下の霧島市福山町から鹿屋市輝北町方向に流れそうです。

厄介なのは桜島上空の風向き次第で火山灰が降ってくることです。上空の風が弱いと火山灰が広範囲に撒き散らされることもあります。

NHKテレビ画面に表示される噴火情報 5月16日朝


噴火情報がその都度表示されるよう、リモコンを使ってテレビの画面設定ができます。鹿児島局独自の情報だろうと思います。

外干しの洗濯物を取り込む、外出予定を立てるときなど便利で助かります。

気象台が発表する詳しい火山活動の解説情報


同じく噴火の都度発表される観測報


梅雨空で桜島上空の様子が目視できないため、噴煙の高度や噴煙量、流向、噴石飛散距離などは不明と発表されています。

空気振動が観測されたので、今年116回目の爆発としてカウントされたようです。

気象庁の降灰予報 火山灰の方向などの情報


火山活動が激化すると火山灰よりも粒の大きな火山礫が降ることもありますが、最近ではそのようなことはありません。

2023年からの月別噴火回数


今年は噴火回数が多めで、5月は19日までに100回となっています。

空気振動や噴石の飛散を伴わずに噴煙だけが上がっても、曇りや雨天で桜島が見えないと観測できません。

空気振動が観測された場合は噴煙の視認性にかかわらず、爆発としてカウントされるようです。

2011年からの年間噴火回数


今年は5月19日までに179回を観測していますが、過去には1000回近くの年もありました。

15日の鹿児島空港では降灰により、一部運航休止の影響が出ました。

昭和50年代には大量の火山灰が降り昼間でも車のライトをつけて運転したことや、桜島島内のホテルに噴石が落下したこともありました。

連日の噴火活動を心配していますが、過去の激しい活動を思えばまだ影響は少ない状態です。

昭和火口の活動


現在の噴火活動は南岳山頂火口に集中していますが、2011年から2017年にかけては殆どが昭和火口によるものでした。

今回の活動は5月12日に山体膨張が観測された後に活発になりました。山体膨張は15日の噴火により一部解消されましたが、再び膨張しています。

5月20日までの風向きは南から南西が主で、火山灰は鹿児島市の桜島東部地区、垂水市、鹿屋市輝北町、霧島市から姶良市にかけて流れています。

この間の5月15日には鹿児島の梅雨入りが発表され、風向きが大きく変わっていないため桜島の西側に位置する鹿児島市街地への降灰はわずかです。

風向きが東寄りに変わって鹿児島市街地に連日大量の火山灰が降り出すと、ニュースに大きく取り上げられそうです。

桜島が元気なことはよく判りましたので、ほどほどに大人しくなってくれることを願っています。
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ミカンの木 えんどう豆は最後 2025/05/18(鹿児島)

2025-05-19 17:59:30 | 野菜作り
5月18日(日)梅雨空の下で藪払い後に、えんどう豆を収穫しました。

9時18分 吹上浜日置海岸 以下の画像は5月18日撮影


雨は8時前に上がりましたが西空は雲が厚く、天候回復の様子は見えません。

数年前までブリ釣りシーズンに軽トラが走っていた砂山に、タイヤ跡が筋となって残っています。

小さな川口 砂地の浸食が続く 浜の丸集落


一枚目の画像の北側に歩いてきました。民家までの距離は直線で30~70mありますが、川の水が砂地を侵食し続けていました。

そろそろ重機を使って流路を変更しないと、砂山まで浸食されると修復に手間取りそうです。

南北に長い吹上浜のなかでもこの辺りは海岸のごく近くまで民有地があり、国有地の幅が狭い珍しいところです。

南さつま市辺りでは海岸林の幅が数キロあり、海岸近くまで車で行けるところは数か所しかありません。

ここは砂山の上に車を置けて、海岸を見渡して小魚の湧き具合いなどが観察できる貴重な釣ポイントです。

砂山に自生するウチワサボテン


気温上昇と雨で勢いづき、蕾が目立ってきました。鋭くて長いトゲがあり、手や指に刺さると痛い目に遭う厄介者です。

浜から戻り庭先を見ると、ツツジや白木蓮などが枝を伸ばして屋根に届いていました。放置するとさらに伸びて厄介なので藪払いを優先しました。

竹もあちこちに出ていて、1m以上に伸びた個所も多くて山鍬で取り除きました。予定外の作業で、効果はごく一時的ですが片付きました。

えんどう豆 今季最後の収穫


今季は例年よりも生育が遅れて、収穫期が半月以上も遅くなりました。

原因は野鳥食害のため新芽が食われたことと、寒さによる成長遅れでした。

今日が一番の収穫量 収穫に感謝


野鳥対策で漁網を二重三重にかけてあり、手が届かない個所は収穫できないままサヤが茶色くなっていました。

実だけを売っている市販品に比べて、野菜園でのとれたては鮮度抜群です。

ナスの囲いを外して支柱を立てる


ナスが成長していたので囲いを外し、新たに立てた支柱と茎を軽く紐でくくりました。

カメムシのようなものを見かけましたが、雨続きのため今回は薬剤散布は見合わせました。

キュウリは脇芽を摘み取ったこともあり、茎がネットにうまく絡まず成長が遅れています。アバシゴーヤはゆっくりとツルが伸びています。

ジャガイモ まだ茎葉が緑一色


そろそろ葉が茶色く枯れてくる時期ですが、このところ日照不足でしょうかまだ緑色のままです。

後作の唐芋(サツマイモ)栽培は急がないので、当分様子を見ることにしました。

晩生ミカンを移植


昨年収穫して食べた晩生ミカンの中に、種が大きくなり一部発根したものがありました。

ミカンの苗は丈夫な台木に園芸種を接木して育てられるようです。ミカンが美味しかったとしても、その種を蒔いても園芸種ミカンが育つことはないようです。

食べたミカンの中で発根していた頑丈なタネを鉢で育て、50cmほどになったので野菜園の隅に移植しました。

台木の性質が受け継がれているのか茎には太いトゲがあります。美味しいミカンでなくても構わないので、頑健な生命力を見守り育てることにしました。

我ながら変わり者です。美味しくもないだろう、実がつくかどうかも判らないものを育てるなんて・・・そんなことが私は好きなのです。

唐芋苗床 ようやく発芽


昨年は唐芋がなかなか発芽せず植え付けに手間取り、猛暑で雑草に覆われて、生き残った唐芋はイノシシなどに食われて散々でした。

苗床に植えてあるのは一般に苗が流通しない白系の芋です。甘さを感じにくい昔ながらの唐芋の味で好きです。

見慣れない 蝶か蛾か


画像検索するとヒロオビトンボエダシャク(蛾)が出てきました。3~5頭(匹)が近くを飛んでいて、大量発生でイヌマキを枯らすキオビエダシャクのようで気持ちが悪いものでした。

今日はえんどう豆収穫だけの予定が、藪払いとミカン植え付けで手間取りました。雲が厚く気温は22度くらいで、汗を流さずにすんだのは幸いでした。
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火山灰が降り 早くも梅雨入り 2025/05/16(鹿児島)

2025-05-17 15:17:33 | 天気の話題
5月16日(金)朝方の火山灰に続いて、梅雨入り発表にビックリ。

5時58分 庭先の火山灰 以下の画像は5月16日撮影


昨日の風向きは南西から南寄りで桜島の火山灰は垂水市、鹿屋市北部、霧島市(鹿児島空港)、姶良市方面へ流れていました。

15日10時45分に始まった桜島の噴火は16日4時まで続き、上空に漂う火山灰の一部が西側の鹿児島市街地にも降って来たようです。

バラにも火山灰


ここ数年は殆ど火山灰が降らず、半ば忘れかけていました。火山灰の量としては少なめで、バス通りの車が火山灰を巻き上げるほどの量ではありませんでした。

6時18分 噴煙を上げ続ける桜島


桜島が見える場所まで行ってみると、今朝も噴煙が出続けて姶良市方向へ流れていました。昨日15日は鹿児島空港で一部の便が欠航しました。

16日5時57分の噴火では噴煙が火口上高度2700mに達しました。6時40分には今年61回目の爆発があり、16日の爆発回数は10回でした。

最近にない噴火、爆発回数ですが火口から3kmを越えるような噴石飛散はありませんでした。

14時23分 鴨池港と垂水フェリー


予報通り雲が厚くなり、この後すぐ雨が降り出しました。

昼のテレビで鹿児島が梅雨入りしたと知りました。昨年よりも23日、平年より14日も早くて驚きました。

まだジャガイモの葉が茂っていて、唐芋(サツマイモ)畝の準備もしていません。

何より驚くのは、奄美、沖縄よりも先に梅雨入りしたことで、この先どんな天候になるのか気になります。

15時18分 石橋記念公園


ここは桜島から見ると西側なので、火山灰の影響は少ないようでした。

雨に濡れた西田橋


平成5年の鹿児島大水害で流出を免れ、この地に移設保存されている石橋です。

祇園之洲の北端から 北側の仙厳園駅方向


鹿児島湾(錦江湾)沿いに道路整備計画がありますが、この先は観光地の仙厳園です。仙厳園と湾岸に挟まれた狭い場所に国道10号と日豊本線が走っています。

海上に道路を通す案、仙厳園近くにトンネルを造る案などありますが、経済の停滞もあり計画は先に進まず見通しが立っていません。

祇園之洲公園のザビエル像


公園の東側にあり、移設保存の石橋ほどには知られていません。私も稲荷川の川口北岸を歩いたのは今日が初めてでした。

17時25分 雨で少し流れた火山灰


午後からの雨は大降りではなく、火山灰が模様になり残っていました。雨で流れないと、この先乾燥したら風で飛散して厄介です。

開花が進むアマリリス


大きな花茎を伸ばして次々と花を咲かせています。梅雨になっても毎日雨が降るわけでなく、照る日もあります。

天候を見ながら唐芋植付の準備を進める予定です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。