花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

台風5号 灰雨で終わりそう 2022/07/30(鹿児島)

2022-07-30 12:02:53 | 天気の話題
7月30日(土)台風5号はあっさりと、通り過ぎたようです。

7月29日19時23分 濃い夕焼け


日没は19時16分、台風時に見られる濁った色濃い夕焼けでした。幸い風は強くならず、適度な雨は期待外れでした。

7月30日5時10分 NHKデータ放送


拡大して見ると


鹿児島市の24時間雨量は30日5時までにわずか5.5ミリ、風は最大で7m/sでした。

7月30日5時57分 今朝の北~西空


東空に雲が多かったためか、色濃い朝焼けは見られませんでした。

風は静か 竹も殆ど揺れず


竹が大きく揺れる様子を写そうと思いましたが風は弱いまま、クスノキの枝にハトが飛んできました。

読売テレビ ウェークアップ 6時現在の台風情報


鹿児島市は台風の強風域を抜けたようです。

30日9時30分 雨雲の様子 気象庁ナウキャスト


台風特有の雲の渦巻きもはっきりせず、雨雲はまばらで雨が降らないのも納得。

気象庁 台風の大きさと強さ


強い台風、大きな台風があれば逆に弱い台風、小さい台風もあるはずですが?

防災上の配慮で、現在は弱い台風などの表現は使われていません。科学的には変なことですが、これには23年前の水難事故が大きく関わっています。

玄倉川水難事故(くろくらがわすいなんじこ)は、1999年(平成11年)8月14日に神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川で発生した水難事故です。

弱い熱帯低気圧の影響で大雨が予想されていた8月13日、玄倉川の中州でキャンプをする人たちがいました。大雨でダムの放流が予想される中、ダム管理職員、警察官による避難呼びかけに応じませんでした。

翌14日雨が激しくなりダム放流も加わり水位がさらに上昇、岸からの救助作業はうまく行かず、昼前に増水した川に流され13名が死亡しました。状況は報道のカメラに記録報道され、社会に大きな衝撃を与えました。

台風の卵である熱帯低気圧程度と甘く考え、命の危険にまで考えが及ばなかったのではと言われました。

弱い台風、小さな台風といえども大きな被害をもたらします。これらの表現が防災上の誤解を与えてはいけないとして、2000年には弱い、小さいなどの表現は削除されました。

庭先のニチニチソウ


車庫の屋根には桜島の火山灰


今朝は爆発が2回観測されています。2回目の爆発では噴煙が火口上1700mに達しました。桜島上空の風向きは南東、噴煙は北西方向に流れています。

火山灰は雨雲に入ると雨に混じって降ってきますが、雨雲がないときは鹿児島市から日置市、いちき串木野市方面へも飛んでいきます。

鹿児島の方言では、灰を伴った雨を灰雨(へあめ)と呼んでいます。小雨だと油断すると服に付いて嫌われる厄介者です。

火山灰と雨の量的バランスにもよりますが、車のフロントガラスに火山灰が付着すると視界不良になります。ワイパーを動かすたびに火山灰がガラス面をこすり、ワイパー用の水が切れると大変です。

雨が降らず火山灰だけであっても窓から入り込み、洗濯物にくっ付くので風向きには油断がなりません。

台風5号は風、雨とも被害なく通り過ぎてホッとしました。もう少し雨が降ってくれると良いのですが、こればかりはお天道様次第でしょう。
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ヒマワリ咲く 農業センター 2022/07/28(鹿児島)

2022-07-29 13:22:30 | 
7月28日(木)早朝、農業センターの水生植物園へ出かけました。

大賀ハス 開花シーズン終盤へ 以下の画像は7月28日に撮影


センターに向かう途中では小雨が降り、南西の空にごく薄い虹が見えました。水田側の斜面は草苅がしてありました。

6時過ぎの鹿児島市都市農業センターは、まだ陽射しが当たらず蜂が多く飛びハスの表情が豊かでした。

蕾が少なくなった


昨日はカンカン照りの中でハスが色飛びして残念でした。早朝の落ち着いた雰囲気で見るハスが好きです。平日でもあり貸切状態で美しい花景色を楽しめてありがたい限りです。

コロナ禍で3年目の夏、伝統の祭りなども殆どが中止。ここでも撮影仲間を殆ど見かけなくなりました。

6時18分 蜂が多く飛んでいた


この時間帯は蜂を多く見かけましたが、7時過ぎには数が少なくなりました。トンボは殆ど見かけませんでした。

多重露光による撮影


三脚を使い望遠レンズで多重露光撮影もしました。風の吹き具合で花びらの表情が毎回違うため、数多く写さないと思い通りの結果は得にくいものです。

ちょっと変わった蕾 茶碗ハス


ハスの蕾は長く伸びた茎の先に1個付きます。これは先端に蕾が2個あり、初めて見た気がします。

このまま蕾が成長し2個とも開花するのか、蕾が枯れてしまうのか興味深いところです。

水田見守りの農家さん


毎朝訪れて水管理と稲作の見守りをされているようです。南海上では台風の発生が気になるところです。

今朝は長年写真活動をされているAkさんが撮影に来られました。写真を写し始めて50年ほどになるとお聞きし、私も同じくらいですと語るうちに共通の写友の話などでしばし時を忘れました。

ヒマワリが咲き始めた


農業センター展望台近くにが小型のヒマワリが植えられていて、今が見頃でした。

東寄りの風 桜島の灰が鹿児島市街地へ飛んでくる


突然の警戒レベル5(避難指示)に驚かされましたが3に引き下げられ、避難解除となりました。

夏場は東寄りの風が吹きやすく、当分は鹿児島市街地に火山灰が飛んできます。しばらくは辛抱しなければなりません。

8月初旬にかけて見頃か


まだ所々咲き始めた程度ですが、来週には開花が進みそうで多くの人を楽しませてくれそうです。

アメリカフヨウ


ヒマワリは背丈が高いので台風の影響を受けやすく、影響が心配されます。被害なく適度に雨が降る程度で通り過ぎてほしいものです。
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カメラ散歩 広瀬の南方神社 2022/07/27(鹿児島)

2022-07-29 11:15:48 | 史跡巡り
7月27日(水)スイレン棚田の後、近くの気になる場所へ向かいました。

県道51号からの風景 上に向かう階段 以下の画像は7月27日に撮影


農家そばヤマサキのハス池から南へ600mほどの地点です。御幣があることから神社への道でしょう。

スイレン棚田からは北東側に直線で500mほどの位置にあります。

境内に向かう道


神社境内へ上がる道沿いの右手にも御幣がありました。この先の林の中にも神様が祭られているのかもしれません。

南方神社 さつま町広瀬5706番地


平成17年に改築


道沿いに見えた御幣に導かれてやってきた所は南方(みなみかた)神社でした。同じ名前の南方神社は鹿児島県内各地にあり、近隣の人々が守ってきた昔ながらの村社(むらやしろ)のようでした。

境内東側 大きなクスノキ


クスノキの下にあったのは


小さな石の仏様のようでした。元からここにあったのか、ここに移されたものでしょうか。丸石や石塔のかけらのようなものもありました。

仮屋原公民館北側 工房たけん子の南側で見かけた石の祠


神社を後にして近くの田の神様を見に行きました。前回訪問の記憶をたどり歩くうちに、道沿いの土手にある高さ50センチほどの石が目に付きました。

頑丈な石の祠のようですが、屋根部分が大きすぎて少しアンバランスに感じます。傷んだ六地蔵塔のような石仏を修復したのでしょうか。

蓮華の台座 仏様のようです


案内板などはなく花なども供えられておらず、ずっとここに置かれている感じでした。石の仏様が私を呼び止めてくださったのでしょう。

田の神様


前回は道路側から見たので、全体を田の神様と見るような自然石だと思っていました。回り込んで見るとしっかりと田の神様の姿が彫り込まれていました。

ここにも何か祭られています


グーグルマップを拡大して見ていくと、あちこちに神社やお寺跡など、史跡が多いことに気づかされます。今回の田の神様、石の祠はグーグルマップのストリートビューでも確認できました。

近所の方にお尋ねすれば神社、石仏の由来などが聞けたかもしれません。コロナ禍が収まったころまた訪れたいものです。
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東郷町 磨崖仏・経塚など巡る 2022/07/27(鹿児島) 

2022-07-28 17:04:13 | 史跡巡り
7月27日(水)さつま町からの帰り道、薩摩川内市東郷町に立ち寄りました。

小路(こうじ)磨崖仏、島津氏供養塔など 以下の画像は7月27日に撮影


グーグルマップを拡大して小路磨崖仏などを見ていると、田海(たうみ)川沿いに島津氏の供養塔があることが判りました。

さらに近くの道路脇には経塚があり、不動明王石像が残っているようです。ハス池など巡り元気が残っていたので足を延ばしました。

小路磨崖仏






地元の人しか通らないような狭い道のすぐ横にあります。500年ほど前に彫られたものとは思えないほどしっかりと残っています。

田海川右岸から 上流部を望む


民家の先50mほどのところを左上に進むと経塚の案内板がありました。島津氏供養塔は川沿いを上流へ700mの位置です。

経塚の案内板(左) 坂の上から川の方を見る


グーグルマップのストリートビューでこの看板に気づきました。

看板には・・・ここは昔、妖怪が出没して通行人を悩ませていた。その妖怪を鎮めるために、経塚を建てたという言い伝えがある・・・と、書かれています。

不動明王石像は川の方から見ると道路の右上(画像ではカーブミラーの右上)にあります。

道路右側の細い道を上がったところから見た経塚 右側中ほど奥


上原の人々が資金を出し合い宝永三年(1706)に建てられたもので、昔この辺りにお寺があったようです。

道路の崖上に残る経塚と不動明王石像


かなり傷んでいた 


足元の悪い竹藪を50mほど上がったところに残っています。石像のすぐ前は5m以上もありそうな崖で大変危険な場所です。

道路反対側には狭い通路があり上がれます。説明板からは少し遠いですが経塚の様子が見えます。崖の上の危険な経塚には近寄らない方が無難です。

島津歳久及び殉死者の供養塔


経塚から田海川横に戻り、上流部へ700m歩きました。グーグルのストリートビューは途中で途切れていますが、道路は農耕車が通行できる広さでした。

車は供養塔の手前100mほどの場所に止めることができます。農繁期以外は車の通行量はごくわずかと思われます。

島津氏の墓地ではなく供養塔で、殉死者名を刻んだ石がありました。寺跡の広い場所で現在も一部は一般墓地として使われているようです。

石の仏様か


30センチほどの石に目が留まりました。よく見ると古い石の仏様のようでもありました。寺跡入口の仁王(金剛力士)像はひどく破壊されており、明治初期の廃仏毀釈の愚かさを物語っています。

国道267号交差点近く 記念碑のようなものがあった


案内板などはなく、危険と表示され道路側はロープで囲われていました。刻まれた文字を読むと、「大脇祐智先生記念碑」でした。

陸軍大将上原勇作書とありました。大脇先生の生誕地かもしれませんが、ネット検索した範囲では大脇祐智先生の情報は見つかりませんでした。

上原勇作氏は都城出身の軍人で、安政3年11月9日(1856年12月6日) - 1933年(昭和8年)11月8日)、幕末から昭和にかけての陸軍武官とあります。

大脇先生の功績でしょうか、細かな漢字でぎっしり側面に刻まれています。この記念碑が昭和8年以前のものとすれば、建てられて90年ほどにもなるようです。

暑い中、あちこち巡りましたが午後は雷が鳴りだして天気が急変。帰りは樋脇から入来付近にかけて強い雨に降られ、車のライトを点灯しました。入来峠を越えると雨は降っていませんでした。

ワクチン接種4回目の副反応が消え、車であちこち巡り、様々な出会いを経験できました。健康と家族に、感謝、感謝です。
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さつま町 ハスとスイレン 2022/07/27(鹿児島)

2022-07-28 14:09:28 | 

7月27日(水)鹿児島県北部のさつま町広瀬に出かけました。

農家そばヤマサキ ハス池 店は画面外右手 以下の画像は7月27日に撮影

農家そばヤマサキ 鹿児島市から一般道経由で1時間半程度

開花ピークを過ぎていた

水路に咲くハス

花托が成長していた

北西側の風景 

光が強すぎて色飛び

田原のスイレン池 手前のハス池

この暑さではスイレンも夏休み?

見晴らしが悪く紫尾山はかすんでいた

東郷町のハス池は生育不良で残念

現地着は9時頃、真夏の太陽が照り付けていました。農家そばヤマサキのハスは例年より生育が悪いようでした。極端に短い梅雨が影響したのでしょうか。

田原スイレン池も強い日差しで、訪れる人はまばら。花が夏バテ気味に見えました。今回は場所の説明にグーグルマップを貼り付けました。

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ワクチン接種 旧ダイエー店 2022/07/24(鹿児島)

2022-07-25 16:46:34 | 日記
7月24日(日)4回目のコロナワクチン接種のため、鹿児島市鴨池2丁目のイオン鹿児島鴨池店(旧ダイエー鹿児島店)に立ち寄りました。

新型コロナ感染症 過去最多を更新 24日朝 日本テレビのニュース


コロナ禍で3度目の夏、ワクチン接種は4回目です。これまで3回は鹿児島県の大規模接種会場(県民交流センター)でモデルナを接種。

今回は県の大規模接種会場の開設がなく、鹿児島市からの案内に従い鹿児島市内の医療機関を予約しました。

予約できる医療機関名が50音順ではなく、一定の市街地順に表示されます。日付で検索すると既に空きが少なく、しかも医療機関によってはかかりつけ患者のみが対象となっています。

さらにワクチンの種類はモデルナ、ファイザー、ノババックスとあり、どれも効果があるようですが迷いました。

結局、大きめのところで近い日付の予約が取れそうな鴨池の鹿児島市中央保険センター(モデルナ)に決めました。

およそ40年ぶり 旧ダイエー鹿児島店

自宅庭先の夏水仙


ウィキペディアによると・・・鹿児島市平川へ移転した鴨池動物園跡地にダイエーが「動物園跡が日本で一番新しい大ショッピングセンターに変わります」と銘打って1975年(昭和50年)7月に出店[2]。店舗面積は県下で3番目に広く、開業当初から大勢の客で賑わった。その後も日本全国のスーパーで売上高の上位にランクインし続けた・・・とありました。

大きな駐車場に入るには電車通り沿いの横断歩道を左折、車が多い中で坂道停車と発進がありました。当時はマニュアル車で、クラッチとアクセル、サイドブレーキの操作に慣れず苦手なところでした。

今はイオン鹿児島鴨池店に替わっていますが、建物全体は当時の雰囲気そのままのように思えます。若い人たちは新しい東開町のイオンモール鹿児島の利用が多いことでしょう。

24日、ワクチン接種者は少なめ

庭先に一杯伸びてきた日日草


保健センターへの道順を間違えて大きく遠回りしてしまい、体温は37.4度。再測定37.0度でセーフ。今回も無料接種で守っていただき感謝、感謝。

ワクチン接種を受ける人は数名程度ずつで大半が高齢者、本人確認のため免許証の添付を求められ、接種前の問診などしっかり確認されました。

接種後はイオンの駐車料金を3時間無料にしてもらい、夕食など買い求めました。広大な店にお客さんは少なめで、経営には苦労が多いことでしょう。

何事も右肩上がりで景気の良かった40年ほど昔、ダイエー社長の中内功さんは神様のように扱われていました。CEOなどという当時聞きなれない言葉が流行りだし、何か変な感じがしたものでした。

2回目の接種翌日は熱が出て大変でしたが、3回目は翌日の接種部位の痛み程度ですみました。

今回も軽いだろうと思っていましたが、25日は前回よりも接種部位が痛み、頭痛と足裏のほてり感があり、風邪薬で少し楽になりました。

このペースで新規感染者数が増え続けると、いつまでもワクチン接種が必要になりそうです。インフルエンザのような取扱いに替われば、ワクチン接種は有料化されるのでしょうか。もうコロナは飽きました。
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桜島 突然の警戒レベル5 2022/07/25(鹿児島)

2022-07-25 14:48:37 | 桜島
7月24日(日)20時5分頃桜島が爆発。大きな噴石が火口から2.5kmまで飛び、警戒レベルが5(避難指示)に引き上げられました。

7月25日 NHK朝のニュース


昨夜(7月24日)20時25分頃、桜島の噴火速報が出てビックリ。雲が多く噴石の飛散状況は不明瞭でしたが、大きな噴石が火口から2.5kmまで飛んだと発表されました。

21時過ぎに警戒レベルが5に引き上げられ、桜島南部の鹿児島市有村町の全域と古里町の一部の33世帯51人に避難指示が出されました。

大正噴火のような大きな活動の兆しはない


今回の噴火は日常的なもので、特に大きなものではありません。噴石が火口から2.5km飛んだことが、警戒レベルの引き上げにつながったものと思われます。

今年は昨日までの噴火回数がわずか23回でここ数年でも特に少ない状況でした。地下のマグマが大正噴火レベル近くまで蓄積されつつあると言われながら、この静かさは不気味なものだと思っていました。

桜島での警戒レベル5は初めて


2020年6月4日の噴火では大きな噴石が火口から3kmほど飛んでいたことが後日の現地調査で判明しました。本来であれば警戒レベル5相当の危険な現象を見落としたことで、気象台に大きな批判が向けられました。

2020年6月8日 気象庁資料


警戒レベル4 2015年8月


2015年8月15日、お盆に前触れもなく山体の膨張を示す急激な地殻変動が観測されました。警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられ緊張が走りましたが、大きな噴火はなくやがて3(入山規制)に引き下げられました。

桜島は噴火活動が活発なため日常的に警戒レベル3が継続しています。火口から2km以内は立ち入り禁止、一般の人が行けるのは湯之平展望台(標高373m)までです。

7月25日 NHK 桜島噴火情報(画面左側)


火山灰の飛来は日常生活に影響が大きいので、NHKテレビ画面に噴火情報が表示されるように設定しています。

垂水市海潟側から見た桜島 2013年7月


南側から見た桜島です。鹿児島市街地は画面外の左側です。この画面に写っている有村展望台から古里温泉付近は火口から3km圏内のため、この区間の国道224号は通行止めになっています。

桜島フェリーは緊急避難に利用されるため年間を通じて24時間運航されており、今回も通常運航が続いています。

昭和火口の中規模噴火 現在は昭和火口からの噴火なし


気象用語の噴火とは、火口から溶岩が流出する、もしくは火口の外へ火山灰等の固形物を放出する現象のこととされています。

爆発音、地震や空気振動を伴う噴火、噴石の飛散を伴う噴火は統計上は爆発とされます。日常用語としては噴火と爆発の使い分けはされていません。

最近では昭和火口の噴火はない


一時期は殆どの噴火活動は昭和火口で起こっていましたが、ここ数年昭和火口での噴火活動は観測されていません。

桜島の噴火回数


昭和火口の活動が激しい頃と比べると噴火回数は極端に減っています。

今度も2015年夏のように大きな影響なく活動が収まってくれると良いのですが、桜島の山体膨張は解消されていません。当分は避難・警戒が続きそうです。

27日夜 警戒レベル引き下げ

桜島では7月24日夜の爆発的噴火で噴石が火口から2.5キロまで飛び、噴火警戒レベルが5の「避難」に引き上げられました。

その後の3日間で大きな噴石が2キロを超えて飛ぶ噴火は観測されず、気象庁は27日夜、警戒レベルを3の「入山規制」に引き下げました。
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花盛り 農業センター大賀ハス 2022/07/22(鹿児島) 

2022-07-22 15:32:02 | 
7月22日(金)普段より早く目覚め、農業センターへ出かけました。

鹿児島市都市農業センターの大賀ハス 以下の画像は7月22日に撮影


撮影モードを普段と変えてみました。モノクロフィルムでの撮影と似たような感じですが、買い替えたパソコンのモニターの色合いにはまだなじめません。

色合い調整の方法があるのでしょうが、うまく設定ができず値段相当の画質だろうと思っています。

画面の変化が必要


大賀ハスの美しさも何度も通うと半ば見飽きて、贅沢なことかも知れませんが似たような画像ばかりパソコンにたまっています。

今朝も雲が多かった


朝からスッキリ晴れるかと思っていましたが、低い雲の塊が次々に南西から流れ込み続けました。

数種類の蜂が飛んでいましたが、花びらにまとわりつく黒いハエのような虫は見かけませんでした。8時頃からは蝶トンボがやってきました。

風は弱かった


風は弱くハスの葉が裏返るようなこともなく、穏やかな朝でした。たまに薄日も差し込みますがすぐに陽射しは消えました。

スイレンは残念ながら葉は茂っているものの、花数が減り見映えがしません。

茶碗ハス 見頃は月末くらいまでか


大賀ハス、茶碗ハスともに開花が続き、最近になく見事です。今日は平日で訪れる人はわずかでした。新型コロナ感染症は第7波に突入、鹿児島でも感染者数が過去最多を記録しています。

今日は昼前から真夏の日差しが照り付け、2回目の梅雨明けのような感じです。早くいつも通りの夏が戻ってほしいものです。
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南西風の吹上浜 真夏が戻りそう 2022/07/21(鹿児島)

2022-07-22 14:29:05 | 日記
7月21日(木)今にも降りそうな空模様、日置へ向かいました。

大賀ハス 以下の画像は7月21日に撮影


鹿児島市都市農業センターに立ち寄り、大賀ハスを少しだけ撮影。花びらが開き始めて、チュウリップのような姿でした。

南西風で荒れた吹上浜日置海岸


大雨は強い風を伴うことが多く砂浜がかなり削られ、浜崖のような50センチほどの段差ができていました。

南方系のゴミが漂着


中国製の船舶用エンジンオイルが入っていた20リットルほどのタンクです。浮きや漁網、ロープなども見かけました。

清涼飲料水容器だろうか


帰宅後ネットで調べるとベトナムの清涼飲料水メーカーのものでした。かなり南方からやってきたようです。

こんな日は浜を歩くと珍しいものも見つかりますが、冷静に考えるとガラクタに過ぎません。

近くで見つけた水汲み用のポリバケツと太い木の杭を肩に担ぎ、浜から引き上げました。

浜への道 修復工事が始まりそう


大雨で道路浸食が進んでいました。市役所の方で雨水の流路を変更し、浸食を防ぐ対策をしてくださると聞き安堵しました。

唐芋(サツマイモ)の畝土が雨で流されていた


畝に土を上げる 追加で2本植えこむ


唐芋は6月までに植え付けないと7月は気温が高くなり活着しにくく、蔓の成長も遅くなります。

ジャガイモの跡地が草むらになるよりましなので、7月7日に植え付けました。今年は早い段階でアナグマが唐芋の根を掘っていました。

最初に植え付けた唐芋 左側のアジサイを剪定


5月15日に植え付けたもので、蔓が茂っています。アナグマに掘られた箇所もありましたが、土をかぶせた後は荒らしていません。

収穫までにはかなりの食害が懸念されます。野鼠対策などの毒薬が効果的とも聞きますが、生き物の命を奪うのは忍びないので半ば放置状態です。

夏野菜 キュウリは枯れた


都合により6月は全く管理ができなかったため、キュウリが太くなり過ぎて株が弱り殆ど枯れていました。

苦瓜(ゴーヤ)は蔓が茂り、実が成長していて一部は黄色くなり食用にならず捨てました。

ナスは2本が生き残る


3本のうち1本は新たな芽が伸びず枯れていました。残る2本は枝を整理し、追肥をしました。

根がしっかりしているので追肥をグングン吸収し、枝を伸ばすことでしょう。うまく管理すれば9月頃まで収穫が可能です。

今にも降り出しそうな空模様でしたが天気は持ちこたえ、陽射しが出なかったのでひどい暑さにならずにすみました。

今日も汗まみれになりましたが、予定外のアジサイ剪定作業を5か所で済ませることができて幸いなことでした。
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平成5年を思い出す 梅雨末期 2022/07/20(鹿児島)

2022-07-20 18:36:09 | 天気の話題
7月20日(水)今日も鹿児島市は梅雨末期のような空模様です。

7月20日 朝のNHK ニュース項目


昨夜から今朝にかけて線状降水帯は発生しなかったものの、鹿児島県北部から宮崎県にかけて大雨が降りました。

薩摩川内市では甑島地域に加えて、20日0時51分新たに本土全域に避難指示を発表しました。鹿児島市では昨日から大雨は降っていません。

土砂災害警戒情報


平成5年(1993)の豪雨では7月から8月にかけて何度も大雨が降り、県北部を中心に河川の氾濫、道路通行止め、崖崩れなどの被害が発生しました。

順調に伸びる稲


平成5年8月6日(金)には鹿児島市と周辺部で集中的な大雨が続き、鹿児島市街地を流れる甲突川が氾濫し石橋が流出。夕方にかけて市内各所で崖崩れが多発、市街地が広範囲で水没する大水害(8・6豪雨)が発生しました。

折しもテレビでは、土井たか子衆議院議長が「細川護熙さんを内閣総理大臣に・・・」と発言する国会中継が続いていました。

鹿児島市街地は濁流に沈み人の命が危険な時に、何でこんな中継を続けているのかと腹立たしい思いをしたのを鮮明に覚えています。

高速道路が一部で通行止め


JRも一部区間で運休しています。

南西からの湿った気流の流れ込み


梅雨末期のような気圧配置で南西から湿った空気が流れ込み、鹿児島市では今にも降り出しそうな感じです。

今年は例年になく梅雨期間が短く早い梅雨明けでしたが、このところ2回目の梅雨が続いているようです。単に梅雨の中断期間が長かっただけかもしれません。

アメリカフヨウ


平成5年のような大水害が起こりそうで気がかりです。今年7月の台風4号は風の影響は少なかったものの、日本各地に大雨をもたらしました。

梅雨末期に心配なのは台風の追い打ちです。来週の予報には傘マークが少ないようです。被害なく早く梅雨が明けてほしいものです。

4回目のワクチン接種予約

コロナ禍で3回目の夏です。ウィルス変異が進み、流行の中心と思われるBA.5株は感染力が強いとのこと。昨年夏は多くの困難を克服してオリンピックが開催されましたが、コロナ以外でのトラブルも多発し、良い印象が残っていません。

社会生活と感染対策の両立を図るため、指定感染症扱いをやめて一般のインフルエンザ並みの取扱いに緩和しようとする考え方もあります。強い規制をせずにこの夏を乗り切れると良いのですが、やはり気になります。

プリンターのトラブル

プリンターとパソコンの接続が悪いのか、パソコン内の画像が印刷できないトラブルが発生。落雷対策で外していたケーブルをパソコンにつなぎなおしたのですが・・・

プリンターのオンライン点検を受け、さらにマニュアルを表示させ・・・あれこれ30分以上試しても印刷データがプリンターに届かないのか、プリンターが全く動きません。買ったばかりなのにどうして・・・?

パソコンを再起動させると何事もなかったように待機データ2件があっさりと印刷され、拍子抜けしました。昭和の頃、電化製品の調子が悪いとテレビなどはコツンと叩くものでした・・・今は再起動が効果的ですね。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。