花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

幸加木神社 雨上がりの滝 2023/04/26(鹿児島)

2023-04-27 17:11:37 | 自然観察
4月26日(水)小野公園から上流部の幸加木(こうかき)神社を訪れました。

県道沿いに咲くツツジ 以下の画像は4月26日に撮影


小野公園から県道206号徳重・横井・伊集院線を700mほど西側に進むと、緩やかな坂道が一部広くなっていて駐車が可能です。

その左手にはツツジが咲き、林の中に江戸時代初期の絵師、木村探元の墓地があります。

幸加木神社の入り口 案内板に注意 左手は建設会社


この道は狭く、建設会社の大型車両が出入りするので駐車できません。画面左下の小さな案内板から川横を上流側へ歩きます。

幸加木神社鳥居 案内板から50m程度


小さな石橋を渡ると鳥居があります。ここまでは人が歩くだけで車椅子、電動車などは入れません。

鳥居から上流部へ100mほど坂道を進むと参道橋があり、左右に滝があります。

参道橋(左下) 神社の祠と右側の滝


画面外左手上にも滝がありますが、ここからは良く見えません。右側の滝近くまで行けるように板が渡してあります。

板は薄くてかなり老朽化しており、今にも折れそうで足元が不安になりました。板橋を折ってしまっては大変。

後からは板橋を渡らず、ゴム長靴で浅い流れを歩きました。長靴に水が入るほどの水量ではなく大丈夫でした。

10時56分 右側の滝 幸加木の滝


県道から近い距離でしょうが、木々に囲まれてたまに大型車の音が聞こえる程度の別世界です。

24日から26日未明までの雨量は鹿児島市で23ミリ、滝の水量は昨年訪れた時より少し多い程度でした。

滝の手前に祀られた不動明王


参拝者が多いのか、多くの花などが飾られていました。

こちらは左側の滝 不動の滝 倒木などは手付かずのまま


参道橋の下に流れ込んでいる小さな流れです。岩壁からまっすぐ流れ落ち、修行に使われそうな感じの滝です。

今日は三脚を使って撮影しましたが、雲の流れで光の変化が大きく案外と写しにくいものでした。明暗差が大きいので、薄曇り程度が良いのかもしれません。

一帯は照葉樹林ですが、早朝にどの程度光が入るのか、霧は出るのか、秋に色づく木があるのかなど・・・興味深いところです。

様々な石仏が置かれている


簡単な屋根が付いていましたが、壊れて周辺に散らばっていました。

11時26分 滝と不動明王像など


岩壁の下に数体祀られていて、少し不気味な感じもします。

下流側を見る 右が参道橋


不動の滝からの流れは参道橋の下をくぐり、その先(画面中ほど)で合流しています。

神社ではありますが、多くの石仏も祀られた神仏混交のような不思議な空間です。撮影中に訪れた人は1人だけで、中ほどの神社の祠2か所に参拝してすぐに帰って行きました。

一般的な多くの氏子が支える村の社ではなく、木村家所有地内の神社のようです。私有地として一般立ち入りを制限することなく、広く一般に公開されているようでありがたいことです。
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岩の鍾馗様 小野公園近く 2023/04/26(鹿児島)

2023-04-27 11:48:25 | 史跡巡り
4月26日(水)雨上がりの午前中、昨年に続いて鍾馗様を訪ねました。

天候回復 鹿児島市の小野公園 以下の画像は4月26日に撮影


24日からの雨が止んで、少し風が強めながらも青空が広がってきました。

野球場ライト側を南西方向へ山手に向かう


球場の周囲をウォーキングする人も見かけました。鍾馗様が彫られた岩はこの100mほど先の右手にあります。

左手には数枚の田圃が残る


昨年6月に訪れたときは田植えがすんでいました。今回右手のコンクリート水路が一部改修されていました。

楓のある所を右へ入る


グーグルマップを見るうちに「磨崖仏」の表示に気付き、昨年6月に訪れました。

付近には案内板など一切なく、場所が判らず山手へずっと進んで探し出せず、ウォーキングをしていた地元の方に教えてもらいました。

雨上がりで判りにくい


飲料水容器がありました。お供えの意味でしょうか、昨年はありませんでした。

顔の表情が力強い


コケや草に覆われた部分もありますが、安易に手を付けることもはばかられます。

入口には小さなバラの花が咲いていた


昨年見かけた小さなこいのぼりが、少し中の方にありました。バラは園芸種と思われ、狭いながらも平坦地で住宅跡だったような雰囲気です。

特に史跡に指定されているわけでもありませんが、お寺跡だったのでしょう。

送電線の維持管理


少し山手に進むと、このような標識がありました。大きな送電鉄塔の保守管理作業用の通路になっているようです。

普段気にも留めないことですが、地道に生活インフラを守る人々のおかげで、なに不自由もなく暮らしていけることに感謝です。

この後は昨年と同様に上流部の幸加木神社に向かいました。
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