花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 郡山の彼岸花 2019/09/29 (鹿児島)

2019-09-29 17:27:37 | 
9月29日(日)鹿児島市内の小学校では運動会が開かれました。
6時頃から4連発の花火音が聞こえました。音の重なりを避けて、10秒間隔ほどで数か所から上がったようです。

台風18号は17号と同じような進路か NHKニュースの台風情報


日本が昨日のラグビーアイルランド戦で歴史的勝利と報道されていましたが、何よりも気になるのは台風の進路。暴風で彼岸花が傷む前に出かけてみました。

全般には開花ピークを少し過ぎていた 以下の画像は9月29日に撮影


先週の草刈に疲れて外出できないうちに一遍に咲きそろった感じです。22日の雨で地面が冷えて一斉に花茎が伸びだしたのでしょう。

色付き始めた柿


蔓植物が伸びる時期


蝶はあまり見かけなかった


この時期は真夏の暑さが和らぎ、適度な雨も降り野山の草木が元気を取り戻します。田圃の畦道に多い彼岸花も草刈りなどの管理が行き届いたところでは美しく咲きそろいます。

撮影地は鹿児島市北西部の郡山町西俣地区です。9月16日に訪れた時にはわずかしか咲いていませんでした。今日はさらに色付いた稲田の中で、彼岸花が目立っていました。

田圃の枯草を焼く農家


お話を伺うと田圃周辺には彼岸花が多く、丁寧な草刈できれいに花が咲きそろうとのこと。八重山系西側の山に広い孟宗竹林も所有しており、田圃が終われば竹林管理が忙しいそうです。

30年ほども竹林を管理しており冬場には早掘りのタケノコを収穫するとのこと。詳しく話を伺うとその竹林は棚田の上にあり、遠目にもまっすぐな太い竹が美しく目立つ場所でした。

9月16日にも目にしています。この方が管理されていたとは驚きました。何か不思議な縁があるものだと感じることでした。
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秋の気配 草刈に汗流す 2019/09/24 (鹿児島)

2019-09-25 13:45:35 | 日記
9月24日(火)3連休明けの晴天、日置で草刈りに汗を流しました。

吹上浜日置海岸 台風の影響は少なかった


中潮の干潮時間帯 砂州が少しだけ出ていた


9月22日(日)台風17号は東シナ海を北東に進みました。日置市は暴風圏を免れ、東寄りの風が続いたこともあり砂山の一部が波に洗われた程度でした。

以前から砂浜にあった太い丸太も同じような位置に残っており、波による砂浜の浸食はごくわずかに留まったようです。

倒れずにすんだ山芋の棚


蔓が伸び葉が生い茂っていたので風の影響を受けて支柱やネットごと倒れるかと思いましたが被害はありませんでした。まだ蔓が伸びていますので地中の芋がさらに成長を続けることでしょう。

生い茂ったランタナを刈り込む


枝葉が伸びて道路側にせり出していたので草刈機で大まかに刈り込み、後から剪定ハサミで形を整えました。殆ど葉がなくなり不格好ですが、生育が旺盛なので1週間もすれば元の姿に戻りそうです。

昔からの田舎道を掃除


この夏は農作業に従事する日が少なく、草刈が届かず道路は草道になりかけていました。道路表面をこするようにナイロンコードカッターで地表の草を刈り取りました。

夕暮の空に顔を赤らめたような酔芙蓉


ショウキスイセン 一般には白い彼岸花と呼ばれている


草刈は燃料とナイロンコードをそれぞれ一度ずつ補給して、13時頃まで2時間ほど作業しました。機械操作に集中すると時間の過ぎるのは早いものです。

昼食後の後片付けに並行して、生垣の剪定などもしていたらその片付けも加わり普段よりも作業が長引きました。台風の落葉も加えて一輪車で8回ほどもゴミ捨場まで往復しました。

久しぶりに見る吹上浜の夕日


夕暮が近くなっていたので草刈作業後の写真を撮り、Nさん宅の彼岸花を写して夕日まで待ちました。これから少しずつ日没位置が南に移り、冬至の頃には左側に小さく見えている久多島の南に沈みます。

浜の風に吹かれていると汗が冷たく感じられ、帰りの車中ではエアコンを暖房側に少し回しました。やはり、暑さ寒さも彼岸までのようです。
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台風一過 花尾神社秋の大祭 2019/09/23 (鹿児島)

2019-09-23 18:22:30 | 祭り・伝統行事
9月23日(月)秋分の日、花尾神社大祭に太鼓踊りなどが奉納されました。
台風17号は東シナ海から対馬海峡を通過し、日本海を進んでいます。心配された空模様は青空が大きく広がり、強い日射が照り付けました。

台風進路予想図 NHK6時のニュース


稲田に大きな影響なし


奉納演芸などのプログラム


花尾太鼓踊り






大平(おおひら)獅子舞踊りの一場面 退治した獅子を従える


西上(にしかみ)太鼓踊り


スタッフのTシャツ


一昨年の長野県「第30回国宝松本城の太鼓まつり」イベントに参加された時のTシャツ。西上は鹿児島市郡山町東俣の南方小学校周辺の地名だとのこと。

蟻の花尾詣で 一行が到着


鶴丸城跡から花尾神社までの約17kmを歩く時代行列です。今年は子供神輿に先導され、予定よりも早めの到着でした。

伝統芸能の継承が難しい中、小学生などの参加もあり今年も元気一杯の踊りを堪能させてもらいました。動画でも記録ができて幸いでした。

踊りの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。年によって天候は変わりますが、今年も元気で祭りを楽しむことができました。自身の健康に、家族に、感謝、感謝です。
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台風が接近 一時雨のち火山灰 2019/09/20 (鹿児島)

2019-09-21 16:11:14 | 日記
9月20日(金)、早くも大型台風17号の影響が出始めました。
雨が降り出して草刈は中止、ゆっくりとお寺参りなどができて幸いでした。

稲田が色付いた日吉町の彼岸田(地名 ひがんだ)


雨に濡れて美しい芙蓉


耕作者2~3名のごく小さな棚田です。大根の種蒔き予定地でしょうか、耕された土に優しく雨がしみ込んでいました。

八幡神社のイチョウ 左に1本 右下に2本


祖父と一緒に植えて50年ほどにもなりますが、周囲の木が茂る中で背伸びして元気です。

ヤマブドウ


お寺の掛け軸 地獄絵図


地獄に落ちた人がどのような目に遭うのか、実に衝撃的な絵図です。左側には仏様が、右側には地獄の恐ろしい光景が幾通りも描かれています。仏教に帰依を促すには十分な効果があったことでしょう。

雑草に埋もれた彼岸花


彼岸花も雑草に埋もれると存在感が薄くなります。田畑の畦道がきれいに管理されていると彼岸花も見栄えがするというもの。

背が高くなった芙蓉


こちらは先島芙蓉(サキシマフヨウ)


酔芙蓉(スイフヨウ)


芙蓉は殆どが一日花ですが、蕾が多く付くため連日花が見られます。酔芙蓉は朝方開花した時は白い花ですが、日差しに当たるうちにピンク色に染まります。まさに酔って行くような感じです。

桜島が爆発 噴煙は鹿児島市街地へ飛んできた


鹿児島市犬迫町の鹿児島市都市農業センターの展望台から撮影しました。16時4分に爆発して噴煙は火口上3400mを越えて雲に入りました。爆発から約15分後の撮影ですが、噴煙は一部が鹿児島市中心市街地にも流れています。

この後帰宅途中に火山灰が降り出して道路にうっすら積もりました。車が走ると火山灰を巻き上げる程度で、量的にはごく少量でした。かすかな小雪にも似ていますが、溶けることなく道路に積もり髪や服にもくっ付く感じです。

台風は東シナ海を北上しており、鹿児島の風向きはまだ東寄りです。噴火すれば再び火山灰に見舞われそうです。大量の雨が降れば火山灰も流れますが、災害級に降っても困ります。台風も火山灰も鹿児島の宿命、大きな被害が出ないことを祈るしかありません。
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八重山周辺 田園を巡る 2019/09/16 (鹿児島)

2019-09-16 21:58:54 | 自然観察
9月16日(月)敬老の日、再び八重山周辺を巡りました。
今日は写友2人の同行を得て9時頃から八重山系を反時計回りに巡りました。時間配分が悪く昼食抜きのまま長時間お付き合い頂き、申し訳ないことでした。

このところ雨なし


木に這い上がるカラスウリの葉は色濃いですが、木肌に着生するノキシノブらしきものは元気がありません。

殆ど雲がない青空


農家の方が野菜園への水撒きのため山からの湧水を汲んでいました。近くでは草刈を終えた親子連れが栗拾いをし、皆さん近所の人たちでしょう、和やかに語らう姿が爽やかな朝でした。

ヒエ抜きの人


夏の終わりを感じる


野焼きの煙


日射はまだ強いですが一頃の厳しさは和らぎ、歩くうちに汗ばみながらも不快感はありませんでした。この夏は大雨も降りましたが、台風の直撃を免れ今年も豊かな実りが期待されます。日頃の苦労が報われそうで、我が事のようにうれしくなりました。

長野滝が人気 水量は少なめ(普段の半分程度)


昨年の大河ドラマ「西郷どん」のロケ地として人気が出たようです。滝の手前で一度対向車と離合、滝近くの駐車スペースは先客2台で満車。その先に駐車するも、帰りは方向転換できずに車をバックする間にも次々に車がやって来ました。

3連休の最終日ということもあったのでしょうが、これほど人が訪れるとは驚きでした。かつては、滝巡りを趣味とする人たちが訪れる程度で道もほとんど整備されていませんでした。今は滝近くまでコンクリート舗装はありますが、離合可能箇所は限られていますのでご用心ください。2017年に長野滝を訪れた時のブログ記事はこちらからご覧ください。

ゴルフ場に鹿を発見 左にも一頭 入来城山ゴルフ倶楽部


国立天文台 VERA入来観測局の道路向かいにはきれいなゴルフ場があります。道沿いの柵の上に何かがいます。向うもこちらをじっと見ています。同じようにゴルファーも鹿たちを見守っていました。よほど人に慣れているのでしょう、昼間に人の前に現れるとは、最近見かけない霧島えびの高原の鹿を思い出しました。

岩下仙境は昔のこと


ゴルフ場側から岩下地区へ山道を下りていくと践祚(せんそ)滝の小さな看板が残っていました。かつては岩下仙境の案内板がありましたが撤去されたようです。おそらくここに通じる道に落石が多く車の通行が危険なためでしょう。複数の滝がありますが、道が急で足場が悪く気軽に行けるところではなく、管理が行き届かないため案内をやめたと思われます。

郡山西俣地区の彼岸花


例年よりも開花が遅い


車から見える範囲では例年よりも彼岸花の開花が遅れています。農家の高齢化で畦道の草刈が進まず雑草に埋もれている個所も多く、中には除草剤を多用したのか畦道が茶色く変色して生気のないところさえありました。今季は例年のような彩は期待薄なようです。
コメント (2)
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八重山 甲突池と棚田を歩く 2019/09/13 (鹿児島)

2019-09-14 15:48:38 | 自然観察
9月13日(金)明るい曇り空、鹿児島市郡山町の甲突池に出かけました。

付近の案内図


甲突池(こうつきいけ)は鹿児島市北部の八重山地の中腹にある水源地。車では国道328号の入来峠から西に入り3分程度です。

甲突池に泳ぐ鯉


平成の名水百選


名水として話題になったのはもう10年以上も前のこと、時代は令和に移り歳月の早さを感じます。

棚田を潤し鹿児島市外地へ流れる甲突川の源


今年は開花が少し遅めな彼岸花


山手側棚田の石垣と彼岸花


甲突池周辺は八重の棚田として知られています。農家の高齢化が進んでいますが、管理が行き届き美しい風景が広がっています。昼前に草刈作業を終えた方と話をすると、稲刈り風景などを撮影させてもらった時のご家族でした。当時幼子のお孫さんが今は高校生とのこと。

色付き始めた稲田ときれいな石垣


御主人は亡くなり、田植や稲刈りは息子さんが主力。普段の管理はお母さんが1人で頑張るものの傾斜地の草刈などは重労働。年を重ね、最近では小型の草刈機を使うと作業が楽だと明るく笑っておられました。どうか何時までもお元気で。

南側に広がる棚田


獣害除けの電気柵


風は弱めで稲穂はうまくそよがず


雲が多めで視界は今ひとつでした。稲穂が風にそよぐ様子を写したいと粘りましたが、思い通りに行かず撮影を切り上げ。

彼岸花はあまり見かけませんでしたが、まとまった雨が降れば地面が冷えて花茎が一斉に立ち上がると期待しています。
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まだまだ暑い 唐芋を少し掘る 2019/09/08 (鹿児島)

2019-09-09 18:16:45 | 野菜作り
9月8日(日)まだ蒸し暑い日曜日、少し動くだけで大汗でした。
台風13号は北へ去りましたが、南からの蒸し暑い空気が充満しています。

少しウネリが残る吹上浜日置海岸 以下の画像は9月8日に撮影


海亀の産卵箇所 子亀が孵化したらしい


Sさんの話では台風前の一時期キスが多く釣れたとのこと。この日は南東風でしたが、ウネリが残っており釣人の姿はありませんでした。

ウミガメの産卵場所では卵の殻があり、大きめの穴が開いていました。気になるのは穴の周囲に人の足跡がないこと。人が掘ったのであればある程度は足跡が残るはずです。推理としては、子亀が出て来たのに気づいたキツネやイノシシなどの野生動物が産卵穴を掘り返して卵を食べたのではないでしょうか。

吹上浜南部では同様の被害が多発しているようです。野生動物の増加で日置海岸でもこのような状況になったのかも知れません。ウミガメ保護のためには卵を安全な場所に移し替え、孵化を見守る必要がありそうです。

畑では唐芋の蔓が茂る


唐芋(サツマイモ)の蔓が隣の畝を乗り越え、幾重にも重なり合って伸び続けています。周辺の雑草も勢いを増して畑と草藪との境も判らないほどです。先月後半からは梅雨後半のように天候がぐずつき、雨の勢いで草木も伸び放題です。

実家の庭先でもランタナ、柿、グミ、楓、萩などが枝を伸ばして一部では藤が屋根に届いていました。蔓性の雑草も地面を這って伸び放題。放置すると手が付けられなくなるため、大汗を流しながらも頑張って枝先を剪定しました。休憩ついでに早めに昼食を済ませて唐芋を掘ることにしました。

まだ芋は生育途上






一部ではアナグマに食われているところもありました。白系の芋はまずまずの大きさですが、紅系は太い根の方が多く芋の成長は今ひとつ。焼酎原料用の白系芋はあちこちで収穫出荷が始まっています。

唐芋の収穫時期は霜が降りる前までにと言われています。これまでの経験では初霜程度くらいまでは大丈夫ですが、強い冷え込みが続くと地中の芋が腐ってダメになります。自家用なので都合に合わせて食べる分だけ適当に収穫しています。

近くで咲き始めた彼岸花


甘い香りがうれしいショウガの花


ムクゲは蕾が一杯 後ろは黄色花のランタナ


ますます生い茂る山芋


今年の夏野菜はこまめな管理ができなかったため不作でしたが、山芋だけは生育旺盛です。なかなかネットに絡まず気になった頃もありましたが、追肥効果でますます生い茂り一部は竹藪にも蔓を絡ませています。

暑さ寒さも彼岸までと言われますが、まだ今年の暑さは続きそうな感じです。草刈もしたいところですが大汗を流すと脱水状態になり熱中症が心配。何よりも自分の年齢も考え、涼風を感じるまでは無理せず農作業のペースを落とし、花の撮影などを楽しみたいものです。
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