花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

早起きしてコスモスを楽しむ 2018/10/31 (鹿児島)

2018-10-31 17:16:34 | 
10月29日(月)、31日(水)の鹿児島市都市農業センターです。
夜明前から出かけて日の出とコスモス撮影を楽しみました。似たような画像ですが桜島遠景とコスモスをご覧ください。

10月29日 6時12分 雲のない夜明前


6時30分 鹿児島市都市農業センター 四季の花園と右奥は市民農園


6時48分 桜島北岳に上る朝日


29日は雲のない単調な夜明けでした。朝日は日の出から15分ほど後に桜島北岳付近に顔を見せました。

朝露に濡れたコスモス




数本咲いているヒマワリ


背景の面白さ


コスモスはピンク、白、黄色、オレンジなど様々な色合いがあります。ファインダーを覗きながら背景を選んで撮影すると時の経つのを忘れます。

日差しを受ける黄色のコスモス


10月31日 6時20分 朝焼けが広がる 以下は10月31日撮影


鹿児島市の日の出は6時32分。朝焼の雲は次第に厚くなり朝日を隠しました。朝焼けで輝いた空が急に色を失い次第に暗くなる不思議な朝でした。気象条件によって朝の風景は一様ではなく、変化があり面白いものです。

開花ピークを少し過ぎた


日差しを遮るうろこ雲


広場でグランドゴルフに興じる人たち


空気が乾燥して朝露はわずかで、散りかけの花びらも増えてきて撮影しにくい状態でした。うろこ雲は薄いように見えて日差しを通しません。1時間ほど花園内をぶらつき粘りましたが日差しが出ることはなく、10時前に撮影を切り上げました。
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風が冷たい妙円寺詣り 2018/10/27 (鹿児島)

2018-10-28 17:11:07 | 祭り・伝統行事
南国鹿児島も一雨ごとに秋が深まっています。
10月27日(土)午後、日置市伊集院町の妙円寺詣りフェスタに出かけました。
以下の画像は当日撮影したものです。

日置市伊集院町大田(おおた)太鼓踊り 13時41分 徳重神社境内


27日午後の伝統行事などのプログラム 日置市ホームページから


フェスタは27、28日に開催され27日午後には日置市内の郷土芸能などが奉納されました。妙円寺詣りについて鹿児島県観光サイトから引用紹介します。

鹿児島三大行事の一つ
鹿児島市内から日置市伊集院町までの約20㎞の道のりを歩いて参拝する伝統行事。敵中突破後苦闘の末、帰還を果たした島津義弘公をしのび、泰平の世に士気を鼓舞し、心身の鍛錬をするため、鹿児島城下の武士たち(庶民は明治以降)は関ヶ原の合戦前夜の9月14日(旧暦)、往復40キロの道のりを鎧・兜に身を固め、夜を徹して義弘公の菩提寺である妙円寺に参拝し始めました。

廃仏毀釈で徳重神社に変わってからも参詣は続きました。やがて、鹿児島三大行事として受け継がれますが、県民性の欠点である忍耐性や持続性の不足を補うものとして大きな意義があります。現在は郷土芸能の奉納や武道大会、家族連れで賑わうウォークリーなど、10万人を越す人出でにぎわいます。(引用終わり)

城攻めの様子を段階的に表現する大田太鼓踊り


鹿児島県内に今も伝承されている太鼓踊りの中でも特に動きの激しいものです。踊りの開始に遅れて境内に入るとシニア世代を中心に多くのカメラマンが集まっていました。雲が早く流れ日差しが途切れがちで、木陰との明暗差も大きく写しにくい場面もありました。

伊勢神社奉納棒踊り 日置市東市来町


吉利南区太鼓踊り 日置市日吉町


伊作(いざく)太鼓踊り(花熟里保存会) 日置市吹上町


昨年の妙円寺フェスタ初日は雨のため一部だけの奉納でした。今年は風が冷たく寒さを感じましたが徳重神社境内には多くの人が訪れていました。

徳重(とくしげ)太鼓踊り 日置市伊集院町


大バラ太鼓踊り(うばらでこおどい)とも言われます。バラは農具の丸口箕です。直径1m以上もある重い太鼓を全身で振り回し、後ろに反り返るようにして叩きます。

長大な矢旗も特徴的です。孟宗竹を2本継ぎにした20mほどもある矢旗を一人の太鼓打ちが背負います。太鼓打ちが倒れないよう数人で体を支えます。数方向に伸ばしたロープで矢旗のバランスを取りながら少しずつ移動し、太鼓も叩くという大変な踊りです。

境内に鳴り響く大バラ太鼓


薬丸野太刀自顕流の演武


薩摩日置鉄砲隊の演武


薩摩日置鉄砲隊は2015年に結成されています。矢旗には「鉄炮」の文字が使われています。火縄銃、馬上筒、抱え大筒、捨て奸(すてがまり)を含めた火縄銃の砲術が実演されました。黒色火薬による大きな音と煙には驚きました。3回程度の発射と想定していましたが、8回ほども発射され関ヶ原の戦を思い起こさせる大迫力でした。

捨て奸(すてがまり) 17時6分


捨て奸(すてがまり)は、戦国時代に薩摩国の大名島津氏により用いられた戦法の一つ。関ヶ原の戦いの退却時に敵中突破の手段として島津義弘が用いたことで知られている(島津の退き口)。座禅陣とも言われる。(Wikipedia)
座り込んでその場を動くことなく、命尽きるまで戦かったとの解説でした。

鹿児島市学舎連合会の参拝 17時37分


薄暗くなった徳重神社に鎧や陣羽織の武者姿を先頭に一行が到着、参拝をしていました。この時間帯でも熱心に撮影を続ける人もありましたが大半のカメラマンは徳重太鼓踊りまでの撮影だったようです。

今回は写友のMさんに声を掛け、最後の時間帯までお付き合い頂きありがとうございました。わずか半日で多くの伝統芸能などを撮影でき充実した楽しい時間でした。動画も含めて容量で20GBほども撮影していました。活躍してくれた2台のデジカメにも感謝です。
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雨上がりの農業センター 2018/10/24 (鹿児島)

2018-10-24 18:04:52 | 
10月24日(水)は霧の立ち上る朝でした。
前日16時頃にわずか数ミリと思われる雨が降りました。

日の出前の鹿児島市都市農業センター


雲は殆どなく単調な夜明け


自宅から農業センターまでは車で8km程度です。昨日は少し雷も聞こえましたが花びらを散らすような強い雨ではありませんでした。

風は弱く朝日が差し始めるまでは地面から朝霧が立ち上り幻想的でした。盆地であれば雲海のような状態が続いたことでしょう。

花びらに残る滴


まだ元気に咲き続けるニチニチソウ


朝露をまとったヒマワリ


丁寧な耕作の市民農園


鹿児島市によると、家族用区画〔農家でない鹿児島市民(1世帯につき1区画)〕20平方メートル【3,600円/年】利用期間は最長3年間。団体用区画、車いす用区画もあり、全体でおよそ800区画とかなり大規模です。

区画ごとに植えられている作物、耕作管理状況に個性が見受けられますが、この区画は特に丁寧に管理耕作されていて感心しました。

早朝のため訪れる人はわずか


快晴の行楽日和


10時頃になると多くの人が訪れるのでしょうが、今季はまだマスコミ報道されていないようです。今週末には大いに賑わうことでしょう。手軽にドライブがてらのコスモス鑑賞がおススメです。
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コスモスが見頃 農業センター 2018/10/23 (鹿児島)

2018-10-23 15:23:14 | 
10月23日(火)早朝の鹿児島市都市農業センターに出かけました。
天気予報はくもりで所によって一時雨。期待通りに朝焼けが見られました。

東空の桜島付近に雲はなし 展望台から6時28分(日の出は6時26分)


桜島北側斜面に上がる朝日 6時39分


天気が下り坂の場合朝焼けが出やすくなります。雲が多過ぎればダメですが今朝は日の出前から急に雲が色付きました。美しい色というよりは濁った少し不気味な色合いでした。桜島からは少量の噴煙が北側に流れていました。

千日紅とホシホウジャク 


千日紅の花に飛んできたのはホシホウジャクのようです。蛾の仲間とのこと。ホバリングしながら花蜜を求めて花から花へ飛び回っていました。

ヒマワリも咲いていました


四季の花園内に数本だけ丈の短いヒマワリがあり一部は開花していました。前回よりもコスモスの開花が進み花園内の3割程度で花盛りとなっています。

今季は台風の影響で全体的に生育が遅れています。大部分はまだこれから開花しますので11月初旬まで見頃が続きそうです。

今が花盛り 蕾も多い


鱗雲が美しい


花の種類は様々


花の色合い、形、咲き方はそれぞれに違いがあり、アップ撮影も面白そうです。

園児たちも訪れていました


10時を過ぎると次々に園児バスが到着しました。雲が次第に厚くなり日差しが出なくなったので撮影を切り上げました。小雨が降っているときや雨の翌朝などは違った風情が楽しめそうです。
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秋の日は釣瓶落とし 2018/10/21 (鹿児島)

2018-10-22 16:10:21 | 日記
10月21日(日)大根の間引きに日置へ出かけました。

10月21日 NHK朝の気象情報


北国では最低気温がマイナスになり、鹿児島も冷え込んできましたが日中は23度ほどの行楽日和。2週続けて台風が接近したころとは大違い、秋が深まり朝と昼の温度差が大きくなっています。

10月21日 TBSテレビ サンデーモーニング


関口さんの後ろに毎週飾られる生け花が楽しみなサンデーモーニングです。お馴染みの紙芝居解説、今朝はサウジアラビア問題でした。多くの事柄の中から彼らが何を選択したのか、どのように報道するのかに関心があります。

報道姿勢は一貫して反自民、反米と感じます。やはりそう来たか、コメンテーターも相変わらずだと再確認する一種の面白さがあります。

穏やかな吹上浜日置海岸


殆ど波がなく引潮の海は穏やかでした。魚釣りのお父さんに男の子2人は砂遊び、水遊びにはしゃいでいました。台風で削り取られた砂が少しずつ陸側に戻ってきています。この夏は全般に海が穏やかで大雨もなく、海岸への漂着物は殆どありませんでした。

金木犀が香る


実家西側の砂山斜面にありますが生育は旺盛で今年も花が多く付き香りを振りまいていました。自宅の金木犀は春先に枝を切り詰めたのでわずか数か所に花が見える程度です。

渋柿のようです


色付ていますが渋柿のようで鳥も敬遠しているのでしょう。秋空との対比が美しくカメラを向けました。

野菜園の草取り


今季は猛暑のため管理が行き届かず野菜園の隅は雑草におおわれました。ニンニクのある場所も雑草に埋まっていたので鍬を入れて球根を掘り出し、雑草を抜き取りました。

鹿児島語でコボシと言うハマスゲはカヤツリグサ科の多年草です。古くは根を生薬として使われ香附子(コウブシ)とも呼ばれます。地下茎を伸ばして節を作って発芽、地表部を引き抜いても残った節から増殖する厄介者です。

こまめに土をふるいに掛けないと完全撤去は困難です。自然に生い茂った紫蘇、ゴマなども撤去、一輪車で3回ほどゴミ捨場に運びました。

2列に植えなおし


玉ねぎのような形の球根で、一般的な柿の種がくっついたようなニンニクとは異なる種類です。この場所でNさんが10年ほど前まで栽培していたものです。長年の耕作休止で竹藪になり、数株が生き残っていました。

玉ねぎよりも大きめのネギ坊主が面白いので残していたら増殖しました。ニンニクが好きな人に上げようと声を掛けましたが貰い手はなく、観賞用として栽培しています。

大根の間引き作業


10月3日に種蒔きし本葉4枚程度まで成長しています。一か所に4~5粒蒔き、最初の間引き数が少なく込み合っていました。生育の良し悪し、隣との間隔など考慮して一か所2本に間引きました。一か所ずつ丁寧に根元に土を寄せ、最後に水を掛けました、

新たに別な畝にも2回目の大根種蒔きをしました。初回よりも気温が低下しているので成長は遅めになりそうです。夕暮れには殆ど雲がなくなり日没後の夕映えの中で作業を終えることができました。

大根の作業前にはえんどう豆とソラマメの栽培予定地に苦土石灰と肥料を入れて耕しました。ニンニクの移植と雑草取りに手間取りました。流れる汗も真夏ほどはなく予定以上の作業ができて幸いなことでした。

17時57分 残照の中に釣り人の姿


鹿児島市の日没は17時40分でした。北側の浜に釣り人の姿がありました。暗くてよく判りませんがキス釣りではなくルアーを投げているようでした。さらに北側には小船も見えています。空に雲はなく、画面外の西海上に甑島が普段よりも大きく見えていました。

18時7分 薩摩半島南西部の風景


南西側に目を移すと野間岳の上に残照が広がり、画面左側にはごく小さく花火が見えました。南さつま市の大浦まつりの花火のようでした。カメラをトワイライト設定で撮影し、ほぼ見た目通りの風景に写っています。
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カメラ散歩 川辺町の秋景色 2018/10/19 (鹿児島)

2018-10-19 20:53:30 | 史跡巡り
10月19日(金)早朝から南九州市川辺町に出かけました。
例年であれば竹屋神社に奉納される太鼓踊りはありませんでした。せっかくなので川辺町内を回り秋景色撮影を楽しみました。

きれいに積まれた薪


作業小屋の横にきれいに積まれているのは杉丸太を小割にした薪。これほどの念入りな丁寧さは鹿児島語で言うところの「ねんしゃ」(念者)のようです。

朝日に輝くススキと掛け干し


ススキの穂が朝日に輝いていました。田圃道に車を移したものの農繁期の車が気がかり。何枚か写しましたが銀色の輝きは捉えることができませんでした。

こちらは大きな農業機械


大きなカニのはさみのようなものがあり、刈り取った稲を脱穀してケースの方に移すのでしょうか。後進しながら稲を刈るとも思えず、どのように使われるのか今一つ想像できません。

稲わらを集める装置?


稲わらをかき集める装置のようです。大型トラクターは新車のようで、ピカピカでどっしりと存在感がありました。一般的な高級車よりもさらに高価な感じがします。

広域農道を自走する大型トラクター


農業機械が公道をようやく走り、後ろに車が連なったのは昔のこと。エンジンも大きなものでしょう、巨大なタイヤの走りは一般の車と変わらぬスピードでした。

生垣の隙間から差し込むお日様


細かな枝葉の隙間からレンズを照らしますが、光の差し込みはわずかな位置の違いで見えたり見えなかったり。私の場合は太陽光線を直接写すことが少ないので面白い経験でした。

耕す足跡の面白さ


おそらく歩行式の耕耘機を押しながら耕したのでしょう。沢山ついた足跡が面白く、撮影画像をモノクロに変換してみました。

道に迷って茶畑に出る


観光案内板の記憶を頼りに高田磨崖仏を探し回るうちに広い茶畑に出ました。遠くに見えるのは薩摩富士とも呼ばれる開聞岳です。ここでも広大な茶園管理に大型機械が動き回っていました。すぐに引き返し、途中の分かれ道を車が多く曲がる方向に進んでみました。

たどり着いた高田磨崖仏


川辺町の中心部方向(北側)へ走ると意外にも道路左手に磨崖仏の岸壁がありました。観光案内板に示されている県道29号よりも東側に入った別な道沿いでした。

素晴らしい仏様がごく自然に彫られていて、岩屋観音のような観光地でもありません。もったいない気もしますが、観光地化して人が押し寄せ荒れるのは忍びないこと。廃仏毀釈の嵐を免れた仏様には現状のままが良さそうです。

高田石切場と磨崖仏の案内板


文化文政の時代(1803-1840)に開かれた石切場、1678から1711年にかけて彫られた磨崖仏とのこと。

高田石切場入口


磨崖仏の南隣にある命水汲み場は後で立ち寄ることにして高田石切場に向かいました。道路の東側には平坦な石畳の清流高田川があります。

水汲み場の南隣には石切場の跡らしきものがあり壊れた作業小屋が残っています。さらに南へ歩くと高田石切場の小さな案内板が立っています。

高田石切場の跡地 石灯籠が残っていました


看板から山側に少し入ると高い岸壁の石切場がります。いつ頃まで操業していたのか不明ですが、石の表面に作業跡が残っているように見えます。なぜか石灯篭も残っていました。まっすぐに切り立った岩壁はどのようにして形作られたのか興味深い場所です。

たかたの命水


高田(たかた)命水汲み場には切れ目なく車が来て多くの容器一杯に水を汲んでいました。普段の水道水とは大違いで、口に含むと甘く柔らかい感じがしました。業務用でしょうか車一杯に積み込む人もいました。

水質検査表が貼ってあり、最近では給水口の下に石段が追加され水汲みがしやすいと好評でした。名水というより命水がふさわしいのでしょう。奥にはきれいなトイレも設置され、一帯は地元の方々が大切に管理されています。

手持ちのペットボトル2本に高田命水をもらって帰りました。太鼓踊りは見られず残念でしたが、様々な出会いに恵まれ楽しい秋の一日となりました。高田村づくり委員会の皆様に感謝、感謝。

10月28日追記 太鼓踊りは10月21日に奉納
本日のテレビ局(鹿児島放送)報道によると10月21日(日)に竹屋神社に下山田西区の35人が踊りを奉納したとのこと。
これまでは10月19日の奉納でしたが、日曜日開催に変更されたようです。

11月22日追記 最後の石切職人は10月に他界
今朝の南日本新聞「記者の目」コーナーに、地元で最後の石切職人だった有薗喜利(きとし)さん(81歳)は10月に他界され、作業小屋が「たかたの命水」入口に残っていることを知りました。有薗さんの切り出した石で造った石碑や石柱が知覧武家屋敷群にあるとのこと。次の機会には出かけたいものです。
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都市農業センターのコスモス 2018/10/18 (鹿児島)

2018-10-18 15:02:28 | 
10月18日(木)早朝、鹿児島市都市農業センターに出かけました。
鹿児島市の日の出は6時22分、雲が少なく単調な夜明けでした。

展望台からの風景
6時33分 朝もやが少し 奥は市民農園


6時37分 桜島北側に上る朝日


冬至の頃は桜島の南側から朝日が出ます。急な気温低下もありましたが10月も後半、秋の天候に慣れてきました。桜島の噴火活動は昭和火口から南岳山頂火口に移りました。最近の活動は穏やかでわずかに煙が見える程度です。

朝日に照らされたサルビア


四季の花園に移動 7時頃駐車場が開く
7時16分 咲き始めのコスモス


本館側から撮影しています。こちらは殆ど開花していません。奥に見えるタブノキは左側のものが枯れています。



今年は猛暑の影響でしょうか生育が特に遅いようです。種蒔きがヒマワリの後になることもあり、全体的に高さは例年の半分程度で少し雰囲気が違います。

本館側のコスモスは草丈がまだ30~50センチ程度で生育途上、中央部と西側は咲き始めで蕾が大半です。シンボルツリーのタブノキは太枝が枯れ大分弱っています。倒れた場合の危険性を考慮し伐採される可能性もありそうです。

朝露がきらめいて美しい




ヒマワリの花もありました






花一杯になるのは来週位でしょうか。生育が遅れている分だけ普段よりも長めに花を楽しめそうです。今後の天候にもよりますが、11月初旬までは見頃が続くことを期待しています。

今朝は撮影の人も数人程度でした。9時を過ぎると家族連れも見かけましたが訪れる人はまだ少なめです。センターのイチョウは黄色く色づいており、コスモスのテレビ報道などあれば賑わいを増すことでしょう。
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九電 太陽光発電の出力制御 2018/10/14 (鹿児島)

2018-10-14 15:46:58 | 日記
九州電力は10月13日に続き14日も太陽光発電の出力制御を行いました。
鹿児島市の天候は13日快晴、14日は曇り空です。

青空と酔芙蓉


出力制御とはどのようなことでしょうか

九州電力ページのお知らせを引用して紹介します。

(2018/09/07更新)再生可能エネルギー発電事業者の皆さまへの重要なお知らせ
今秋の九州本土における再生可能エネルギー出力制御実施の見通しのお知らせ

九州本土においては、今年のゴールデンウイークに、太陽光発電の出力が電力需要の8割程度を占め、その後も太陽光発電の接続が増加していることから、電力需要が低く推移する今秋には再生可能エネルギーの出力制御の可能性があります。

安定した電気をお届けするためには、需要(負荷)と供給(発電)をバランスさせる必要がありますが、供給力が電力需要を上回る状況となった場合には、あらかじめ定められたルール(優先給電ルール)によって、九州本土内の火力発電の出力抑制や、関門連系線を活用した他エリアへの送電などの対応を行います。

それでも供給力が電力需要を上回る場合は、電力の安定供給維持のため、やむを得ず出力制御を行うことになります。

弊社は出力制御に際し、発電事業者さまの公平性を損なうこと(注)がないように対応してまいりますので、発電事業者さまにおかれましては、出力制御の実施について、ご理解をお願いいたします。(引用終わり)

売電単価の引き下げ

10kW以上の事業用太陽光発電の売電単価は2012年度に1kwh当たり40円(税別)だったものが毎年引き下げられ、現在は18円で今後も引き下げが検討されています。

いちき串木野市 大里虫追い踊り


国策に翻弄された?

今朝の地元紙には国策に翻弄されたと憤る事業者の「つぶれても関係ないのか」との声が出ていました。大きなきっかけは東日本大震災による原発事故。国民の反原発感情を煽り立て、民主党政権は原発廃止と再生エネルギー利用を推進しました。

自然エネルギーの開発と言えば聞こえは良いですが本音は売電収入確保でしょう。期待の売電単価は年々低下し、投資経費回収に暗雲が立ち込めているのではないでしょうか。一方で周辺環境への影響を指摘されながらも発電所設置計画を強行しようとする業者もあります。将来的に耐用年数を過ぎた設備が適正に処理される保証はありません。

吹上浜の夕日


今回の出力制御を好機ととらえて、改めて出力が不安定な再生エネルギーのあり方について冷静に考え直す必要があります。低コストで大量の蓄電設備ができたら電気自動車以上に有益なことでしょう。

今回は太陽光発電所が出力制御の対象となりましたが風力発電所も同様です。鹿児島県北部の紫尾山系に数社の構想がある風力発電所設置計画などは再考が望まれます。
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気温急降下 稲刈りシーズン 2018/10/12 (鹿児島)

2018-10-13 16:21:35 | 日記
10月12日(金)天候回復、大根が気になり日置へ出かけました。
前日は曇り一時雨、気温が急に下がり寒さを感じました。

10月12日 6時のNHKニュース


アメリカの株価が2日連続で大幅下落、経済危機の再来が心配されています。

5時の雲画像 テレビ朝日グッドモーニング 天気情報


済州島の南海上に渦状の雲が見えます。大陸の寒気が吹き下ろす冬型気圧配置の時に現れる現象です。2週続けての台風、ぶり返す暑さなどどこへやら、一気に秋を飛び越えるような寒気です。

鹿児島市の最高気温は10日は26度、11日は19度に下がっています。日差しが出ないと肌に直接当たる温度感覚はゆうに20度は下がると思われます。気温は日陰の空気の温度ですが、肌に当たる日射温度は真夏なら40度を超えていたはずです。

秋めくというよりは急に寒くなった感じです。夏の間戸外では長袖シャツを着ていたので、気温低下ではさらに厚手の服が必要になります。今の時期は寒さに慣れるのも大事、風邪をひかない程度にある程度は我慢です。

コンバインでの収穫作業 以下の画像は12日に撮影


耕地整備された広い稲田ではコンバインによる収穫作業が進んでいました。速足で歩くほどのペースで稲が刈り取られていきます。トラックに積み込まれたコンバインは移動効率も良いことでしょう。

道沿いのコスモス


彼岸花に続いて秋を感じる花です。見た目にはきれいですが、茎が長いため風に弱く倒れやすいのが難点。ここは近くの方が手入れしている感じでした。道沿いの花は優しい人々の気持が感じられ心が和みます。

棚田の稲刈 こちらは歩行式一条刈


向江山の中腹に残る小さな棚田、その名は「彼岸田」。10枚ほどの田圃を2つの農家さんが耕作しています。今回は上の田圃で稲刈り作業中でした。会話を進めていたら奥さんは実家近くの奥さんと同級生でした。

こちらは下の田圃 大根、ジャガイモが成長


前回9月19日に種蒔き作業中の農家さんとお会いしました。早いもので3週間ほどが過ぎ、稲は掛け干しになっていました。

濁っている吹上浜


冷たい北西の風が吹き海は濁っています。南側に釣り人が3人、ルアーを投げていました。引潮にかかり風波が立つあいにくの条件でした。狭くなった砂浜が回復するには相当な期間がかかりそうです。

大根の間引き


10月3日に種蒔きしました。思った以上に茎が伸びてひょろっとしています。2日続きの雨模様が影響したのか、肥料が効きすぎているのでしょうか。特に成長が遅いものだけを間引き、茎が倒れないよう軽く根元に土を寄せました。

挿木はまずまず


放置状態で積もった落葉を取り除くとアジサイが根付いているようです。来春まで生き残ったものを野菜園の隅にでも移植する予定です。

庭先と違って畑は土が固く乾燥しやすいので成長は遅めです。3年ほど過ぎて十分に根を張ると急に成長が早まり、芙蓉などは枝が多く伸びだし持て余します。

花盛りの芙蓉


気温低下の影響でしょうか花が遠慮がちに咲いています。先月はもっと開いていたようです。クマバチは見た目と違っておとなしい蜂です。野菜園の周辺には一般的な芙蓉の他にサキシマフヨウ、酔芙蓉もあり多くの虫が集まっています。
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時代は変わり季節も進む 2018/10/10 (鹿児島)

2018-10-11 17:13:19 | 日記
10月10日と聞けば多くの人が東京オリンピックを連想することでしょう。
相次ぐ台風で延期していた実家の庭掃除に出かけました。

10月10日(水) 予想天気図 テレビ朝日グッドモーニング


10月10日は晴天の確率が高い「特異日」とされ、この日がオリンピック開会式に決まりました。今年はくもり一雨の予報です。

平川動物公園での事故 南日本新聞10月10日朝刊


8日夕方、飼育員がホワイトタイガーに咬まれ亡くなりました。コアラの展示でも知られ、広く県民に親しまれる動物公園の事故は大変ショックです。

NHK7時のニュース


アメリカの中間選挙を前にトランプ政権が揺れています。世界の覇権を目指すような中国との対立が激化、貿易関税問題にとどまらず軍事衝突の懸念もあります。かつては米ソ冷戦がありましたが、今や米中対立時代が始まったようです。

中国は自由で民主的な国ではなく共産党独裁政権国家であり、報道統制により言論の自由も不完全。政権批判を封じるための身柄拘束だけでなく、権力闘争に巻き込まれ行方不明になる有名人も相次いでいます。

一方で南シナ海を中心とした軍事力拡大は続き、内政批判をかわすための局地的な戦闘が起こっても不思議ではありません。

文芸春秋の広告記事


安倍政権の移民政策が批判されています。鹿児島でも技能実習生という名の若者の姿を見かけます。かなり安い賃金で働いているようです。行方不明になり反社会勢力に流れ込む者もあるらしく今後の治安維持が気がかりです。

庭掃除を終えて花を撮影 百日紅の花が残っていた


爽やかな甘い香りのショウガ


雨に濡れた金木犀の花


今年は少なめ ホトトギス


色付き始めた千両の実


いずれも庭先の花です。午前中はどうにか持ちこたえた天候も午後には小雨がぱらつきました。猛暑のためか今年はホトトギスの花が少なめです。昨年末の掃除で切り過ぎたかもしれません。

千両の実がこれほど多く付いているとは意外でした。これから渡り鳥が多くなり大半の実は彼らが食べてしまうことでしょう。夏の花も残っていましたが、サザンカのつぼみが膨らみ始め季節は確実に進んでいます。

10月11日 TBSテレビ あさチャン


11日のテレビ各局は中継を含めて未明からの豊洲市場開場を報道していました。この後のワイドショーでも関連報道に多くの時間をかけていました。

安全、安心という言葉を操り市場関係者を翻弄しオープンを2年遅らせたのは明らかに失政です。マスコミも大きく取り上げ混乱に拍車を掛け、オリンピック準備作業に大きく影を落としています。

小池都知事の失政はこれにとどまらず、国政にも関与して大きな混乱をもたらしました。初の女性総理候補と持ち上げる報道もありましたが、有頂天になり過ぎたのか失言があり結果的には野党勢力を分断し、前評判ほどの議席を獲得できず自身の政治力は地に落ちました。

舛添知事自身の資質に起因する都政不信よりも大きな汚点を残しながらも引き続き都政に携わります。青島知事のように世界都市博覧会の中止という事実(実績?)を残した程度で終わればましですが、小池さんはそんな大人しいことはできないでしょう。何はともあれ2020年のオリンピックがうまく行きますように願っています。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。