花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

大寒の吹上浜 畑で野良仕事 2017/01/24 (鹿児島)

2017-01-25 16:05:32 | 日記
この時期は一年で最も寒さが厳しい頃です。
今年の大寒は1月20日(金)でした。25日朝は県内各地で氷点下まで冷え込み、鹿児島市の最低気温はマイナス0.3度、この冬一番の寒さとなりました。

1月24日 昼過ぎの吹上浜 (以下の画像は1月24日に撮影)


北西の季節風が強くて、砂山から数枚撮影してすぐに引き上げました。波打ち際には足跡が残っていました。この寒い浜辺を歩くとは元気な人がいるものです。

1月24日の天気図 tenki.jpから引用   鳥取県内の大雪で多数の車が立往生


竹藪の開墾作業


長年耕作されずに竹藪に戻っていた野菜畑を少しずつ開墾しています。今季は幅1m、延べ15mほどの竹藪を開墾する予定です。中ほどから畑に戻して周囲は風除けのため残していたものです。

地上部の竹は先月中に撤去しましたが、問題は地下茎です。山鍬をふるいながら地下茎を切り、スコップで掘り出していきます。1m程度の深さまで地下茎が幾重にも伸びているので厄介です。

近くに防災ラジオを置いています。地元MBC南日本放送ラジオの「城山スズメ」の懐かしい歌謡曲、DJの楽しい会話を聞きながらの気ままな野良仕事です。休憩のつど手回し充電しています。寒い時期は汗が流れない程度に体が温もります。心地よい疲労感と少しずつでも竹藪が片付く満足感があります。

寒さに耐えるソラマメ


脇芽がだいぶ増えてきました。4月には高さ1m程度にまで成長します。

畑の梅


自然に発芽したもので高さ3mほどに成長しました。梅干しを作る程度に実が付くと良いのですが、3割ほど枝を間引いたので今年は無理な気がします。

ヤブツバキ


吹上浜沿岸部に多く自生しています。発芽から数年間は成長が遅く、高さ1mほどからは急速に成長します。このところの寒さで花数は少なめです。

天使の梯子 16時過ぎ


昼間よりも風が弱まり雲間から日差しが海に届いています。天使の梯子とも呼ばれる光線です。望遠レンズでしっかり写したいところですが、寒さにはかなわず追い返されるように砂山を後にしました。
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寒さ和らぎ穏やかな吹上浜 2017/01/17 (鹿児島)

2017-01-18 16:45:11 | 吹上浜
早いもので一月も後半となりました。
平成の御代は30年で終わり、2019年には新元号との報道があります。

明治生まれの先人は「激動の三時代を生き抜き」などと言われました。昭和生まれの私たちも同様になるのが今ひとつピンときません。

1月16日は今季一番の冷え込みでした。鹿児島市の最低気温は0度、実家のある日置市日吉町でも氷点下になったようです。(以下の画像は一部を除き1月17日に撮影)

1月17日の天気図 tenki.jpから引用 月齢18.8 中潮


実家庭先のアジサイ 16日の冷え込みで枯れた葉


サゴシ狙いの釣り人 久しぶりの東風で海は穏やか


満潮を過ぎ潮が3分ほど引いていました。一時的に魚が湧いたものの、サゴシはヒットしなかったそうです。最近サゴシが釣れたようで、海が穏やかになったのを見計らって釣り人が来たようです。

浸食の進んだ砂浜


南へ飛び行く海鳥たち 1月10日撮影


10日は北西の季節風が強い中、200羽ほどの海鳥たちが南へ飛んでいきました。冬場には波が砂を運び砂浜が広がることもありますが、今季は砂浜の浸食が進んでいます。

風紋と釣人  遠方に野間岳 海上右側には久多島


小川の小さな池


海が荒れると小さな川口が砂で塞がれ、池が出現します。池にはさざ波が立ち岸辺に砂模様を刻んでいます。

風が強い場所で見られる幅広の風紋(左側)


小鳥の姿も


風紋の先に見える野間半島 釣人の奥は長屋山


ここ数年は中国大陸からの汚染物質PM2.5が飛来し、一年を通じて視界の悪い日が増えています。17日は東風のため視界は良好で、画像外の右手には甑島も良く見えていました。

薩摩半島南西部の南さつま市には北西に突き出た小さな半島部分があり、野間半島と呼ばれています。野間岳は山頂付近の三角形が特徴的な山で標高は591m、その左手には山頂に航空レーダードームが設置された長屋山(標高513m)があります。

ナルトサワギク


砂山に小菊よりも小さな黄色い花を咲かせています。一年中花が咲き、風に乗って種が飛ぶ有毒な特定外来植物です。繁殖力がきわめて強いため、他の植物を駆逐する危険性も懸念されています。

年越しの唐芋(さつまいも)収穫


品種は安納芋、11月30日に蔓を切りました。収穫せずにマルチシートをかぶせた状態で寒さの影響を調べました。腐敗した芋は一個だけで他は外見に異常なく、しばらく保管後に食味を調べる予定です。

日没位置は久多島の北側へ


水平線に雲があり途中で夕日は隠れましたが、久多島の北側に沈みました。鹿児島の寒さは2月まで続きます。もうしばらくの辛抱です。
コメント (2)
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D500 記録メディアとの相性に不安 2017/01/15 (鹿児島) 

2017-01-15 21:36:17 | 日記
1月も早いもので半ば、鹿児島でも寒い日が続いています。
県内平野部では雪は降っていないものの、北西の季節風が冷たい毎日です。

ニコンD500


毎朝の新聞やテレビ、庭先などを撮影しているニコンのデジタルカメラD500です。午後からの撮影で画像が記録されないトラブルが発生しました。
カード容量別にSD、SDHC、SDXCカードに区分されますが、以下ではSDカードと表記しています。

レンズは18-55ミリを常用


カメラ上部の表示パネルに「err」表示が出て、シャッターボタンを何度押しても全くシャッターが作動しません。電源を切って記録メディアのSDカードを抜き差ししても全くダメ。とりあえず撮影済みのデータをパソコンに取り込みました。

その後SDカードを再びカメラに入れてみると・・・( ^ω^)・・・意外にも何事もなかったように再び撮影できました・・・・しかし、一時的にもカメラが動かないのは重大問題。商業用途での集合写真や記念撮影などで「写せない」、「写らない」ということは信用失墜につながり絶対に許されないことです。

1か月ほど前にも同様の現象が発生し、今度が2回目。幸い今回も故障前の画像データは残っていました。SDカードの破損ではないようです。

常用しているのは左側64GBのSDカード


前回の不具合ではSDカードを右側の16GBカードに交換したら問題なく撮影できました。
カメラが要求する記録メディアの性能がシビアで、データ書込みに少しでも問題が発生しそうであれば「err」表示を出すのではないでしょうか。

カードへの書込みが不十分な画像データを作らないためと想像します。カメラ本体の不具合によってSDカードへの書込みができないとすれば、修理に出すしかありません。

以前使っていたD700でも記録メディア(CFカード)への書込み異常を経験しています。連写時の画像がコマによって一部または全部が記録されないことがありました。カメラから記録メディアへのデータ書込みが追い付かなかったのでしょう。通常撮影では問題なかったように記憶しています。

まずは信頼できる予備のSDカード

ネットで情報を探ってみるとD500で同様の不具合に悩まされている人がありました。応急対策としてニコンが推奨するサンディスクのSDカードを買うことにしました。

当然ながら記録容量の大きいもの、書き込み速度の早いものは高価です。通信販売でよく利用するアマゾンで検索すると不安な情報がまた一つありました。

偽物が多く出回っていると書かれています。国産と書かれているのに中国製、あるいは生産地不詳、明らかな偽物などが流通していて安いものほど危ないとか。

高ければ問題ないのかと言えばそうでもなさそう。何を信頼すればよいのか?
予備のSDカードがないよりはましと考え、アマゾンに32GBのサンディスクSDカードを発注しました。

さらに別な対策は・・・XQDカードと予備のカメラ

D500では記録メディアとしてSDカードと同時にXQDカードも使えます。SONY製品では2万円ほどの追加投資が必要です。

予備カメラを購入するのも一つの手ですが、手頃な価格でのフルサイズ機種新製品は3年ほど発売されそうにありません。中古のフルサイズ機種購入も考えなくてはなりません。

当分は予備のSDカードで故障に備えることにして、故障が頻発しないように、カメラ本体に不具合が発生しないことを願うばかりです。

<後日記>
その後は同様の不具合は一度も発生していません。単にその時使っていたSDカードとの相性が悪かっただけのようです。

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ニコンD500 夜景を写してみました 2017/01/08 (鹿児島)

2017-01-08 22:56:30 | 日記
2017年も早いもので今日は8日。
夕闇の18時半頃に何かパチパチとはぜる音が聞こえてきました。鹿児島市北西部の花野岡之原(けのおかのはら)地区の鬼火焚(おにびたき)でした。

18時34分 ISO 25600 F5.6 1/8 sec 自宅から撮影


月齢9.8で西空が明るいこともあって、意外にも夜空と星、空に上がる煙が写っていました。フォトショップの自動コントラスト補正で夜景がスッキリと浮き出してきました。

撮影画角は27ミリ、シャッター速度は1/8の手持ち撮影ですが画質を気にしなければ風景記録としては実用性があります。18-55ミリレンズのブレ抑制効果もあるようです。

同上 自動コントラスト補正前の画像


18時35分 ISO 25600 F5.6 0.3 sec


18時36分 ISO 25600 F5.6 0.3 sec


1月4日17時37分 ISO 400 F5.0 1/30 sec 同じ場所


10月まで使っていたD700がFXのフルサイズ機だったのに対して、D500はDXサイズでレンズ焦点距離が1.5倍相当になり撮影画角が狭くなりました。広角側の撮影に不便なため18-55のズームレンズを買いました。

沈胴式の軽い頼りないレンズですが、使い慣れてきました。新聞やテレビ画面撮影ではレンズ交換をせずに使えるのが便利。値段も3万円程度で壊れても気になりません。写りは良いが大きすぎて重たい高価なレンズよりも気軽に扱えます。

今回はISO(感度)25600で撮影しましたが、一応は写ることが分かりました。デジタル一眼レフ初期のD100は夜間撮影能力が劣っていました。蛍とノイズの区別がつかないほどで、実用感度は400どまりでした。

D500は無意識のAF(オートフォーカス)でピントが街灯に合いました。肉眼では暗くて光も小さく見えにくい状態です。暗いところでのAF機能性は頼もしいことです。

桜島は昨年の爆発回数が47回しかなく、桜島爆発の夜間撮影は完全なお休み状態です。噴火活動が再開すれば、夜景のAF合焦、高感度撮影でD500が威力を発揮してくれそうです。
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吹上浜の恵比須さん 穏やかな年明け 2017/01/01 (鹿児島)

2017-01-01 15:33:21 | 日記
明けましておめでとうございます。
申年から酉年へ、鹿児島は穏やかな年末年始となっています。

12月30日 吹上浜日置海岸の恵比須さん


砂山に恵比須さんが祭られています。地引網漁が盛んだった昭和20年代後半に寄進されたものです。昭和30年代までは近隣集落ごとに地引網漁の組がありました。

戦後復興期は半農半漁の生活が主体でした。共同で地引網をして、分け前のイワシの稚魚(ザコ)を各家庭まで運び込み煮干しを生産。乾燥後に集荷して共同出荷していました。

現在の吹上浜では観光地引網はありますが、昔ながらの集落単位での地引網漁は残っていないものと思われます。いつも笑顔の恵比須さんですが最近では風化が進み、石の表面がはがれた個所もあります。米と塩をお供えして手を合わせ、一年の健康と安全に感謝しました。

南側の風景 遠くに見える野間半島


右側は海神様、左が恵比須さんです。風もなく穏やかな天気で午後の日に海面が輝いていました。水平線右側、わずかに見える小島が久多島(ふたしま)です。「くたしま」が正式な読みのようですが、発音しにくいためか日置では「ふたしま」と呼んでいます。

北側の風景 江口・いちき串木野方面


すぐ近くにはバブル期に建てられた豪華な別荘があります。現在は県内有力企業の福利施設になっているようです。北側の西端はいちき串木野市の羽島地区です。山の向こうには川内原発があり、日置海岸は30km圏内にぎりぎり入っています。福島事故が起きてからは原発の安全管理が特に気になります。

実家 庭先の千両


自生したのか植えたのか、あちこちに千両があります。他の木が茂り日陰のため生育条件が適しているようです。野鳥が啄んだのか、だいぶ実が少なくなりました。

1月1日 雲一つない青空


大晦日、最近になく長時間紅白歌合戦を見ました。最後の結果発表では会場審査員の票が紅組に多く入り、びっくりぽん! 紅組優勝。
放送時間が押していて最後がドタバタになったのが少し残念でした。

穏やかな年明けとなりました。少し冷えて朝露が多い程度で霜は降りていません。日中も雲一つない青空が広がっています。デジタルカメラをD500に変更しておよそ2か月が過ぎ、2万カットほど撮影しました。

長く使ったD700との比較では画角が狭く、内蔵フラッシュが付いていないことが不便でした。新たにズームレンズを購入してからは、細部の改善に気づき使い慣れてきました。

自宅庭先の朝顔


庭先に朝顔が一輪だけ残っていて驚きました。南方系の朝顔ですが長年植えっぱなしで弱っているうえに、ナニワノイバラに圧倒されて生育が悪くなっています。

それでもたくましく蔓を伸ばして11月から多くの花を付けました。穏やかな年明けではありますが寒さはこれからが本番です。昨年は1月下旬に記録的な寒さもありました。皆様どうかご自愛ください。
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