花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

寒さ和らぎジャガイモを植える 2017/02/24 (鹿児島)

2017-02-28 18:37:24 | 野菜作り
寒さが少し和らいだのでジャガイモを植付けました。
以下の画像は2月24日に撮影したものです。

2月24日9時の予想天気図 テレビ朝日グッドモーニングの天気情報


テレビ朝日の気象情報は他局よりも詳しくて農作業の参考になります。2月17日の春一番から数えて3回目の嵐が過ぎ、気圧配置は冬型に戻っています。

吹上浜は北西風が冷たい 


大気汚染で視界が悪く野間岳はぼんやりと見えます。画面外のすぐ右手に排水路があります。今季は雨量が少なく、雨水は砂山を乗り越えていません。

3kgの種芋を切り分けて53個


1月下旬にホームセンターで買い求め、大きいものは17日に切り分けました。一個当たり40グラム程度まで切り分けが可能なようですが、半分以上は切らずにそのまま植えました。

種芋の間に肥料を置く


2月15日には苦土石灰と鶏糞10kg程度を混ぜて植付場所を準備しました。肥料分が多すぎると茎葉が徒長して雨風に弱くなるため、少し控えめにしました。植溝の間隔は70センチ、昨年は土寄せが足りなかった反省から少し広げました。

今年は少し殺虫剤を使ってみました


昨年は芋の外~外を40センチずつ測って植えたら、芋の付き具合に対して少し広すぎました。今年は35センチ程度で適当に植えました。コガネムシなどの幼虫、根切虫対策のためごく少量殺虫剤を混ぜて畝を作りました。

芽があちこち出ている割には日数がかかり、発芽するのは半月程度後です。全体的に伸びるまで待たず、こまめに芽かきと土寄せをしたいと思います。

野鳥に食われた大根


大根と言うだけあって根が太いので、中心部から新芽が伸びだしています。地下部が充実する前に花が付きそうですが、自家用なので気にせず花を楽しむ予定です。

ソラマメは順調


ソラマメも野鳥の被害が懸念されるのでネットをかぶせました。順調に脇芽も出ています。もう少し伸びたら支柱を増やして、枝数を整理し土寄せをする予定です。

白モクレン 


一つだけ咲いていました。開花時期としては例年よりも少し遅めで、昨年と同程度です。

沈丁花


春先にうれしい花の香りを漂わせます。秋の金木犀よりも「大人の香り」がするように感じます。

散り椿


昔鉢植えで育てていたものです。品種名は「沖の浪」で最初は白の絞り模様も入っていたのですが、赤だけになりました。ヤブツバキよりも花びらが散りやすく、地面から咲いているような美しさです。白モクレン、沈丁花とともに田舎ならではの花景色です。

歯痛に悩まされる

ジャガイモの植付がすんで一安心です。疲れが蓄積したのか持病の歯周病が悪化して歯痛に悩まされています。市販の痛み止めでは効かず、十分な睡眠がとれない感じで厄介です。若いころは一晩寝ると疲れもリセットされましたが、年を重ねると自分で思う以上に疲れが溜まるようです。

昔虫歯治療をして詰め物をしてある奥歯のため、外見上は治療が必要な箇所がはっきりしません。かかりつけの歯医者さんでのレントゲン撮影でも不明のため、様子を見て一番悪そうな歯から順に本格的に治療することになりそうです。

江戸時代など昔の人たちは歯痛で大変苦しんだことでしょう。
人生80年時代、歯も痛くなる、治療にも手間と費用がかかる・・・・・生きておればこそです・・・・・あまり薬に頼らず、ある程度は痛みを我慢しなければなりません。
食事をしないわけにもいきません。それにしてもじんわり痛い・・・。
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春の日差しがまぶしい初午祭 2017/02/19 (鹿児島)

2017-02-20 16:53:52 | 祭り・伝統行事
2月19日(日)、鹿児島神宮初午祭(鈴かけ馬踊り)が開催されました。
朝方は冷えましたが日中は雲一つない春の陽気が続きました。以下の画像は全て当日撮影したものです。

9時過ぎ 本殿前に集まった隼人中学校卒業生


参拝後の社殿下には記念撮影の人たちがいました。隼人中学校の平成4年卒業生が集まり、これから厄払いを受けるそうです。午後には鈴かけ馬踊りを奉納するとのことでした。

神宮参道横にある宮内小学校


校庭には子供たちの好きな漢字とその理由を書いた紙が展示されていました。様々な漢字があり、子供たちの自由な発想が頼もしく思えました。

二宮金次郎さん


二宮金次郎は 手伝いをよくし 勉強に励みました
みなさんも 金次郎のような よい子に なりましょう

昔の学校には二宮金次郎像が立っているものでした。最近では改築などで撤去されたところも多いようです。歩きスマホを助長するのでダメと言う意見もあり、苦笑させられます。子供はやはり勉強です。金次郎さんが立っている学校が好きです。

射的屋さん


10時44分 本殿横の木田地区御神馬 一脚で俯瞰撮影しましたが今一つ


京セラ奉納馬


木田御神馬保存会踊り連


主催者発表では10万人が訪れました。各地の伝統芸能は観覧者が少ない中で、初午祭は家族連れから若者、高齢者まで多くの人々が訪れるのが特徴です。参道の両側にはぎっしりと出店が並び、奉納団体が通過するたびに混雑します。今年も9時半から15時過ぎにかけて22団体が奉納しました。

スマホ、タブレット、コンパクトデジカメ、一眼レフなどで撮影する人が多く、思い通りには撮影できません。報道関係者は取材足場や大きな脚立を利用していました。天気が良すぎて雲一つなく、お日様がまぶし過ぎて明暗差が極端でした。光の変化に乏しく撮影しにくい状態でした。社殿下の踊り場は日陰と日向が極端で、うまく写せませんでした。

撮影画像は暗部が黒くつぶれていましたので、明暗補正をかけて掲載画像としています。混雑と単調な光に悩まされましたが、馬の鈴音、鉦太鼓と元気なお囃子を聞くと元気が出ます。まさに春の到来を実感した一日でした。


社殿に向かうブルケン九州


ソニーセミコンダクタ


気合の入った馬心会の踊り手


宮崎県都城市下長飯(しもながえ)ジャンカン馬


帖佐中学校卒業生同窓会奉納馬


馬心会奉納馬


ゴッタン成音会(なるねかい)奉納馬


ゴッタンは南九州(宮崎・鹿児島)に伝わる弦楽器で、動物の皮を使用せずに木材のみで作 られています。

隼人中学校平成4年卒業生厄払一同の奉納馬


社殿に向かう奉納馬


焼酎を振舞う


祭りの笑顔


馬と記念撮影


隼人地区子ども会と隼人中学校卒業同窓生


小さいころから祭りに参加し、郷土に誇りをもって成長できることは素晴らしいことです。卒業後も祭りを通じて同窓生が集まるのは楽しみなことでしょう。彼らのますますの成長と活躍を期待しながら14時前には神宮を後にしました。初午祭関係者の皆様ありがとうございました。
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春一番 薩摩川内市藤川の梅 2017/02/17 (鹿児島)

2017-02-19 21:58:48 | 
2月17日(金)は九州南部でも春一番が観測されました。
鹿児島市花尾町に次いで14時頃から薩摩川内市東郷町藤川地区を訪れました。

2月17日12時の天気図 tenki.jpから引用


昼過ぎに一時雨が降り、午後は晴れ間が広がってきました。生暖かい天気で、少し歩き回ると汗ばむほどでした。鹿児島市の最高気温は22度でした。

藤川 民家沿いの白梅


畑に残る古い石塔


藤川地区は県道沿いに梅が植樹され見頃になっています。民家の庭先や畑の周囲にも梅が多く見られます。明るい春の日差しを浴びて白梅が存在を際立たせていました。

久留須梅が花盛り 


台風や周囲の竹藪、蔓草の影響でしょうか、東側は幹が半分ほど枯死して樹勢が弱っていました。西側の山に日差しが半分隠れ、花が目立たなくなっていました。

一脚を使ってみました


思った以上に使いにくい


一脚にカメラをセットして頭上から撮影しました。三脚でも可能ですが、腕力が必要になり長時間は操作しにくいものです。大体の見当をつけてカメラの傾きを設定するのですが、頭で思い描く構図と実際に写る画面が違うので結果は今一つでした。

藤川天神入口の紅梅


今日の目的地の藤川天神は咲いている梅はごく一部でした。県道脇の紅梅が美しく、再度一脚を使って撮影しました。今度は液晶モニターで撮影範囲の画像を見ながら撮影しました。コンパクトデジカメで撮影するスタイルと同様(ライブビュー撮影)です。

構図の確認がしやすくなりました。液晶モニターの角度を変えていますが、明るい空を見上げるため、どうしても画像が見えにくくなるのが難点です。さらにはピント合わせがオートフォーカスのため、ピント位置調整が不十分でした。

マニュアルでピント合わせをすれば良いのですが。その都度カメラを上げ下げするのも大変です。俯瞰撮影ができることはメリットですが、構図・ピント合わせがかなり面倒です。頭に思い描いた画像を撮影するのはかなり難しいことが分かりました。

参詣者は閑散


緋寒桜は咲いていました


参道南側の臥竜梅


藤川天神は鹿児島県内に数少ない梅園の一つです。例年遅咲きで見頃は2月下旬以降です。臥竜梅はごく一部で咲き始めた程度、見頃は例年並みになりそうです。

帰り道沿いの紅梅


帰りには行きがけに気付いた地点で撮影しました。車で走っていると圧縮された風景が記憶に残ります。実際よりも色濃く、花が多く見えがちです。ここでも少し違っていて、枯草が多いものの紅梅が美しく咲き奥に白梅と古い空家がありました。
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カメラ散歩 郡山町花尾の史跡 2017/02/17 (鹿児島)

2017-02-18 10:16:32 | 史跡巡り
2月17日(金)は九州南部に春一番が吹きました。
雨はわずかでしたが、車の窓を開けるほど生暖かい一日でした。
以下の画像は17日に撮影したものです。

鹿児島市郡山町の花尾神社に参詣


境内山林の祠


丹後局の墓所


花尾神社は杉や雑木林に囲まれて昼間も薄暗く心落ち着く場所です。墓石や石塔、祠などが周囲の斜面に点在しています。秋分の日は大祭で伝統芸能が披露されにぎわいます。

杉落葉と椿


通り雨


集会所の大屋根軒下には2月12日の残雪がありました。昼前の通り雨で、雨垂れが勢いよく落ちてきました。雨垂れを見るのは久しぶりです。昭和30年代の麦わら屋根や雨樋のない頃、雨垂れが作る水の輪を眺めるものでした。

道を山手に進むと青い実が


道路脇の紅梅


花尾のかくれ念仏洞の入口


山道に分け入る


杉林の中を上る


もう一息


念仏洞に着きました


ここを訪れたのは10年ぶりほどです。山手に少し入ったところに駐車場、トイレ、休憩所が整備されています。

雨の杉山を上ること約6分、念仏洞に着きました。途中で息が上がりました。ゆっくりと上がれば15分ほどでしょうが、狭い階段道なので足元に注意が必要です。

禁制の厳しかった時代に夜陰に紛れてたどり着くのは、大変な苦労があったことでしょう。信仰の灯が今に伝わっていることは感慨深いものがあります。

岩穴の中に置かれた仏様


入口側を見る


案内板


薩摩藩では300年にわたり浄土真宗が禁止されていました。
浄土真宗西本願寺派鹿児島別院のホームページから引用して紹介します。

かくれ念仏の歴史
鹿児島に、親鸞聖人を開祖とする浄土真宗が伝わったのは、室町時代中期1505年ごろと言われています。ここから日本の歴史でも他に類を見ない、約300年の長きにわたる薩摩浄土真宗への過酷な弾圧の歴史は始まります。

浄土真宗のみ教えが人々の間に流布すると、為政者による浄土真宗排斥の気運が生じました。それは「阿弥陀如来の前には、全ての生きとし生けるいのちは等しく尊い」という浄土真宗の教えが、当時の封建体制に相添ぐわなかったからです。そして真宗信者の結束力による統一的な行動が、政治的に利用され、一向一揆へと進展する危険性をはらんで、封建体制にとっては危険を感ずるものであったからと言われています。

以来、真宗信者の摘発は続きますが、慶長2年(1597)2月22日、第17代島津義弘によって正式に真宗が禁止されたのでした。

弾圧は厳しく、特に郷士層への摘発がなされ、身分を百姓へ移し、また居住地をも移すという処分が行われましたが、これは士分の削減と兵農分離政策をおしすすめ、近世的支配体制を確立しようとする薩摩藩の政策と大きく関係したものと思われます。

幕末期の天保6年(1835)、弾圧は極みに達し、この時期に摘発された本尊は2,000幅、門徒は14万人以上と言われ、弾圧と殉教の悲話は現在に伝えられています。

このような弾圧の続くなか、真宗信者は講(地域ごとの信仰者による集まり)を結成し、ひそかに山深い辺土や船上やガマ(洞穴)の中で法座を開き、また肥後水俣の源光寺や西念寺に聴聞に赴き、信仰を存続しました。花尾念仏洞、田島念仏洞、立山念仏洞など、現在も鹿児島、宮崎の各所にその遺跡は残存しています。(引用終わり)

念仏洞から下りると天気が回復、晴れ間も見えてきました。この後薩摩川内市東郷町の藤川地区に向かい梅を撮影しました。
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鹿児島市高台で積雪 山地は大雪に注意 2017/02/10 (鹿児島)

2017-02-10 14:08:05 | 日記
今季最強の寒波がやってきました。
鹿児島県内は2月9日(木)夜から雪が降り出し、山間部の道路では一部で通行止めやチェーン規制となっています。
 
2月10日7時2分 西側風景


雪の予想 テレビ朝日グッドモーニングの天気情報


7時12分 ゴミ集積所も雪化粧


7時17分 バス通りは普通タイヤで走行可能


ネット情報のバス停検索で見ると私のところは標高153m程度、鹿児島市郊外の高台団地です。テレビで見る限り鹿児島市中心部の道路に雪はありません。わずかな標高差が積雪につながります。幸いに暴風は吹かずに済んでいます。

7時過ぎの積雪はバス通りで1~2センチ。屋根には5センチ程度。歩道では黒く足跡が付き、道路はタイヤチェーンなしで車が走行できる程度でした。

2月10日午前6時の天気図 tenki.jpから引用


10時5分の雲画像 tenki.jpから引用


鹿児島県西岸部に暴風雪警報 テレビ朝日モーニングショー


1月下旬の寒波ではわずかに雪が降った程度で積雪はありませんでした。今回は薩摩半島西海上から次々に雲が流れ込み雪を降らせました。薩摩半島西岸の一部には暴風雪警報が出されています。

8時47分 西側風景


9時53分 西側風景


13時7分 西側風景


雪は昼前には止んで、時々青空も広がっています。南国のありがたさ、暖かいお日様の力で雪は見る間に溶けていきます。まだ雲の流れ込みが続き今夜まで雪が残りそうです。明日の朝までは雪景色でしょうが、今回が寒さの底であってほしいものです。

18時7分 夕方に再び雪が強まる


鹿児島市の日の入りは18時でした。ニコンD500による高感度撮影(ISO 2000,F6.3,1/30S)です。木々にも再び雪が積もっています。雲が西海上から流れ込んでおり、断続的に雪が降っています。

21時を回り自宅前の道路は積雪2センチ程度。雪は水気が多くシャーベット状になっており、バス通りを走る車の数も少なくなっています。雪は強風を伴っていないため明朝までにさらに積雪が進みそうです。

2月11日(土)朝の雪景色

10日夜も断続的に雪が降りましたが雲が多く、気温はマイナスにならなかったようです。雪交じりの小雨の時間帯もあり、道路は凍結せず雪はシャーベット状態でした。

7時2分 雪の綿帽子


7時19分 バス通りの除雪作業


7時53分 西側の風景


湿った雪で木の枝は綿帽子をかぶっています。太い電線には雪がくっつき、風が吹くたびに雪の塊が落ちていました。屋根には15センチほど積もっていますが、明るい日差しで溶けていくことでしょう。

バス通りの積雪は5センチ程度、小型の重機が簡単な除雪作業をしていました。バスはチェーンを付けていましたが大半の車は普通タイヤでした。

雲の流れ込みは続いていますが大雪のピークは過ぎたようです。遠く西側に見える八重山が朝日に輝いていました。鹿児島市から薩摩川内市に向かう国道328号の入来峠は今朝もチェーン規制が継続中です。
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心和む光の春 寒波が近づく吹上浜 2017/02/08 (鹿児島)

2017-02-09 17:23:15 | 自然観察
2月8日(水)、昨日の雨が上がり穏やかな光があふれました。
吹上浜の風は弱く海は穏やか、昼前には北に戻るサゴシ漁の船が見えました。

花をたくさんつけたヤブツバキ (以下の画像は2月8日に撮影)


天気は少しずつ下り坂 8日12時の天気図 tenki.jpkら引用


落ちても美しいヤブツバキ


野菜畑の梅


8分咲き程度になりました。小さな焼芋を枝先にさして置きました。メジロ、ヒヨドリがやってきて食べていきます。梅の受粉に効果がありそうですが、今年はどれほど実が付くでしょうか。

ツワブキの種の綿帽子 タンポポと同じように種は風で運ばれる


実が充実してきたヤツデ 春には紫色になる


光を透かしてきれいなハラン ランの仲間ではありません


日差しに光るクモの巣


竹林と雑木の隙間から春の日差しが差し込み、普段は気に留めない草木や花などが輝いて見えました。風はまだ冷たいものの、日差しは明るさを増しています。まさに光の春です。

まだ開花しない沈丁花 咲くと甘い香りがする


色付いたアジサイの葉 竹藪に囲まれ落葉せずに色づいた


熟してきた金柑


野菜畑の周囲の竹藪開墾作業


長年耕作されずに竹藪になっていた野菜畑を少しずつ開墾しています。畑全体が電線に届くほどの竹藪になっていました。竹を切り、雑草を抜き、深さ1メートルほどまで地下茎を掘りあげる作業を続けています。今季は30平方メートルほどを片付ける予定です。

冬場でないと大汗の流れる作業です。8日は一輪車で3杯分の竹根や雑草を除去しました。広さにして畳一枚程度ずつしか作業は進みません。それでも確実に耕作地が回復するのでやりがいがあります。

海鳥の群


海鵜のようですが遠いのではっきりしません。小魚を追っているのか観察すると、あちこち群れて飛び回り遊んでいるようでした。カモメやカラスも集まってきましたが、小魚が打ち上がることはありませんでした。

浸食が進む砂浜 日置市日吉町日置海岸


強い風で砂が吹き上げられ、波打ち際がどんどん砂山に近づいています。昔は砂浜でソフトボールをしたほどに広かったのです。信じられないほどに浸食が進んでいます。週末にかけて今季最強の寒波が襲来すると予測されています。

高波で海岸の浸食が進むのでしょうか。群れて遊んでいた海鳥たちはどこで暴風をやり過ごすのでしょうか。雲が厚くなった西空を見ながら心配することでした。
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カメラ散歩 立春の吉野公園 2017/02/04 (鹿児島)

2017-02-04 16:55:43 | 日記
2月3日は節分、立春の4日(土)は写友のMさんと吉野公園に出かけました。
水仙の甘い香りが漂い紅梅は花盛り、河津桜は咲き始めた程度でした。

紅梅が花盛り 白梅はまだ花が少ない 水仙はピークを過ぎる


2月4日9時の天気図 tenki.jpから引用


雲の厚い朝 東には桜島


河津桜 右側の木


咲き始めの河津桜


西から気圧の谷が近づき雲の厚い朝でした。河津桜は思ったよりも開花が進まず、時折見かけるメジロやヒヨドリもすぐに他に飛んでいきました。

吉野公園は鹿児島市北部の高台にあり標高は234m、錦江湾(鹿児島湾)、桜島、霧島の展望が素晴らしい場所です。早朝からウォーキングの人も多く7時には開園しています。熱心に梅を撮影するカメラマンの姿もあり、河津桜の開花を待ち望む人が多いようでした。

水仙の香りが甘く漂う


白梅はこれから開花する木が多い


梅園散策の人たち


子供たちの元気な姿も


東側にある展望台から見える桜島(標高 1.117m)


防災工事が進む桜島西側斜面


遠く南に開聞岳(別名:薩摩富士 標高 924m 指宿市) 左側は桜島の大正溶岩原


磯海水浴場沖にはウィンドサーファーが集まっていました


鹿児島港に入る桜島フェリー


曇り空ながら視界は良く、南に開聞岳がはっきり見えました。鹿児島市中心部は平坦地が少なく、小高い郊外部に住宅団地が広がっています。最近では市街地にマンションが増え町の様相が変わってきました。

北側に目を転じると姶良市、霧島市、背後は霧島連山です。冬らしい寒さが続いていますが霧島連山に雪は見えません。

高千穂峰(たかちほのみね 標高 1,574m)


霧島連山 


左から韓国岳(標高 1,700m)、獅子戸岳(ししこだけ 標高 1,429m)、新燃岳(しんもえだけ 標高 1,421m)、中岳(標高 1,350m)です。高千穂峰は中岳から少し離れた画面外右側にあります。

2011年に大きな噴火があった新燃岳は活動が収まり噴火警戒レベルは2に引き下げられていますが、火口周辺への立入規制が継続中です。韓国岳山麓にある硫黄山の噴火警戒レベルは1(活火山であることに注意)に引き下げられています。

「新燃岳大噴火から3年 霧島連山」はこちらからご覧ください。

つかの間の青空


展望台から戻ると、数分間だけ一部に青空が広がりました。2月は気温の変動が大きい月ですが「光の春」と言われるように、日々に日差しが明るさを増してきます。

来週後半には河津桜の開花が進むのではないでしょうか。河津桜はソメイヨシノと比べると開花期間が長く2週間以上は咲いています。花は色濃くピンク色が強くて桜らしい桜でもあります。いずれ天候を見ながら訪れたいものです。
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噴火しなくなった? 桜島は活火山 2017/02/01 (鹿児島)

2017-02-01 15:46:38 | 桜島
早いもので今日から2月、夜明けが早くなってきました。
昨年夏からおとなしい桜島ですが、このままずっと噴火しないのでしょうか?

1月31日朝の桜島


NHK朝の鹿児島放送局からの映像です。鹿児島県のシンボルの一つである桜島、日々に表情を変えるので毎朝の楽しみです。

2月1日は山頂付近が雲に隠れていたため、前日朝の様子です。画面左には鹿児島港に入港する桜島フェリーが映っています。日の出は7時11分、方位は110度(東南東)です。

南岳付近からわずかに湯煙のようなものが上がっています。桜島の噴火警戒レベルは3が継続中です。1月12日にはバスを使って島外への避難訓練も行われました。

噴火回数の移り変わりなど 気象庁の火山活動解説資料から引用




桜島は昨年夏から噴火していません。詳しく言うと、噴煙の高さが1000m以上に達する噴火活動がありません。冬の季節風に乗って連日垂水市、鹿屋市などに流れる火山灰が今季は殆ど降っていません。

鹿児島市街地でも夏場に南東風でやってくる火山灰に悩まされずにすみました。2016年の爆発回数は47回でした。桜島はこのまま穏やかな状態が続くのでしょうか。

桜島の昭和火口では2006年6月に噴火活動が再開しました。その後2年間ほどは噴火が少ない状態でしたが、2011年には爆発回数が年間996回に達しました。

現在の静かな状態は一時的なもので、いずれは噴火活動が活発になると言われています。京都大学防災研究所によると、桜島を含む姶良カルデラ直下には地下からのマグマの供給蓄積が続いています。

1914年の大正噴火で放出されたマグマ相当量に達するまで130年ほどを要するとされています。大きな時間の流れの中ではわずか数か月や数年の穏やかさは、ほんのひと時のことでしょう。

みんなの桜島協議会のホームページ「みんなの桜島」では今の桜島の情報が発信されています。「みんなの桜島」はこちらからどうぞ。
観光面だけでなく火山活動などについても詳しく紹介されていますのでおススメです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。