花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

朝の桜島 今が寒さの底か 2024/01/29(鹿児島)

2024-01-30 16:42:39 | 自然観察
朝方は天候を見ながら、近場のかごしま健康の森公園に出かけています。

<1月29日(月)冷え込んだ朝>
6時52分 殆ど雲のない朝


鹿児島市の最低気温は2度、公園の芝生は霜でおおわれていました。

6時58分 南から北へ飛ぶカラス


7時13分 日の出時刻 芝生は霜で真っ白


アメダス鹿児島の観測地は海岸に近い鹿児島地方気象台のため、鹿児島市街地や郊外の高台に比べると最低気温は高めです。

健康の森公園辺りは4~5度低い感じがします。昨日の一時的な雨(観測値0.5ミリ)の影響もあり霜が目立ったのかもしれません。

7時34分 朝日は中岳付近に顔を出した


霜で白くなったベンチ


朝日が差し込むと小さな光の点がきらめいていましたが、今一つうまく写せませんでした。

長年の逃亡生活 最期は本名で迎えたい・・・末期がんのため29日に死亡


テレビ朝日グッドモーニングの中で、長年見慣れた手配写真が映し出されていました。

私がまだ社会人になる前の事件で、当時の反戦運動は過激で爆破事件が続発し、大学紛争による内ゲバなどもありました。

都内中心部でのビル爆破事件に驚き、あんなところで働くのは怖いと話すと、近所の同級生に鼻先で笑われました。

そんなことを気にしていたら都会では暮らせないよと・・・50年も前の話でした。

<1月30日(火)彩雲が現れる>
6時52分 空に残る月 周りにぼんやり色がついた感じ


鹿児島市の最低気温は4.8度、昨日のような霜はなく西から薄雲が広がり始めていました。

7時10分 かすかに雲が色付いた


天気は下り坂のため朝焼けを期待しましたが、うっすら色付いた程度でダメでした。

小鳥が集まる木


昨シーズンはあまり見かけなかったメジロより大きめの小鳥が枝先に止まり、可愛げな鳴き声が聞こえました。

7時33分 朝日が顔を出した


今朝の日の出は7時12分。20分ほどかけて桜島北岳に近い山頂部に朝日が出ました。

7時58分 左側吉野の上空に違った色合いの雲が


いつも会うウォーキングの常連さんとカメラの話などして,ふと吉野方面を眺めると色づいた小さな雲に気付きました。

拡大すると虹のような色付きの彩雲だった


気付いて2分もせずに色は消えました。暗めに撮影すると色づきが目立って良かったようです。

月の周りの薄い色合いと同様に、気を付けて探せば案外とこのような現象が見られるのかもしれません。

早いもので1月も明日まで、予報によるとこの先天気がぐずつきそうです。
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小雨降る山路 各地の梅巡り 2024/01/28(鹿児島)

2024-01-29 17:56:00 | 
1月28日(日)小雨の中、薩摩川内市祁答院町から姶良市へ巡りました。

11時46分 薩摩川内市祁答院町の白梅


祁答院中学校から南東方向に300mほどの位置にある小さな村社です。白梅が目に入り引き返して立ち寄りました。

祭りの記念石碑が残り小さな鳥居もありますが、神社の名前は書かれておらず、隣り合わせに空き家が数軒。

横の水田には畜産肥料が運び込まれ、畦道には彼岸花の茎が伸びていました。

昔ながらの曲がった小さな水路に沿って真新しいコンクリートの蓋が並び、雨でひときわ目立っていました。

山間農地の荒廃が進む中で、農家さんの頑張りに元気づけられました。

黒木浦老人クラブ 花壇の梅


道路幅が広くなっている民家横の花壇に、色合いの違う紅梅2本が開花していました。ビオラなども植えてあり心和む場所でした。

12時26分 黒木の梅 県道462号堂山宮之城線の南側


まさに絵に描いたような、小川に掛かる丸木橋と白梅の風景。かつては川の両岸に水田があり、すぐ近くまで杉林が茂っていました。

多くのカメラマンを引き付けた場所でしたが、道路にガードレールが設置され、川と道路の間に電柱が立ち、背後の杉林は伐採され水田は耕作放棄で荒れ放題。

それでも梅の開花に合わせたのか、最近草刈がしてあり感謝、感謝ですが危険性が・・・。

腐っている丸木橋


丸木橋は今や老朽化して、人が歩くには危険です。一往復しましたが丸太が腐っていて、川に落ちるか、丸太の間に足が挟まれそうです。

無理に丸木橋を渡ってもご覧のとおり


無理して丸木橋を渡っても、電柱や道路のガードレールが邪魔して全く絵になりませんのでご注意ください。

県道462号 矢立峠を超えて堂山に向かう


ここの白梅は道路横にありますが、すぐ横の民家は廃屋となり草木に隠れていました。

祁答院町黒木地区から姶良市の県民の森方向に通じる県道ですが、通行車両は殆どありません。

ただし今回は、途中に山林伐採地があり木材集積個所がありました。

日曜日のためか作業が休みで幸いでした。道が狭く普通車の離合が難しい箇所もありますので通行にはご注意を。

県道脇のわずかな水田


イノシシだけでなくシカも出るのか、柵は鉄格子状のもので錆びついていました。道に沿ったわずかな農地ですが今も耕作されているようです。

かなり山深いところですが一部には棚田もあり、谷沿いの狭い農地が今も耕作されていることには驚かされます。

県道446号 十三谷重富(じゅうさんたにしげとみ)線


堂山に向かう途中の右手に共同墓地があり、紅白の梅が咲きそろって見事でした。

道路左手に見えた風景


天候が回復して青空も見えてきました。左手に白梅があり、その先には墓地がありました。

桜があるようで花の季節は見事なことでしょうが、次に訪れる機会はあるでしょうか。

桜の時期はどこも大体同じで、よほど計画して回らないと数日のうちで桜は散ってしまいタイミングを逃しがちです。

13時49分 最後は姶良市 寺師の臥竜梅


北山地区から寺師に向かいますが、道は狭く制限時速は30km。晴天では木陰と日向の明暗差が大きく、昼間もライト点灯が必要で要注意です。

臥竜梅は残っているのでしょうか。見る範囲では枯木になっていて、古い看板は色あせて文字も読めず残念。

かつては梅の名所でしたが、どの木にも大量に苔がまとわりつき梅の木の樹勢を弱めているようです。

小雨に降られて各地の梅を慌ただしく巡りましたが、まだ行きたいところが数か所あります。

案外と雨の日は白梅が目だってきれいだと再認識した日曜日。あちこち巡ることができて幸いでした。
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天気は下り坂 各地の梅巡り 2024/01/28(鹿児島)

2024-01-29 15:30:49 | 
1月28日(日)天気予報は雨のち晴れ、各地の梅を巡りました。

7時40分 かごしま健康の森公園 以下の画像は1月28日に撮影


予報通り朝から雲が厚く、桜島の輪郭はぼんやりで朝日は見えないままでした。

今が花盛り、曇り空で薄暗いため白い花が目立っています。

郡山花尾地区 古くからの白梅


左手の道を上がると廃屋が1軒、さらに進むと殆ど崩れた住宅跡、一番奥には作業小屋だけを使っているような空家がありました。

畑横に梅が咲いていますが右手は住宅跡地と思われ、過疎化を象徴するような風景です。

道沿いの紅梅


園芸種の紅梅らしく、手入れされていたようで横に広がる枝ぶりが残っています。近くの住宅が空家になって数年が過ぎました。

花尾神社境内の白梅


社殿の屋根から落ちた雪の塊が少しだけ残っていました。岩ツツジが咲き始めるのはまだ先のようです。

枝先を動き回るメジロ


今季初めてメジロを見かけました。6羽ほどが動いていましたが少しずつ雨が降り始めました。

八重の棚田 甲突池の東側から撮影


道路脇に車が止められるスペースがあり、すぐ横に白梅が咲き水田があります。小雨模様で良い雰囲気です。

一部林の斜面には雪が残っていました。道の真ん中にも除雪された雪の塊がわずかに残っていました。

薩摩川内市 祁答院町


道沿いに多くの梅の木がある斜面を上がると、住宅跡地に枝垂れ梅もありました。梅は野生もあるようですが、人が植えたものが殆どだろうと思います。

昭和30年代までは住宅地や畑の隅に梅を植え、各家庭で梅干しを作っていました。子供たちの卒業記念樹に梅や柿、ミカンなどが選ばれました。

当時野菜は各家庭で自給しており、殆どの家の庭先に小さな野菜園がありました。

県道沿いバス停横の紅梅


県道沿いにあり目立つ紅梅です。道路整備時に植えられて30年ほどでしょうか、すっかり成長して樹高が倍ほどになっています。

傘をさしての撮影で思うように写せませんが、思った以上に開花が進んでいました。さらに山手の梅については続編に掲載します。
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石橋記念公園 多賀山と桜島 2024/01/25(鹿児島)

2024-01-26 16:55:59 | 自然観察
1月25日(木)午後、所用後に桜島など写すため海岸部を移動しました。

1月25日 NHK朝のニュース項目


鹿児島にも雪降らせた寒気の影響が関西中部地方でも続いています。

ブログ記事を書いた当時の世相など振り返るために役立つのがニュース項目です。京都アニメの放火殺人事件で死刑判決が出ました。

14時14分 鴨池港からの桜島 以下の画像は1月25日に撮影


22日午後から雲が広がり、23日夕方から24日昼にかけて雪が降り鹿児島市郊外の高台で積雪。25日も日差しはなく寒さが続きました。

画面の左手奥には雪をかぶった霧島連山がかすかに見えました。

鹿児島市浜町の石橋記念館


石橋などについて石橋記念公園のページから引用して紹介します。

かつて鹿児島市の甲突川には、江戸時代末期に肥後の名石工岩永三五郎によって架けられた玉江橋、新上橋、西田橋、高麗橋、武之橋の5つの大きなアーチ石橋がありました。

15時20分 移設された西田橋 雪が残る桜島


特に、「西田橋」は、参勤交代の行列が通るまさに城下の表玄関を飾るにふさわしい藩の威光を誇示した橋で、「御門」があり、二重アーチと扇状石積みの壁石、丸柱の精巧な高欄に青銅凝宝珠など豪華に建造されました。

公園のブーゲンビリア


これら五石橋は、約150年にわたり「甲突川五石橋」として親しまれ、現役の橋として利用されてきましたが、平成5年(1993)8月の豪雨により武之橋、新上橋が流失したことから残った3橋(県が西田橋、市が高麗橋、玉江橋)を移設・復元。

併せて石橋の架橋技術や当時の歴史を伝える「石橋記念館」を整備し、平成12年に「石橋記念公園」として開園。夜は9時までライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸しだし、昼は橋越しに見る桜島が絶景。

あの「篤姫」も渡った西田橋。橋の上に佇めば、時を超えたロマンが感じられる。(引用終わり)

公園内の河津桜


数本の河津桜があり、南側の一本だけは一部枝先で開花していました。見頃は来月初旬になりそうです。

稲荷川の水鳥


河口部の穏やかな流れを水鳥がゆっくりと動いていました。餌を探す様子もなく休憩時間帯でしょうか。

15時45分 多賀山からの風景


石橋記念公園の北隣にある多賀山(標高58.9m)には、日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷元帥の墓地があります。

左手に少し見えるのは桜島の西海岸、フェリーの左手には潜水艦が停泊。

潜水艦はフェリー運航の合間に、鹿児島湾奥に向かってゆっくり進んで行きました。

多賀神社 旧社格は郷社(鹿児島市清水町)


東郷元帥の銅像を右手にして奥へ50mほど進むと多賀神社があります。

こじんまりした神社ですが、林に囲まれた境内には大きな狛犬、ソテツがあり心落ち着く場所です。

15時59分 太陽は見えないが何本も伸びる光の帯


天使の梯子とも言われる薄明光線です。雲の切れ間が広がることはなく、同じような光景がしばらく続きました。

23日からの寒さもどうやら先が見えてきました。長期予報では暖冬傾向、例年より早く梅などの花巡りができそうです。
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寒気が南下 鹿児島市高台で積雪 2024/01/24(鹿児島)

2024-01-24 17:00:53 | 天気の話題
1月24日(水)昨日から雪となり、鹿児島市高台で積雪がありました。

1月24日朝 NHK7時のニュース項目


民放でも大雪関連情報がテレビ画面に表示され、鹿児島の市電・市バスは通常運行とありました。

それでも標高150m程度の自宅周辺は一面の雪景色となり、どこの屋根も真っ白でした。

8時2分 自宅前の道路 積雪は3cm程度か


昨日午後から雪が降り続いたものの、路面は凍っていません。24日鹿児島市の最低気温は1.0度、最高気温は6.8度。

積雪のため西伊敷小学校の授業開始は3時間目から、半袖半ズボン姿で登校する子供たちもいて元気なものでした。

雪除けの野鳥 手前はバラの枝


自宅の軒下に野鳥がいてカメラを向けても飛び立つ様子はなく、画像検索するとイソヒヨドリ(オス)のようでした。

昨日(23日)の天気図 強い冬型の気圧配置 tenki.jpから


昨日(23日)夜 雨雲の動き 気象庁ナウキャスト


今回は雲の帯が次々と流れ込み、23日16時頃から断続的に雪が降りました。

湿気が多いのか夜にかけて屋根から雪の塊が何度も落ちて驚かされました。気温が比較的高めで溶けやすかったものと思われます。

24日朝の除雪でも一部はシャーベット状に固まっていて、何度も箒を動かして雪を掻き寄せました。

8時7分 南側の空 北西から雪雲が迫る


左手はバス通り、この時間帯は通常走行できましたが、通行車両は普段の半分以下。

西側の花野(けの)団地 背後には次の雪雲が近づいている


8時16分 畑脇の物置に積もった雪 10cmほどありそう


風の影響がなかったのかトタン屋根のためか雪が厚く、先端部は押されて曲がり落ちそう。

南国の雪景色撮影は時間との戦いで、ゆっくりしているとすぐに溶けてしまいます。雪に降られても気にせず被写体を探し回るのが一番。

頭には毛糸の帽子、足元はゴム長靴、傘は持たず転ばないよう足元注意。

北側の風景 三重嶽(486m)方向


色鮮やか ミカンと雪


紅梅の雪が陽射しに溶ける


10時2分 桜島は逆光ではっきり見えず


雪景色を一回りして2度目の撮影、桜島が珍しく一合目まで冠雪したとのこと。

すでに最初の時よりも周囲の雪は溶けてしまい、今一つさえません。

午後からも雲が多く陽射しが少なく、屋根の雪は明日まで残りそうです。
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天候悪化 野菜園の片付け 2024/01/22(鹿児島)

2024-01-23 14:23:46 | 野菜作り
1月22日(月)寒気が南下、明日の雪予報を前に日置へ出かけました。

7時36分 かごしま健康の森公園 以下の画像は1月22日に撮影


全く雲のない穏やかな朝で、7時の気温は鹿児島市で7.9度。良いタイミングで、桜島に上がる朝日を写すことができました。

8時28分 吹上浜日置海岸 西から曇ってきた 東は青空


海上に雲が広がってきて、北側の江口浜左手には虹が出ていました。釣人は北側近くに一人、南は大川の河口にかけて10人程度。

8時40分 西側にも虹が出てきた


虹の右側に目を移すと江口浜の虹につながる円弧を描いていましが、一つの画面に収まりませんでした。

やはり虹は天候悪化の予兆、やがて僅かに雨も降り午後には風が強まりました。

野菜園の片付け


野菜園の周りから入り込んだ雑草や植えたままの小菊を片付け、ジャガイモ栽培区画を確保するため水容器などを移すことにしました。

野菜棚も片付けたいが


ここ数年使い続けていますが、バラの枝が東側から覆いかぶさって有効活用ができず、山芋の蔓も絡んだままです。

昨季の苦瓜は連作障害か途中で枯れてしまい、生い茂るバラを防ぐための柵になりそうです。

少しずつ進めるしか


雨は一時的な時雨模様で服が濡れるほどはなく、野菜園の中に入り込んだ雑草を刈り込んで、芙蓉などの枝を剪定。

浜から強風が吹きつけていますが、ここは北側に竹林があり冬の季節風の影響をほとんど受けません。

逆に弱いのが夏場の南西風、北側の竹林に跳ね返されて野菜園に戻った風とぶつかり合うようです。

作業は一部前進 水容器を洗った


幸いゴミ捨て場は近くにあり10往復ほどで、今日の分はどうにか片付きました。

厚手の手袋を利用したことで、細かい作業で手袋を外したときに指先や掌が傷つき、面倒でも手袋を外さない注意が必要でした。

今後は鍬を入れて地中に根を伸ばしてきた茅や野イチゴの除去が必要です。

えんどう豆は伸びているが


栽培枠内に支柱を数本追加、丈が1mを超えるほど伸びており、雪や強い冷え込みによる被害が心配です。

ソラマメの生育はゆっくりながら少し茎が増えており、除草後に株元に土を寄せました。

今季も大根がかなり太くなった 移植ゴテは30cm


土をあまり深く耕さなかったこともあり、地表から首を伸ばす感じで成長が続いています。

1本は先端部に石でもあったのか、根が複数に分かれていました。

15時14分 強風で荒れた海 真冬の表情


強風で飛ばされそうで帽子は脱いで浜に出ました。朝方の様子とは大違いで、雨が降っていなければ砂が吹き付けるほどの強風でした。

釣人の姿は消え、白波が押し寄せる真冬の海となっていました。

暖冬と言われながらこの寒さには閉口。急激な気温低下で体調維持が大変です。

16時過ぎに帰宅すると不思議と風が強くありません。時雨模様と強風は吹上浜沿岸部特有の現象でした。
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明日は大寒 吉野公園の早春 2024/01/19(鹿児島)

2024-01-19 18:04:08 | 自然観察
1月19日(金)生暖かいような小雨の降る朝、吉野公園へ出かけました。

8時35分 吉野公園 以下の画像は1月19日に撮影


今が一番寒い頃で明日は大寒ですが・・・今朝の最低気温は鹿児島市で14.5度。

傘を差してウォーキングの人を見かけました。花時計は今も故障したままで残念。

公園に入って右側へ(南側) 菜の花が咲いています


この場所には毎年菜の花が植えられていて、雨が止むと花粉を集める蜂が次々にやってきました。

1月8日からは浄化槽工事で夜間は公園のトイレが利用できず、夜のイルミナージュでは仮設トイレ使用となるので要注意。

散り残る枯葉


晴れた日には目にも止まらないような雨の日ならではの光景です。

傘をさしての撮影で、他にカメラやスマホを構えるような人は全く見かけませんでした。

イルミナージュの子象


夜には多くの光が眩しくて、あまり目に付かなかった可愛い子象の姿がありました。

今朝と前回13日夜の風景を比較


昼と夜では印象が全く違いますが、やはり東の空に桜島の見える風景が吉野公園らしいところです。

ゴミコレ フアッションショーの展示 


こちらは夜にはあまり目立たず、今日は説明板などが目に入りました。

一般社団法人吹上ワンダーマッププロジェクトは吹上浜に漂着する海洋ゴミ(プラスティック片、ペットボトル、漁網など)を素材に衣装を制作し、その素材となった海洋ゴミを拾った砂浜を舞台にして開催するファッションショーとそれに関連するプロジェクトとのこと。

それぞれの作品に細かな説明がありますので、興味のある方には昼間の光で見てほしい展示です。

桜島は雲隠れ


天気は回復方向のようですが、雲は南に流れながらも次々に発生して北側山頂部が少し見えただけでした。

桜島の方角は南東


鹿児島市に住んでいると桜島が見える方向が東と思ってしまいますが、吉野公園からは南東方向に8kmと表示されていました。

北側にも雲と霧が立ち込め、高千穂峰と韓国岳の頂上部がかすかに見える程度でした。

なごみの庭


紅梅が咲き始めていて早いものでは散り始めていました。例年よりも早い開花ですが、なごみの庭全体で開花しているところは3割程度でしょうか。

水仙の香りが心地良い


休憩所東側の河津桜が数輪開花していました。大きくなり過ぎてかなり枝が切られて可哀想ですが、今年も一杯花を咲かせそうです。

小雨模様のためか数羽の小鳥が梅の枝に止まっていたものの、メジロの鳴き声はなくヒヨドリも見かけませんでした。

まだ寒さはこれからが本番、梅も桜も満開まではかなり日数がありそうです。いつもより早く春が始まり楽しみが増えました。
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カメラ散歩 寺山公園展望台 2024/01/13(鹿児島)

2024-01-16 16:46:06 | 自然観察
1月13日(土)久しぶりに寺山公園展望台に立ち寄りました。

寺山公園展望台 案内板


展望台にある桜島・錦江湾ジオパークの案内板です。眼前に直径約20kmの姶良カルデラが広がっています。

カルデラ(caldera)とは、火山の活動によってできた大きな凹地のことで、「釜」「鍋」という意味のスペイン語に由来しています。

位置図を拡大


寺山公園展望台は鹿児島市北部に位置し、北側は姶良市、北東側は霧島市で、遠くに霧島連山が見えます。

桜島を含めて鹿児島湾北部は広大な姶良カルデラです。北東側の一部では今も噴気活動が活発で、海面に泡が湧出する現象(地元で「たぎり」と呼ぶ)が見られます。

寺山公園展望台は直線距離では吉野公園から3km、高速道路の吉田インターから4kmほどの位置にあります。

記憶が曖昧なまま吉田インター側から山道を進んだところ道に迷い行き止まり。確実な道を進む方が安心ですね。

16時15分 眺望はすばらしいが・・・あいにくの空模様


標高423.8mからの眺めは素晴らしく、山道を迷ってでもたどり着くと気分スッキリです。

寺山公園展望台の南側にある吉野公園展望台は標高234m。この辺りから南南東方向に見える桜島の形は、普段の東南東方向に見るものとかなり違っています。

かごしま健康の森公園から見る桜島 1月16日7時1分


ここからの桜島は台形で、山頂部は北岳が高く少し右下がり、右手(南側)には高隈山系が見えます。

南側の風景


黄砂なのかPM2.5でしょうか、雲はないが空が濁っていて残念。鹿児島港、フェリーなどは霞んで見えにくい状態です。

たまに心地良い列車の走行音が聞こえてきますが、この日は近くの採石場の騒音にかき消されて残念。

北側の風景


左側は姶良市、右手側は霧島市です。展望台は巨大な火山外輪山に位置し、姶良カルデラの地下深くには大正噴火前に相当する大量のマグマが蓄積されているようです。

霧島連山 左手は姶良市街地 右奥は霧島市街地


この冬は暖冬傾向で霧島、桜島の雪景色は一時的でした。2011年の新燃岳大噴火の後も硫黄山噴火などで登山路が閉鎖され、次第に霧島から足が遠のいています。

2018年2月2日 吉野公園展望台(234m)から見た霧島連山


この日は霧島連山の雪景色が見られました。吉野公園からは姶良市方面の市街地は見えませんが、鹿児島市街地や桜島が間近に見られます。

姶良市 左手は重富地区


海岸沿いに国道10号とJR日豊本線があります。平成5年(1993年)の豪雨災害では斜面崩落により長期間の通行止めが続きました。

姶良市加治木町辺り


海岸線の中ほど右側に加治木港があり、遠くには鹿児島空港が見えます。右奥の山は霧島連山の最高峰新燃岳(1700m)です。

展望台の北西側は牟礼岡


風力発電機がゆっくり回る穏やかな日、すでに日は傾き東側に山蔭が広がってきました。

16時22分 駐車場へ戻る道


展望台への道沿いには街灯が設置されていますが、夜はとても怖そうな肝試しのような場所です。

寺山公園展望台で気をつけたいのは小さなトイレしかないこと。丸形の男女共用型で手を洗う水さえなく、鹿児島市民としては恥ずかしい思いです。

人里離れた場所ですが、すぐ近くには鹿児島大学付属の南西島弧地震火山観測所があります。水道設置はできないものでしょうか。
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土曜日 吉野公園イルミナージュ 2024/01/13(鹿児島)

2024-01-14 16:11:16 | 日記
1月13日(土)吉野公園で開催中の鹿児島イルミナージュに行きました。

17時17分 まだ早すぎた 以下の画像は1月13日に撮影


吉野公園の前に寺山公園展望台に向かっていると、道を間違えて行き止まり。吉野は広い、遠回りのようでも確実な道順をたどる大切さを痛感。

1月の吉野公園の開園時間は7時から17時まで、イルミナージュの入場開始は18時とのこと。

18時5分 ようやく入れた 左右の通りにキッチンカー


「イルミナージュ」とは、イルミネーションの「イルミ」とフランス語の「泳ぐ」を意味する「ナージュ」との造語で、光がオーロラのごとく泳ぎ・絡み合い、輝く様子を表現するといった想いが込められています。

18時から21時まで(最終入園受付は20時)、大人1200円、小中高大学生は800円、未就学児は無料。

18時7分 東側には桜島 手前はツツジ花壇 三脚利用


13日の日の入りは17時34分、雲がないためまだ桜島の形が判りました。

噴水広場 右側奥に西郷どん


広い吉野公園ですが夕闇とイルミネーション(電飾)の明暗差が大きく、撮影時は足元のわずかな段差や電気配線などに注意。

三脚利用では通行者や観客の邪魔にならないよう、撮影場所に配慮が必要です。

南西の空に細い月 月齢1.6 月の入りは19時30分


観客は幼子連れの若者が中心でしたが車椅子利用の高齢者もあり、斜面では複数で押し上げていました。

人口減少が続く中、歓声を上げて走り回る子供の姿を見ると頼もしいものです。

人気の西郷どん 東側からの撮影


前を歩く人が途切れるのを待って撮影しました。こちらが正面のようで、刀を左手に持ち、右手には愛犬ツンでしょうか。

南側から写した西郷どん


簾のような電飾が掛けてある休憩所側から写したものです。

光源が小さい球型であれば丸いボケが表現しやすいと考えましたが、殆どは線状の光源で予想とは大違いでした。

色合いが思い通りに写らない


昼間の光とは違う人工光源であり、ホワイトバランスの設定を変えると見た目通りに写せると思ったのが大間違い。

この四角い光は次々と色を変えていて、最初はそのことに気付かずなぜ見た目と色合いが大きく違うのか不思議でした。

自分で見ているのは暗闇に光る色であり、カメラのモニターに写る画像の輝度が低いのは自然なことでしょう。

必要であればパソコンで補正をすると頭を切り替え、ホワイバランスはオートでイルミネーション撮影を楽しみました。

雫がゆっくり落ちるようなイルミネーション


通り沿いの木の枝にたくさんぶら下がっていて面白いものでした。順路沿いにはこのようなイルミネーションがあり、危険な場所に踏み込まないよう整理員が誘導していました。

夜間イベントでもあり注意が必要なのはトイレです。公園のトイレはすべて入口が封鎖されて使えず残念。

代わりに置かれていたのは現場用の仮設トイレ、手洗い用に水タンク。感染症の恐れもあり、気になりました。

夜は冷えますので吉野公園に着く前にトイレは済ませておいた方が無難です。

ソテツ園の南東側


形から見ると富士山でしょうか、多くの人が足を止めてスマホを向けていました。

ここまでに紹介したのは全体の半分ほどで、日本庭園には和傘や生け花のような展示もあります。

子供たちに人気だったのは動く恐竜。ゆっくり一回りするとすぐに1時間ほどが過ぎそうな楽しいイベントです。

2月14日まで開催されています。寒くない穏やかな夜がおススメです。
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大正噴火から110年 桜島の今 2024/01/12(鹿児島)

2024-01-12 18:44:42 | 桜島
1月12日(金)桜島撮影のため、かごしま健康の森公園へ出かけました。

6時57分 雲の多い朝 鹿児島市の最低気温は8.0度


日の出は7時18分、雲が次第に増えて遠い団地の街灯などが瞬いて見える不思議な朝でした。

朝日が桜島の南側斜面に顔を出すのは7時33分頃、南岳山頂火口から緩やかに薄煙が出ています。

7時38分 朝日は雲の帯に隠されている


雲が次々にやって来て、朝日の位置がわからないほどで残念。

8時15分 雲の隙間から光が差し込む


雲がまばらになったので待つうちに、天使の梯子とも呼ばれる光の帯が差し込んできれいでした。

今日1月12日は桜島の日、大正3年(1914年)に大噴火が起こり、流れ出した溶岩が海峡を埋め尽くし桜島は大隅半島と陸続きになりました。

2023年10月12日 鴨池港の新造船と桜島


昨年10月の国体期間中に何度も噴煙を上げましたが、その後はおとなしく今年に入ってからの噴火は1回だけです。

最近の桜島の噴火回数について簡単なグラフを作りました。

2001年以降の年間噴火回数 噴火口は南岳山頂火口と昭和火口


2006年の昭和火口活動再開後は噴火回数が増加し1000回を超える年もあり、2011年には霧島連山の新燃岳でも大きな噴火が発生しました。

昭和火口の活動が低下した2016年からは噴火回数が減少しています。昨年は昭和火口でも40回の噴火が観測されたものの活動は一時的でした。

2010年12月5日 昭和火口夜間撮影


昭和火口の噴火規模は小さいものでしたが、周回道路から比較的近い山腹に火口があり、多くの人が夜間撮影に集まりました。

2013年12月 桜島の昭和火口


夜間撮影の一コマで、緩やかに白煙を上げていました。

1982~2000年の噴火回数


気象台から発表されている噴火回数記録です。判りやすい火山活動の指標ですが、火山灰や火山ガスなど噴出物のデータもあるようです。

今朝の地元紙には大正噴火レベルのマグマが溜まり、大規模噴火が起こると風向き次第で鹿児島市の降灰が1mを超えると書かれていました。

大規模噴火はかなり長い時間スケールで起きるものですが、近い内なのかだいぶ先なのか気になります。

昭和時代の桜島南岳山頂火口の噴火 撮影は二科会会員の住高秀氏


桜島の西側から撮影された夜の噴火です。太い火柱が上がり噴石が中腹にまで飛散する大きな噴火です。

昭和火口では桜島全体に噴石を飛散させるような大規模噴火は発生していないようです。

2024年初日の出


能登半島地震がまさか元日に起こるとは予想もつかないことでしたが、桜島は観測体制が整備されており大規模噴火の前兆は必ずつかめると思います。

これまでも噴火災害により桜島を離れ遠くの地へ移住した人々が多くありました。長期にわたる広域避難計画などが現実味を帯びる日もありそうです。

鹿児島のシンボルとして時々煙を上げる程度なら良いですが、想像を超える大噴火がないことを願うしかありません。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。