花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 慈眼寺公園 2020/05/30(鹿児島)

2020-05-31 17:13:25 | 史跡巡り
5月30日(土)鹿児島の梅雨入りが発表されました。

鹿児島市谷山の慈眼寺公園 以下の画像は5月30日に撮影


午後からの所用後、慈眼寺(じげんじ)公園に立ち寄りました。鹿児島では「じがんじ」とも呼ばれています。ふるさと考古歴史館、コスモス園の山手には谷山神社があり、和田川沿いの「そうめん流し」とともに市民に親しまれています。

雨空の下、目立った 谷山観光協会そうめん流しの電光板メニュー 


和田川沿いに点在する弘法大師座像


詳細は判りませんが、仏様ではなく僧の姿なので弘法大師像でしょうか。古い石仏や石塔などは廃仏毀釈で打ち壊され、殆どが現存しないのかも知れません。

岩壁に刻まれた谷山町立慈眼寺公園創立記念の文字 昭和2年4月とある


階段を上がり広い道に出る 谷山神社への急角度階段 137段


画面外右手に車が数台止められる場所があります。ここから神社まで上がると先に息が上がり、高齢者にはきつすぎる感じです。若者が足腰を鍛えるには良いでしょう。

後で判りましたが、神社境内まで車で行けます。上からこの階段を見ると転げ落ちそうな感覚になりました。私は歴史館側の水階段横から谷山神社へ上がりました。

広い道を緩やかに上がると右手はふるさと考古歴史館


道路左手には広い駐車場があり、その西隣には少し階段状のコスモス畑がありました。すでに種がまかれているのか、残り種からか2センチほどにコスモスが伸びていました。

鹿児島ではあまり見かけないイタリア式水階段(カスケード)


水をポンプで循環させて小さな水階段が造られていました。手前は石玉回転噴水です。直径60センチ、重量300kgもある玉石が、下からの水の勢いでずっと回り続けていて不思議な感じでした。

山手に上がり東側に進むと谷山神社 旧社格は県社


名前は聞くのですが訪れたのは初めてです。パワースポットのような場所で、東側の眺めの良いところです。あいにくの梅雨空で桜島はぼんやり霞み、輪郭が判る程度でした。境内まで車で上がれるので初詣は大いに賑わいそうです。

夾竹桃が咲き始めていた


コスモス園の南側には夾竹桃が並んでいました。隣にはアジサイが多く植えてあり3分咲き程。坂道を下りて林の中を和田川沿いに下り、そうめん流し入り口駐車場まで戻りました。

アジサイには雨が似合う


日本料理店跡地の庭木が残っており、ここでもアジサイが雨に濡れてきれいでした。5月31日までの累計雨量は鹿児島市で16ミリ。梅雨入りとしてはほど良い雨でしたが、7月に入ると後半は特に大雨が降りやすく注意が必要です。

コロナ禍は北九州市など一部で第2波が懸念されており、まだまだスッキリとはいきません。真夏の強烈な紫外線で疫病退散を願いたいものです。
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梅雨近し ジャガイモ収穫 2020/05/29(鹿児島)

2020-05-31 14:30:18 | 野菜作り
5月29日(金)快晴、日置の野菜園管理に出かけました。

この先の天気はどうかな? 29日朝のNHK 週間天気予報


NHK 九州沖縄の天気 29日の天気図


鹿児島の梅雨入りは平年では5月31日、予報に曇りと雨マークが並んでいます。

穏やかな吹上浜日置海岸 以下の画像は5月29日に撮影


砂山に咲くグラジオラス


風もなく海は穏やか、南側の近くに釣り人が2人。釣果はさっぱりとのこと、キス網の船が出ていないのも納得。釣れればもう少し釣人がいるはずです。

ジャガイモを収穫することにしました


強風で半分ほどの株で茎が折れたこともあり、日数を置いても芋が太ることはなさそうと判断。雨が続けばジャガイモの収穫はできないため早めの収穫を選びました。

収量は昨年よりも2割ほど少ない感じ


種芋3kgを3列に植えましたが、西側の列は大きめの芋が多く、東側は小ぶりで収量が少なめでした。画像は真中の列、持ち上げた感じでは14kg程度。灯油18リットル入りのタンクよりも少し軽めでした。

唐芋(サツマイモ)畝を作る


マルチシートが巻かれている長い筒に芯棒を通しています。芯棒両側をロープで結び、それを持ち手にしてゆっくり引きながらシートを伸ばします。中の列は再利用のシートです。収穫時に破らないように外せば、2~3季は使えます。

おたふく豆(ソラマメ)跡にも一列


ジャガイモ、おたふく豆ともに多くの肥料を施しています。唐芋用に肥料を入れると肥料分過多で、蔓だけ茂って芋が付かない「蔓ボケ」状態になります。

昨季はジャガイモ跡地で失敗しました。蔓は盛大に茂ったものの、ソーセージほどの太い根が50センチ以上も出て全く芋はありませんでした。何も植えずにおくと雑草が茂るので唐芋を植えています。

夕方雲が広がり紅はるか、白系芋を植える 念のため水を掛けた


おたふく豆跡は肥料分のない土を半分ほど入れて畝を作りました。ジャガイモ跡地も肥料を入れずに畝を作り植付けました。マルチシートなしだと植付は簡単ですが、雑草が多く生えて大雨のたびに畝の土が流出します。真夏の強烈な日差しの中で、畝への土上げは大変です。

キュウリを初収穫


前回気付いていたのは1本でしたが、葉に隠れて4本ありました。竹の支柱を加えてネットを補強する予定でしたが夕暮れになり作業は次回送り。昨年よりも唐芋の植付量は減りましたが、予定分を完了して一段落です。
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小雨上がる 初夏の吉野公園 2020/05/27(鹿児島) 

2020-05-27 17:05:46 | 
5月27日(水)朝方、雨上がりの吉野公園に出かけました。

風はなく雲が動かない 吉野公園 以下の画像は5月27日に撮影


26日午後から降り出した小雨は鹿児島市で累計雨量4ミリ、撮影には丁度良いお湿りでした。8時前から3時間ほど園内を巡りました。

小さな花の集まり シモツケ


白い花が目立つドクダミ


サツキの花が目立つ


多機能の自動販売機


硬貨、紙幣だけでなく、各種電子マネー、ペイペイにも対応と表示されています。コロナ禍を契機に新しい生活様式が進み、電子決済がメインの社会になることでしょう。

電子決済には各種方式があり、想像するだけでハードルが高く、社会の発展に置いて行かれそうです。新しいものを自分なりに理解し、取り入れることも必要と感じました。

雨に濡れて息づくバラ


雨に濡れた葉も美しい


アジサイは雨が似合う 一部で咲き始め


植替え準備中の広い花壇


春を彩っていたリビングストンデージーの跡地は植替準備中。作業員の方が肥料を丁寧に散布していました。

今日もぼんやり姿の桜島 吉野公園展望台(標高234m)から


雨量が少なかったためか、PM2.5なのか今日もぼんやりとしか見えない桜島。山頂部だけが顔を出し、中腹まで雲と霧に隠れる姿を期待していましたがハズレ。

錦江湾奥の姶良市から霧島市側もぼんやりとして見えないままでした。鹿児島の梅雨入りは平年では5月31日ごろ。週間予報では5月30日から雨マークが並び、梅雨入りの気配が見えてきました。
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暑さの中 藪払いに手間取る 2020/05/24(鹿児島)

2020-05-25 16:52:14 | 日記
5月24日(日)野菜園の様子見に日置へ出かけました。

吹上浜日置海岸 砂山に咲くサボテンの花 以下の画像は5月24日に撮影


早いもので二十四節気では5月5日に立夏。5月20日小満を過ぎ、6月5日芒種、そして6月21日は夏至です。

T君は息子さんとキス釣り。まだ小さくて大半は海に戻したとか。日曜日とあって朝方は釣人が多かったそうです。

午後には砂洲が出て貝採りの人が目立った


東寄りの風で海は穏やかでした。14時頃から弱い海風に変わり、砂山に立っていると強い日差しの中でも心地良さを感じました。

初夏は草木が生い茂る時期


海への道沿いのブロック塀からマツバギクが垂れ下がり、道路にもはみ出していたので刈り取り。一輪車で2回砂山まで運んで捨てました。

実家の庭先や西側斜面のあちこちで竹が伸び出しており、こまめに根元から鎌で切り取りました。放置すると数メートルに伸びてやがて竹藪になります。

ミカンへの日照確保のため藪払い 画面左側


どこを切ったのか判らないほど椿が茂っていました。えんどう豆のネットを外した後、ミカンへの日当たりを確保するために切り始めるとあちらもこちらも枝が伸びていたので剪定。一輪車で5回ほど運び出しました。

アジサイは回復するのか 割箸程度の細い枝にわずか数枚の葉


多くの木々に隠れて古くからのアジサイが生き残っていました。アジサイと言えば半日陰を連想しますが、殆ど日照がなければ枯れてしまいます。

こちらは咲きそろってきたアジサイ


植えて2年ほどは成長が遅かったものの、梅の半木陰に適応してきれいな花を咲かせています。

Kさん宅ではユリが見事


いつの間にか日陰になっていたマルベリー


柿の枝葉が広がり、いつの間にか日陰になっていました。植えてすぐに芽が伸びて花も咲きました。環境に慣れてくればもう少し枝が伸びてくれそうです。

ホームセンターの園芸コーナーでは、時々60~80センチのマルベリーが売られています。安いものでは440円から高いものでも660円ほどです。

ジャガイモを試しに掘る


右上は一株分です。左側は少し数が多いので2株分に近いようです。強風で半分以上の茎が折れましたが、収量に大きな影響はないようです。まだ葉が元気なので、しばらく置いてから収穫予定です。

キュウリが成長


脇芽が次々に出てあらゆる方向に茎が伸び始めています。ウィンナー程度に成長しており、6月になると食べきれないほど次々に実が付きます。

苦瓜(ゴーヤ)はまだ蔓が40cm程度ですが脇芽が多くなり、ネットと逆方向のものは切り取りました。こちらも蔓が棚の天井に達すると次々に実を付けます。

ネット補強や天井棚を作る予定でしたが、藪払いだけで終わった一日でした。紫山芋の芽が伸び始めたので、こちらも植付を急がなければなりません。日中の熱気が体にこもり、帰宅シャワー後も体が熱っぽく扇風機に癒されました。
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天候回復 唐芋は元気 2020/05/19(鹿児島)

2020-05-20 15:18:55 | 野菜作り
5月19日(火)4日続きの雨が上がりました。

吹上浜日置海岸 海は濁り西風が強い 以下の画像は5月19日に撮影


15日(金)午後から降り始めた雨は18日(月)夜に止みました。4日間の累計雨量は日置に近いアメダス観測点東市来では202.5ミリ、鹿児島では216.5ミリを観測。梅雨前のこの時期には珍しい大雨でした。

気がかりな足跡 イノシシ?


草刈前の斜面に見慣れない足跡がありました。歩幅は40センチ程度でイノシシのようです。集落外れにイノシシが潜んでいるとの情報もあります。

浜では海亀の卵を食い荒らしていて、農作物への被害も心配されます。過疎高齢化が進んでいるとは言え、海岸近くにまでイノシシの生息域が広がっているとは驚きです。増殖すれば電気柵設置等の対策が必要になりそうです。

唐芋(サツマイモ)はしっかり根付いた感じ


2年前からはアナグマの被害があり、イノシシもやってくると大変ですが苗は活着したようです。

キュウリの成長が早い


苦瓜よりも成長が早く、どこが主枝であったかわからないほどです。成長につれてネットに負担がかかるので竹やロープで補強が必要です。

草刈をすませてスッキリ


昔からの人が歩くだけの道ですが放置すると草道になります。雑草を刈り取って落葉を掃除しました。髭剃りと一緒で、すぐに雑草は伸びてきますが道がきれいになると気持ちもスッキリです。

ジャガイモはまずまず 植付けは2月26日


ジャガイモは植付から収穫までおよそ100日と言われています。葉が黄色く枯れ始めるころ収穫します。強風で茎が折れる被害があり収量は例年よりも低下しそうです。

おたふく豆(ソラマメ)、えんどう豆を撤去しました。跡地を一部整地して唐芋と紫山芋を植える予定です。

室内保存の紫山芋から発芽


発芽している周りだけを切り取って植えることにしました。南方系のため気温が上がると芋だけでなく、ムカゴからも発芽します。えんどう豆の栽培棚を残してネットを張り替えて紫山芋を植える予定です。

グラジオラスが数本開花


球根はウズラの卵程度ですが毎年しっかりと花を咲かせます。種が落ちるのか少しずつ数が増えています。

庭掃除の副産物 大名竹のタケノコ


一足先に伸び出していたタケノコです。雨後のタケノコと言われるように雨の後は地表に多くの姿を現します。来週あたりが多いのではないでしょうか。

孟宗竹に比べるとはるかに小さいタケノコですが、苦味がなくアク取りは不要です。みそ汁の具、酢味噌和え、てんぷら、大きいものは煮しめなどになります。

大名竹は生えている範囲が狭く、商品作物としての栽培地はありません。早掘りタケノコのような希少価値もなく流通経路に乗りにくい季節限定の山菜です。5月下旬から6月頃が旬です。

夕方も強い風が続く


草刈、その後の掃除、えんどう豆の撤去などしていたら夕暮れになりました。日差しはありましたがカラッとした西風が強めで大汗を流さずにすみました。

週間予報を見るとしばらくは雨マークがありません。雨の後に伸びだす雑草に草刈の先手を打ったので、次は野菜園の管理を進めることにします。

5月20日 特別定額給付金の通知



5月9日にパソコンからオンライン申請、本日(20日)給付金の決定通知が届きました。18日に給付決定、19日に振込予定とのこと。

思ったよりも早くありがたいことです。アベノマスクは一向に届きませんが、鹿児島市配布のモリノマスク(1世帯に5枚)が15日に届きました。

各自治体の行政能力の差が大きく現れているようです。鹿児島市民としては心強いことです。感謝、感謝です。
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どうにか降らず 吉野公園 2020/05/17(鹿児島)

2020-05-18 16:00:40 | 
5月17日(日)午後から近場の吉野公園に出かけました。

今年は大半のイベントが中止 以下の画像は5月17日に撮影


鹿児島県内の新型コロナウィルス感染者は累計で10名。国の緊急事態宣言を受けて観光施設が一時閉鎖され、多くのイベントが中止されました。

少しずつ以前の生活を取り戻そうとしていますが、この日もマスク姿の人が多く見受けられました。

天気は持ちこたえている


15日から梅雨のような空模様となり、16日夕方にかけて鹿児島市では160ミリほどの大雨となりました。17日は朝方の小雨が止んで天気は小康状態。小さな子供連れの家族が目立ちました。

生垣のサツキ


ヒノキの実


ヤマボウシ(山法師)


テイカカズラ(定家葛)


ブラシノキ(別名キンポウジュ)


潤った芝生とソテツ 背後は若葉が美しいクスノキ


バラ園 大雨でかなり散っていた


蕾もありもうしばらく楽しめそう


大雨で花びらが傷んでいましたが、訪れる人々を楽しませていました。三脚を立てて丁寧に撮影する姿もありました。

バラ園の近くにはアジサイもありますが、まだ蕾は小さく咲き始めるのはかなり先のようです。吉野公園までは車で20分ほど。空模様の良い日を選んで、今度はゆっくりと桜島を写したいものです。
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曇りのち雨 唐芋を植える 2020/05/15(鹿児島)

2020-05-16 16:43:55 | 野菜作り
5月15日(金)待望の雨が降り出す前に唐芋(サツマイモ)を植えました。

南さつま市 金峰山と稲田 以下の画像は5月15日に撮影


金峰コシヒカリの産地、3月下旬から田植をして7月下旬~8月初旬に収穫。予報では午後は雨、その前にきんぽう木花館(このはなかん)まで足を伸ばして唐芋苗を買いました。

広大な水田地帯の一角 唐芋畑にしっかり根付いた苗


吹上浜日置海岸 沖合に向けて吹く南東風で静か


最近、キスが50匹ほど釣れたとのSさん情報もありましたが、この日は全く釣人の姿なし。一時的に釣れただけだったのか。

3か所で3種類の苗を入手


右半分は14日にAZ隼人店で買った一束10本の金時(右)と安納芋。左端は15日の行きがけに日吉町の城の下物産館で見つけた安納芋20本。中ほどは15日にきんぽう木花館で買った紅はるか50本です。

1本当りの単価は税込みで、AZは約40円、城の下物産館は14円、木花館は25円でした。出荷業者の意向、販売店の営業方針が価格設定に現れています。

降り出す前に植付けを終える


少し湾曲した枯枝を見つけ出し鎌で形を整えました。畝に斜めに差し込み15センチほどの穴を開け苗を植付けます。植付直後から日差しが強い場合は、苗の先端が熱で傷まないよう注意した方がベター。先端がマルチシートに直接触れないよう、枕のような形で少量の土を下に置きます。

この日は4日ほど雨続き予報のため土は置かず、再利用マルチシートの穴開きが広すぎる部分に、風で煽られないよう土を被せました。

最後の収穫 えんどう豆とおたふく豆(ソラマメ)


雨不足がなければもう少しおたふく豆の収量が増えたと思われます。えんどう豆は先端部が南側へ徒長し、日陰になった部分では収量減となりました。来季は南北方向の畝にする予定です。

咲き始めたユリ


花が勢いを増したランタナ


16時前に降りだす


降り出す前に苗に一通り水を掛けたところでSさんがやって来ました。彼も雨のタイミングを見て今日は唐芋を植えたとのこと。立話のうちに南西から黒雲が広がり、雨が降り出しました。

モミジの若葉


かなり大粒の雨でたちまちカメラが濡れて撮影切り上げ。傘を差して浜を見に行く元気は出ず、車に乗り込み逃げるようにして鹿児島へ帰りました。

夜中から雨脚が強まり、時々雷も聞こえました。鹿児島市には15日22時53分、日置市には16日0時29分にそれぞれ大雨警報が出されました。16日16時までの24時間累計雨量は鹿児島市で159.5ミリとなっています。

梅雨入り前の5月にこれほどの大雨は珍しいことです。雨がほしいときは降らず降れば降ったで災害級の大雨。鉄道の運休、高速道路の通行止めも出ています。

天候は思い通りに行かないものですが、まずは唐芋の植付が大半終わって一区切り。来月にかけて豆類の後作に少し畝を立て、唐芋を植える予定です。台風1号の遠い影響もあるようですが、大きな被害なく雨が収まってほしいものです。
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便利か? 10万円オンライン申請 2020/05/13(鹿児島)

2020-05-13 15:29:14 | 日記
日本中どこでも気がかりなのは新型コロナウイルス感染症。

江口蓬莱館 感染対策を呼び掛ける看板 以下の画像は5月11日撮影


日置市東市来町の物産館、蓬莱館には英語もまじえて感染症対策が呼びかけられていました。新しい生活様式として手指消毒、マスク着用が定着しそうです。

浜辺に戻ってきたウィンドサーファー


鹿児島では感染対策よりも人々の関心が高いのが特別定額給付金でしょう。アベノマスクはまだですが、それよりも早く10万円を手にしたいところです。

早くも実を付けたトベラ


オンライン申請すれば早くもらえるのか?
私は5月9日にパソコンからマイナンバーカードを使ってオンライン申請を済ませました。確定申告のオンライン処理であるe-taxに比べるとはるかに簡単な手続きでした。説明事項をゆっくり読みながら入力し、通帳を撮影した画像データを添えて送信。20分程度で終わりました。

ごく一部の小規模自治体では立替方式で先払いもありましたが、殆どの自治体はまだ準備中で申請書類の郵送には時間がかかっています。

オンライン申請をすれば他よりも早めにもらえそうと思うのは自然なことですが、オンライン申請の方が自治体側の処理に手間がかかっているようです。

ハマヒルガオ


自治体窓口に並ぶ人たち
マイナンバーカードを利用するには電子証明書のパスワード(暗証番号)入力が必要です。パスワード入力を5回連続で誤った場合にはカードがロックされ使えなくなります。(パスワードが判るメモなどを紛失した人も同様にマイナンバーカードが利用できません。)

ロック解除(パスワード変更)には自治体窓口での申請が必要です。処理に時間がかかるため、多くの人が訪れると窓口が密になります。長時間待つか、予約番号をもらい出直すようです。

電子証明書の有効期限は発行の日から5回目の誕生日までとなっています。その期限を過ぎている人も同様に更新手続きが必要です。引っ越しや結婚などによる住所、氏名の変更でも署名用電子証明書は使えなくなります。

新規にマイナンバーカードを取得する場合もカードが手元に届くには1か月以上はかかりそうで、10万円申請書類が手元に届くのを待った方が早いでしょう。

パソコンからの申請ではマイナンバーカードを読み取るカードリーダーも必要です。スマホの場合は利用アプリのダウンロードに対応していない機種もあります。

順調に伸びる夏野菜


結論としては
オンライン申請をしても早くもらえるわけではなさそうです。電子データを受理したことを通知するメールがまだ届きません。ましてや入力した申請データが自治体に届いたかどうかも不明です。

オンライン申請がうまく行かず、マイナンバーカードのパスワード変更手続きで窓口に並ぶよりも、近いうちに郵送されてくる申請書で手続きした方が確実です。ただし、預金通帳のコピー、申請者本人であることを証明する免許証等のコピー添付が必要です。

今回は住民登録をしている人すべてが対象になります。自治体関係者は問い合わせ、事前準備などに忙殺されていることでしょう。多くの人が待ち望んでいる10万円です。支払い手続きに関わる方々には大変ご苦労ですが、よろしくお願いいたします。

追記 5月20日 特別定額給付金の通知



5月9日にパソコンからオンライン申請、本日(20日)給付金の決定通知が届きました。18日に給付決定、19日に振込予定とのこと。

思ったよりも早くありがたいことです。アベノマスクは一向に届きませんが、鹿児島市配布のモリノマスク(1世帯に5枚)が15日に届きました。

各自治体の行政能力の差が大きく現れているようです。鹿児島市民としては心強いことです。感謝、感謝です。
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恵みの雨 唐芋畝を整える 2020/05/11(鹿児島)

2020-05-12 16:01:20 | 野菜作り
5月11日(月)雨上がりの日置に出かけ、最初に唐芋(サツマイモ)苗を探し回ったものの適当なものは見つかりませんでした。

日置市の江口蓬莱館 コロナ対策看板 以下の画像は5月11日に撮影


最初の日置市チェスト館には唐芋苗なし、次の南さつま市きんぽう木花館はシルクスイート10本束が2個だけ。吹上町のひまわり館、かめまる館ともに唐芋苗なし、コメリはポット苗だけ。

雨前に売り切れたのかも知れません。ダメもとで訪れた江口蓬莱館もハズレ。今や生活必需品のマスク。マスクなしでは入店できない店も増えています。マスク不足は解消しつつありますが、アベノマスクはまだ届きません。

PM日和の吹上浜日置海岸 野間岳、久多島は見えず


10日の雨は前回よりはましで10ミリ程度か、浜まで水が流れていません。

種ができ始めたハマボウフウ


久しぶりの雨で潤った花に小さな虫たちが飛んできていました。

今日もまずはメリケントキンソウを抜く


右のものは地表付近で丸い果実が数個できかけています。何度か指先にトゲが刺さりました。

マルベリー(桑) 実が色付き始めた


虫が葉を食べています。苗から新芽が出るとすぐに花が咲きましたが、その後は少しずつの成長です。

山芋の芽出しをする


収穫後室内でそのまま保存していました。気温上昇で新芽が出そうになっているので野菜園の土に埋めて発芽を促します。

丸オクラを植える


きんぽう木花館(このはなかん)で買い求めました。丸オクラは星形のものより硬くなりにくく、昨年に続いて植えました。風を避けて生育を促すためビニル枠の囲いを付けました。

唐芋畝を整える


思ったよりも土が湿っていたので畝を整えて再利用のマルチシートを被せました。昨年よりも植付量を減らす予定です。

えんどう豆、おたふく豆(ソラマメ)は収穫終盤


雨不足の中でも頑張って実をつけてくれました。えんどう豆は蔓が黄色く変色してきました。おたふく豆は枯れ始めています。

ミカンの花が咲き始めましたが、まだ枝先に数個の実が残っています。木の負担が大きかったと思われ、今度は実の付きが減ることでしょう。

成長し過ぎた唐芋苗 左側は白系の芋 右は発芽遅れの紅はるか


紅はるかは焼芋用に売っていたものを伏せ込んだものです。発芽しやすい部位が切られていて、芋がかなり乾燥していることもあり発芽が遅れています。

次の雨を待って市販の唐芋苗とともに植付ができると幸いですが、どうでしょうか。月末にかけて苗が多く出回ることを期待しています。
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緑豊か 加治木の岩屋寺跡 2020/05/08(鹿児島)

2020-05-09 22:10:49 | 史跡巡り
5月8日(金)南風が強め、姶良市加治木町の岩屋寺跡を訪ねました。

加治木町木田 岩屋寺跡入口 以下の画像は5月8日撮影


岩屋寺(いわやじ)跡は古い中世の寺跡です。明治初期の廃仏毀釈により残されていた石仏などは殆どが打ち壊され捨てられ、わずかに残る石仏のかけらなどで往時を想像するだけです。

この地の訪問ブログ記事等が多い中、殆ど書かれていない陸軍歩兵大佐墓石などについては最後の方で書きます。

東寄りの風が強め 手前は休耕田 寺跡は画面中ほどの林


林に入ると大きな追悼石碑と奥には墓石がありました


古いお寺跡なのに比較的最近の追悼碑とその先には墓石がありました。これらについては後で紹介します。

大きな岩が四角に削り込まれている


墓石の左奥、大きな岩をくりぬいたところに「頼昌法印」(1704年ごろの住職)の石座像があります。

頼昌法印 石座像


法印とは仏語で、仏教を他の教えから区別し、仏教が真実であるということを示す標識であり、また、古代では僧位の最上位のことも指すとされています。この座像は廃仏毀釈の難を逃れています。

不動明王像 高さ3mほど


壊され打ち捨てられた石仏 左下 若葉の隙間から差し込む初夏の光


高い岩壁 岩が柔らかめなのか刻まれた文字は風化して読めない


奥の院 岩洞窟


緩やかに坂を上ったところに現れる大きな岩窟が「奥の院」です。ゆかりのある人々が管理されているようです。道は狭く、落葉が重なり苔むしています。晴天続きながらも、下りは滑りそうで気になりました。

上り口に竹の杖がありますので、足元が不安な方は利用をお勧めします。細い通路以外は草が茂り足元がよく分かりませんので、立ち入らない方が無難です。

一般的な仏教遺跡と言うよりも、広い林の中に寺跡を偲ぶものがわずかに残るだけの場所です。夏場は蛇や蜂も出そうな山の中であり、一般向きではありません。この日は小さなアナグマを見かけました。

小浜氏善書の石碑 文字は旧字体「濵」ですが説明上は「浜」で表示


田圃横の道沿いに寺跡の説明板と石碑があります。撮影時には気づきませんでしたが、画像を改めてよくみると石碑の文字が少し気になりました。岩屋寺跡の意味と思いますが、一文字は読めません。

調べるうちに、遺跡の「遺」ではないかと気づきました。国際符号化文字集合・ユニコード U+1B111では「遺」をこのように書くようです。お判りの方は教えてください。

追悼碑 小浜氏善の功績らしいが、半分ほどは風化して読みにくい


ネットで調べるうちに次のような書籍が見つかりました。
蒙塵 : 小浜大佐伝(舩木繁 著 1915-2007) 小浜大佐は小浜氏善(1888-1936)のことか? 

蒙塵(もうじん)とは、変事に際し、天子が難を避けて宮城の外に逃れること。清朝末期や満州国誕生に動いた日本陸軍のことを書いた本ではないでしょうか。

陸軍歩兵大佐小浜氏善の墓石 生前自書


小浜大佐と寺跡との関連はどこにあるのでしょうか。小浜家は寺跡の地主さんでしょうか。生前に墓石銘を自ら書いて満州国建設に一身を捧げた人ではないかと想像しますが、これもご存知の方は是非教えてください。最後までご覧いただきありがとうございました。
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花浄土/鹿児島

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