はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

今更、エリザの話し

2016-11-01 22:15:26 | Weblog
エリザが終わって、半月ですね。
あっという間!

あっという間といえば、
「こうもり」を観たのもつい最近のような気がしていたのですが、
現在、みちこ氏のサヨナラ公演が絶賛上演中。
早すぎる!

エリザは、本当に面白かったです。
役替り、面白い。
大劇場の時は、それぞれの違いをざっくり観察したにすぎなかったですが、
東京は、革命家についてまでじっくり観せていただきました。

劇場の間口が比較すると、東京の方が狭いせいは多分にあると思います。
閣下と革命家を行ったり来たりして観るのによかった。

まずは、りくエルマーでした。
ルドルフをそそのかすエルマーの悪い笑い!
そりゃあそうだ。エルマーは、オーストラリア王家をよく思っている訳がないんだもの。
まさに、そそのかしているにすぎない。利用しているんですものね。

シュテファンの時はどうだろう?と思いましたが、
エルマーほどではありませんでした。
一瞬、あの表情が出そうになっていましたが、すぐに引っ込みました。

ずんエルマーは、多分、素直にルドルフの背中を押していたんだと思います。
そういう目で見ていなかったので、確信は持てませんが、
でも、悪い笑いを浮かべていたら、はっとなったと思うので、恐らくは。

では、あきエルマーは?
私は、実直に行くんじゃないかと勝手に思っていたのですが、
思っていたキャラクターとは、だいぶ違っていました。
もっと鋭利な感じで、ギラギラしている。面白かった。

この時のシュテファンが、りくちゃんで、
登場の「おーーいっ!」と走ってくるのが、熱くて、ついニヤニヤしちゃいました。
うーん、りくちゃんだ。


ルドルフも、実に三者三様。
そして、子ルドルフも、三様でした。
りくちゃんの時は、子ルドルフも元気な少年でしたし、ずんちゃんになると、目線まで下がって、びくびくしがちな少年に。
閣下の手を取る取り方も違っていました。

ルドルフが違うと、閣下の表情も違いました。
りくちゃんの時は、抱きつかれた瞬間に放たれたみずみずしい歓びの表情が、やたらとセクシィで、はくはくしました。
ずんちゃんの時は、銃声と共に、ふっと口元に僅かに笑みを浮かべたことも。
どんどん、閣下自身が解放されていった感じがあったせいもあるのでしょうけれども。

今までだって、何回も観たエリザはあったのですが、
今回、初めて気が付いた?のが、オープニングの霊廟のルキーニの動きでした。
あんなに、亡霊のあいだを右往左往していたのか!

大概、決まった亡霊にロックオンしているか、
閣下の登場にピントを合わせすぎていて、
ルキーニが何をしているかに注目をしていなかったのです。
閣下の登場の直前辺りは、知っているのですが、その前を知らないことにすら気が付いておりませんでした。

そして、ほとんど楽に近いところで、
マダムヴォルフの亡霊を発見。
いることに気がついていなかったか、忘れてるかしていました。
少なくとも、うらりんのマダムヴォルフの亡霊は初めて観たのです。

うらりんは、マダムの時は、一幕と化粧を変えていたのではないかと思います。
目が丸く見えないようなメイクなのかな?と思いながら眺めていました。
それでも、勿論、誰よりも美しいのはマダムで、

そしてスペシャルは

と歌われると、

あなただ!

とツッコミ入れてしまう訳なのですが、
一幕の亡霊マダムは、結婚式仕様のメイクで、更にお綺麗でした。
しまったなぁ…もっと早くに注目しておけばよかった。




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