はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

06ファントム

2011-09-19 02:08:08 | Weblog
随分と、山のように観られるもんだ…
と、過ごしておりますが、
本日のトピックスは、
ハルノさん「ファントム」と、
「はじめて愛した」でしょうか。

ハルノさんのエリックは、
私は、生では観劇しておらず……
というか、蘭ちゃんが、組替えになってから、
ゆーひさんが組替えになるまで、
花組を観ていなかったわけなのです。

おお!ここまでは、そのかちゃんが、いらっしゃるのか!
私は、てっきり、その前のタイミングで、組替えになっていたのかと思っていた…

一番、面白かったのは、テンポの違いで…
エリザだと、あんまりそれを感じたことがないような気がするんだけど…
あれは、曲の速さも決められてるのかしら?
それとも、二つの組を、こんなふうな見方をしたことがないから、
気付いていないだけなのかしら?

今回のファントムは、ハルノさんファントムと比べて、
だいぶ前半のテンポがゆっくりだったんだなぁ…と感じ、
一方、後半は、ハルノさんの方が、ゆっくりであるらしい。
芝居の間が、相当とってあるのに、びっくりしました。

役の年齢は、私は、両バージョンで、そんなに違わないように思いますが、
これは、感じ方なのかな?

動き自体は、蘭ちゃんは、何もかもにキレがあるので、
そこにも若さを感じますが、
精神面では、そんなに差は感じられない。

年齢、というよりも…
そうだなぁ……

ハルノさんファントムは、
エリックがお人形で、
蘭ちゃんファントムは、
クリスティーヌがお人形で…
という印象の違いかなぁ。

ハルノさんのナルチシズムみたいなものが、
ファントム像を作り上げている感じが…
なるほど、これは、ザ・ファントムかもしれないと思いました。

そして、クリスティーヌ。
正直…歌の評判がどうこうということばかりを聞いていたんだなぁ…
と思わされました。

彩音ちゃんも、私の好きなタイプの娘役さんかと言われれば、
そうではなく…
VTR観賞を含めて、ぴんと来たことがなかったのですが、
いやしかし、これは……

歌は、ええっ千秋楽でしょ?(千秋楽映像を借りました)と思う部分もあるのですが、
…いや、千秋楽だから、喉がもってないのかもしれないけど……
お芝居は…クリスティーヌでした。

クリスティーヌって、何ぞや、
ということを、散々考えた後なので、余計に、
ああ、クリスティーヌだ!
と思ったんでしょうね。

それは、すごくよかったことで、
私は、今回の公演を経験するまで、
クリスティーヌのイメージが、エリザのシシィみたいな感じだったので……
(それは、ハナフサさんのビジュアルのイメージ?)
それを頭に持ってると、
「違う!」と思ったかも…?

確かに、彩音ちゃんは、
こういう感じは、よくあっておられる娘役さんだったのかも。
…その割に、あんまり、そういう役がなかったような…?もごもごもご。
いや、私は、半分観たか観なかったかくらいなので、
実際はどうであったか、知らないといえば、知らないんですけどね。


絶対に、笑ってはいけないのに、
思わず、笑ってしまったこと。

ジェラルドの発砲に斃れるエリック。
その場で、本当に倒れてしまわれ…
いやいやいや、それは、もう立ち上がれないのでは?
と、ツッコミを入れてしまった私です。

…不屈の精神で、立ち上がって、階段下で改めて倒れ直しておられましたが…
何で、こんな演出だったんだろう?
今回、変更になってくれていて、
一番有り難かった点かも。

ああ…でも、
だから、歌を聴きながら、いつ事切れたのかも曖昧な感じだったのかしら?


もう一つ、おや?と思ったのは、
エリックが葬送されるゴンドラ。
お花がついてない!

今回のゴンドラには、
百合の花を中心にした白い花が舳先に飾られていて、
私は、ずっと、
マリアさまのお花だ!
と思いながら、観ていたのです。
それは、ハルノさんの時には、ついていなかったのか…(淋)。

あそこに、百合の花が飾られていることによって、
マリアさまに祝福(キリスト教の意味で)されているような、
マリアさまの元に行くような、
そんな気持ちで眺めていたので、
…今回は、百合の花が飾られていて、本当に有り難かったなぁ。

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