はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

会社の不思議ちゃん話

2011-08-29 20:55:10 | Weblog
蘭茶をご一緒して下さった、Vちゃんに、
「(仕事ネタは)バイト先の話ばかりですよね」
とご指摘を賜りました。

いや…
だってさ。
会社の方は、困惑が深くて、消化不良なんだもん。
店長のせいとかに出来てる方が、マシっすね。

そうですよ。
ワタクシの新しい部下。

部下、であってるんだよね?あの人?
と、私は、本日首を傾げてしまいましたが…(苦笑)。

私は、一応、3人のチームの取り纏め役的存在なのですが、
1人は、先輩ですし、年上ですから、部下という感覚でもないのです。
でも、彼女は、ちゃんと、従う姿勢で居てくださって、
むしろ、恐縮です。

しかし、新人さんは……
はじめから、不思議なことをおっしゃったことは、書きましたけど、
やっぱり、突然、びっくりな言葉を投げて来たりするんですよ。

そういう言葉を、私が導いてるのか、
指示が悪い、教え方が悪い、ということなのか?
と、密かに、胸を痛めていたのですが、
いや…違うかも、と気が付きました。

あの人は、不思議ちゃんなのだ。

こないだ、私たちがぎょっとした場面をご紹介しましょう。

最近、私の財布が新しくなりまして…
これは、弟くんが、ヨーロッパに旅をするから、何か買ってきてほしい物はないか?と言うから、
ならば、是非に、VUITTONの長財布を
と、お願いし、買ってきてもらったのです。

が。
これが、かなりのサイズで、
お姉さん、お金も無いのに、財布ばかり立派だわ…
と、いわば、ハッタリ財布、といえる素晴らしい財布なのです。
お金よりも、たっぷりカードが入ってる(笑)。

その話をしたんですよ。
財布を買うならば、
GUCCIよりも、かつてフランスへ旅した時に買って、
その後かなりの年数愛用した経験から、実績と信頼のあるVUITTONをと、思っていた…

と話した辺りで、
突如、不思議ちゃんが、爆笑したのです。
え?私、何か、変なこと言った?

笑ってる理由がわからず、
私たちは、きょとん。
「どうしたの?」
って尋ねても、理由をなかなか言ってくれないから、
「私が、何か、変な事を言ったんだね」
って、先輩に言ったら、
不思議ちゃんは、まだ、笑いながら、
「違うんです、変な事なんて言ってませんよ」
「じゃあ、どうしたの?」
何か、面白いものが、道端にあるのかときょろきょろしながら、聞くと、
「みんなには、言ってるんですけど…」
と、笑い涙を拭いながら、話して下さったのが…

「私、GUCCIの財布を使っていたんです。
すごく、大事にしてたんですけど、
それを公衆電話に置き忘れてしまって……」

皆さんは、ここまで聞いたら、
結末は、どうなると思われますか?
私は、あんなに笑ったんだから、
後から見つかった話なのかと思い、
よかったねと言う準備をしながら、聴いてました。
そしたら…

すぐに戻ったんだけど、もう無かったんです。

……………………。
そ、そうなんだ……………。

しかも、まだ、新しいお財布だったんですって。
そこから二度と、いい財布を持つのは、やめたそうですよ。
…って、見せて下さったお財布は、普通に可愛い白いお財布でしたけど……

で?
話は、それでおしまい。

あ…楽しいオチは、無いわけなのか。
私も、財布をなくしたことはあるよ、ショックだよね~
とか、言うしかないですが………。

普段は、大人なご意見で、不思議ちゃんの事を、
「まぁ、いろんな人はいるわけだし」
と、おっしゃる先輩の、あの時の顔は、忘れられません(苦笑)。
やっぱり、本音では、変だって思ってるんだ!

あの笑いは……
後から思うと、不気味。
何で、笑ったんだろう?


この週末に、考えていたことは、
ひょっとして、不思議ちゃんは、
精神的病を何か、お持ちなのではないだろうか?
ということです。

だったら、それは隠さずに教えて欲しいのです。
それならそれで、
…いちいち、彼女が急にややヒステリックに、逆切れ?みたいに言い返されるのに、
私自身が、反省会の嵐にならなくて済むじゃない?

確かに、私に余裕が無くて、
ちゃんときめ細かな指導が出来てないんですが、
突如、
歯をむき出しにする、チワワちゃんみたいに吠えかけられるし…(苦笑)

「わからないから、聞いているんです!」
…知ってるよ。だから、説明しようとしてるんであって、
別に、間違ってることや、わからないことを責めるつもりは、無いんだけど…

かといって、
それが持続するのではなく、
ぱっと切り替わり過ぎるほど、切り替わる…
何ていうか、私を許して、水に流してくれてる?
それは、彼女の大人な部分で、素晴らしいことなのかと思っていたけれど、
もしかしたら、そういうことじゃないのかも???

私自身、興奮して、どんどん喋ることが、よくある性分なので、
他人の事は言えないのですが、
いや、だが、しかし…?


不思議ちゃんは、とうとう、
今日は、上の上の上司にも、その不思議っぷりを発揮し、
私は、その後、上司に思わず、どう思ったか、聞きに行ってしまいましたが…

ううん……
どうしたもんなんだか、
不思議さっぷりは、上司も、感じておられるご様子でした。
「ま、しばらく、様子をみましょう」
というのが、上司の結論でしたが。


さて、今日は、
そんなこんなで、歯医者の予約があるのに、会社で話し込み、
予約時間よりも、大幅に遅く、歯医者に辿り着きました。

いや、でも、普通に、このくらいの時間まで、待たされたりするし、
遅くても構わない…という空気があるので、
それに甘えて、上司とも先輩とも話して、帰って来たのですが…。
別に、今日が初めてでもないし、
前に待っている人もいました。

しかし、今夜は、先生は、
「仕事は、何時までなの?」
と、私に聞きました。
…そんなこと、尋ねてきたことないのに。

「仕事は、17:30までなんですけど、その後…」
「残業?」
「いや、話…?」
「ミーティングみたいなの?」
「そういうんでも、ないんですけど…」

結局、ざっくりととはいえ、
新しい人が、不思議で…という話を、歯科医で話す羽目になりました。
先生の結論は、
「みんなが、おかしいって思うということは、おかしいんだよ」

ばっさり…(笑)。
「ウチ(歯科医院)にも、来るよ、そういう人。
すぐ、わかるよ」
…恐るべし、先生!

そもそも、先生が、わざわざ、今日、そういう話を振って来たのは、
私から、何かを感じたからなんでしょう、多分ね。
プチカウンセリングをして下さった訳です。

その背後では、
歯科衛生士の皆さんが、ざわざわと、
私の髪の毛が短くなったことについての感想を述べ合い、
歯科衛生士長(だと私は思っている方)が、みんなの意見を取り纏め(笑)、
大変に褒めて下さいました(恐縮です)。

髪については、全く触れなかった先生と、
(気付いてなくて、急に来月、言うかもしれないけど)
(本当に、そういうところも、ある)
マンガみたいに対称的で、
ちょっと面白い光景でしたが、
先生の洞察力の鋭さに、驚いたのでありました。

…歯医者さん、なんですけどね?(笑)


私が、今、気にしてるのは、
ある日突然、不思議ちゃんが、ぷっつりと会社に来なくなるんじゃないかということで、
それを先生に言うと、
「それは、それで、いいじゃない。その方が」

…先生の、スーパーカウンセリングでした(笑)。
自分じゃ、そこまでは、思えないもの……。
助けられるなぁ。