ええっ!オペラ座に行ったことがあるの?
って言われました。
地下に、行った?
……子どもの発想というのは!(笑)
じゃあ、あなたは、宝塚の劇場の地下に行ったことがありますか?
ということと一緒なのですが、、、
「お客さんが、地下に入れるんなら、ファントムは住めないじゃない」
と言ったら、大変納得していただけました。
パリを訪れた、あの当時、こんなふうにオペラ座と再会するなんて、思いもよらずにいましたが、
タイトルだけ知っていたオペラ座の怪人は、この下に潜んでいるのだな…
と思いはした。
モンサンミッシェルと、このオペラ座は、
そういう気配を感じさせてくれる場所です。
何かが伝わるかどうか…
写真は、夜のオペラ座(外観)のスナップ。
建物入口の上辺り。
セーヌ河ってどんなだったか…
そんなことを思い出すような会話のやり取りもあって、
私は、セーヌ河下りをしたことも、ぽつりぽつりと、感覚で思い出しました。
だんだんと日が暮れて…夜になったこと。夜の河。
河から見上げた、物々しくも美しい建物たち。
いや、あのライトアップがなかったなら…。
♪ノートルダムの~
という歌詞で、いつも感じるパリの石のにおいみたいなものがあるのですが、
そうか、それは、私がパリでしばし時を過ごしたからなのかもしれない…
それに気付いたのでした。
オペラ座の地下に住む…いや、それは、
パリの地下に棲むことの意味です。
パリのオペラ座だから、底が見えないのだということ。
もしも、これが…
今はすっかりほじくり返されていますが、
歌舞伎座の話だったら。
最後、怪人は、地下の袋小路に追い込まれるか…
たどり着くのは、井戸みたいなところなんじゃないかと想像する。
しかし、パリの地下というのは、
レミゼであったり………そう!
映画「仮面の男」では、かなり地下水路が出て来たと記憶しますが、
あそこには、張り巡らされた世界があるのです。
私たちは、大変に残念なことに、
カタコンベに行ったら開いていなかったために、見学ができませんでしたが、
地下とは、そういう場所でもある…
もしも、カタコンベを見学できていたら、
また、違う感覚をもって、観劇できていたのではないかと思うのが、
本当に残念。
下水道の見学には行きましたが、
あそこの印象は、響き渡る濁流の音であり、
現代の下水のイメージで、
エリックがあそこを通っていくイメージはない。
でも…パリの地下、その歴史と空間の一部は、やっぱりどこかで触れられて来たようです。
地下の広がり。
だから、エリックは、「森」へ案内出来る。
閉じ込められてるのではなく、
「置き去りに」されてるのです。
カタコンベと隣り合わせの、地下に。
パリの人々が抱く、
「地下」のイメージを、もっと抱けたなら、
きっと、もっといっぱい感じられることがあるんじゃないかと思うのです。
せめて、パリの記憶を精一杯呼び起こして、
感覚を研ぎ澄ませることが出来たらいいなぁ…
って言われました。
地下に、行った?
……子どもの発想というのは!(笑)
じゃあ、あなたは、宝塚の劇場の地下に行ったことがありますか?
ということと一緒なのですが、、、
「お客さんが、地下に入れるんなら、ファントムは住めないじゃない」
と言ったら、大変納得していただけました。
パリを訪れた、あの当時、こんなふうにオペラ座と再会するなんて、思いもよらずにいましたが、
タイトルだけ知っていたオペラ座の怪人は、この下に潜んでいるのだな…
と思いはした。
モンサンミッシェルと、このオペラ座は、
そういう気配を感じさせてくれる場所です。
何かが伝わるかどうか…
写真は、夜のオペラ座(外観)のスナップ。
建物入口の上辺り。
セーヌ河ってどんなだったか…
そんなことを思い出すような会話のやり取りもあって、
私は、セーヌ河下りをしたことも、ぽつりぽつりと、感覚で思い出しました。
だんだんと日が暮れて…夜になったこと。夜の河。
河から見上げた、物々しくも美しい建物たち。
いや、あのライトアップがなかったなら…。
♪ノートルダムの~
という歌詞で、いつも感じるパリの石のにおいみたいなものがあるのですが、
そうか、それは、私がパリでしばし時を過ごしたからなのかもしれない…
それに気付いたのでした。
オペラ座の地下に住む…いや、それは、
パリの地下に棲むことの意味です。
パリのオペラ座だから、底が見えないのだということ。
もしも、これが…
今はすっかりほじくり返されていますが、
歌舞伎座の話だったら。
最後、怪人は、地下の袋小路に追い込まれるか…
たどり着くのは、井戸みたいなところなんじゃないかと想像する。
しかし、パリの地下というのは、
レミゼであったり………そう!
映画「仮面の男」では、かなり地下水路が出て来たと記憶しますが、
あそこには、張り巡らされた世界があるのです。
私たちは、大変に残念なことに、
カタコンベに行ったら開いていなかったために、見学ができませんでしたが、
地下とは、そういう場所でもある…
もしも、カタコンベを見学できていたら、
また、違う感覚をもって、観劇できていたのではないかと思うのが、
本当に残念。
下水道の見学には行きましたが、
あそこの印象は、響き渡る濁流の音であり、
現代の下水のイメージで、
エリックがあそこを通っていくイメージはない。
でも…パリの地下、その歴史と空間の一部は、やっぱりどこかで触れられて来たようです。
地下の広がり。
だから、エリックは、「森」へ案内出来る。
閉じ込められてるのではなく、
「置き去りに」されてるのです。
カタコンベと隣り合わせの、地下に。
パリの人々が抱く、
「地下」のイメージを、もっと抱けたなら、
きっと、もっといっぱい感じられることがあるんじゃないかと思うのです。
せめて、パリの記憶を精一杯呼び起こして、
感覚を研ぎ澄ませることが出来たらいいなぁ…