大学

まだまだ先だと思っている本帰国だけど
もうすでに考えなければならんのが
帰国後の子どもたちの進路

う～頭が痛い

駐在で来てこちらの大学に残る子もいるらしい中、
我が家の子供たちの愛国心はハンパなく
お二人とも日本での進学を希望しております

帰国予定の2020年、
姫はこちらでハイスクールを卒業し、
王子は高校の途中なので日本で編入、という形になる予定

王子のための高校の進路説明会は
春ごろに一度参加して情報を得ていたのだけど
今回は姫の大学受験のため、
大手予備校がこちらで開催してくれる大学受験・進学のためのセミナーに参加

情報が何にもないので、ありがたや～


一般入試は
補習校でしか日本の授業を受けていない彼らにとって
それはそれは難関であろうことは想像に難くない

「オレは過去は振り返らないことにしている」
などとほざきながら補習校の歴史の宿題をサボり、

どんだけ先生を笑わせるかしか考えていない、
正解から少しだけ引き算した漢字を
どこかしこにふんだんに織り交ぜた読書感想文を提出するレベルの王子と


「なんかさぁ、お札に載ってるおじさんいるじゃん、諭吉だっけ」
などと歴史上の人物、福沢諭吉を友達のように呼び、

ウサインボルトもびっくりするほどのスピード感で
ことわざや言い回しを忘れていくレベルの姫



あ～～～～～二人ともっ
国語も社会（歴史）も
はい、消えた～




じゃぁ、帰国子女枠
それはそれでまだその域にまったく到達していない

難しいなぁ…進路

そんなこんなな状況で本日セミナーへGo


感想。
『言ってる意味がまったくワカリマセ～～～ンっ』

資料を見ても、
前に立つおじさんの説明を聞いても、
まったく頭に話が入ってこない

知らない用語がたくさん出てきたし、
何より…
日本語で説明しているおじさんのハナシが
意味不明すぎて
右から左に流れていく～～～

あ～～～～
姫、王子、ごめん

二人の国語力責められな～い


ま、興味のないハナシなだけに
耳も言うこと聞かんし
日頃、英語に集中する訓練をしている脳みそも
「今更、また切り替えろって言われても…ねぇ」と
ちょっとご不満な様子


体の拒否反応に加えて
アタシ自身がなんだか腑に落ちない内容も。

予備校の人たちが繰り返し言っていたのが…

現地での活動（部活やスポーツ、ボランティアなど）をがんばって
こちらでしかできない体験をたくさんして、自分を高めましょう

加えて日本語力の維持のために新聞の社説を読んだり、
常用漢字を使いこなせるように日々日本語で文章を書いたり、
帰国子女枠でよくある「小論文試験」のために
たくさんの時事問題にも興味を持って、

理系を目指す人は
高校の数学もなかなかこちらでは勉強できないので
机の端に参考書を置いて、少しずつでいいので問題を解いてみて、
化学記号など記憶するものは早めに取り組みましょう

…って
そげんいろいろいっぺんにできるわけ…
なかろ～もんっ

とにかく毎日を必死に、
できる限りの策を講じ、
見えない敵（受験？大学？whatever）にいつの日か勝てるように、
一秒たりとも無駄にせず過ごせ、とな

そんな毎日
息が詰まるわっ
くたびれるわっ

ましてや、
「今年合格した予備校の先輩の声」なんて
超一流大学にいくつも合格しました～な
もう生きてるレベルの違う人たちの成功体験
おめでとうございます
すごいと思います
でも、もう少し現実味のある話が聞きたかった～～～～～～～


結論。
『セミナー、がんばって参加してみましたが
もう少し切羽詰ってからもう一度チャレンジすることにします』
もちろん、知りたかった内容も織り込んであって
参加したことはまったく無意味ではなかったけど、ね。
…と言い訳のように付け加えることにする