バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

やるな~(^_^;)

2016年07月17日 | シカゴ 高校

今日の「やるなぁ~」は姫様のほう。

この夏ひと月だけ(7月)のバリボーチームに所属してる姫

8月から一緒の高校に進み、且つ
バレーボールをやる予定な新入生(incoming freshman/新9年生)でできたチームなので
レベル的には初心者よりすこ~しだけましな感じ…
ゆくゆくは高校で一緒になり、練習も試合も一緒にやることになるんだろうけど、
まだ名前も覚えられていない仲。言いたいことも言えず…

姫様、
物足りるわけがございませんっ


姫の通う予定の高校の部活動のシステムについてちょいと説明すると…
(アタシもそ~んなに詳しくはないので
推測も混ざるけど

バスケ、野球、サッカー、テニス
ラクロス、水泳、アメフト、バリボー、チア、などなど
数はあげればきりがないっ

シーズン毎にいろんなスポーツができるのはいいことだけど
逆に通年できない現実…

そして誰でもなんでもできるわけではなく、
どの部活動も『トライアウト』という入部テストがあり、
レベル分け&振るい落としというものが毎年あるのです

バリボーだけのハナシでいうと、
上から…
varsity 学校を代表するチーム
junior varsity そのも一つ下のチーム
sophomore
freshman
て感じの4チーム構成

言わずもがな、最初はみんなfreshmanスタート


そこでトライアウト。
各レベルのどのチームに所属するかが決まるとあって
夏休みの間のサマーキャンプ(各部活動のシーズン以外でもプログラムがある)は
恰好の練習&スキルアップの場

新入生でもコーチに認められれば
varsityに行くチャンスは充分ある
(もちろん、彼女、ひとつでも上を…と狙ってます
さすがハンター


姫様もそういうわけで
数学の授業の後にバリボーサマーキャンプに参加中でございます

それに加えて、新9年生有志12名で一つチームを作り
7月の間だけ、近隣の高校数校のもうひとつ上の学年のsophomore(10年生)のリーグで
経験のために試合をさせていただいてる、ってわけ
毎回苦い思いを胸に帰ってくる

日本で充分基礎を習い、経験を積んできた姫にとって
基礎から習い、パスから始まるfreshmanでのバリボーが物足りない様子

そんなこんなな今日この頃ですが、突然姫が
「お母さん、アタシ上を目指したいから
上の学年が練習してる早朝練習に行きたいと思ってるんだ。
歩いてでも行くから、コーチにお願いしに行ってもいい?」

…と言いだしたではアリマセンカっ

も、もちろんいいんだけど…
そして送ってってもいいんだけど…

オロオロするアタシをよそに
姫は堅く決心したようで

その翌日、一つ上のチームの7時からの早朝練習に乗り込み、コーチに熱意を伝え…
なんとその日から受け入れてもらい、練習に参加してます

すごい~すごすぎる~~っ

なんと伝えたのかはわかりませんが
ほんとにほんとに伝えたいことって
英語を話せる話せないの次元を超えて伝わるんですね

日本にいたら
「与えられるばかりでがむしゃらに何かを求める」ようなこともなかった姫

ここ最近、現代っ子の典型の
「このぐらいでいいんじゃね~?」な雰囲気をいつも持ち、
「泥臭く一生懸命」は感じられなかった姫

昔から
チョコレートにしか「貪欲さ」をあらわさなかった姫(笑)…

その姫が、
自分で道を切り開き
がむしゃらに欲求をむき出しにする姿に
お母ちゃん、涙

姫にもこんなパッションが潜んでいたのね

必要に迫られると
人間やっぱり力以上の力を発揮し、エネルギーを注げるんだな
姫の底力を見た出来事でした

バリボーのシーズンは秋だけど
夏休みの間、来月早々にもうトライアウトがあります
上を目指してガンバレ、姫