微かにほたるが写っていますが、写真としては失敗です。土曜日は「ほたるを見たことが無い」(本当は5才くらいの時見ています)と言う次男と二人きりだったので、7時頃から旭志のほたるを見に出かけました。ほたるでは有名なので人出も多いかな思いながら、第二空港線-菊池大津バイパスから旧旭志村(現菊池市)まで、同じ方向の車が4,5台ありましたが、スムーズに着き旭志中学校グラウンドの臨時駐車場に車を置きました。
夕暮れ時まだ明るさが残っている中、結構な人と一緒にゾロゾロと川沿いを15分ほど歩くと、(畑の有機肥料の臭いが鼻につきます。昔は草や川の自然な香りしかしなかったのにと思いながら) 右側に森が見え、その前の小川に沿って道があり、大勢の人が集っています。500mほどの川沿いの道は人で一杯です。薄暗くなると森と小川周辺に無数のホタルが光始めましたが、フラッシュをたいて写真を撮る人がいます。幻想的な光のはずがフラッシュが引切り無しに光ります。人ゴミとフラッシュに少しゲンナリして、15分ほどで戻りました。
駐車場に戻る間、すれ違う人がどんどん増えます。「これ以上増えたらホタルより人が多いよね」と言いながら帰途につきました。駐車場を出てから驚いたのですが、これから来る車の渋滞の列が延々と続いています。菊池大津バイパスの交差点から先にも続いてましたので、4KM程の渋滞でしょうか。私達も出発があと30分遅ければこの中に居たかと思うとゾッとしました。
夕暮れ時「あっ ホタルだ」と突然の光の乱舞に見惚れていた私の子供時代とのあまりの違いに、つい次男に「ホタルってこんな風に見るもんじゃないんだけどなぁ」と愚痴ってしまいました。
そして最近旭志以外では(と言っても7、8年ほど前)県立図書館横の川を江津湖へ歩いて2、3分の所で見ています。
ウォーキング中、突然蛍の光が見えた時はこんな近くで見れるんだと嬉しかったですね。(今も見れると良いですが)
その時次男にも見せとります。(マチガイナク)
実際の蛍は10年くらい見ていないでしょうか。
以前田舎に暮らした頃は「麦が黄色くなったき、蛍が飛びよるで」といって夜出掛けたものでした。
旭志と違って、人もいないし車も通らない漆黒の闇の中
「地面で光るもんがあったら蛇の目やけん気ぃ付けなぁ」と言われたことを思い出しつつ、どきどきしながら幻想的な世界に浸っていたことを思い出します(笑)
水を貼った田んぼに蛍が映り込み、田んぼと蛍と夜空の星が境目なく続いていました(遠い目)