AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

とっ散らかり

2016-08-01 02:34:00 | 音楽・ライヴ
てなワケで、暦の上では一昨日、予定通りライヴを行ってきた。

Heart Beatの魔王ジェイソン華山氏の緊急要請で、急遽出る事となったライヴなので、メンバーはベースを除いた二人だけで臨む事に。DAMEDETHとしての出演である。

まァ、
このライヴはそーいう事もあるので、セットリストとしても今後やるつもりのない曲や、二人だけでやっても通用しそうな曲、逆に三人でやるから成立していた曲を、二人でやったらどうなるのかという実験的な組み合わせをとってみた。

あとは、二人でやるという事で、オリジナルの曲を入れてみたり。
今紙屋氏が所持している7弦ギターが、ライヴでどのくらいの聴こえ方をしているのかを試すには良い機会だったと言える。

で、
ライヴの結果としては、実にとっ散らかっていた(苦笑)。
まず、一曲目は9月にあるライヴに組む予定の曲で、これから本腰入れてやる曲なので、正直今回やる必要は無かったというか、状態的にやっても良い感じにはならないと思っていたが、案の定ど頭からコケたワケだ(笑)。

その後も、そのミスを引きずったのか、他の曲もどうにもまとまりに欠けた演奏になっていたように感じられた。
恐らく、5曲目を「フルスロットルでいこう」と本番で言ってきたのも、速度で押し切って早く終わらせようという意識が働いたからかと思う。
これらに関しては、紙屋氏はまだまだ鍛錬を積む必要性がある。
結局、それらのミスを気にかけてしまってる為に、MCでもまともに喋れる余裕が無くなっているのは、致命傷に近い。
ライヴ1、2回しかやってきてないバンドでもないんだし、仮に考えて喋ろうとしていた事があるんだったら、やっぱりステージに立つ上でのプロフェッショナルな姿勢が欠けているとしか言わざるを得ない。
その辺りも、彼からもうちょっとオレにも提案なりしてもらいたいところだね。

そーいった内容を含めて、質の高さをある程度キープ出来るよう鍛錬する必要性がある。
調子の良し悪しはその時によってあるものだが、そこに左右されない一定の水準は、高めておきたいものだ。

あとは、状況に飲まれていたかもねェ。
今回のライヴは客数も全然少なかったし、これまでDAMEDETHとして呼んでくれたイヴェントは、少なからずとも盛り上がってくれる場面を提供してくれていた様なモンだったからな。
「言うは易し、するは難し」だね。紙屋氏にとっては痛感する経験にまたなっただろう。
この辺りを克服していかねぇと、オレの周辺の知り合いのバンドと一緒にやろうなんて言えねェよ(苦笑)。

とは言え、オレにとっても良い経験にはなっている。
紙屋氏が実際どこまで出来て、どこからが今後補強の必要があるか見える。
オレ個人としてはこれまで苦渋を舐めたライヴをやってきたが、だからといってそこを経て今完璧に立ち回れているわけでもない。
何よりも、一人が上手く立ち回れているだけではダメなのだ。
全員の立ち回りが上手く機能してこそのバンド演奏だから、そこを強化していくのは個人課題でありながら、バンド単位としての絶対課題だ。

ただ反省するのは簡単。卑屈になるのも解るが、それだけでは前進に繋がらない。
「次のライヴでは、前に観ていたやつらを見返すくらいまでに仕上げてやる」という意思を持たないと、成長はやはり見込めないだろう。

オレは今でもその精神でやっているし、そこから少しでも、より進歩していけたらと思っている。

2016.7/30 Heart Beat

~Set List~
1.Killing Is My Business
2.Disintegrators
3.Head Crusher
4.Return To Hanger
5.Holy Wars...The Punishment Due
6.Silent Blaze(By WRECKON)

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