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ボンバルディアDHC8-Q400 製造ミス

2006-01-31 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
「やっぱり、製造ミスか・・・!」
油圧系統に空気が混入し脚が上がらないトラブルが続出。航空機には多くの油圧系統があるけれど、他は大丈夫なのだろうか?
車で言えば「リコール」となる重大な製造ミスだけれど、航空機にもリコールはあるのだろうか?

(産経新聞) - 1月28日16時19分更新
 車輪格納トラブル 接合部から空気混入
 全日空の小型旅客機ボンバルディアDHC8-Q400(最大七十四席)が昨年、車輪が格納できなくなり出発空港に引き返すトラブルを繰り返し起こしたのは、脚を動かすための油圧系統に製造段階でのミスがあり、空気の混入が原因だったことが二十八日、分かった。同じタイプの機体は世界で約八百機が運航、または運航予定で各国の航空会社に影響を与えそうだ。
 トラブルを繰り返したのは全日空に納入された第一号機。同社とボンバルディア社(カナダ)が合同で設置したプロジェクトチームが調査していた。
 他の同型機にも電気系統などが原因のトラブルが多く、今後、プロジェクトチームがさらに調べ、原因究明を図る方針。
 問題の第一号機は昨年二月(大阪-松山)に主脚が、同年十月(大阪-高知)にはすべての車輪が、それぞれ出発直後に格納できなくなり、大阪空港に引き返した。いずれも油圧系統に混入した空気の影響で、油圧ポンプが故障したことが原因だった。
 昨年春に発足したプロジェクトチームが十一月、油圧系統の配管から油を抜いて調べたところ、配管の接合部約二十カ所のすき間から空気が入る状態になっているのが見つかった。
 ボンバルディア社は、このうち一カ所をカナダの本社に持ち帰って分析。今年に入って製造段階のミスだと分かった。
 全日空は「今後のローカル路線の主力になる機種であり、きちんと調べてトラブルをなくしたい」と話している。


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