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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

もう、ダメだロボ…

2022-10-27 00:58:00 | 日記
沖縄に工事に来て、7日が過ぎました。
出稼ぎのようだ。

昨日は幸枝さんの誕生日だった。
アッサリと亡くなった時の年齢を超えた。
出張と重なることは分かっていたから、墓参りと墓掃除はしてから来た。
お母さんにも電話した。
今も天国から、見守ってくれている気がする。
頑張るね。
楽しいことばかりではないけれど、僕は生きている。
幸せになるべきだ。
その枝を伸ばすべきなんだ。
幸枝さんの名前の通りに生きていくよ。

沖縄。
過ごしやすい温度です。
前回は灼熱だったから、とっても気持ちがいい。

僕には長年支えてくれた「道具」たちがいます。
10年以上、一緒に戦ってる者もいる。

今回は僕の白い丸のこ。
「だいぶ君も古くなったなぁ。沖縄、行こうね。」
変な話だけど、僕は道具に話しかける(笑)
車にも話しかける。
機械には心がある。
絶対に。

「調子悪くなってきちゃったなぁ。大丈夫か?がんばれ?」
そんな風に沖縄の現場で話しかけていた。
ここ数日、調子が良かった。
館山が、
「捨てられないように、頑張ってるんじゃない?」
と言った。
「捨てないよ〜?捨てるもんか。直して直して使い続けるから無理すんな?」

その直後、ピクリとも動かなくなった。
「おい、館山。こいつ、動かなくなった。」
「え?やっぱり!」
「りょう君。色んなところに行ったね。一緒にたくさんの現場を作り上げたっけね。本当に楽しかったよ。ありがとう。だけど…もう…ダメだロボ…」
そうふざけると、
「やめろ!泣いちゃう!」
と館山が泣いている。
「りょう君のお仕事をそばで見てるのが好きだったロボ…でも…お別れみたい…」
「やめてってば!」
本当に泣いている。

捨てるわけねぇだろう。
仙台に帰ろう?
修理に出すよ。
元気に色んな現場に行こう。

とりあえず、今日までありがとう。
大切にするよ、ノコマル。



コメント
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