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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

18年

2020-11-10 23:41:00 | 日記
18年前の今日。
長男が生まれた。

いつかも書いたけれど、その時僕は八戸で仕事をしていて連絡を受けて急いで帰った。
雪が降っていた。

車の中でエールをした。
生まれて初めて、湧き上がるようなエールをしたのがこの時のことだった。

これは何年前の写真だろう?
お誕生日おめでとうの写真だね。

まだ幼稚園だ。
「おすし!」
「お寿司だよ。」
「ガリ屋さんのおすし!」
ガリが好きな子でした。


「おい。」
「なんですか?」
「同じポーズしてくれろ?」
「はい?なんですか?」
「うんと、この時と同じポーズ。」
「うわぁ、俺、この時も寿司って言ったんだね。」
「そういうことになるね。ガリ食べるかい?なんかスゲェいっぱいガリあんだけど…」
「ガリは、別に…そんなに好きじゃねぇっす。」
「あんだけオマエ、ガリ屋さんガリ屋さん言ってたのに??」
「えぇ、まぁ。」
「そもそもチビのくせにガリが好きってのも、なんだったんだろう?」
「本当っすよねぇ。」
「お誕生日おめでとう。いい一年にしたまえよ。」


「パパ?」
「なぁに?」
「ぜんは、おおきくなったらゼリーになります。」
「あぁ、いいねぇ!」
「ガリにもなります。」
「それもいいね!」


ゼリーでもガリでもなく。
生意気になったね。


変わらず愛してるよ?

がんばれ、若者。



コメント (1)
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