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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

さくらマラソン 番外編

2018-04-22 09:04:31 | 日記
最近忙しいのかい?
ブログの更新がなくて寂しいよ。

そんなおじさん達の声が多く寄せられます。
おじさんなんだ。

「分かった、書くよ。ふざけた感じ?真面目な感じ?どっちごいい?」
「どちらも。君の元気は伝わってくる。更新されないと元気なのかな?って心配になるしさ。」

よかろー!!

さくらマラソンの様子でござい。

「おはよーございます。」
「あ、おはよーございます。」
ふかぶか。
ふかぶか。
この時、台湾で大人気というマンゴーミルクを飲んでいました。
甘かったです。


ほぼほぼランナーは見ていないだろうという、開会式でのエールでございます。
手は抜きませんが、去年あたりからはアッサリと終わらせます。
だってこの後に辛い時間が来ることを知っていますからペース配分です。


「スタートまでどんぐらいあんの?」
「1時間近くあります、団長。」
「そんなにあんの。じゃ、寝よ。」
「おやすみなさい。団長寝るってよ。」


寝てる間にこんなことしてやがったのか。
証拠写真だ。
次会ったらキャメルクラッチを喰らわそう。

腕、太〜!


寝てる間にホシ団員が。


「おはよう団長!」
「おはようございます。」
カボチャパンツを履いた、打ち上げられたマーメイドみたいね。


天気良すぎ。
ランナー辛かろうの、と話していました。


おはな。


さぁ出番だ!
10分前エール!


「我々〜、こちらで最後の一人まで全力で応援しております。」
「おおお!!!」
「がんばれよ〜青空応援団!!」
「いいぞいいぞ!」
「毎年ありがとう!」
「聞けい!」
「ドヨドヨ」
「天気が良いのは、よかったっすね。しかし、辛かろうの。そして我々もつらい。1分でも1秒でも早く戻ってきて頂けると助かります!押忍!」
「うおおおおおおおお〜!!」
異様な盛り上がり。


彼はノリくん。
父の友人で、親戚みたいな人。
小さい頃からキャンプ行ったり遊んでくれた人。
船岡の人。
で、孫。
一緒に応援してくれてます。


あぁ、暑い。


帝国軍め!


え、え、映画泥棒だ!


胸の前にね、名前が書いてあるとお名前でエール出来るからお得ですよ。
社名や地名など、判明した場合はそのようにエールを送ります。
頑張れやまもと。
がんばれ福島。
頑張れ沖縄。
がんばれ札幌。
色んなところから来てるもんだね。


おじさんらの後頭部シリーズ!
イェーイ!


カマーンヌ!


もういいや飽きた。
アテレコシリーズ!

「いかーん!」


「まぁぁぁぁぁぁぁあ!」


ウィ〜〜〜〜〜
(モンゴルの方が馬かなにかを呼ぶホーミー中)


「うわぁ、ゾンビやられてる…きも。」


とにかく最後の一人まで。
一人ひとりを、ドモホルンリンクルみたいに見つめております。


自分で決めたことだろう。
やるって決めたことだろう。

だったら諦めずに最後まで。
だったら僕たちも最後まで。

一位で駆け抜けた彼の背中も、

「ありがとう」
と言いながらヨロヨロと駆けていく彼女の背中も、

ガッツポーズを上げながら駆けていく彼の背中も、

一番最後にゆっくりと進む彼の背中も、
僕はなんとなく誇らしく見ていました。


いがみ合うのではなく、
足を引っ張り合うのではなく、
やられたからやり返すのではなく、
オーケーオーケーと、なんでも受け入れていこうじゃないの。

「もう、人生80年としたら半分生きちゃった。」
そんなことを話します。
折り返すわけだ。

命とは時間。
自分が自由に使える時間。
子どもの頃は、全部自分に使っていいのだと思う。
大人になったら誰かのために使う時間を増やしていくことができるし、そうしなくちゃいけない。

大人になっても自分のため自分のためってやってる人増えてるけど、彼らがガキ臭く見えるのはそこに理由があろう。
僕らの応援団という活動は修行みたいなもんです。
出来ない理由を探すのが得意で、口先ばっかり。
何にもしねぇのに偉そうに評論をする。
時間は全て自分のもの。
ただカッコいいと思われたい。(中学生男子と同じじゃん)
そんな人達は入って来ないし、入って来てもやめていく。
何のためにやっているのか忘れることなんて僕らにはない。
目の前に「応援される」人が居続けるからね。

ほら。
一緒にやろう。

もったいねぇぞ。
そのまんま終わっていいのかよ。
「このまま終わってたまるかよ!」
って気持ち、あんだろ?
そりゃ怒られるさ、応援団だもの。
そりゃ厳しいさ、人を応援するってんだから。
「新しいことを始めるには、歳をとり過ぎた。」
アホウが。
うるせぇ。
さぁ、やろう。
水曜日、夜7時から。
北山の輪王寺へ。
9時までいるぞ。

青空応援団、始めよう。
ビビる必要なし。
俺たちは家族だ。