正念場って、ありますね。
年に何回かあります。
数年に一度の正念場もあります。
3月に入ってから、僕たち青空応援団はまさに僕ら史上最大の正念場でやんした。
疲れが取れない!
保育園の応援。
これは控室が床暖房で気持ちよくて…

気持ちよくてさ〜

「団長!出番ですって!」
「ほいちょ!」

ちびっ子って、ほんと可愛い。

幽霊みたい。
いや、キョンシーに近い。
子どもを驚かすのは感心せんな。

「こわーい!キャッキャ、キャッキャ!」

「本当は優しいおじさんなんだよ〜?」

合間を縫って、息子たちのピアノ発表会。
「おい、ちみちみ。それは俺のスーツじゃないか?」
「いいえ?」
「うそつけこら!」

それい!
空手道場の応援!

「僕たち心身共に鍛えておりまっせ!」
そんな子たちを見ると、ホッとしませんか?

わーい!

マラソンの応援です。
待ち時間長くて寒いです。
控室脇で日向ぼっこです。
ジジーです、ジジー。
「寒いっすねぇ!団長!」
「うん。でもここは風がないからマシだ。」
「そっすねぇ!」

パタ崎さん!

パタ崎さん!!!

こちら、みやとめさん。
みやとめさんは僕のことが好きになったらしく、通りすがるたびに僕の手をチョイチョイってしてきてかわいかったのだが、中の人を見てから判断しようと思う。

風車ありました。
ぶっ飛んでいくんじゃねぇの??
というぐらい、グルングルン回ってて少し怖かった。
風が強かったよ〜。

「団長?」
「ん?」
「ん。」
「…ぉぉお。」

「どれどれ。」

「最高に似合ってます。」
「そう?」

「ダニエル。」
「は!」
「つけてみて?」
「承知しました。」
「似合わないね。」
「サイズかなぁ?」
「似合わないね。」
「似合わないね。」

誰かのスタンドのようだ。

「なんかいる!」

「逃げた!」

「逃げる逃げる!」

バーン!
ゴゴゴゴゴ!
もうね、ばっちし!

さ。
応援でやんす。

風が強い。
そして寒い。
噂の長沼ボート場です。

みんながんばれ。

みんながんばれば、世の中、少しずつ頑張るムードになるじゃんか。
僕たちはそれだけでいいんだと思うのです。

少しずつでいいんです。
みんなが何かを頑張れば。

なんかいるね、右のほうに。

あぁ。
やっぱり、こいつだ。

その後、ぶっ飛ばして仙台市体育館へ。
89ersの応援でやんす。
「座布団を〜、いっぱ〜い敷いて〜。」
「寝るな。」
「寝ないよ。ゲームだよ。」
「そう来ましたか!」
仙台市体育館は小さい頃から何度も何度も通ってますが、まさか和室があったなんて!

「団長、食堂で…」
「行こ。」
「早!」
「ミートソーススパゲティ。」
「ですよね〜!仙台市体育館はミートソーススパゲティ!」
ところが、なかった。
もうやめちゃったのだろうか?
「ぎゃ!」
「俺だ俺だ。」
「知ってますけど…」

「ひひひひ。」
「なんすかそれ。」
「キャラメルポップコーン食べたいの。」
「はぁ。」
「買ってくる。」

僕たちは、青空も似合うが。
風も似合う気がする。

空と風は、ひとつながり。

風が吹けば雲も流れよう。

だからだ、きっと。
風の似合う男になりたい。

「風が寒いっす!」
「一列に並んで、一番前の人を交代しましょう!」
「俺に任せろ。俺が、君らの盾になる。風から守る盾になる。」
「あ、こいつ、いい奴だったんだ。敵かなんかだと思ってた。」
「ふふふ。」

とても気に入ってい〜る。

「タイタニックやって、団長タイタニック。」
「はいよ。」
「エンダ〜、イア〜」
「違う。それ、ボディガード。」
「あれ、間違った(笑)」
年に何回かあります。
数年に一度の正念場もあります。
3月に入ってから、僕たち青空応援団はまさに僕ら史上最大の正念場でやんした。
疲れが取れない!
保育園の応援。
これは控室が床暖房で気持ちよくて…

気持ちよくてさ〜

「団長!出番ですって!」
「ほいちょ!」

ちびっ子って、ほんと可愛い。

幽霊みたい。
いや、キョンシーに近い。
子どもを驚かすのは感心せんな。

「こわーい!キャッキャ、キャッキャ!」

「本当は優しいおじさんなんだよ〜?」

合間を縫って、息子たちのピアノ発表会。
「おい、ちみちみ。それは俺のスーツじゃないか?」
「いいえ?」
「うそつけこら!」

それい!
空手道場の応援!

「僕たち心身共に鍛えておりまっせ!」
そんな子たちを見ると、ホッとしませんか?

わーい!

マラソンの応援です。
待ち時間長くて寒いです。
控室脇で日向ぼっこです。
ジジーです、ジジー。
「寒いっすねぇ!団長!」
「うん。でもここは風がないからマシだ。」
「そっすねぇ!」

パタ崎さん!

パタ崎さん!!!

こちら、みやとめさん。
みやとめさんは僕のことが好きになったらしく、通りすがるたびに僕の手をチョイチョイってしてきてかわいかったのだが、中の人を見てから判断しようと思う。

風車ありました。
ぶっ飛んでいくんじゃねぇの??
というぐらい、グルングルン回ってて少し怖かった。
風が強かったよ〜。

「団長?」
「ん?」
「ん。」
「…ぉぉお。」

「どれどれ。」

「最高に似合ってます。」
「そう?」

「ダニエル。」
「は!」
「つけてみて?」
「承知しました。」
「似合わないね。」
「サイズかなぁ?」
「似合わないね。」
「似合わないね。」

誰かのスタンドのようだ。

「なんかいる!」

「逃げた!」

「逃げる逃げる!」

バーン!
ゴゴゴゴゴ!
もうね、ばっちし!

さ。
応援でやんす。

風が強い。
そして寒い。
噂の長沼ボート場です。

みんながんばれ。

みんながんばれば、世の中、少しずつ頑張るムードになるじゃんか。
僕たちはそれだけでいいんだと思うのです。

少しずつでいいんです。
みんなが何かを頑張れば。

なんかいるね、右のほうに。

あぁ。
やっぱり、こいつだ。

その後、ぶっ飛ばして仙台市体育館へ。
89ersの応援でやんす。
「座布団を〜、いっぱ〜い敷いて〜。」
「寝るな。」
「寝ないよ。ゲームだよ。」
「そう来ましたか!」
仙台市体育館は小さい頃から何度も何度も通ってますが、まさか和室があったなんて!

「団長、食堂で…」
「行こ。」
「早!」
「ミートソーススパゲティ。」
「ですよね〜!仙台市体育館はミートソーススパゲティ!」
ところが、なかった。
もうやめちゃったのだろうか?
「ぎゃ!」
「俺だ俺だ。」
「知ってますけど…」

「ひひひひ。」
「なんすかそれ。」
「キャラメルポップコーン食べたいの。」
「はぁ。」
「買ってくる。」

僕たちは、青空も似合うが。
風も似合う気がする。

空と風は、ひとつながり。

風が吹けば雲も流れよう。

だからだ、きっと。
風の似合う男になりたい。

「風が寒いっす!」
「一列に並んで、一番前の人を交代しましょう!」
「俺に任せろ。俺が、君らの盾になる。風から守る盾になる。」
「あ、こいつ、いい奴だったんだ。敵かなんかだと思ってた。」
「ふふふ。」

とても気に入ってい〜る。

「タイタニックやって、団長タイタニック。」
「はいよ。」
「エンダ〜、イア〜」
「違う。それ、ボディガード。」
「あれ、間違った(笑)」
