お父さんの父さんです。
こんにちは。
まだ会ったことねぇけどこんにちは。
先日、僕は君のお父さんを叱りました。
全てが当たり前だと思ってはいけないと叱ったんだ。
ただ生きていくだけならば、世の中には必要のないものばかりで溢れています。
ペットを飼うこと、音楽を聞くこと、ゲーム、お菓子、映画、かわいいパジャマ、クリスマスツリー、外食。
論理的に考えれば、全部ムダかもしれないね。
でも、僕はムダじゃないと思っています。
頭のいい人は、そんなのムダだよと笑うかもしれない。
でも、全然気にしなくていいのだと思う。
便利さを追求し過ぎて、僕たちは不安定な人が多くなっているように思うのね?
その、動かないで人とコミュニケーションやコミュニティを作れるのがどうも、こう、よくないような気がしています。
薄い人間関係が簡単に作れてしまうから、本当に気にしなくてはならない目の前の人達を大切にしない人が多くなったような気がするんです。
もっともっと、世の中は便利になっていくんだろうし、僕もついて行こうとは思っていたけれど、少しね、そんなことをしない生き方をしようかと思っています。
どんな風に生きてもいいのだと思うから。
正解や不正解はないとは思うけど、ライブ感というか現場感がなくなったら、つまらないと思う。
音楽は一人で聞くのもいいけれど、本物を目の前で見る、聞くということはとても大切だと思います。
大切だから冷たくし、大切だから叱りました。
「これが、一緒に食べる最後のご飯だったらどうする?君たちを可愛がってくれていた人達が、現実に急にいなくなってしまったね。ひいおばあちゃんも、髪を切ってくれていたゆきえさんも。父さんだって、いつどうなるかなんて分からない。君達も。」
そんなコトをお話ししました。
それは、キチンと君たちを愛してくれるお父さんになって欲しいなぁと思ったから。
意地悪で言ってるんじゃなくて、愛してるから、そう言いました。
「父さんが、自分たちだけ良ければいいやって人じゃなくて本当に良かった。父さん、かっこいいと思う。」
君たちのお父さんは僕にそう言ってくれたことがあります。
僕はとても嬉しかった。
それが伝わって良かった。
それが伝えたかった。
たくさんの人のことを意識するのではなくて、目の前の君の方が大事件。
僕の時代にね、とても悲しい事件が二万件も起きました。
二万人もの方が亡くなった一件の大きな震災が起きたんじゃありません。
まだ、なにも終わってはいません。
戦争も同じだと思います。
君たちの世界が。
君たちの社会がどうか平和であるコトを祈ります。
希薄ではない、君を支えてくれている人達に囲まれていることを願います。
君達を愛するのは、僕の愛してる君達のお父さん。
僕の息子たちです。
知らないうちに大人になって、僕は今、それだけを思っています。
僕は今、それだけを思っています。
生きるということはどういうことなのか、まだよく分かってないけれど、分かったフリもよくないなぁと。
君たちが大きくなって、同じテーマで僕たちがお話しをするということは難しいから、なんとなく今そう思うので書いておきたいと思うのです。
僕はじいちゃんやばあちゃんと、もっとちゃんと話しておけば良かったなぁと思ったから。
この年になって。
現場には雪が降ってきています。
指が取れそうになるほど寒い日々です。
これを見つけて君たちが読む頃、何に悩んで、誰が好きなんだろうね。
数十年越しのお手紙を書いておくね。
メリークリスマス。
この言葉がどんな意味なのかは知らないけれど、今年もこの言葉を言えて良かった。
まだ知らない、会ったこともない君たちへ。
メリークリスマス。
君のお父さん達は、サンタクロースに来てもらうために歯を磨いて寝てしまいました。
では、ごきげんよう!
さぁ、みんな明日も頑張って仕事しよう。
もうすぐ今年も終わる。
寒いねぇ、今年は。
こんにちは。
まだ会ったことねぇけどこんにちは。
先日、僕は君のお父さんを叱りました。
全てが当たり前だと思ってはいけないと叱ったんだ。
ただ生きていくだけならば、世の中には必要のないものばかりで溢れています。
ペットを飼うこと、音楽を聞くこと、ゲーム、お菓子、映画、かわいいパジャマ、クリスマスツリー、外食。
論理的に考えれば、全部ムダかもしれないね。
でも、僕はムダじゃないと思っています。
頭のいい人は、そんなのムダだよと笑うかもしれない。
でも、全然気にしなくていいのだと思う。
便利さを追求し過ぎて、僕たちは不安定な人が多くなっているように思うのね?
その、動かないで人とコミュニケーションやコミュニティを作れるのがどうも、こう、よくないような気がしています。
薄い人間関係が簡単に作れてしまうから、本当に気にしなくてはならない目の前の人達を大切にしない人が多くなったような気がするんです。
もっともっと、世の中は便利になっていくんだろうし、僕もついて行こうとは思っていたけれど、少しね、そんなことをしない生き方をしようかと思っています。
どんな風に生きてもいいのだと思うから。
正解や不正解はないとは思うけど、ライブ感というか現場感がなくなったら、つまらないと思う。
音楽は一人で聞くのもいいけれど、本物を目の前で見る、聞くということはとても大切だと思います。
大切だから冷たくし、大切だから叱りました。
「これが、一緒に食べる最後のご飯だったらどうする?君たちを可愛がってくれていた人達が、現実に急にいなくなってしまったね。ひいおばあちゃんも、髪を切ってくれていたゆきえさんも。父さんだって、いつどうなるかなんて分からない。君達も。」
そんなコトをお話ししました。
それは、キチンと君たちを愛してくれるお父さんになって欲しいなぁと思ったから。
意地悪で言ってるんじゃなくて、愛してるから、そう言いました。
「父さんが、自分たちだけ良ければいいやって人じゃなくて本当に良かった。父さん、かっこいいと思う。」
君たちのお父さんは僕にそう言ってくれたことがあります。
僕はとても嬉しかった。
それが伝わって良かった。
それが伝えたかった。
たくさんの人のことを意識するのではなくて、目の前の君の方が大事件。
僕の時代にね、とても悲しい事件が二万件も起きました。
二万人もの方が亡くなった一件の大きな震災が起きたんじゃありません。
まだ、なにも終わってはいません。
戦争も同じだと思います。
君たちの世界が。
君たちの社会がどうか平和であるコトを祈ります。
希薄ではない、君を支えてくれている人達に囲まれていることを願います。
君達を愛するのは、僕の愛してる君達のお父さん。
僕の息子たちです。
知らないうちに大人になって、僕は今、それだけを思っています。
僕は今、それだけを思っています。
生きるということはどういうことなのか、まだよく分かってないけれど、分かったフリもよくないなぁと。
君たちが大きくなって、同じテーマで僕たちがお話しをするということは難しいから、なんとなく今そう思うので書いておきたいと思うのです。
僕はじいちゃんやばあちゃんと、もっとちゃんと話しておけば良かったなぁと思ったから。
この年になって。
現場には雪が降ってきています。
指が取れそうになるほど寒い日々です。
これを見つけて君たちが読む頃、何に悩んで、誰が好きなんだろうね。
数十年越しのお手紙を書いておくね。
メリークリスマス。
この言葉がどんな意味なのかは知らないけれど、今年もこの言葉を言えて良かった。
まだ知らない、会ったこともない君たちへ。
メリークリスマス。
君のお父さん達は、サンタクロースに来てもらうために歯を磨いて寝てしまいました。
では、ごきげんよう!
さぁ、みんな明日も頑張って仕事しよう。
もうすぐ今年も終わる。
寒いねぇ、今年は。