羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

5/3SSFCインドア飛行会に行ってきました

2013-05-05 09:30:00 | 報告記事(飛行会)

5月3日に、藤沢市湘南大庭公民館で開催された第170回湘南スローフライヤークラブ飛行会(SSFC)に行ってきました。
この場所は、5月18日に開催されるワークショップ「大人の飛行機教室」(※)の会場にもなるので、下見と予行演習を兼ねての参加です(※ワークショップの参加募集は終了しています)。
ワークショップで使用する羽ばたき飛行機キット「空飛ぶパンツ2」や、姉妹機のテストフライトも行いました。体育館は天井が高いデザインで、フリーフライト機を飛ばすには大変いい会場でした。

飛行会全体のレポートは他のメンバーにゆずるとして、当方が持ち込んだ各機体のフライトのようすを収めた動画をご紹介します:

空飛ぶ4連パンツ(旧称Quad X-Wing。初出記事):

YouTube動画

ニコニコ動画

空飛ぶパンツ2(初出記事):

YouTube動画

ニコニコ動画

空飛ぶパンツ2X(初出記事):

YouTube動画

ニコニコ動画

空飛ぶパンツ2、空飛ぶパンツ2Xについては、今後各地で製作ワークショップを開催するとともに、少量生産キットとして販売も予定しています。お楽しみに!


IAC-ASOに行ってきました

2012-11-13 00:00:11 | 報告記事(飛行会)

3週間後に迫ったMaker Faire Tokyo 2012に向け、会場で展示予定の新作機の調整のため、雨をついて11/11のIAC-ASOに参加してきました。

当日の全体の感じは、例会の主催者である超小型飛行体研究所さんのブログ動画でうまく要約されていますのでぜひどうぞ。本当に何年かぶりといってもいい羽ばたき飛行機だらけの飛行会でした。

当方のカメラで撮った映像もFLAPPINGWINGのYouTubeチャンネルにアップしていますので合わせてご覧ください。

新作機であるFlying CrawlerFlaptterの動画はこちらです:

Flying Crawler(画像クリックで動画にジャンプ):

Flaptter(画像クリックで動画にジャンプ):


IAC-ASOに参加します(TV取材あり)

2012-09-15 21:07:11 | 報告記事(飛行会)

2012年9月16日(日)に開催されるIAC-ASO飛行会に遠征参加します。

当日は、TV局の取材を受ける予定です。取材の様子は追ってレポートします。また、放映日時は今のところ未定ですが、決まり次第あらためて報告します。

2012/09/16追記:
まもなく出発。2つのキャリングケースに、合計18機の機体を詰め込んだ。1回の飛行会に持ち込む機体の数としてはこれまでで最大。全部紹介できるだろうか。


2012/09/17追記:

IAC-ASOから無事帰還。飛行会のようすを撮影した動画をアップ(こちら)。ただし、取材を受けるのに手一杯で、工房の機体は全く撮れてないのであしからず。この後、9月末には大阪でもロケを行い、順調に行けば10月中旬の放映となる予定。放映日時や番組名は正式に決まり次第あらためて報告します。


80mmマイクロ羽ばたき機フライトムービーUP!

2008-11-04 23:31:52 | 報告記事(飛行会)
さる10月31日に開催されたOSFC第1回例会と、それに続く四国ツアーでの飛行会シリーズで、2機の80mmマイクロ羽ばたき機が元気なフライトを見せてくれた。そのときの様子を超小型飛行体研究所のとしちゃんがビデオに収めてくれているので、ありがたくリンクを張らせていただきました:

報告記事

動画

Flight Movie is Here


8月3日IAC-ASO飛行会報告

2008-08-06 06:44:06 | 報告記事(飛行会)

東京出張のついでに、うまい具合にIAC-ASO飛行会に参加できたので報告。画像と動画は例によってとしちゃんの研究所ブログより。

 

1. 先尾翼実験機
先日作ったばかりの最新作。スロットルオンリー仕様ながら軽快な飛行を見せてくれた。タイトターンを繰り返しても高度を失わず、ほとんど横倒しの態勢で飛び続けられる性能は注目に値する。地上走行時の挙動から、「へこへこバッタ」というトホホな愛称をいただいた。次回に向けた課題は、地上走行からの離陸と、操舵システム追加。


 

2. モノリンク3号機(J7仕様)
5月末に製作した超軽量機だが、これまで広い場所で飛ばす機会がなかった。この機体もスロットルオンリーだが、少なくとも1分以上の連続飛行が可能なことが確認できた。フルパワー状態で周回しながら上昇飛行、ハーフスロットルで直進水平飛行と、パワーのかけ具合で楽しめる。スチルはないので動画を参照。

 

3. Trilobite2.5
今回入魂の一作。前回のリモート参加時のフライトが今ひとつだったので、大改造のうえ臨んだ。
結果はパーフェクトとはいえないが、まずまず。初代Trilobite同様の連続ロールに加え、通常飛行からロールして背面飛行への遷移、持続的な背面飛行など、ねらっていた機動を実現できた。
エルロンニュートラルの状態で強い左ターンの傾向があり、スムーズな右ターンができない。次回までにきちんと調整して、思いのままに操縦できる機体に仕上げたい。


 

最後に、お楽しみの動画。冒頭に3機まとめて紹介していただいている(Video Clip is Here)。

主催のとしちゃん始め、参加者のみなさん今回もお世話になりました。次回もよろしくお願いします^^


7月15日IAC-ASO飛行会報告

2007-07-16 09:11:23 | 報告記事(飛行会)

さる7月15日、超大型の台風4号が接近する中、敢行されたIAC-ASO飛行会の報告。画像と動画は例によってとしちゃんの研究所ブログより。
これまでスカイ・フィッシュの生態については謎が多かったが、今回の飛行会において、彼等の生活史の頂点である繁殖行動の様子が詳しく観察された。それは我々が想像もできなかった特異なものであったが、これによってスカイ・フィッシュ研究は大きく前進したといえる。
まずは動画から→
スカイ・フィッシュ-M、-Fそれぞれの単独飛行、およびスカイ・フィッシュ-Mと-Fのペア飛行
動画の中盤、雌雄別々の状態と、結合した状態では空力バランスが大きく変化するため、調整に苦労している様子がうかがえる。ピッチング方向の機体姿勢の制御は、おもに機体最後段の翼面の迎え角を変えることによって行われる。

スカイ・フィッシュ-M
予想に反して、自力で飛行が可能であるというだけでなく、すばらしい上昇力をもっていることが確認された。これは、繁殖期に、それまで生活していた地上から、メスが待ち受ける上空まで一気にダッシュするための機能と思われる。

スカイ・フィッシュ-Mと-Fのペア飛行
オスは上空に達して適当なメスを見つけると、その背中をめざして着地する。メスの背中に生えた突起にしっかり固定されると、オスの背中からスラスタ・ユニットが脱落し、もはや自力での飛行はできなくなる。

スカイ・フィッシュ-Mと-Fのペア飛行(続き)
結合した状態でしばらく安定した飛行を続けるが、最終段階では、オスの身体は前後に分断され、繁殖行動の完遂に必要な後半部を残して前半部は脱落してしまう。合掌。

今回観察されたのはここまで。この後、もっとも興味深いステップである産卵もしくは出産が行われると考えられるが、その詳細の解明は次回の飛行会までおあずけ。


7月8日IAC-ASO飛行会の報告

2007-07-10 23:26:57 | 報告記事(飛行会)

7月8日に開かれたIAC-ASO飛行会で、新作機のテストを行ったので報告。画像と動画はとしちゃんの研究所ブログより転載させていただいた。
スカイ・フィッシュⅡ
期待通り安定した飛行を見せてくれた。上昇力。安定性などもまずまず。バリエーション展開をはかりたい。

フライング・シリンダー
ブログでは飛行会直前の公開だが、実はこの1ヶ月以上いじくっていた機体。前回の飛行会ではダメダメだったが、今回は軽量化の甲斐あってとりあえず飛行可能となった。

フライング・シリンダー・ミニ
外形は似ているが推進機構が異なり、エアロウイングスのツインモーターシステムをそのまま移植したもの。羽ばたき機ではなく、プロペラ推進のリング翼機ということになる。ちゃんと飛びましたね

動画はこちら→
フライング・シリンダーとスカイ・フィッシュⅡ
フライング・シリンダー・ミニ(冒頭ちょこっと)

スカイ・フィッシュⅡ変異種の画像は、公序良俗を乱す恐れがあるため割愛しました・・・


1月21日IAC-ASO飛行会

2007-01-21 23:32:51 | 報告記事(飛行会)

1月21日のIAC-ASO飛行会もなかなかの盛況だったといえる。筆者が持ち込んだ機体は、 浅い羽ばたき角をもつ2枚翼羽ばたき機tokoスタイルが快調に飛行↓

そしてキテレツな内翼式ツインモータ羽ばたき機が自然の摂理に反した?不思議飛行を見せてくれた↓

この2機についてとしちゃんが撮ってくれた動画はこちら また、小松原さんのピスタッチオ機も元気よく飛びまわっていた(飛行会ダイジェストビデオの前半3分の1くらいのところに飛行シーンあり)↓

2枚翼羽ばたき機tokoスタイルは、20mAhLi-po電池の高性能もあって、体育館の天井の下まで軽々と上昇、定常飛行は思っていたよりはるかにスローな羽ばたきでもOK。最後は、見学にきていた中学生Y少年に送信機を委ねたが、初めての羽ばたき機操縦をラクラクとこなしていた。 ツインモータ羽ばたき機改造版は、なんとまあこんなのでも飛んでしまったが、垂直面がないせいか方向安定に難がある、スロットルを開きすぎると棒立ち状態になる、旋回中に深いロールに入ると復元できない等々、飛行性能は決してほめられたものではなかったが、ギャラリーにはかなりウケた。


SSFC2007年新春飛行会

2007-01-14 22:05:23 | 報告記事(飛行会)

2007年最初のSSFC飛行会が、1月14日にいつもの藤沢市六会市民センターを会場として行われた。この日もたくさんの機体が集まってにぎやかだったが、特筆すべきは、会の主催者tokoさんがついに羽ばたき機を製作され、ユニークな飛行を披露してくださったこと。また、としちゃんに続き小松原さんもLuna系の羽ばたき機に参入!のっけから高い完成度の機体を持ち込まれた。自分も新作のツインモータ機と、シンプル2枚翼機の飛行テストを行った。2007年は羽ばたき機がいよいよメジャーなトレンドとなりそうな予感がもたれた飛行会だった。
toko師匠の羽ばたき機はコレ↓

ウォームギア駆動となっており、また非常に浅い羽ばたき角設定だが、スムーズに飛行する。さすが御大!
小松原さんの新シリーズ↓

画面左側に見える。翼幅200mmのピスタッチオクラスが2機も!よく飛びます。
筆者が持ち込んだツインモータ機↓

隣には無尾翼テスト機が としちゃんによる当日の動画羽ばたき機編。最初に飛んでいるのがtokoさんの機体。次が筆者の2枚翼機。後半でジタバタしているのがツインモータテスト機。