羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

JW-CADギブアップ

2006-04-16 18:16:19 | 報告記事(執筆活動)

記事には機体三面図と部品図が要る。メンバーのオススメはフリーソフトであるJW-CAD。この機会にCADをマスターするぞ!と意気込んでいたものの、いざ取っ付き始めてみて、あっさり降参。歳のせいか新しいことに取り組む意欲が減退したというか、飲み込みが悪くなっている。いかんいかん。 そもそも図面の描き方なんて中学校の技術の時間にやったきりで、すっかり忘れてしまっている。 そうはいうものの原稿の締め切りは刻々迫る、というわけで、無理やりExcelで図面を描いた。もう見るからにダメダメだけど、PDFファイルに変換すれば、ほら何だかそれらしく見えてこないかな?こないか~ もし編集長のダメが出て描き直しになっても、もう時間がない!開き直るしかない!


製作記事用機体進空

2006-04-04 23:02:05 | 製作記事(羽ばたき機)

生地完成状態?だった製作記事用機体のために、特製極薄フィルムが入荷!といってもスーパーマーケットのレジ横からいつものポリ袋を頂戴してきただけだが。 もう使い慣れた400mmスパン用型紙を使い、慎重に翼面を切り出す。これまたいつもの事務用両面テープで、翼面をスパーと胴体に固定。 さっそく飛行テスト。いつもよりていねいに工作しただけあって、妙な旋回癖もなく、極端な頭上げもなく、素直に飛んでくれた。一定高度の飛行ならスロットル1/3くらいでじゅうぶん。スロットルワークとラダーの利かせ方によって、居間でも小さな回転半径で旋回飛行できる。お決まりのフロアからの自力離陸テストも楽勝でクリア。 要所を0.8mm厚い航空ベニヤの細切りで補強したので重量増を心配したが、結果は予想より軽い11gジャストに収まった。 というわけで、弟分の電動竹トンボくんと並んで記念撮影。 いい感じに仕上がったので、書きかけの記事はこの仕様に手直しすることに。

       機体スペック
全幅                400mm
全長                300mm
飛行重量           約11g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月   2006年4月


製作記事用機体試行錯誤

2006-04-02 21:13:17 | 製作記事(羽ばたき機)

田中さんのインドア・プレーン解説書第2弾に羽ばたき機の製作記事を書くことが決まり、先月からあれこれ機体仕様を検討してきた。電動Lunaは初号機からこれまで一貫してカーボンロッド1本の胴体を採用してきたが、軽量という利点はあるものの、ねじれに弱く、飛行性能に少なからぬ影響があった。前回の飛行会で、motoさんの超軽量カーボンパイプお大尽仕様パクルナの機体剛性の高さに圧倒されたこともあり、ここは何とかしたい。また、同じく前回の飛行会で、スパーギアの軸受け部が破断する事故が連続して発生。この部分の構造も見直して強度アップをはかる必要がある。 というわけで、写真のような構成で機体を作り直した。 胴体はカーボンをやめ、ただのバルサ角棒。3ミリ角だが後半はテーパーをつけて細くしてある。カーボンからの重量アップは電子秤りの誤差の範囲に収まった。ギアマウントも構造を変更。 尾翼は、前回までの0.5mm厚バルサから、1mm厚のスチレンペーパーに変えてある。ここはコンマ数g重くなったが、製作は格段にかんたんになったし、剛性もアップした。 主翼スパーはいつもの2mm角バルサだが、翼端にむけてサンディングして少しテーパーをつけた。 翼面にいつものスーパーポリ袋・・・と思ったら在庫切れ。また買い物に行っていただいてこないと。 室内で飛行テストしてみた結果はなかなかいい感じ。ただしバルサ胴の悲しさ、ハードランディング時にすでに2回の脊椎骨折を経験。瞬間で補修するたびにじわじわ重量が増してくるのはつらいところ。パクルナのように高価なカーボンパイプを使うべきか悩むところだが、ここはやはり平民向けとしてオールバルサでキメたい。製作記事仕様はこれで決定か・・・?