ここのところ、寒さのせいもありしばらく手が動かなかったが、開催が迫るSSFC第100回飛行会を控えて、かねて構想していたデザインをカタチにしてみた。見かけは先日製作したゲ○ラカイト風羽ばたき機に似ているが、実は系統分類の上ではツイスターである。翼面が前後に分かれていて、ロール方向にシーソー運動を繰り返すことで推力を生み出す。
実はこの機体、広島のFujinawaさんの支援を受けて昨年来開発中の或る制御システムのテスト用に作ったのだが、肝心の実験基板が目下ダウンしていて動作確認ができない。仕方ないので、手持ちの受信機を載せてとりあえず通常仕様で飛ばしてみることにする。
機体スペック |
全幅 440mm |
全長 380mm |
飛行重量 6.5g |
(20mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年1月 |
以下は動翼の作動シークエンス:
2008/01/27テスト結果報告:
日曜日のIAC-ASO飛行会でテスト飛行を行った。詳しくは研究所から動画付きのレポートが公表されてから改めて書くが、なかなかいい感じに、元気よく飛んでくれたということを取り急ぎ速報まで。前述の広島製制御システムとの相性もかなりよさそうなので、次の飛行会までに基板を組み直して本格的に実験を試みる。
2008/01/28追記:
研究所から早くも飛行会レポートがアップ!今回、羽ばたき機カテゴリーではgeorgeさんのギネスブック級超軽量機がすっかり話題を独占した感があるが、本機のテスト映像もばっちり撮っていただいた。人の名前を連呼しながら大騒ぎで飛ばしている。Fujinawaさんごめんなさい^^;動画はこちら(本機は開始2分55秒付近で登場)
2008/02/04追記:
昨日のSSFC第100回記念飛行会での、Fujinawaさん特製の制御プログラムを組み込んだ本番バージョンを用いたテストシーンを、tokoさん、としちゃんそれぞれのサイトでアップしていただいている。
こちら(tokoさんのサイトより。開始6分26秒付近に登場)
と
こちら(としちゃんの研究所ブログより。開始1分43秒付近と2分00秒付近に登場)
エルロンスティックの操作に応じて操舵システムは設定どおり作動し、それによりちゃんと舵が効いているのだが、いっぽうでエルロン中立時でも数秒に1回、羽ばたきが停止してしまうため、高度が上がらないという問題に悩まされた。送信機のトリムか、機体のセンサー部のセッティングか、はたまたプログラムか、よく検証してみる必要がある。Fujinawaさんあとでレポートしますのでご支援よろしくお願い申し上げます~^^
2008/03/03追記:
日曜日のSSFC第101回例会で1ヶ月ぶりに再テスト。先月の飛行会では今イチの飛びだったが、原因は単純なラダートリムだったことがわかっている。今回は事前にじゅうぶん調整し、万全の構えで臨んだ。結果は見事に成功。力強い上昇・旋回を見せてくれた。詳しくは研究所ブログに近々アップ予定のビデオにて。
2008/03/04追記:
お待ちかねのビデオが研究所ブログにアップ。何と通常の飛行会ダイジェストとは別に、ツイスタースペシャルで1本クリップを作成いただいている。ありがたや~ 本機は開始1分7秒付近で登場。3分以上の長回しでたっぷり映っている。電池がそれだけ長く保ったということだが、やっぱり暖かくなったんだねえ