羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

先祖返り

2010-04-18 09:24:35 | 製作記事(羽ばたき機)



先祖返りが進んで、新作はゴム動力に戻ってしまった。市販のゴム動力キットにどうも満足が行かないので、インドアプレーンの文法に沿って自作してみたもの。
構造的にはこれ以上ないという位シンプル。軽く仕上げることにより、弱い羽ばたきでも浮かせることができる。これは電動の場合と同じ。
剛性と重量のバランスにおいて竹ひごがけっこうナイスな素材であることに気づいた。また全体に占めるゴムの重量がバカにならないことにも気づく。
広い場所で飛ばしてみる予定。

       機体スペック
全幅                 330mm
全長                 220mm
機体重量(乾燥)     1.76g
(ゴム込み)        2.37g
  製作年月  2010年04月

2010/04/19追記:
下のとしちゃんコメントの中にある動画リンクで見てもらえるように、昨日のIAC-ASOで期待通りの軽快な飛行を見せてくれた。滞空時間は20秒ほど。途中で垂直尾翼を追加したことで、方向安定性も格段によくなった。最初ゴムの巻き戻りトルクが強い数秒間は右旋回、続いて垂直尾翼のオフセットに従って左旋回に移行する。機体が軽いため、羽ばたきが弱くなっても驚くほど空中で持ちこたえる。

2010/04/25追記:
訳あって増殖中。同じように作ったつもりでも、まっすぐ飛んだり飛ばなかったり、なかなか難しい。あれこれ調整してなんとか4機編隊完成。出撃はいつ?


新作続き

2010-04-12 22:54:09 | 製作記事(羽ばたき機)





これもゴム動力羽ばたき機キットの電動化版。元のキットはUSA国内で販売されているもの。竹ヒゴで胴体フレームを組むなどデザイン的におもしろいが、やはり重め。電動機としては、重い下部胴体をオミットするなどさらに軽量化の余地がある。無尾翼風には作っているが、操向機構をどうするかが決まっておらず、今のところスロットルオンリー。

       機体スペック
全幅                 400mm
全長                 260mm
飛行重量              9.5g
(30mAhLi-po電池含む)
  製作年月  2010年04月

こちらがオリジナルキット:


5ヶ月ぶりの新作

2010-04-04 10:38:59 | 製作記事(羽ばたき機)




前作からかなりの間が空いてしまったが、久しぶりの新作。
先祖返りしたようなシンプルな形状だが、実はこの機体、数年前に販売されていたゴム動力羽ばたき機キットを改造、電動化したもの。
部材がプラ成型パーツ+竹ひごの構成で重量はヘビー級だが、その分頑丈なので、機体デザイン検討用のプラットフォームに使用するつもり。
スマートサーボRC-1を使用し、尾部全体を左右にスイングさせて操向を行う。

       機体スペック
全幅                 330mm
全長                 250mm
飛行重量             10.0g
(50mAhLi-po電池含む)
  製作年月  2010年04月

機体各部のアップ:



改造前のオリジナル: