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羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

羽ばたき飛行機ワークショップ開催

2010-07-31 14:02:07 | 案内(飛行会開催)

「8月8日は羽ばたきの日」(命名:八谷和彦氏)

8月8日、今度の日曜日、石川県の金沢21世紀美術館で体験型ワークショップ「作って飛ばそう! 羽ばたき飛行機」開催予定。当ブログの管理人および超小型飛行体研究所のとしちゃんが、講師として出演します。

このワークショップは、同美術館で2010年4月29日(木)~2010年8月31日(火) まで開催中の「八谷和彦《OpenSky》プロジェクトの一環として企画されるものです。羽ばたき機キット「Habatakit」を参加者みんなで製作し、プロジェクト展示会場で飛ばしてみようと考えています。

また、空フェス!Make: Tokyo Meeting 05で話題を集めたMeganeuraを初めとする、オリジナル羽ばたき機の展示・デモフライトも実施予定です。

近隣在住の方はよろしければのぞいてみてください。

製作する機体:


組み立て説明書:


超小型飛行体研究所ブログでもご案内中です。

2010/08/09追記:
イベント無事終了しました。盛況かつ好評でよかったです。報告記事はこちら


IAC-ASOでの新作機テスト

2010-07-31 11:33:19 | イントロダクション
先週末、久しぶりに参加したIAC-ASO例会で、作りためていた新作機の一挙テストを行った。結果は2勝2敗といったところ。期待していた大型機2種(AB)はうまく飛行できず残念だったが、残り2機の中型機(CD)についてはまあまあの成績だった。とくにこの機体は、最後に大破してしまったものの、飛行中、スロットルの加減で面白い機動を見せてくれることがわかった。修理してさらに操縦方法を研究する。



飛行テストシーンの映像超小型飛行体研究所提供)
羽ばたき機は4分55秒のあたりから登場

フォルダブル・ウィング

2010-07-19 22:43:49 | 製作記事(羽ばたき機)




最近すっかり定番の無尾翼機フォーマットの新作。今回は平面形がこれまでで最大級なのと、見ての通り、主翼が折りたためる!のが特徴。展開時と比べコンパクトになるので、出張時などに、目立たずにバッグに忍ばせて携行できる(^^)。調整に手間取り、まだ操舵機構を搭載していないが、次回IAC-ASOには間に合わせたいところ。

       機体スペック
全幅                 660mm
全長                 240mm
飛行重量               6.7g
(30mAhLi-po電池含む)
  製作年月  2010年07月

2010/07/31追記:
先週末のIAC-ASO例会にもちこんでテスト飛行を行ったが、残念ながらうまく飛ばなかった。事前テストでは元気だったのだが。持ち帰って調整する。

こちらはボツメカ。いかにも試作機然としていて、飛びそうな気がしないが、案の定全く飛ばない(泣)。



ボツメカ流用機体

2010-07-08 07:41:04 | 製作記事(羽ばたき機)




前回紹介したボツメカの機体フレームを流用して製作した無尾翼機のバリエーション。メカニズムの構成はメカバットとほぼ同様で、平面型が異なる(空飛ぶパン○により近い)。

メカバットと並べたところ:


羽ばたきシークエンス(画像をクリックで動画再生):


羽ばたき角度はここまで減少したが、揚力が安定して発生するようになった。

       機体スペック
全幅                 400mm
全長                 220mm
飛行重量               5.7g
(30mAhLi-po電池含む)
  製作年月  2010年07月

2010/07/31追記:
先週末のIAC-ASO例会にもちこんでテスト飛行を行った。30Li-poでは重心位置が合わず、50Li-poに積み替えたところ、たいそうパワフルに飛び回るようになった。勢い余って宙返りまでしたあげく、墜落して大破してしまったが、修理・チューニングのうえさらに開発を続ける。飛行テスト映像はこちら(5分40秒あたりから登場)


ボツメカその1

2010-07-03 14:09:05 | 製作記事(羽ばたき機)

ここしばらく、ああでもないこうでもないと新しい羽ばたき機構の試作に取り組んでいる。頭の中で考えてうまく行きそうでも、実際作ってみてがっくりということが多いのだが、何事も実験あるのみで、めげずに励むのみである。

そんなわけで、形にはなったもののボツになったメカをいくつか紹介する。その1は、大きな羽ばたき角を得ようとした実験。羽ばたき翼の根元に二重のリンクを組み込み、羽ばたき角を増幅する仕組み。

伝達ロスが多いのか思いのほかモータ負荷が高いのと、翼を上方に振り上げたときに揚力がほとんど失われてしまうため、飛行できなかった。とはいえ、機構のアイディアの実証にはなったのと、他にいろいろと応用が利きそうなので良しとする。

羽ばたきシークエンスの動画(画像をクリックで再生):


試作機の全体形:


翼を振り上げたところ:


後方から見たところ: