羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

ウルトラハイパワー赤外線送信モジュール

2006-10-29 22:22:50 | 製作記事(羽ばたき機以外)

tokoさんがIndoor airplane worldのPIC/AVR Learningで紹介しているウルトラハイパワー赤外線送信モジュールを製作してみた。これまでの送信機で悩まされていた到達距離の短さが解消されることを期待。 11月3日のSSFC飛行会ダイジェスト動画 by としちゃん)でのテスト結果はバッチリ。これまでのように機体の後ろを追いかけて回らなくても、体育館の隅々まで赤外線が届く。連続使用時間が気になるが、機体を下ろすたびに電源を落としておけば、最後まで目立った電圧降下も見られなかった。プロポ込みだとちょい重くてかさばるのが玉に瑕か。

製作年月2006年10月


200mmミニルニャの追試

2006-10-29 12:49:22 | 製作記事(羽ばたき機)

10月14日のSSFC飛行会で、圧倒的に完成度の高いマイクロ羽ばたき機をとしちゃんに見せつけられたので、ほとんど戦意喪失してはいるのだが、羽ばたき機専従の担当者としてはやはり追試しないわけにはいかない・・・というわけで、懲りずにリベンジ・オブ・ピスタッチオ。
もっとも今回はとしちゃんの有効性立証済みの機体フォーマットがあるので、いくらかはラクではあるのだが。翌週10月22日のIAC-ASO飛行会に、とりあえずの急造品を持ち込んでテスト。上昇できない・・・
これではいかんと、帰宅後ただちに改良に着手。駆動ユニット軽量化のため、虎の子の0.2ギアモジュールを装着。受信機も、最軽量の261型に換装し、今度こそ成功をねらう。ラダーアクチュエータのコイルも、消費電流軽減のため200オームに巻き替えた。機体重量は、10mAhLi-po電池込みで3.4gと、これまででもっとも軽くできた。



11月3日のSSFC飛行会で再テストを試みるも、どうも芳しくない。飛行中の安定性がよくないのは、尾翼のボリュームが小さすぎるせいではないかと、georgeさんやとしちゃんから貴重なアドバイスをいただいた。なるほど。コンパクトにまとめることにこだわり過ぎてバランスがとれていないかもしれない。次回までに改良をはかる。

       機体スペック
全幅                200mm
全長                160mm
飛行重量          約3.4g
(10mAhLi-po電池含む)
製作年月  2006年10月


献本届く

2006-10-22 10:16:50 | 報告記事(執筆活動)

企画が最初に持ち上がってから10ヶ月の後、ついに本が出来上がった。田中さんのインドア・プレーン本の2冊目であり、SSFCメンバーによる初のコラボレーションプロジェクトである。もちろん自分にとっても、単行本の記事を執筆するのは始めての経験であり、たいへんだったが、いい経験になった。書店に並ぶのは11月からとのことだが、果たして好評を得ることができるだろうか。


寄せ集めハイブリッド機

2006-10-10 22:50:35 | 製作記事(羽ばたき機)

機首に羽ばたき翼をもち、首から後ろは通常型の固定翼機としたハイブリッド機。この系統のフォーマットの有効性を確認するために製作、といえば聞こえはいいが、実際は既存のパーツを寄せ集めて急造したお手軽改造。
10月14日のSSFC飛行会ダイジェスト動画 by としちゃん)では、いちおう飛行に成功した。・・・のでテスト終了。

なお、上の動画の中盤過ぎあたりに、注目すべき機体の飛行シーンが映っている。としちゃん製作のミニルニャシリーズ。翼幅200mmおよび160mmのアンダーピスタッチオサイズで見事に安定飛行を実現したマイクロ羽ばたき機である。本家のブログに詳細画像がないので、貴重な映像。
大いに刺激を受け、この後すぐに追試に入るが、けっこう難航したというのは後日談。

       機体スペック
全幅                360mm
全長                400mm
飛行重量        約10.5g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月  2006年10月