Make: Tokyo Meeting 05 に出品したMeganeura(メガネウラ)は幸い多くの方々に好印象をもっていただいたようで、ネット上での感想や飛行シーンの映像投稿などをたくさんいただいている。感謝の意味で、目に留まったものをまとめておく。おおむね投稿日付順。
masarukamikuraさんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/3bnw8aqQCs4
イベント初日の様子をまんべんなくカバーしているが、映像の後半でMeganeuraの飛行シーンを取り上げてもらっている。
小太郎さんのブログ
イベント二日目の模様。鮮明なスチル画像で、Meganeuraの飛行シーンや駆動部分のアップなどを紹介いただいている。また、会場での操縦にようやく慣れてきて、デモフライト後にうまくハンドキャッチできたところの映像や、羽ばたき機構の作動デモも映像で紹介いただいている:
http://www.youtube.com/v/gD6D02wWjWU
http://www.youtube.com/v/e44KO19D9k8
歩きながら考えるさんのブログ
Make: Tokyo Meeting 05 で見てきたもの(後編)で、イベント二日目の模様を紹介されているが、その中で「Make:Tokyo Meeting 05で私が一番感動したのがこちら」として、私達超小型飛行体研究所のインドアプレーン群を取り上げていただいている。また、Meganeuraのデモフライトの模様を映像でも紹介いただいている。
http://www.youtube.com/v/FDJY0KS-M_w
TOKYO MXテレビ 東京ITニュース
ものづくりDIYイベント Make: Tokyo Meeting 05
5月24日に地上波放映後、YouTubeにアップされたイベント紹介映像。インドアプレーンのキャプション付きでMeganeuraほか数種の機体が登場している。
http://www.youtube.com/v/lWq0fNHzCuA
YokohamaTURKEYさんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/RhjvD0n9Gm8
Meganeuraの離陸~飛行シーンを近接撮影いただいている。
12September62さんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/-vVKVq8-ebU
Meganeuraの飛行シーンを何と3Dで撮影いただいている。一般向けの3Dビデオカムはもう実用化されているの?
ASCII.jp×ゲーム・ホビー
Make:Tokyo05開催! バカ?天才?その隙≒0だった【後編】の2ページ目で、超小型飛行体研究所の展示を、数多くの画像を交えて詳しく紹介いただいている。高解像度画像がすばらしい。そういえばこちらでは3月の空フェスの様子も取り上げていただいたことがある。
そしてもちろん、いっしょに参加したメンバーによる記事と映像も見所満載なので再掲:
超小型飛行体研究所=としちゃんの参加レポートとYouTube投稿映像:
Make: Tokyo Meeting 05に参加したニャア
http://www.youtube.com/v/zBLbF34m1qg
SMC-工作室=Ichiさんの参加レポートと貴重な会場空撮映像:
イベント*_「Make: Tokyo Meeting 05」一日目
http://www.youtube.com/v/UPeRsjwMuac
ふしみ製作所=243さんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/9x2zdyxjjCo
他にもたくさんの方々に取り上げていただいている。どうもありがとうございます。
2010年5月22~23日に東京工業大学大岡山キャンパスで開催されたMake: Tokyo Meeting 05に、超小型飛行体研究所の一員として参加したので報告。
会場の熱気はすでにメンバーのブログ(下記)で活写されているので省くが、とにかくこれまで経験したことのない規模とレベルだった。また、多くの参加者・来場者の方々に我々の機体のデモフライトを見ていただき、暖かい声援をいただいたのは大収穫で、今後の機体開発の大きな励みとなった。
超小型飛行体研究所(としちゃん)の参加レポート
SMC工作室(Ichiさん)の参加レポート(初日) (二日目)
当工房から今回参加した機体は以下の5機:
1. 60cm級メガネウラ
機体スペック |
全幅 620mm |
全長 270mm |
飛行重量 3.3g |
(20mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2009年1月 |
超低翼面荷重で、漂うように浮揚する羽ばたき機。会場の体育館でも、何度となくデモフライトを行い、空中をフワフワと飛び回って好評だった。
4mm径、長さ1cmほどの小さなモータの回転を、3枚のギアで減速することでトルクを増幅し、機種両サイドのクランクを介して、リンクロッドの往復運動に変換し、主翼をゆっくり羽ばたかせる。
操向は、尾部に横向きに装着した小さなロータを正逆に回転させて行う。
他の機体同様、赤外線方式でリモートコントロールを行う。
翼面はスーパーマーケットのレジ横で手に入るポリ袋(無料であるだけでなく、最近のは非常に薄手で紙より軽いので、実に好適)
オリジナル製作記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
2. 60mmスパン超小型羽ばたき機
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a8/65a9e474b50f099b229f4d24180908e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/96/a18fb9c7a45eda5403a5acf062c66e21.jpg)
機体スペック |
全幅 60mm |
全長 70mm |
飛行重量 1.54g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年11月 |
製作当時は世界最小のRC羽ばたき機だった(現在は記録更新されている)。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
3. 80mmスパン超小型羽ばたき機(複葉&単葉)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d3/0a32964db581c1e424ea1a160b2e0091.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/2e/6f336c5466cc2b1605103a0bfb6d547a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/3a/3578e1b6c62b7537d0db71d7c1160e97.jpg)
機体スペック(複葉機) |
全幅 80mm |
全長 80mm |
飛行重量 1.71g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年10月 |
機体スペック(単葉機) |
全幅 80mm |
全長 80mm |
飛行重量 1.52g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年10月 |
2の60mmスパン機にたどりつくまでの過程で製作した機体。主翼面積に余裕があり、モータの減速比も大きい分、エネルギー効率がよく、数分間にわたる飛行が可能(60mmスパン機の飛行時間は1分程度)。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
5. メカバット
残念ながら会期中にデモフライトの機会を逸したが、目下最新の機体。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fb/dfe68b9df79e02b8ab4d4d1e19ece5e2.jpg)
尾翼をまったく持たない全翼形式であるほか、モノリンク形式の羽ばたき機構とスイング方式の操舵機構が特徴。
機体スペック |
全幅 520mm |
全長 180mm |
飛行重量 5.98g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
ふたたびゴム動力羽ばたき機。前作と同一フォーマットだが、としちゃんの軽量化バージョンに触発されて、できるだけ軽く作ってみたもの。
寸法は約半分、重量は動力用ゴム込みで1グラムをきっている。太目の輪ゴム1本で元気よく上昇する。
機体スペック |
全幅 170mm |
全長 140mm |
機体重量(乾燥) 0.59g |
(ゴム込み) 0.85g |
製作年月 2010年05月 |
連休後半の新作。
異形の機体だが、オリジナルデザインではなく、米国で研究されていたMAVをコピーしたもの。「通常の」羽ばたき機と異なり、動翼が通常の航空機のフラップに近い配置になっている。2枚のウチワを後ろ向きにあおいで推進力を得る仕組み。
・・・というは易いが、なんとか水平飛行するところまでこぎつけるのが大変だった。羽ばたきの角度や速度、軸のしなり、動翼の仰角など多くのパラメータがあり、さすが研究論文が書けるだけのことはある。
機体各部の剛性・強度が不足しており、飛ばすたびにどこかが壊れるありさまなので、一度分解して作り直す必要がありそう。
どこかで聞いたようなネーミングの由来は、動翼をパタパタさせて飛ぶ姿がステープラをカチカチいわせているようだから(ということにしておく)。飛びっぷりはフラフラと不安定で、stableというにはまだ程遠いのだが。
機体スペック |
全幅 280mm |
全長 300mm |
飛行重量 12.85g |
(50mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
改良版:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2b/5b5edda360e050c9aeefa6cf461f87e4.jpg)
大改造にふみきった。長大な駆動ロッドを短縮し、途中に補強も入れて剛性を上げた。それに合わせて主翼のトレーリングエッジを1/3ほどカットして翼弦を小さくした。差し引き重量は約1グラム減。さっそくテストしてみると、うまく行けば部屋の端から端までよたよたと直進するようになった。が、いったん左右どちらかに巻き込むと復元しない。主翼に上半角をつければ改善すると予想されるが、気力が続かないのでいったん休憩。
機体スペック |
全幅 260mm |
全長 260mm |
飛行重量 11.30g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
連休でまとまった時間が取れたので、久しぶりに完全新作。
この機体と同じような、尾翼をまったく持たない全翼形式の羽ばたき機は過去にも何機か製作しているが、今回はモノリンク形式の羽ばたき機構と組み合わせたところがミソ。ギアユニットには海外製のゴム動力キットのパーツを改造して流用している。
比較的翼面荷重が高いため飛行速度も大きいが、いつものスイング式操舵機構の効きは良好。軽快にターンする。
機体スペック |
全幅 520mm |
全長 180mm |
飛行重量 5.98g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
2010/07/31追記:
先週末のIAC-ASO例会にもちこんでテストを行った。50Li-poでパワフルなフライトを見せてくれたが、減速比が足りないらしくモータが過熱気味。持ち帰ってギアを組み替え、あらためてテストを行う。飛行テスト映像はこちら(4分55秒あたりから登場)