超小型4CH赤外線送信機。tokoさんのところの新製品、超小型送信機基板ITXS4が入っている。基板完成品を買えばいいのにケチってキットを買ってしまったため、極小部品はんだ付けに悪戦苦闘した。写真右側は以前から使っている2CH送信機。なお、使い始めてあとから気がついたが、見かけはカッコいいがスティックが短すぎて精度よくコントロールができないという欠点がある・・・ 製作年月2006年5月
どんな風に飛ぶのか興味津々で、5月後半の飛行会直前にイッキに作り倒した新型機。 羽ばたき機は翼幅を小さくすると急速に揚力が減少するが、それを羽根の数で補えないか?片側100mmの羽根8枚は片側200mmの羽根4枚に匹敵する揚力を生み出すのではないか?という着想で作った、ピスタチオサイズ(翼幅8インチ)の8枚羽根機。構造的にはこれまでの4枚羽根機を上下に重ねたもの。Mk06-4.5モータ1基で、4本のリンクロッドを介してすべての羽根を駆動する。 さっそくテスト飛行を敢行した結果は・・・最初のうちは期待倒れ。羽根の数を増やしても、やっぱりピスタッチオサイズでは定常飛行できず。だめか~ またしても雪辱ならず。 仕方ないので上半分の4枚にカーボンスパーを継ぎ足して翼幅を11インチに増やしたところ、ようやく元気よく飛び回るようになった。 これまでの2枚~4枚羽根機では、飛行中、左右どちらかに回りこむ癖が出がちだったが、さすがに羽根の数が多いと個々の羽根のアンバランスが打ち消されるせいか、直進性良好という副次的な効果は確認できた。小型軽量のIRX3受信機も初めて使ってみたが、なかなかいい感じ。
機体スペック |
全幅 280mm |
全長 200mm |
飛行重量 約9g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2006年5月 |
5月28日のSSFC飛行会で飛んでいるところを、tokoさんが撮影してくださった写真↓
不思議な物体ですねえ
11インチ機がメカニズムのアップデートや30mAhLi-po搭載で見事に飛べるようになったのに味をしめ、翼幅をさらに縮めてピスタッチオ・スケール(8インチ)に再トライ。 結果:全力で羽ばたくも上昇できず。やっぱダメかあ~ 翼幅10インチ付近に見えない壁があるのか?それとも11インチ機と比べて、翼面積は半減しているのに重量がわずか0.4gしか下がっていないのが敗因か?フル・カーボン化とか、抜本的に仕様を見直さないと、このサイズでの安定飛行は難しいのか?う~む・・・とこの当時は悩んでいたが、その後、他のSSFCメンバーの努力で、この壁は見事にクリアされることになった。それどころか、翌年には4インチ機まで登場しようとは予想もできなかったが。
機体スペック |
全幅 200mm |
全長 180mm |
飛行重量 約6.1g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2006年5月 |
この頃、記事執筆のために量産型LUNAを文字通り量産したり、さまざまな細部構成やセッティングを試したりしていたが、まあほぼ仕様のメドもついたので、ちょっとした気分転換に、以前作りかけてほったらかしてあった「ちびLUNA」を復活させてみた。 最新型で具合のいいカーボン・チューブ軸受けや新型クランク・ホルダ等をフィードバックして効率アップをはかる一方、Mk06-4.5モータと虎の子のIPX-30リポ電池を搭載して軽量化。翼幅280mm(11インチ)の機体が飛行重量6.5gに仕上がった。 飛行テストの結果も上々。ハーフ・スロットル程度でラクラク定常飛行できるので、モータに無理な負荷をかけることなく長時間飛行ができる。結果として、この構成がその後の数々の派生型や新型の基本になった。
機体スペック |
全幅 280mm |
全長 190mm |
飛行重量 約6.5g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2006年5月 |
2006年のGW連休中、SSFCとしては初の合宿というか泊りがけオフ会が開催された。合宿といっても、通常の飛行会に前夜の飲み会がくっついただけだが、筆者は遠い道のりを連日往復するのがめんどくさかったので、メンバー数名と共に現地泊にしてしまったのだった。 まだ明るいうちから始まった飲み会では、浜松からゲスト参加された野末さん(監督のブログ)が、趣味から仕事、地元の生活に至る幅広い話題を次から次へご披露くださって、実に面白かったですねえ。その後ホテルにチェックインして二次会に流れ込み、最後は日付が変わって店から追い出されるまで、時間の経つのを忘れて楽しく過ごしたのでありました。ちなみに4日の飛行会も大盛況だったのはいうまでもなく。と、何だか付け足しのようだが。当時の様子がこちらに(超小型ラジコン飛行機研究所ブログ内)。本家Indoor airplane world(SSFCホーム)の中ではここに。このとき覚えたオフ会の味が忘れられず、その後、秋の浜松遠征オフ、翌年5月の熱中生活フェスタ応援オフと、恒例化した(ヤみつきになった?)のだった^^