羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

「ドコモとコドモとオトナの科学 #2 デルタ・ツイスター」放送決定

2013-02-23 09:17:03 | 案内(TV放映)

先日の記事でお知らせしたTV番組のタイトルと放映日時が決定しました!

 
「ドコモとコドモとオトナの科学 #2 デルタ・ツイスター」
出演:メディア・アーティスト 八谷和彦  高橋祐介(羽ばたき飛行機製作工房)
 
放映時間:
本番: 2013年3月12日(火)22:45〜23:00
再放送: 2013年3月17日(日)13:45〜14:00
シフトタイム放送:3月16日(土)早朝
 
NOTTVを視聴可能な方はぜひご覧ください。お楽しみに!
 

ワークショップ用羽ばたき機「空飛ぶパンツ2」飛行動画をアップしました

2013-02-21 00:01:48 | Video Clips(羽ばたき機)

現在開発中のワークショップ用羽ばたき機キットは、パーツを3Dプリンターで出力していることが特徴です。また、尾翼のないシンプルな三角形の平面形をもつことから、できれば「空飛ぶパンツ」の愛称で呼びたいと思っていましたが、このほど元祖「空飛ぶパンツ」の製作者である野尻抱介さんからご快諾をいただきましたので、今後この機体を「空飛ぶパンツ2」と呼称することにします。

けさは天気もよく風も弱かったので、公園で屋外飛行テストを行いました。パタパタと軽快な羽ばたき音を響かせて元気に飛行します。

テストのようすはこちらの動画でご覧いただけます:


ワークショップ用羽ばたき機3Dプリントパーツ入荷

2013-02-16 17:25:07 | 製作記事(羽ばたき機)

先月末から開発を始めたワークショップ用オリジナル羽ばたき飛行機ですが、ワンオフプロトタイプ試作3DプリントパーツのCADデータ作成を経て、Shapewaysに発注していた試作パーツが無事到着しました。

さっそく成形状態をチェック。例によって小さな穴が未焼結の樹脂粉末で埋まっており、クリーンナップが必要ですが、各部の寸法はバッチリで、ゆがみもありません。プラパーツは本体とアームの2点で構成されますが、合計重量は1.45グラムとまずまずの線に収まっています。

大急ぎで組んでみると、肝心のヒンジ部の嵌合がきつく、また形状にもミスがあって、スムーズに可動しないことがわかりました。ここは次回ロットで設計修正するとして、今回はカッターとやすりで手動修正。0.8ミリ径のピアノ線を曲げてクランクを作り、カーボン・ロッドの主翼スパーを差し込んで、翼面フィルムを張って、このように組み上がります。

FAIラバー込みの総重量は2.6グラムと、ほぼプロトタイプと変わらない軽さに仕上がりました。ゴムを巻いてテストしてみると、軽いだけあってパタパタといい感じで飛行します。ワークショップにぴったりのシンプルな超軽量羽ばたき飛行機組立キットが誕生しました。

機体スペック
全幅                 400mm
全長                 155mm
飛行重量               2.6g
(動力用ゴム含む)

  製作年月 2013年02月


ワークショップ用3Dプリント羽ばたき機パーツデザイン完成

2013-02-10 07:30:00 | 製作記事(羽ばたき機)

今後開催予定のワークショップで使用するオリジナル羽ばたき飛行機キットのパーツを、フリーの3D-CADソフトである123Dで設計しました。できあがったデータを、さっそく3Dプリント出力サービスのShapewaysに送って、出力を依頼。成形に問題なければ、1週間程度でパーツが日本に到着するはずです。3Dプリントされたパーツはちゃんと組み上げることができるだろうか、できた機体は、先日製作したプロトタイプ同様ちゃんと飛んでくれるだろうか、期待と不安が入り混じります。

パーツ到着次第レポートをアップしますので、プロジェクトの今後の進行に引き続きご注目ください。

 


デルタ・ツイスター製作ワークショップが開催されました

2013-02-09 16:59:57 | 報告記事(その他イベント)

1週間遅れの報告になってしまいましたが、2月3日に都内で開催されたデルタ・ツイスター製作ワークショップに参加してきました。

このワークショップは、日本初のスマートフォン向け放送局であるNOTTVと、学研大人の科学マガジンのタイアップで実現したもの。一般公募で集まった参加者の方々にデルタ・ツイスターを製作いただき、体育館でみんなで飛ばしてみようという企画です。メディア・アーティストの八谷和彦さんが主演、講師と司会進行を務められました。筆者はゲストとして招かれ、デルタ・ツイスターの開発者として、製作支援およびできあがった機体の調整等の指導にあたりました。親子で参加された方も何組かあり、みなさん楽しみながら、製作やテストフライトに取り組んでおられました。

当日の模様は、NOTTVの3月開始予定の新番組の中の1篇として放送されます。番組名や放送日時が決まりましたらあらためてご案内します。お楽しみに!

上の画像はワークショップ開始前、番組導入部の撮影風景です。画面中央が筆者。八谷さんによるイントロダクションをみんなで聞いているところです。写真は当日サポーターとして参加いただいた超小型飛行体研究所のとしちゃんによるもの(ありがとうございます)。

2013/02/11追記:
としちゃんからもう1枚画像を提供いただきました。ワークショップ終了後、持ち込んだ機体によるデモフライトの様子を撮影しているところ。今回はさまざまなプロ用機材を持ち込んでの本格的な撮影でした。番組放映が楽しみです。