羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

続編プロジェクト始動

2006-02-28 22:06:37 | 報告記事(執筆活動)
これを書いている今(2007年6月)にして思えば、この頃すでに「PICマイコンでつくるインドア・プレーン」に続くインドア・プレーン解説書の第2弾を制作しようというプロジェクトが動き出していたのである。あれからはや1年半・・・いろいろあったなあ

5号機・・・異形の鳥

2006-02-26 23:55:14 | 製作記事(羽ばたき機)



ゴム動力仕様で作ってみてなんとか飛ぶことがわかったタンデム複葉の羽ばたき機構を、4号機に移植。 最初は「とんぼ」をイメージしていたが、出来上がってみると全然違う。何やら地上の生き物っぽくない。禍々しいというか。飛行テスト結果は不調。上昇できなかった。で、あえなくスクラップ置き場行き。なお、前後の主翼はピアノ線で作ったトルクロッドで左右互い違いに連結されている。このシステムは後にタンデム8葉!機で日の目を見た。

       機体スペック
全幅                400mm
全長                300mm
飛行重量           約12g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月   2006年2月


無尾翼羽ばたき機の可能性

2006-02-20 20:44:46 | 関連情報(羽ばたき機技術関係)
無尾翼の羽ばたき機なんて飛べるのか?それでなくてもピッチングとか起こりがちなのに~と思っていたら、先日motoさんが開発中の機体ですばらしいフライトを披露してくださった→動画
これには目からウロコが何枚も落ちた感じであった。その後、自分で再現しようと思っても全然再現できないので、いったいどうなってるんだろう???と疑問の日々だったが・・
おおっ、あの東大で、無尾翼羽ばたき機が研究されている!→論文
なるほど~こうやればいいのか~って、読んでも全然わからないぞ?辛うじて、空力中心が翼前縁から30%がベスト、ってことだけ読み取れた。あんまり頭上げでもいけないんだなふむふむ。いつかトライしてみよう。
・・・とこの当時は夢だった無尾翼羽ばたき機が、1年後にはフツウに飛び回っているとは思いもしなかった。羽ばたき機の進化は速い。

4.5号機(先祖がえり)

2006-02-11 20:12:41 | 製作記事(羽ばたき機)

当初単葉機として製作した4号機だが、このようにかんたんに翼セットを換装して複葉機にコンバートしたりすることもできる。機体サイズに余裕があるので、コントロール装置をカプラジ(Bit Char-Gのような超小型トイラジコンカー)のRC機材に積み替えても軽快な飛行を見せた。残念ながら現存せず。 2月12日のSSFC飛行会でのテストシーンはこちら→動画

       機体スペック
全幅                330mm
全長                300mm
飛行重量           約10g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月   2006年2月

なお、この日の飛行会には、多数の羽ばたき機が集合した。motoさんのパクルナシリーズ、としちゃんのTORATANU LUNYA、そして筆者の機体、合計6機が居並ぶさまは壮観だった。恐るべしLunaミームの繁殖力!


4号機単葉

2006-02-09 07:57:38 | 製作記事(羽ばたき機)

4号機はシンプルな単葉機として製作。 tokoさんの新しいIRX2基板完成受信機搭載。減速ギアの終段には81枚スパーギアを使ってトルクを追求。翼面等は容易に換装できるようにしてあって、今後さまざまなフォーマットの羽ばたき機のテスト用プラットフォームとしての活用をめざした。飛行会では、「お約束」のフロアからの自力テイクオフも難なくこなし。単葉機の可能性を感じさせた。単葉機の特徴として、手に持っているときはピッチングが激しいように感じるが、手を離れると、スムーズに、力強く飛行する。複葉機の、どこか昆虫じみた羽ばたきとは異なる、鳥の優雅さが感じられる。その後、新作用の部品取り機となり、現存せず。

       機体スペック
全幅                400mm
全長                300mm
飛行重量             約8g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月   2006年2月


2号機単葉化改造

2006-02-05 14:22:41 | 製作記事(羽ばたき機)

オクラ入りした2号機のメカを流用して、単葉タイプに改造してみたもの。 6mmモータではややアンダーパワー気味。むしろ翼を拡大した方がいいかも、との結果となり、部品取り用のスクラップに。

       機体スペック
全幅                330mm
全長                300mm
飛行重量          約7.5g
(70mAhLi-po電池含む)
製作年月   2006年2月