これを書いている今(2007年6月)にして思えば、この頃すでに「PICマイコンでつくるインドア・プレーン」に続くインドア・プレーン解説書の第2弾を制作しようというプロジェクトが動き出していたのである。あれからはや1年半・・・いろいろあったなあ
無尾翼の羽ばたき機なんて飛べるのか?それでなくてもピッチングとか起こりがちなのに~と思っていたら、先日motoさんが開発中の機体ですばらしいフライトを披露してくださった→動画
これには目からウロコが何枚も落ちた感じであった。その後、自分で再現しようと思っても全然再現できないので、いったいどうなってるんだろう???と疑問の日々だったが・・
おおっ、あの東大で、無尾翼羽ばたき機が研究されている!→論文
なるほど~こうやればいいのか~って、読んでも全然わからないぞ?辛うじて、空力中心が翼前縁から30%がベスト、ってことだけ読み取れた。あんまり頭上げでもいけないんだなふむふむ。いつかトライしてみよう。
・・・とこの当時は夢だった無尾翼羽ばたき機が、1年後にはフツウに飛び回っているとは思いもしなかった。羽ばたき機の進化は速い。
これには目からウロコが何枚も落ちた感じであった。その後、自分で再現しようと思っても全然再現できないので、いったいどうなってるんだろう???と疑問の日々だったが・・
おおっ、あの東大で、無尾翼羽ばたき機が研究されている!→論文
なるほど~こうやればいいのか~って、読んでも全然わからないぞ?辛うじて、空力中心が翼前縁から30%がベスト、ってことだけ読み取れた。あんまり頭上げでもいけないんだなふむふむ。いつかトライしてみよう。
・・・とこの当時は夢だった無尾翼羽ばたき機が、1年後にはフツウに飛び回っているとは思いもしなかった。羽ばたき機の進化は速い。
当初単葉機として製作した4号機だが、このようにかんたんに翼セットを換装して複葉機にコンバートしたりすることもできる。機体サイズに余裕があるので、コントロール装置をカプラジ(Bit Char-Gのような超小型トイラジコンカー)のRC機材に積み替えても軽快な飛行を見せた。残念ながら現存せず。 2月12日のSSFC飛行会でのテストシーンはこちら→動画
機体スペック |
全幅 330mm |
全長 300mm |
飛行重量 約10g |
(70mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2006年2月 |
なお、この日の飛行会には、多数の羽ばたき機が集合した。motoさんのパクルナシリーズ、としちゃんのTORATANU LUNYA、そして筆者の機体、合計6機が居並ぶさまは壮観だった。恐るべしLunaミームの繁殖力!
4号機はシンプルな単葉機として製作。 tokoさんの新しいIRX2基板完成受信機搭載。減速ギアの終段には81枚スパーギアを使ってトルクを追求。翼面等は容易に換装できるようにしてあって、今後さまざまなフォーマットの羽ばたき機のテスト用プラットフォームとしての活用をめざした。飛行会では、「お約束」のフロアからの自力テイクオフも難なくこなし。単葉機の可能性を感じさせた。単葉機の特徴として、手に持っているときはピッチングが激しいように感じるが、手を離れると、スムーズに、力強く飛行する。複葉機の、どこか昆虫じみた羽ばたきとは異なる、鳥の優雅さが感じられる。その後、新作用の部品取り機となり、現存せず。
機体スペック |
全幅 400mm |
全長 300mm |
飛行重量 約8g |
(70mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2006年2月 |