羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

先尾翼実験機

2008-07-28 06:22:40 | 製作記事(羽ばたき機)



ハンパじゃない大阪の暑さにうだりながらも、一週間後の飛行会に向けて新作に取り組んでいる。
今回は、新しい羽ばたき機構を試してみた。大型の機体ではよくみかける形式だが、インドア機では重量や効率の面でどうなるか。
本当なら操舵機構もひとひねり入れたいところだが、なにぶん気力が続かないのでとりあえずスロットルオンリー。機体の先端に小さめのカナードを取り付けて安定を出している。
思ったより軽くはできたし、とりあえずは飛ぶようなので、このまま持っていこうかどうしようか。

       機体スペック
全幅                300mm
全長                280mm
飛行重量             4.4g
(20mAhLi-po電池含む)
製作年月   2008年7月

2008/08/02追記:
夏休みに入って以来(って会社には行っているわけですが気分的に)、暑さのせいもあって毎日のように飲みに出てしまい、ちっとも工作がはかどらない。長い間楽しみにしていた飛行会がいよいよ明日に近づいてきたので、作りかけのままだった機体を少しだけ手直しした。先尾翼はオートフライトから流用。車輪はシャレです(回るけど用をなさない)。この機体に合った操舵機構が思い浮かばなかったので、スロットルオンリーのままだが、飛行性能は良好。スイスイとよく上昇する。飛行重量は4.7gに増加(車輪の分だな)。

2008/08/03追記:
いよいよ飛行会当日。いきなり寝坊してしまったが出発は昼なので余裕。パッキングはこんな感じで。研究所特製のキャリングハンドル付きカートンケースにすっきり収納^^


Trilobite2.5

2008-07-20 08:12:40 | 製作記事(羽ばたき機)

前回の飛行会でのテスト結果の反省にもとづいて、2号機の機体を小型化。前翼は研究所特製の発泡スチロールスライスボードで作り直し、剛性アップをはかった。
前翼上面にも垂直フィンを追加したので、外形的にはほんとうに上下対称になったが、その分、大きなラウンデルを描き入れて背面飛行時の上下判別をしやすくした。
予備テストでは、くるりとかんたんにロールするようになったが、再度の本テストではどういうフライトを見せてくれるか。8/3の飛行会が楽しみ。

       機体スペック
全幅                340mm
全長                280mm
飛行重量             8.9g
(30mAhLi-po電池含む)
製作年月   2008年7月

機体下面:

1号機とのツーショット:

2008/07/21追記:
その後も冷房もない部屋に引きこもってああでもないこうでもないと作業中。

スマートサーボの取り付け位置を後退させてみた:

これでも今ひとつなので、思い切って1号機同様サーボ1基に改造:

おっ今度はいい感じ。1号機のあのフライト感覚が再現できた気がする。裏返ってもそのまま平気で飛んでいるし。省電力・軽量化できたのもうれしい。

ということで、最新スペックをあらためて掲載:

       機体スペック
全幅                340mm
全長                280mm
飛行重量             7.9g
(30mAhLi-po電池含む)
製作年月   2008年7月