10年少し前、香港に本拠を置く玩具メーカーから「i-Bird」という小型RC羽ばたき機が発売されていました。翼幅30センチと小柄ながら、ホバリング気味に調整すれば狭い室内でも飛ばせるというなかなかのスグレモノでした。
オリジナルは本家のカタログから消えて久しいですが、現在はライセンス品(コピー品?)の同型機があちこちのメーカーから販売されています(入手例)。
今回、この現行品を改造してリニューアルしてみました。オリジナルでは4枚だった羽ばたき翼を2枚に減らし、より本物の鳥に近いフォーマットとしています。駆動部は独自に設計し3Dプリントしたパーツで置き換えています。
さっそく近くの公園に持ち出してみたところが以下の動画です(画像クリックで再生)。左右の翼を羽ばたかせて、元気よく飛んでくれます。まるで最初からこのようにデザインされているかのような完成度です。改造ベースとしてのオリジナル版の基本設計がよかったということでしょうね(設計者さんの才能に感謝)。
現行品は国内の一般小売店ではみかけないため、海外通販などで入手する必要があるのが難点ですが、その気になれば意外と簡単です。
ご要望が多ければ、改造レシピと3Dプリント用データを公開してもよいかと思っています。応援よろしくお願いします。