ドイツから帰国するなり大活躍、今や新潟のクラシック・シーンに欠かせない存在となっているピアニスト 品田真彦さん。
その品田さんのリサイタルが新潟市西コミュニティセンターで行われる(しかも無料!)と言う情報をキャッチ、雪降る中、新新バイパスを飛ばして会場へ。
新潟市西コミュニティセンターに行くのは初めての私、「会場は2階大ホールか。こんなところに大ホールがあったとは…。同じ西区に住みながら知らなかった。灯台下暗しって奴だな…。」と思って会場に入ると、そこは体育館、パイプ椅子とピアノが置かれていた…。
「マジかぁ…。しかし、体育館でピアノの音ってまともに響くのかなぁ…。」と思っているうちに、運営管理委員会の会長さんあいさつに続き、品田さん登場。
集まった方々は近くに住む高齢者やキッズがメイン…というシチュエーション、有名曲のオンパレードかと思いきや、意表をついてオープニングはいきなりバッハのフランス組曲第5番。
「お~っ、バッハ!しかもちょっと硬めだけど響きも良い…。」と意表を突かれる。
聴衆の方も静かに鑑賞、「よっぽど、りゅーとぴあの東響定期のおば様達よりマナー良いじゃん。」(ただし、一回携帯鳴りあり。)と、これまた意表を突かれているうちにシベリウスの「樅の木」、ドビッシーの「映像 第一集」、ブラームス「ワルツ 8番、15番」、そしてショパンの「マズルカ op7-1、17-4,24-2、華麗なる大円舞曲 Op.18」…という本格ナンバーが美しく奏でられていく。
どの演奏も品田さんらしい優しいタッチが印象に残ったが、個人的に大好きなドビッシーの映像が美しくもダイナミックに演奏されて大興奮。「雪降る中、来てよかった…。」という感じ。
アンコールとしてイカしたアレンジの「クリスマス・メドレー」、そして会場みんなで「きよしこの夜」を歌ってコンサートは幕になった。
パンフレットを見ると、西コミュニティセンターでは平成24年以降、年2回ペースで手作りコンサートが行われ、品田さんは今回で3回目の登場だった様。来年度も7月と12月にコンサートが予定されている…とのことで「要注目だな。」と思った次第。
品田さんは来年1月10日 りゅーとぴあスタジオAで開かれる「越の風2015 室内楽作品展」に出演予定、それにソロ・リサイタルも計画中…とのこと。これからも品田さんの活躍に期待したい。
行ってビックリ、そこは体育館!ですよね。
スリッパに履き替えませんでしたか?
「アルスノヴァ」のコンサートでしたが、それなりに楽しめました。
行ってビックリ、そこは体育館!>
本当にビックリしましたね~。スリッパに履き替えて最前列で聴かせていただきました。帰りに皆で後片づけもしましたね。
意表をついて結構音も良かったですね。また、是非、行きたいと思っています。これからもよろしくお願いします。