りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

意表を突かれたなぁ…。品田真彦 ピアノ・リサイタル 西コミュニティセンター

2014-12-21 17:01:38 | コンサート

 

  ドイツから帰国するなり大活躍、今や新潟のクラシック・シーンに欠かせない存在となっているピアニスト 品田真彦さん。

  その品田さんのリサイタルが新潟市西コミュニティセンターで行われる(しかも無料!)と言う情報をキャッチ、雪降る中、新新バイパスを飛ばして会場へ。

 新潟市西コミュニティセンターに行くのは初めての私、「会場は2階大ホールか。こんなところに大ホールがあったとは…。同じ西区に住みながら知らなかった。灯台下暗しって奴だな…。」と思って会場に入ると、そこは体育館、パイプ椅子とピアノが置かれていた…。

「マジかぁ…。しかし、体育館でピアノの音ってまともに響くのかなぁ…。」と思っているうちに、運営管理委員会の会長さんあいさつに続き、品田さん登場。

 集まった方々は近くに住む高齢者やキッズがメイン…というシチュエーション、有名曲のオンパレードかと思いきや、意表をついてオープニングはいきなりバッハのフランス組曲第5番。

 「お~っ、バッハ!しかもちょっと硬めだけど響きも良い…。」と意表を突かれる。
 
 聴衆の方も静かに鑑賞、「よっぽど、りゅーとぴあの東響定期のおば様達よりマナー良いじゃん。」(ただし、一回携帯鳴りあり。)と、これまた意表を突かれているうちにシベリウスの「樅の木」、ドビッシーの「映像 第一集」、ブラームス「ワルツ 8番、15番」、そしてショパンの「マズルカ op7-1、17-4,24-2、華麗なる大円舞曲 Op.18」…という本格ナンバーが美しく奏でられていく。

 
 どの演奏も品田さんらしい優しいタッチが印象に残ったが、個人的に大好きなドビッシーの映像が美しくもダイナミックに演奏されて大興奮。「雪降る中、来てよかった…。」という感じ。

 アンコールとしてイカしたアレンジの「クリスマス・メドレー」、そして会場みんなで「きよしこの夜」を歌ってコンサートは幕になった。

 パンフレットを見ると、西コミュニティセンターでは平成24年以降、年2回ペースで手作りコンサートが行われ、品田さんは今回で3回目の登場だった様。来年度も7月と12月にコンサートが予定されている…とのことで「要注目だな。」と思った次第。

  品田さんは来年1月10日 りゅーとぴあスタジオAで開かれる「越の風2015 室内楽作品展」に出演予定、それにソロ・リサイタルも計画中…とのこと。これからも品田さんの活躍に期待したい。


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2 コメント

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Unknown (アンダンテ)
2014-12-21 20:20:43
「大ホール」、私も行った事があります。
行ってビックリ、そこは体育館!ですよね。
スリッパに履き替えませんでしたか?

「アルスノヴァ」のコンサートでしたが、それなりに楽しめました。




Unknown (りゅーと)
2014-12-22 19:23:34
 アンダンテさん、コメントありがとうございました。

 行ってビックリ、そこは体育館!>
 本当にビックリしましたね~。スリッパに履き替えて最前列で聴かせていただきました。帰りに皆で後片づけもしましたね。

 意表をついて結構音も良かったですね。また、是非、行きたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

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