りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

石丸由佳 オルガンリサイタル

2011-02-13 23:59:23 | コンサート

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 新潟市出身で第22回シャルトル国際オルガンコンクール グラン・プリに輝いた石丸由佳さんのリサイタルが緊急開催!ということでりゅーとぴあまで足を運ぶ。石丸さんはりゅーとぴあでオルガンに出会い、りゅーとぴあ第1期オルガン研修講座を修了後、東京芸大、同大学院に進まれたということ。

 会場についてびっくり。なんとオルガン・リサイタルなのに当日券に列が出来ている!こんなの初めてということで思わずデジカメでパチリ。

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 会場に入るとぱっと見、4割以上埋まっている感じ。オルガンリサイタルと言えばいつもは200人アンダー、「ロッテオリオンズ時代の川崎球場状態」(観客の数を数えようと思えば数えられるという意味)なので、これは画期的出来事。

 演奏的には、この観客に応えるかのように石丸さんは熱演。前半のバッハ、アラン、ギユー、ヴィドールはシャルトル国際オルガンコンクールの本選課題曲だったようだが、本当にエネルギッシュな演奏を聴かせてくれた。バッハ以外は当然初めて聴く曲ばかりだったが、ギユーのたたみかけるような激しいトッカータがプログレ好きの私には印象に残った。

 後半は新潟県出身、石丸さんの恩師である後藤丹さんの「故郷による幻想曲」、「さくら幻想曲」をはじめ、フランクの「祈り」などを演奏。ミラーボール、ライトアップなど施され幕となった。ブラボーもかかって会場は大盛り上がり。アンコールは「27のコラールより、わが心の切なる願い」(石丸さんがりゅーとぴあで初めて弾いた曲とのこと)。

 休息20分を含め、2時間を超えるボリューム感たっぷりの初リサイタル、素晴らしい出来だったと思う。

 テクニック的にもルックス的にも光るものがある石丸さん、これからグラン・プリ副賞として50回もの世界ツアーに出かけるとのこと。道は険しいとは思うが健闘をお祈りしたい。

※ なお、このリサイタルの模様はTeNY テレビ新潟 3月3日(木)15:50~16:50で放映予定とのこと。  


にいがた冬 食の陣参戦。次戦は酒の陣

2011-02-13 23:25:13 | 新潟ライフ

 子供とともに「にいがた冬 食の陣」新潟ふるさと村会場へと向かう。

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 午後2時過ぎと出遅れたため、売り切れブースが続出。結局、新潟B級グルメとは何の関係もない「たこ焼きともつ煮込み」を子供と食べることになった。美味だったが、狙っていた佐渡のブリカツ丼が食べられず少し残念。

 まぁ、私の本命は来月12日、13日に朱鷺メッセで開催される「にいがた酒の陣2011」。試飲前売り券が売っていたので忘れないうちにと購入しておく。

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 イベント一つ一つを見てみると、いろいろ運営に問題はあるのだろうが、やはりこうしてイベントが開かれるのは良いことだと思う。スタッフの皆様方にエールを送りたい。


マーラーはお好き?

2011-02-13 14:20:11 | クラシック

 今シーズンはマーラー生誕150年・没後100年ということで、マーラーのコンサートが目につく。「マーラー 君に捧げるアダージョ」と言う映画もGWに公開されるらしい。(新潟にはくるのかな?シネ・ウインドさんよろしく! しかし、邦題ダサ過ぎないか?)

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 さて、マーラー、熱狂的マニアも多いものの、アンチも多いことでも知られる作曲家。ショスタコーヴィッチ、ブルックナー、シェーンベルクらとともに「苦手な作曲家」にあげられることも多いようだ。

 私個人は、熱狂的なファンでもアンチでもないのだが、「なんでこんなに長いんだ…」と思うことはしばしば。作曲家本人的には無駄なパートなど一つもない!のだろうが、凡人の私的には所々、素晴らしく美しいパートがあるのにもかかわらず、あまりにも曲全体が長いので印象が薄れてしまうのだ。第1番、2番、5番あたりはともかく、今回の東京遠征で聴いた第3番や第4番などは3割程カットしても作品として十分成立するのではないだろうか?

 こんなこと書くとマニアは激怒、ぶっ殺されるかもしれないが、賛同してくれる方も多いのではないかと密かに確信している。


NHK交響楽団 第1695回定期公演 Cプログラム

2011-02-13 13:54:42 | コンサート

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指揮:チョン・ミョンフン  マーラー: 交響曲 第3番 ニ短調
アルト:藤村実穂子 女声合唱:新国立劇場合唱団  児童合唱:東京少年少女合唱隊

 NHK交響楽団、通称N響。

 日本最高のオーケストラ…と言うことになっているのだが、クラシック・ファンの間の評判は必ずしも芳しいものではない。曰く「音が冷たい。官僚的」、「手抜きが多い」、「日本最高なのは給料の高さだけ」etc…。とかなりの言われよう。

 かく言う私もこれまで3回(新潟2回、京都1回)N響の公演を聴いたことがあるが、いずれの公演でも、その演奏レベルの高さは認めつつ、「日本最高のオーケストラ(少なくても給料は最高)なら、もう少し凄い演奏をしてもらいたいものだ。」という思いが残ったものだった。

 しかし、今回のマーラーの第3番は違う。「N響の底力を聴かせてもらった。本場所のN響は凄い。」と言わせてもらおう。

 6楽章、100分に渡る演奏はだれることなし。暗譜によるミョンフンの指揮により、早めのテンポでグイグイと引っ張りつつ、破綻のないところは流石。迫力と洗練…、絶妙なバランスのところでの演奏を聴かせてくれた。

 今回、特筆すべきは金管部門のレベルの高さ。とりわけホルンの松崎氏は完璧。トロンボーン・ソロ、第4楽章のハモリもビシッと決まり、N響とはこんなに凄いのか…と初めて感じた次第。

 フィナーレ、4対のティンパニタイミングが微妙にズレたのが惜しかったものの、全体的にほぼパーフェクトな演奏だったと思う。ほとんど満員の観客から惜しみない拍手が送られていた。

 しかし、なんでこう言う演奏を地方公演でしてくれないというか、出来ないのか…。今回の演奏はミョンフンの力量に負うところが大きかったのかもしれないが、地方公演でこそ気合いを入れて演奏して欲しいところである。

※ なお、本公演は3月13日のN響アワーで放映されるとのこと。


シトロエン青山訪問

2011-02-13 13:12:29 | シトロエン

 東京交響楽団の公演が終わった後、19:00開演のN響定期まで間があったので、久々にシトロエン青山ショールームを覗きに行く。

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 ニュー・モデルのDS3、C3をはじめ、マイナーチェンジしたC5セダン、ツアラーなどが展示。フラッグシップ・モデルのC6の姿を消したのは寂しいが、展示場自体には勢いがあるようだ。今年はさらにC4、D4が投入されるシトロエン。いつこのショールーム撤退になるのか心配していたのだが、販売台数も上向きだし、なんとか大丈夫そう。ニューモデルがリリースされたらまた訪れてみたい。