日曜日、カミさんの「子供に多彩な経験を」の方針に従って、りゅーとぴあ5Fの能楽堂で開かれた「狂言ワークショップ」に参加。(本当はだいしホールで開かれていたシャーリー・プリル クラリネット・リサイタルの方に行きたかったのだが…)。
講師はNHK教育「にほんごであそぼう」にも出演中(らしい)の深田博明治さんと高野和憲さんという豪華ツートップ。それを参加者13名で体験できるとは贅沢と言えば贅沢な企画。参加してみて結構面白かった。
さて、りゅーとぴあの「能楽堂」、りゅーとぴあの計画が発表された時、「人口50万人都市(当時)にあって、このような能楽堂が必要なのか?」とメチャクチャ批判されたことを覚えている。
私も今でもそのような意見に反論できる材料はないのだが、ここでたま~に開かれるクラシック・コンサートは実に雰囲気があるのは事実。これまでデュオ・プリマ、鈴木大介(G)などをここで聴いたが、極めつけはなんと言っても、昨年のラ・フォル・ジュルネ新潟でのピーター・ウェルスペイによるバッハ無伴奏チェロ組曲。能楽堂に響き渡るバッハ…、実に雰囲気のあるリサイタルだった。今年のラ・フォル・ジュルネでもこの能楽堂でコンサートが行われると思うが、正直、買いだ。あまりプッシュすると自分のチケットが買えなくなりそうだが、りゅーとぴあの素晴らしい一面を多くの人に感じてもらいたいと思う。
(枯山水の中庭を横目に歩いて行くと能楽堂が…。素晴らしいシチュエーションでの能楽堂でのリサイタル。もったいぶらず、もう少し能楽堂でのリサイタルを増やしてもらいたいものだ。)