Pen5月15日号「保存版 1冊まるごと、美しい腕時計」をぼんやりと眺める。
私は自分ではヘビーな時計好きとは思わないのだが、ブライトリングのモンブリランとIWCのGTIクロノグラフの2本の機械式時計を所有しているので、端から見れば「時計マニア」ということになるのだろう。
ところが、私、実はあまり腕時計をするのは好きではないのだ。普段、通勤時は主にIWCを使用しているのだが、職場に着くとすぐに外して、パソコンの横に置いて置き時計状態。休日などは腕時計をせず、アイフォンで時間を確認している状態。
パソコンを打っているとやはり重たい機械式時計は負担…というのが正直なところ。それに、IWCなどリューズが大きいので、長くしていると結構腕に当たって赤くなってしまうのだ。
「そんなんで、時計好きといえるか!」と言われれば、「そうですね…」とうなだれるしかないのだが、将棋を指さない将棋ファン同様、腕時計をしない腕時計好きというのもアリなのではないだろうか。
一番好きな時計というか憧れる腕時計はA・ランゲ&ゾーネのランゲ1。
最近はかなりデコレティヴになってきて個人的に「???」という感じのランゲだが、やはりオリジナルのランゲ1のデザインは素晴らしい完成度。まぁ、正規で買えば200万円超の天上ブランドなので、自分が所有するというのは考えられないのだが…。
いずれにしても、美しいメカニカルな時計は写真で見ているだけで楽しいものである。