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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

銀河英雄伝説 舞台版 第2章 難易度高そう。どうなる?自由惑星同盟編。

2012-02-29 07:26:21 | 演劇

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 田中芳樹氏のペンによるスペース・オペラ「銀河英雄伝説」略して銀英伝。ビデオ、マンガ、ゲーム、それにパチンコ…といろいろなバリエーションで本当に多くの方に楽しまれているが、一昨年から舞台化され好評を得ている。(たぶん…。)

 そして、この4月から銀河帝国編に続き、ヤン役に河村隆一さんを当て、自由惑星同盟編がスタートとのこと。 

  公式ホームページ→http://www.gineiden.jp/

 軍服、イケメンで固めれば何とか格好がつく感じの銀河帝国編に比べて、自由惑星同盟編はトリューニヒトを始め、キャゼルヌ、ポプラン、アッテンボロー…と、癖のあるキャラクターが多いし、難易度が高いというか、舞台版は難しい…と思うが、銀英伝ファン、特にヤン・ファンとしては恐い物見たさという感じで、足を運んでみたいな…というところ。

 河村隆一さんは自身、銀英伝ファン、特にヤンの大ファンということで熱演を期待している。


ル・テアトル銀座 演劇素人インプレッション。

2011-11-27 06:41:55 | 演劇

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 今回、「松本幸四郎inアマデウス」が上演されたのはJR有楽町駅から徒歩10分あまりのところにあるル・テアトル銀座。

    私の場合、東京だと赤坂にあるサントリーホールを始めとしたクラシック・コンサート・ホールには良く足を運んでいて、雰囲気は分かっているつもりだが、こと演劇…となると全くの素人、当然、ル・テアトル銀座などに行くのは初めて…。

 今回、公演とともに、「演劇会場ってどんな雰囲気のところなんだろう?クラシック・コンサートと違うんだろうか?」などという興味をもってル・テアトル銀座に足を運んだ次第。

 で、第一印象は「うわぁ~、女性客ばっかり。」

   初めて演劇を見に行かれた男性の方はほとんど同じような感想を持つと思うのだが、本当に女性客ばっかりなのだ演劇会場というのは。来る前は「2割ぐらいは男性客もいるのかな~。」と思っていたのだが、とんでもない、男性客は5%以下…という感じ。それも男女ペア以外の一人で来ていた男性客となると、本当に何人いたのだろうか。

 まぁ、今回足を運んだのが平日のお昼、1時半スタートの公演…ということもあったのかもしれないが、それにしても、男性客の少なさに改めて驚かされた。

 年齢層は「所謂、有閑マダムという感じの方がメインなのかな?」と思っていたのだが、確かに主力はそのとおりなのだが、結構、20代~30代のコアな感じの若い方が多かったのが面白かった。また、先生に引率されながら(後方席で)鑑賞していた高校生が結構目についたのだが、「恵まれているな~。」と羨ましいとは思った反面、「音楽に比べて演劇の場合、ある程度の人生経験が必要な気がするし、話の筋の方は分かったのだろうか?」などと思ってしまった。(大きなお世話だと思うけど…。)

  あと、私が良く足を運ぶクラシック・コンサートなどは、いかにも「社交で来ています。」というようなおばさん2人組みが多く、そう言う方は公演中、カバンの中をガサゴソさせたりする方が非常に多く、はっきり言って迷惑な存在なのだが、演劇の場合、同じ2人組で来ていても、集中して観ているというか、「ベテラン」…と言う感じの方が多く、この点は大変羨ましく思った次第。(地方公演だとまた違うのかもしれないけど。)

 しかし、今回のアマデウス、幸四郎さん自身語っていたように「男の嫉妬」がテーマ。幸四郎さんは「女性のお客様の今後の男性操縦法の参考に…」と笑って語っていたようだが、本音では「もう少し男性にも観てもらいたい。」と思っているのではないだろうか?

 日本では演劇・歌舞伎・バレイ…と言った芸術分野は、圧倒的に女性客が多いのが現実のようだが、「このような素晴らしい世界、女性だけに独占させておくのは惜しい。」と思った東京銀座ル・テアトル訪問であった。


松本幸四郎inアマデウス東京千秋楽。「やっぱり幸四郎は凄かった…。」

2011-11-27 04:43:28 | 演劇

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 モーツァルト好きで、映画「アマデウス」は50回以上は繰り返し観ていて、江守徹訳の台本も持っていたりする私。当然、「松本幸四郎inアマデウス」はかねてより1回は観ておきたい…と切望していた。
 しかし、演劇方面には疎い私、公演情報をキャッチしたのが本当に遅く、「もうダメか…。」と諦めかけていたのだが、東京千秋楽は僅かながら空席あり…ということで、即電話予約、休暇を取って上京した次第。

 この「松本幸四郎inアマデウス」、初演以来、ほぼ30年。これまで江守徹、市川染五郎をモーツァルト役に迎え、400回に渡り上演されてきたが、今回、モーツァルト役に武田真治、そしてコンスタンツェ役に内山理名を抜擢、フレッシュな布陣で新たなるスタートを切ることになった。私が観た東京千秋楽は数えてみると426回目の上演となる。

 コンサートについては、年間50回ほど足を運ぶ私だが、演劇については、数年に1回観るか観ないか…という全くの素人。そんな私が、本公演を語るのは気が引けるのだが、素人なりの感想を書かせてもらおう思う。

 まずなんと言っても凄いのはサリエリ役の松本幸四郎さん(以下敬称略)の圧倒的存在感。

 「そんなの当たり前だろう、幸四郎なんだぞ。」と演劇ファンから一喝されそうだが、「やっぱり、幸四郎は凄い…。」と言う言葉しか出てこない。

 幸四郎は最初から最後まで、1部、2部合わせ2時間半近く出ずっぱり、しかも、サリエリだけでなく、解説のセリフ役も担っているので、しゃべりっぱなしというか、もの凄いセリフの量。それを時にシリアスに、時にコミカルに使い分け、グイグイと我々を18世紀末のウィーンへと引き込んでいく。それに、とてももうすぐ70歳になるとは思えないキビキビとした動き。「超一流の役者というのはこう言うものなのか…。」と感心してしまった。

 そんな幸四郎に比べると、モーツァルト役の武田真治はどうしても分が悪い…。それに、映画でモーツァルト役を演じたトム・ハルスの笑い声のインパクトが超強力…ということが重なって、第1部は「固い…。ちょっと弾け方が足りないかな…。」と言う印象がぬぐえなかったのは事実。しかし、第2部、次第にモーツァルトが落ちぶれていくシリアスなシーンになると、俄然、武田真治の演技が光り始めて、「やるなぁ…。」と感心。十分、モーツァルト役の大役を果たしてた…と思う。コンスタンツェ役の内山理名さんの演技は文句なし。イメージどおりのコンスタンツェを演じてくれたと思う。

 演出も幸四郎が担当しているのだが、当時の音楽状況などをサリエリの口から巧みに説明させていて、映画に比べてかなり分かりやすくなっていたし、筋立てもスッキリしていて大変好印象。ただ、やはり当時の音楽界の状況、オペラ史をある程度知ってた方がより楽しめるとは思ったが…。

 宮廷作曲家として栄光の立場にありながら、天才モーツァルトの圧倒的な音楽的才能に嫉妬するサリエリ…、自分の作った曲の数々がモーツァルトの傑作により、死後消え去っていくことが見えてしまっている為、苦悩の末、モーツァルトの暗殺を図る…という本作のストーリーはあまりにも有名なので詳細は省略させていただくが、本作の大きなテーマである「男の嫉妬」を幸四郎は余すことなく伝えてくれたと思う。

 人間の本質をつかみだし、2、3時間あまりに凝縮して我々に提示する…、そんな演劇の魅力を十二分に堪能できた「松本幸四郎inアマデウス」。最後は当然、スタンディング・オベーション、満員の観客から惜しみない拍手が送られていた。私も本公演を観ることが出来て本当に幸せだった。

 
 東京公演は本公演をもって終了、これから博多から全国5箇所の地方公演が開始されるとか。もうソールドアウトなのかもしれないが、多くの方に本公演を楽しんでもらいたいと思う。本公演が大成功に終わり、また再演されることを祈念したい。


松本幸四郎主演 舞台「アマデウス」緊急参戦決定。

2011-11-18 20:11:11 | 演劇

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   モーツァルトの謎の死をテーマとしたアカデミー賞8部門を受賞した映画「アマデウス」は1979年にロンドンで初演されたピーター・シェファーによる舞台版が原作。
 この舞台版、日本では1982年に松本幸四郎主演によって初演され大絶賛の嵐をとなり、以降数々の演劇賞に輝き、400回もの上演を重ねている。

 その「アマデウス」、この秋、演出及び主役サリエリ役に松本幸四郎、モーツァルト役に武田真治、そしてコンスタンツェ役に内山理名…という布陣で7年ぶりに上演されることになった…と言うニュースを今日、キャッチ。
 既に公演は始まっており、「もう、席残ってないよなぁ…。」とあきらめモードでネットでチェックすると、東京最終公演25日の席は残っているとのこと。
 平日であるが、強引に休みをとることにし、「それっ!」と言う感じで即予約。ラッキーにも11列目中央…とそこそこの席をゲットすることができた。
 
 この松本幸四郎主演の「アマデウス」、映画版は本当に繰り返しみたし、舞台版は米長邦雄将棋連盟会長が当時、激賞していたこともあって、是非1回観たいと思っていたのだが…今回、実現できそうで本当に嬉しい。

 今思えば、この12日に行われた東京交響楽団の特別公演と合わせ、ダブルヘッダーも可能だったのだが、情報収集が遅れてしまい、このような事態になってしまった次第。
 (演劇の方まで情報収集が追いつかなかった…というところ。)

 まぁ、なにしろ、7年振りの公演ということで、今回逃したら何時観られるか分からない、もしかしたら一生観られないかもしれない…ということで、席が取れただけでもラッキーと思わなければならないだろう。

 無論、主役の松本幸四郎迫真の演技に期待…というところだが、武田真治がどんなモーツァルトを演じてくれるか…今から楽しみでならない。

 今回の「アマデウス」、12月のエアロスミス札幌公演遠征…で資金は枯渇、財政状況はイタリア政府並に悪化中…という感じだが、やはりは両公演とも行っておかないと後悔するのは確実。1月以降、緊縮財政を採ることにし、ここは思いっきり楽しんでおくことにしたい。