電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

チン・シウトン

2009-02-26 20:44:10 | Weblog
今うちの会社がかかわっている宣伝に4月4日公開の『エンプレス 運命の戦い』を手がけているのですが、この作品の監督はチン・シウトン、個人的には自分の宣伝での大きなポイントとなり思い入れの強い『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の監督でもあります。
このチン・シウトン監督には1度だけお会いしたことがあります。それも東京でなんですが、今から16,7年前、ツイ・ハーク監督が東京に来ている時に、夜、会いに行った小料理屋の店に、チン監督も一緒にいて、ツイ監督から「彼がチン・シウトン」と紹介されたのですが、この時の状況はほとんど覚えていません。
武術指導出身監督の撮り方というのは、どれもひと目みてすぐわかるくらいの特徴があるのですが、今、SBシリーズの最後の発売作品になる『14アマゾネス 王女の剣』をチェックしていて、この作品が若き日のチン・シウトンの武術指導作品なのですが、彼の今につながるものがところどころ映像に出ていて、思わず微笑んでしまいました。
古いものを見ると、そのルーツが垣間見えるわけですが、ここ数年、ショウ・ブラザースの作品を見ていると、香港映画のベーシックなものが見えてくるのが非常に面白いわけです。


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2 コメント

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程小東といえば (皆吉忠三郎)
2009-02-27 00:10:53
うら覚えですが「斬首剣」という密書をめぐる日本の侍と中国の剣客の闘いを描いた作品を昔ビデオで観ましたがアクションが凄く迫力がありました。
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 (FREEMAN)
2009-02-27 21:54:45
皆吉忠三郎さん、『妖刀・斬首剣』ですね。80年代の終わりに香港のLDから落としてもらったビデオを見たときは、めちゃくちゃ面白くて興奮した記憶があります。クライマックスの断崖絶壁の対決、あのシーンは凄すぎでした。アクション好きには見てほしい1本です。
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