cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

〆具のEXTREME-畠山研究所
製作物や日々の出来事などです。

10月のパヤオ

2014年10月21日 | 釣り/石垣島辺り
先週の話ですが、前日に急遽お誘いを受けてパヤオに行ってきました。
春に引き続き、一人でチャーターしている男気釣り師に同行させて頂きました。

台風明けでおいしい思いが出来るかもという淡い期待をいだきましたが、船長からのメールで、この間より悪くなっているかも。。。というまさかのお話。

台風のうねりが残るなか、北のパヤオに行きましたが、やはり大きいマグロの群れは入っていなくて、表層にはマイクロ鮪がびっしり。
トップに反応してくるサイズの鮪はほとんど居なくて、時より活性の高いシイラの群れにあたりながら、次々とパヤオを回って行きます。

表層は全くダメなので、ジギングで少しオカズを確保しようとしていると、ちょっとマシな手応えが。。
これはもしかすると。。。
期待通りパヤオの際を巻いている5~6kg程のメバチマグロです。

何匹か釣れて、これはいいぞという事で、久しぶりにスパンカーを出して船を立ててみるも、バーチカルでは誘いきれず、徒労に終わり。。。。
こんな時は最新のルアーが力を発揮するのでしょうが、気の利いた物は手元に無く、万事休すという感じでありました。

この日は潮も緩いという事で、カマスサワラの活性が高く、フォール中にカツカツと嫌な感触が伝わります。
ゴンっプツっとか、何の手応えも無くアっみたいな感じで、3個ものジグが海中に消えていきました。

サワラの歯はサメのそれよりも鋭く、切れ味も凄まじいものがあり、噛まれた魚の断面は包丁で切ったかのように奇麗です。
フッキングしないサワラは本当に厄介なのです。

その後は気配のないパヤオは諦め、帰り道にカンパチをちょこっとイジメてその日の釣りは終了しました。


その晩は珍しく船長参加で錦で反省会を開催。
獲物を少し料理してもらいました。
鉄板のシイラフライとオオメカマス、シイラ、マグロのお造りはどれも美味しかったです。
神経〆の効果で、死後硬直が始まっていないにで、身が固くてゴムみたい。。。などという事も無く、新鮮感抜群でした。




シイラは〆りずらいというお話を良く聞きます。
頭が変な形をしているので、刺し所を誤り安いですね。
船長の刺し所を写真に撮ってきましたので、参考にしみてください。





目の上ちょい後ろくらいに刺し、脳を〆ます。
その後神経〆用に前側から背骨のラインに揃うように〆具で穴をあけます。

ご存知とは思いますが、船に上げられたシイラはルアーを咥えたまま大暴れします。
毎年大勢のフッキング被害が発生していると思われます。
魚が落ち着いた所で、〆具で〆てからフックを外すと被害も少なくなるのではないかと思います。

マグロも同様で、釣り上げるとおとなしくしているのですが、最後一発だけ跳ねます。
死んだ様な顔をしていますが、最後の一発が有りますので、マグロも要注意でね。




















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