cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

〆具のEXTREME-畠山研究所
製作物や日々の出来事などです。

〆具を刺す場所の解説

2016年03月23日 | 〆具関係
〆具を刺す場所がよく分からないと言う方にわかりやすい頭蓋骨モデルで紹介します。

これは先日いただいたカンパチの頭蓋骨で、生け〆の後がはっきり残っています。
最初の写真は側頭部から脳みそに向かって刺した跡です。
目玉の後ろ側に脳みその格納庫が有り、そこを的確に捉えています。
魚の旨みを逃さない為に、まず確実に脳を破壊して〆ることが大切です。





2番目は正面から神経締め用の穴を開けた跡です。



頭蓋骨の柔らかいところから、背骨の上まで貫いています。
神経〆は血を抜く前にやってしまうと、心臓も止まってしまい、綺麗に血が抜けないので、必ずしっかり血を抜いてから行います。



3番目は頭蓋骨を後ろから見たところで、背骨の上に神経の通路があることがわかります。



神経締めのワイヤーはこの部分を通って、尻尾の方まで到達します。

動脈は背骨の下側に沿っていますので、血抜きの際はエラ側からナイフを入れて、背骨の下にある動脈を切断します。

完璧な処理で、長期間の熟成が可能になります。
お試しください。

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石垣島のカンパチ 熟成編

2016年03月22日 | 〆具関係
3月の9日に釣った石垣島のカンパチ。(頂き物です。。)
天然物ではマックスレベルの脂ののりです。

11日後の刺身の状態は旨味マックスで、食感はもちもちで、まだ新鮮な香りがしています。
船上の処理が完璧で、しばらくの間氷の中に漬けられて熟成されたので、かなり長持ちしました。

生け〆と血抜き、神経〆で熟成による味、食感の変化を楽しみながら長い間刺身で楽しむことができます。
まずは〆具での一撃が食卓を豊かにします。❤️


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2016年03月21日 | Weblog
早咲きの桜を発見。
夕方パチリと撮影しました。




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沖縄五目〆

2016年03月18日 | 〆具関係








沖縄から美味しい系の〆写真を送っていただきました。
沖縄では水温の下がったこの時期がジギングハイシーズンです。
魚も脂肪をため込み、ぐっと美味しくなる時期でもあります。
しゃぶしゃぶなんかやると良さそうな魚たちでした。

久しぶりに100mラインの五目ジギングやりたいなあ。。




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屋久島ののっこみ真鯛〆

2016年03月09日 | 〆具関係




庭では福寿草が咲きました。
新潟もゆっくりと春に向けて季節が進行しています。

屋久島からは乗っこみ真鯛の〆写真が届きました。
シーズンインが早くて羨ましいですね。
最大級8kgほどの大物も混ざってくるとのことで、巨力な引きも楽しめてワクワクしますね。




写真の真鯛を〆ているのが、〆具近海用です。
スタイリッシュな皮革ケースとカイデックスケースもラインナップしています。
ご注文はEXTREME HPからお願いします。



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