cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

〆具のEXTREME-畠山研究所
製作物や日々の出来事などです。

Harley-Davidson

2008年09月28日 | Weblog
カリフォルニアのMXのローカルレースで、どこかのShopのデモ用に持ってきたハーレーのスポーツスターが金網に立てかけられていた。

ダートトラックのレース仕様に改造してあって、実際にレースに出るものなのかどうかは判らないけど、それっぽい雰囲気は十分でカッコ良かった。



近年ダートトラックは廃れてしまって、あまりレースも開催されていないのは寂しい限りだ。フレディースペンサーやダグチャンドラー、ケニーロバーツがフルカウンターでコーナーを走っている写真を見て興奮したのはもう20年も前の事になってしまったよ。

それに変わって、最近はスーパーモタード(昔で言うとスーパーバイカーズね)の方に人気は移っているのか・・・どうかは判らないけれど、これはこれでなかなか面白いレースだ。

ハーレーダビットソンは使う人によって如何様にも変われるように出来ている。
というよりは無理やり変えてしまうというスタイルがカッコ良かったりする。

買ったそのまんまの状態で乗っている人がほとんどいないというのも凄い事だ。

Harley-Davidsonは企業理念で、「我々はモーターサイクルを提供する企業ではなく、モーターサイクルのあるライフスタイルを提供する企業である」と言っている。
何十年もほとんど変わる事の無い基本設計の鉄の馬が、今でもバイク乗りの心を捉えて止まないのは、そういう部分に共感しているという事もあるのだと思う。

スペック上の優劣ばかりをいまだに競っているメーカーに、最初から勝ち目は無いのかもしれない。

バイクのある風景がこんなにも様になるのは、物に対する文化の違いなのだろう。





コメント (4)
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